「免許なし」でも車のローンを組める?「所有者」と「使用者」の違い

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「免許なし」でも車のローンを組める?「所有者」と「使用者」の違い

車を購入する際には大金を費やす場合も多いため、ローンを組むケースもよく見られます。しかし、収入状況によっては「家族の名義でローンを契約したい」という方もいるのではないでしょうか。契約者が免許を持っていない場合でも、ローンで購入することは可能です。

 

そこでこの記事では、免許を持たずに車のローンを組むケースについて解説します。所有者と使用者の明確な違いを知るきっかけにもなるでしょう。手続きに必要な書類や注意点も理解しておくことが大切です。

 

※目次※

1.免許なしで車のローンを組む際の「所有者」と「使用者」の理解

2.免許なしで車のローンを組む場合に必要な書類

3.車のローン審査で免許なしの人を所有者にする注意点

4.まとめ

 

■POINT

 

 

・使用者には車の日常的な管理責任があり、所有者は法的な責任を問われる。ローンで車を購入した場合は、ローン会社やディーラーが所有者となることが一般的

・ローンを申し込むには運転免許証が必要だが、免許証を持っていない場合はそのほかの書類でも問題ない

・収入状況や転職の繰り返しなどで審査に通らないケースもある。借入金額を減らすなら中古車や新古車もおすすめ!

 

 

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免許なしで車のローンを組む際の「所有者」と「使用者」の理解

自動車検査証(車検証)には、所有者と使用者の2つの記名欄があります。ローンで車を購入する際には、まず所有者・使用者の違いを理解することが大切です。

 

法的な責任能力にもかかわる重要なポイントでもあるため、家族にローンを契約してもらう方もしっかり下調べしておきましょう。所有者と使用者の定義についてご紹介します。

 

「所有者」と「使用者」の違い

所有者は、車に乗る方ではなく法律的に所有権を持っている方のことです。売却や廃車の際の手続きや、トラブル時の責任は所有者に問われます。一方、使用者は日常的な車の管理を行う方のことです。

 

たとえば「自分が乗る車を親の名義で購入する」という場合、所有者は親、使用者は自分の名前になります。経済状況などによりローン審査が通らなかったとき、家族に契約してもらう際には所有者と使用者の名前は異なります。

 

また、車の新規登録や車庫証明といった手続きにも、所有者と使用者の定義が関係しています。

 

車をローン購入した場合の所有者はだれか

ディーラーやローン会社で支払いを契約した場合は、ほとんどのケースで所有者を自分の名前にできません。ローンを払い終えるまでは、ディーラーまたはローン会社が所有者となります。自分の意思のみでは売却ができないことを理解しておきましょう。

 

ローンの支払いが終われば名義変更ができる

ローンを完済したあとは、所有者を自分の名前に変更できます。名義変更は手続きが必要な場合があるため、完済時に確認するとよいでしょう。返済の途中で売却したい場合は、ローンの組み合わせなどで対応できるケースもあります。

 

車購入時の自賠責保険における所有者と使用者

自賠責保険は、車に乗る方すべてに加入の義務がある保険です。任意保険とは違い、車に乗り続けるあいだは必ず加入しなければなりません。自賠責保険は、手続きに車検証が必要になるため原則として免許の所有者が契約します。

 

免許証を持たない家族が所有者の場合でも、使用者が自分の名義であれば問題ありません。ただし、無免許運転で事故が発生した場合は保険金が支払われないため、運転中は必ず免許証を携帯しましょう。

 

車購入後の任意保険での契約者と使用者

任意保険は、自賠責保険に比べて加入条件が厳しいケースがあります。たとえば「親の名義で加入して自分が運転する」という場合、加入を断られる可能性も少なくありません。

 

細かい内容は保険会社により異なりますが、以下のような記載をチェックしましょう。

運転者の範囲

補償の対象者

本人限定

契約者のみ

本人・配偶者限定

契約者とその配偶者

家族限定

契約者とその家族

限定なし

契約者の家族や知人も対象

 

任意保険の契約者と運転する方がどのような関係にあるかが重要です。対象外の方が運転すると補償が適用されないため、運転者の範囲は事前に確認しておきましょう。

 

車の所有者が「人」ではないケースもある

車の用途によっては、所有者が人名ではないケースもあります。営業用などで運転するために会社が車を所有している場合は、個人名でもローン会社名でもなく、法人名が所有者になっています。

 

所有者が法人名であれば、売却や廃車といった手続きを独断で行うことはできません。使用者が自分の名前であっても、法律上の所有権は法人にあります。また、使用者にはスタッフの個人名を使用する場合もありますが、店舗の名前を記載する場合もあるでしょう。

 

車の所有者であっても無免許運転は許されない

無免許のまま車を購入することは可能ですが、実際に運転することはできません。たとえ自分が所有者であっても、無事に免許を取得するまでは適切な場所で保管しておきましょう。教習所での試験に合格しても、免許証が手元に渡るまでは公道を運転できません。

 

万が一無免許で運転した場合には、厳しい罰則を受けることになります。所有者が同意したのであれば、所有者も罰則の対象です。事故を起こした場合には保険が適用されず、社会的な信頼性の低下にもつながるでしょう。

 

免許なしで車のローンを組む場合に必要な書類

正しい知識を持って適切に手続きができれば、免許がない状態でも問題なくローンを契約できます。ローンには一定の条件を設けた審査があるため、契約者に関する書類も必要です。ローン契約を申し込む前に必要なものを押さえておきましょう。本人証明や収入証明の書類について解説します。

