車のローンが払えない場合の対応策とは!?
車のローンは、まとまった現預金がなくても車を購入できる便利なシステムです。ローンを利用すれば、憧れの車をすぐにでも購入できます。
しかし、確実に毎月のローン返済ができなければなりません。もしローン返済ができなくなったらどうなるのか、不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、車のローンが支払えない場合はどうなるのか、そうなった場合の対応策までを解説していきます。ローンが払えない状況を避けるための方法を知れば、不安をなくして車を購入できます。ぜひチェックしてみましょう。
※目次※
4.車のローンが払えない状況を避けるためにしないといけないこと
5.車のローンや売買に関する相談を信頼できる業者に行うのが大事
・車のローンが支払えなくなると、最終的に車は売られてしまう。そればかりか、自分の信用情報に傷を付ける結果となる
・もしローンが支払えなくなったら、即急に家族やローン会社に相談することが大切。ローンが支払えなくなる事態にならないよう、事前の計画が重要
・ローンの支払いのことで不安や心配があれば、購入前に信頼のおけるネクステージに相談することがおすすめ
車のローンが払えない状況は避けよう!
車のローンが支払えないと、さまざまな不利益を被ることになります。
ローンの支払いを滞納すると、まずは督促状や電話で支払いの催促をされます。それでも支払わなかった場合、最後には車を引きあげられてしまいます。
さらに、「ローンを滞納した」という記録が信販会社や金融機関に残ります。そうなると、今後クレジットカードが作りにくくなったり、ローンを借りにくくなったりする恐れがあります。このように、ローンを滞納することで今後の日常生活にも支障をきたすことになるため注意しましょう。
車のローンが払えない状況が発生してから売却までの流れ
先にも解説したように、ローンの支払いが滞ると督促状の送付や電話での催促、さらには車の引きあげが行われます。これらのアクションは一度にすべてが行われるわけではなく、電話での催促から段階的に行われます。
では、どのような流れでアクションが行われるのでしょうか。一連の流れを詳しく見ていきましょう。
引き落とし日を経過
ローンの引き落とし日が経過しても支払われなかった場合、まずは督促状が送られてきます。支払日の翌日に届くわけではなく、数日後に届くことが一般的です。
ローンの支払いが滞っていることで、200円ほどの「督促費用」や利子率分の「遅延損害金」が発生します。延滞した分、余計な費用がかかってしまいます。
何度も督促状が届いてからローンの支払いをしていると、ブラックリストに載ってしまう恐れがあります。紙切れ1枚と思っても、非常に重い書類であることを把握しておきましょう。
再引き落とし日を経過
督促状が届くと、おおよそ2週間後に再引き落とし日が設定されます。それでもローンの支払いがされない場合、直接催促の電話がかかってきます。さらに、督促状も再送されてきます。
催促の電話は、自宅や携帯に朝昼晩に分けてかかってくることが特徴です。もし何回かけても本人と連絡がとれない場合は、勤務先に電話をすることもあります。信販会社や金融機関を名乗ると警戒されることも多くあるため、個人名で電話をかけます。この段階までくると、本人だけでなく周りの人にまで影響がでてきます。
翌月の引き落とし日を経過
前月分のローンの支払いが翌月の引き落とし日を経過してもされない場合は、車を引きあげることになります。この段階までくると、「ローンを支払う意思がない」と見られ、強制的に次のアクションへと移ります。
電話にてユーザーは車の引きあげを伝えられますが、拒否することはできません。車の引きあげ日まで詳細に決められます。車を引きあげられたくないのであれば、滞った分のローンの支払いをしなくてはなりません。
引き上げ日
約束した引きあげ日がきたら、実際に車を引き渡します。この日までに滞っていたローンを支払えば、車の引きあげは免れます。この段階が、車を戻す最後のチャンスとなります。
車が引きあげられてしまえば、車に乗ることはできません。仮に毎日の通勤や買い物で使っていた場合、不便な生活を強いられることになります。レジャーでも使用できなくなり、車がなくなることで、日常生活全般に影響を及ぼすと考えられます。
引き上げ日以降
車が実際に引きあげられてから数日間のうちにローンを支払えば、車を戻してもらえることもあります。もし数日経過しても入金がない場合は、車は売却されてしまいます。
車の売却益でローンの残額を支払いますが、残額がまだある場合は継続してローンを支払い続けることになります。売却益のほうが高ければ、ローンの清算後に返金されます。
この段階になると、「ローンを延滞した」という信用情報が記録されます。クレジットカードの作成やローンの借り入れが難しくなり、その後の生活に影響を及ぼします。最初の督促状から実際に車が売却されるまでの期間は、おおよそ1か月半です。
車のローンが払えない状況が発生した際の対応策
ローンを支払わないと、最終的に車は売却されます。さらには信用情報にも傷がつくため、ローンの支払いを滞納してもひとつもよいことはありません。
毎月欠かさずローンを支払うことが一番ですが、ローンが支払えない状況が起きた際の対応策を知っておきましょう。事前に知っておくことで、もしものときも落ち着いて対処ができます。詳しく見ていきましょう。
家族に事情を説明
ローンの支払いが難しくなった場合は、まずは身近な存在である家族に相談しましょう。事情を説明して、対処できるかどうかを話し合ってみましょう。
友人や知人には話しにくい「お金」の話でも、家族であれば腹を割って話すことができるでしょう。事情を説明すればお金を貸してくれるかもしれません。
