「継続は力なり」。言葉にするのは簡単だが、実践するのはたやすいことではない。本物語の主人公である今井さんは、その言葉を信じ、自ら率先して貫いてきた。小学校3年生の頃から始めた野球は社会人野球まで継続され、今では息子へと思いが受け継がれている。父親とともに汗を流す左官業はもうすぐ20年。手のひらの皮は分厚く、両腕はたくましくなった。野球人生で身に付いた「打点の高さ」を武器に、強いEMOTION(感情)とともに、人生のBEATを打ち続けている今井さん。その姿は、時に孤高であり、時に温かい。

今井さんが小学生の頃から今に至るまで住み続ける街、甚目寺町(現在のあま市)。田畑ばかりだった周辺には、ほどなく高速道路が延び、30年を経て景色は大きく変わった。自宅近くにある高速道路のインターチェンジは、仕事場、そして遊び場へと向かう入口。今井さんの愛車に揺られ、彼の打点の高い日常に迫ってみた。