 

本人証明の書類として使えるもの

法的な手続きを行う場合は本人証明の必要があり、車のローン契約時も例外ではありません。以下のような書類が本人証明に有効です。

  • ・マイナンバーカード
  • ・パスポート
  • ・健康保険証
  • ・住民票

 

一般的には運転免許証を求められますが、免許を持っていない場合は提出できません。ローン会社によっては複数の書類を提出する必要があるため、可能であれば複数の証明書類を用意しておきましょう。パスポートや健康保険証は、書類に記載されている有効期限を確認しておくことも大切です。

 

収入証明として必要なもの

契約者に支払い能力があるかどうかを審査するために、収入状況を証明する書類として以下のようなものを提出します。

  • ・源泉徴収票
  • ・納税証明書
  • ・給与明細書

 

会社に属している方は、直近3か月分以上の書類を準備できると安心です。個人事業主やフリーランスであれば確定申告書・支払調書などを用意しましょう。また、年金を受給している方が契約する場合は、年金の受け取りを証明する通知書や年金証書が有効です。

 

ローンの用途を証明するために必要なもの

支払い能力がある場合でも、むやみに大金を借り入れることはできません。「なぜお金を借りる必要があるのか」を証明するための書類も必要です。

  • ・車の購入時に入手した見積書
  • ・業者との売買契約書

 

上記のいずれかを提出します。見積書や契約書が手元にない場合は、ローンを申し込む前に販売業者に発行を求めましょう。購入契約時の領収書がある方は、あわせて用意しておくと安心です。

 

ローン会社によって必要な書類が異なるケースもあるため、上記以外に何を用意するべきかを問い合わせておくことがおすすめです。

 

車のローン審査で免許なしの人を所有者にする注意点

親にローンを契約してもらう場合など、免許を持たない方を所有者にする際の注意点を解説します。十分な収入があってもローンに通らないケースもあるため、万が一審査に落ちたときの対処法も押さえておきましょう。車の購入金額が高額なほどローン審査も厳しくなるため、中古車を視野に入れることもひとつの方法です。

 

車のローン審査に通らないケース

ローン会社は、契約者が完済まできちんと支払えるかどうかを厳しく審査します。現在の収入状況だけでなく、過去の信用度の低下なども審査の基準のひとつです。どのような場合に審査に落ちてしまうのか理解しておきましょう。

 

職業の不安定性

「直近半年くらいは高額な収入があった」という場合でも、短期間で入職と退職を繰り返したり、入職して1年経っていなかったりする方は審査に通らない可能性があります。ローンの返済期間が長いほど、職業の不安定性が影響しやすいといえるでしょう。

 

収入と借入金額のバランス

収入に対して借入金額が高すぎると判断された場合は、審査に通る可能性は低くなります。車以外のローンが完済できていない方は、借入金額の条件が厳しくなると考えたほうがよいでしょう。

 

過去の与信の影響

家賃滞納やローンの未払いなど、与信に影響するような経験がある方も注意が必要です。契約者に支払いの意思がある場合でも、ローン会社からの信用を得られない可能性があります。

 

一度審査に落ちてしまった場合

ローンの審査に落ちてしまっても、今後も契約できないというわけではありません。ほかにも実践できる方法があるため、審査に落ちたときに備えて理解を深めておくと安心です。

 

頭金で借入金額を減らすか親族に相談する

資産に余裕がある方は、頭金を用意して借入金を減らすことができます。ローン会社に借りる金額が減ることから、審査の難易度を下げるためにも役立つでしょう。また、保証人を立てて信頼性を高めたり、家族や親戚の名義で審査を受けたりすることもひとつの方法です。

 

審査に落ちた直後は様子を見る

同じ名義で再度申し込みをする場合は、立て続けに行うべきでないことを理解しておきましょう。短い期間で複数回申し込むと、審査の面では不利になるといわれています。

 

状況が大きく変われば審査に通る可能性もありますが、数か月程度はローンの申し込みを先送りしたほうがよいでしょう。

 

希望の車を安く手に入れられる中古車を視野に入れる

「ほしい車はあるが金額が高くてローンを契約できない」という場合には、中古車の購入を検討してみてはいかがでしょうか。同じ車種でも新車より安い金額で購入できるため、ローン会社への借入金額を減らせます。

 

中古車市場にはさまざまな状態の車が出回っていますが、年式が浅い車や走行距離の短い車を探すことも可能です。保証サービスを提供する中古車販売業者も多く見られるため、節約につなげるには有益な方法といえるでしょう。

 

コンディションにこだわるなら新古車がおすすめ

「前に誰かが所有した車は乗りたくない……」という方には、中古車市場で販売されている新古車(未使用車)がおすすめです。

 

ディーラーが売上計上のために自社で購入し、再販売している車を指します。つまり、一般的な中古車のように前のオーナーは存在しません。新車にちかい状態の車を新車よりも安価で手に入れられる方法です。

 

まとめ

車検証に記載されている所有者と未使用者には明確な違いがあります。車の購入をはじめさまざまな契約で重要な項目となるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。免許証がない方でもローンの契約は可能ですが、審査に通らないケースがあることを理解しておくことも大切です。

 

中古車や新古車であれば、ローンの返済金額を減らして節約ができます。中古車販売サービスを提供するネクステージでは、中古車だけでなく新古車から希望の車を探すことも可能です。ローン支払いにも対応していますので、ぜひこの機会にネクステージまでご相談ください。

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