継続して支払うことは難しくても、数か月分であれば解決できる可能性があります。家族間であれば利子などの決まりもないため、お金を借りても損をせずに支払いができると考えられます。
ローン会社に相談
家族に相談しても解決策が見いだせない時は、次にローン会社に相談しましょう。ローン会社に相談すると、支払うまでの期間を延長してくれたり、一時的な支払額を減少させてくれたりする場合もあります。
ローン会社は、ユーザーが無理にローンを支払うことで、今後のローンが支払われなくなることを避けたいと考えます。それならば、支払いができるスケジュールに合わせて、無理のないように返済してもらおうと考えるのです。
「相談したところで対応してもらえない」と思わずに、まずは相談してみましょう。督促状が届くまで黙っているよりは、早めに相談したほうがお互いのためにもなります。
任意売却
ローン会社に相談して、柔軟にスケジュール変更をしてくれればよいですが、なかには対応してもらえないケースもあります。その場合は、「任意売却」をしましょう。
任意売却とは、車を売却することで得たお金を、ローンの残額の返済にあてることです。ローンの残額よりも売却益のほうが高ければ、余剰分はユーザーに返金されます。売却益よりもローンの残額が多ければ、残りの額を返済しなければなりません。
なお、車の所有者が信販会社の場合は、勝手に車を売れないため注意しましょう。信販会社と連絡を取り、売却許可を得てから売ることになります。
債務整理
どうしても車のローンが支払えない場合は、「債務整理」をしましょう。債務整理とは、「自己破産」や「任意整理」のことを指します。
自己破産をすると、ローンの残額が帳消しになります。その代わり、家や土地、車などの所有物を売ってローンの返済にあてなければなりません。
さらに、自己破産をすることで生活に支障がでます。信用情報のブラックリストへの記録、破産手続き中は自由な住居の移転が不可能、自己破産をしたことが官報に載るなど、さまざまなデメリットがあります。ローンが支払えない場合の最終手段として考えておきましょう。
車のローンが払えない状況を避けるためにしないといけないこと
車のローンが支払えない状況になると、さまざまな手間が発生します。手間だけで済めばよいですが、今後の生活に支障が出る恐れもあります。そのため、「車のローンが支払えない」という状況をつくらないことが重要です。
では、どうすれば車のローンが支払えない状況を避けられるのでしょうか。詳しく解説していきます。
毎月の収入と支出の把握
ローンを実際に組む前に、毎月の収入と支出の確実な把握が重要です。ローンを返済できることの大前提として、支出よりも収入のほうが上回っていなければなりません。
たとえば、毎月20万円の収入があるとします。毎月の支出が15万円ほどであれば、新たに毎月3万円~4万円のローンを組んでも返済は可能です。
もし毎月の収入が20万円で支出が18万円であった場合は、毎月3万円~4万円を返済することは不可能と言えます。収入に余裕があることを確認して、毎月着実にローンを返済できるプランを組みましょう。
車のローン完済の目途を把握
車のローン完済の目途を把握して、返済プランを立てることが重要です。計画的な返済プランを組むことで、無理のない支払いができます。
計画的な返済プランでないと、いざ実際にローンを支払い始めてみた結果、ローン返済が安定してできない可能性もあります。その結果、ローンが支払えなくなり最終的には車を失うことになりかねません。
計画的な返済プランでローンが設定されていれば、毎月安定してローンを支払うことができます。
車の燃費と維持費の把握
車の燃費や維持費を把握して、ローンを組んで購入するかの判断をしなくてはなりません。車を維持するためのランニングコストの中なかでも、「燃料代」が占めるウエイトは多くなります。
燃費がよければ、その分必要な燃料代が減ります。燃料代が減れば、ローンの支払いにまわせるお金が増えるため、ローンの支払いに余裕ができることになります。
反対に、燃費が悪い車には注意が必要です。燃費が悪ければ、その分燃料代が増加します。ランニングコストが増えると、ローンの返済にあてられるだけの十分なお金が確保できなくなる可能性もあります。事前に車の燃費と維持費を確認しておきましょう。
車のローンや売買に関する相談を信頼できる業者に行うのが大事
車のローンが支払えない状況になると、多くの苦労や手間が発生します。場合によっては、信用情報にも傷がつき、今後の生活に支障をきたす恐れもあります。
そうならないためにも、車のローンや売買の際は何でも相談できて信頼のおける業者で車を購入することが大切です。
信頼のおける業者をお探しであれば、ネクステージがおすすめです。「お客様ファースト宣言」を理念とし、全従業員がお客様に満足いただくことを第一に考えています。お客様の不安をなくすことに全力を注いでいるため、安心して取引ができます。
車の購入前にしっかりと相談することで、お客様に合った予算の車をご紹介できます。その結果、月々の返済額も無理のない範囲で設定でき、ローンが支払えないという心配を取り除けます。
まとめ
車のローンを支払えない状態になると、最終的には車を売却しなくてはなりません。それだけでなく、ローンを延滞したことが信用情報に記録され、今後の生活に支障をきたす恐れもあります。
車のローンが支払えなくなる状況にならないためにも、返済が可能であるかをしっかりと確認してから車を購入しましょう。購入前には信頼のおける業者に相談することも大切です。
ローンの返済や車の売買の相談は、ネクステージの利用がおすすめです。どのような質問でも親切丁寧お答えします。車の購入は、ぜひネクステージにご相談ください。