

大好きな彼氏と喧嘩してしまった日、試験の成績が悪かった時…。そんな時は、念入りに親友との共有物の洗車タイムがスタート。母親はそんな娘の行動を見抜いてか、いつも手伝ってくれるからひとりじゃない。スポンジを彼女が持ったら、ホースは母親が持ってくれる。プンプンしているハズなのに、洗車の時のチームワークは抜群だったりする。それでこそ、親友ってもの。でも、洗車する回数が増えたり、クルマを磨きあげることがやたらと上手くなることは、母親にとっては、ちょっぴりだけど心配なことだったりもしている。
「とくにミニでどこかに行く予定がなくても、それでも洗車しちゃうことが多い。気持ちを落ち着ける作用があるのかも(笑)。イライラしちゃったり気持ちが落ち着かない時こそ、入念に綺麗にしてあげることで、不思議と自分の気持ちも落ち着いてきていることに気付いたりするんです」。
洗車を終えたミニに乗っては、二人は海や買い物へと出掛ける。どちらがステアリングを握るかは、その日の二人の気分が決めてくれる。
「お出かけ以外にも、最近お母さんと一緒にすることでハマッていることあります。それは『韓流ドラマ』を見ること。いま、イチオシは雪の女王とか…。オーバーな話の展開で話の展開も読めちゃうぐらいなんだけど、それでも見ちゃう。お母さんと一緒に見ては、泣いたり笑ったりしてる」。


たとえば通訳とか、英語の先生とか。企業に入って、ビジネスに直結する英語を駆使するのもいい。彼女はそう考えている。
「今は英語を役立てられる仕事に就きたい。っていう、漠然としたイメージしかまだない。けど、そのために語学留学したり資格をとったりとやるべきことはわかっているつもり。自分に語学力がついて、もっと経験を積んだらその先に、本当にやりたいことが見えてくるのかもしれない」。彼女はそう思っている。
迷ったりした時には、いつもそばにいてくれる親友に相談したりする。自分と血のつながった親友は「本人がしたいようにすればいい」と思っている。そのためのサポートは惜しまないつもりだ。共有するクルマと共有する服、今は二人に共通項が多いけれど、いつか彼女は彼女なりの「わたし流」を見つける時がくるっていうことも、親友にはわかっている。同時に彼女なりの、わたし流を詰め込んだ最新型のピストルを見たいと誰よりも願っているのは、そばにいる親友だったりもする。
Photographs by Noriyuki Washizu Text by Eiji Kito Creative Direction & Art Direction by Akihiro Imao












