車はローンと一括購入のどちらがお得？賢く車に乗るポイントを徹底解説
車を購入する際に迷う項目のひとつが、支払い方法の選択です。支払い方法によって購入時や月々の負担も変化するため、ローンか一括購入かで迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、車を購入する際に利用できるローンと、一括購入の特徴を解説します。それぞれのメリット・デメリットを知ることで、購入方法が選びやすくなるでしょう。
ローン審査の流れや、ローン審査をクリアするためにできることにも触れています。安心のカーライフを送るためにも、自分に合った購入方法を見つけましょう。
※目次※
6.ローンや一括で購入する時に低価格帯で買える中古車はコレ！
・車の一番お得な購入方法は現金一括！ただし、それが無理な場合はローンを利用するのが一般的
・ローンによって審査基準や審査にかかる時間も異なるため要注意
・ローン審査に通らなかった場合は、頭金を用意する、車の購入価格を下げるなどして借入額を減らす努力を！低価格な中古車なら現金一括でも購入しやすい
車を購入する時の支払い方法は一括かローンの二択！
車を購入する際、支払い方法で迷う方もいるのではないでしょうか。主な支払い方法は、現金一括とローンの2種類です。ここでは、それぞれの支払い方法の特徴やメリット・デメリットを解説します。どちらの支払い方法が可能か、考えてみましょう。
費用面でお得な現金での一括購入
車を購入する際に、もっともお得なのが現金一括購入でしょう。現金一括のメリットは、利息が一切かからない点です。なるべく余分なお金をかけたくないなら、資金を貯めておきましょう。
一方、現金一括のデメリットは、預貯金が急激に減ってしまう点です。新車を購入する場合、200万円～400万円が相場と言われています。よほど家計に余裕がある場合を除けば、数百万円の現金がなくなることは家計にとって大きなダメージでしょう。
不慮の事故や病気などで、急にまとまったお金が必要になる可能性もあります。いくら現金一括がお得とは言え、むやみに現金一括にこだわる必要はありません。家計の状況を考えながら、無理のない購入方法を選ぶことが大切です。
一度の負担が少ないカーローンなどの分割払い
車を購入したいが、まとまった現金が用意できない場合には、ローンという方法があります。ディーラーや銀行などから資金を借り入れ、分割で支払っていく方法です。
ローンのメリットは、手持ちの現金がなくても欲しい車が購入できる点です。ローンをうまく利用すれば、貯金をすべて使い果たすこともありません。
一般的にカーローンは、フリーローンなどと比べて金利が低く設定されています。損害保険やロードサービスなどの特典が付帯される場合もあるため、自分に合ったローンを選ぶとよいでしょう。
一方のデメリットは、金利が発生する点です。現金一括購入と比べれば、支払総額は多くなります。また、ディーラーローンの場合、支払いが終わるまで車の所有権はディーラー側にあります。書面上は自分の物ではないため、売却などは自由にできません。
一括購入が難しい時は車のローン審査を受けてみよう
現金一括購入がお得と分かっていても、すぐに資金を貯めるのは容易ではありません。その場合、まずはローン審査を受けてみてはいかがでしょう。
ここでは、カーローンの種類や審査の流れを解説します。審査にクリアしてから、ローンを契約するかどうかを決めても遅くはありません。
カーローンの種類
カーローンの種類には、ディーラーローン・銀行ローン・自社ローンの3種類があります。ディーラーローンは、その名の通り、ディーラーが取り扱うローンになります。車を担保に資金を借り入れるのが特徴です。ローンを完済するまでは、車の所有権はディーラー側に帰属します。
銀行ローンは、銀行が扱うマイカーローンです。無担保で借り入れでき、他のローンと比べて金利が低い傾向にあります。ただし、ローン審査はやや厳しいでしょう。
自社ローンは、販売店が独自に用意しているローンのことです。中古車販売店で利用できるものもあります。
カーローンの審査方法
必要書類を揃えたら、審査に申し込みましょう。審査では、年齢や雇用形態・年収と借入額のバランスなどがチェックされます。そのため、本人確認書類や年収を確認できる書類の提出が求められるでしょう。実際の審査内容や審査基準は、金融機関によっても異なります。
申し込みが終わったら、後は審査結果が届くのを待ちましょう。審査に通ったら、ローン契約となります。契約書と合わせて、車の見積書・注文書などを提出しましょう。
カーローンの審査にかかる時間の目安
審査にかかる時間は、借入先によって異なります。申し込み当日に結果が分かる場合もあれば、審査に時間がかかる場合もあるでしょう。
ディーラーローンの場合は、ステータスさえ満たしていれば手軽にローンが組めます。1時間で審査結果が出る場合もあるなど、審査のスピーディさも魅力です。
一方、銀行ローンは、審査基準が厳しくなります。そのため、審査結果が出るまでに1週間程度かかるケースもあるでしょう。時間に余裕を持って申し込むのがおすすめです。
車のローン審査の項目内容とは？
車のローン審査では、どのような項目を審査されるのでしょうか。ここでは、ローン審査の項目内容を解説します。知ることで「何を調べられているのか」と不安にならずに済むでしょう。返済能力があるかどうか、ほかの負債がないかなどを確認するのが一般的です。
安定した収入
ローン審査ではまず、支払いできる環境が整っているかどうかを確認されます。年齢・職業・勤続年数・年収・家族構成などの属性が判断材料となるでしょう。
属性に対して、希望している借入額や返済期間が妥当かどうか、審査されます。収入と借入額が見合っていない場合や、月々の返済額が多すぎる場合は審査に通りづらくなるでしょう。
負債の状況や過去歴
ローン審査では、現在の負債の状況や過去の負債歴なども確認されます。現在契約中のローンがある場合は、それも合わせた借入総額で判断されます。審査に通りにくくなる可能性があるため、できれば清算しておくのがおすすめです。
また、過去にローンやクレジットの返済遅延があった場合は、信用情報機関に記録されています。俗にいう「ブラックリスト」です。ブラックリストに登録されると、ローン審査に通らない可能性が高くなります。
車のローン審査を受ける時の注意点
車のローン審査を受ける際には、いくつかの注意点があります。金利を含めた費用の計算、支払い計画などは綿密に立てておきましょう。また、審査内容によっては、必ずしも希望するローンが契約できるとは限りません。万が一、落ちた場合のことも考えておきましょう。
金利や手数料などの費用も計算する
ローンは、支払いが分割になるため、月々の負担が少なく済みます。その反面、金利や手数料が発生します。ローンを契約する際には、金利や手数料も加算した費用を計算しましょう。
支払い期間を長くすると、月々の支払い額は抑えられます。ただし、支払う金利は増え、トータルで見たときには数十万円の差が出ることもあるでしょう。
支払い途中での一括返済も検討する
ローンの返済中にまとまった現金が手に入る場合は、一括返済を検討しましょう。一括返済することで、残債分にかかる金利を支払わずに済むかもしれません。
ディーラーローンの場合は、一括返済することによって車の所有者が自分になります。売却などが自由にできるようになるでしょう。
ただし、ローンによっては、一括返済しても金利の軽減につながらない場合もあります。また、一括返済手数料が発生する場合もあるため注意が必要です。
審査に落ちるケースもある
借入額に対して、収入が少ない場合や借入が多い場合には、審査に落ちる可能性があります。希望するローンが契約できないかもしれません。特に、銀行ローンは審査が厳しいため、通らないことも覚悟しておきましょう。
年収が200万円以下の方・非正規雇用者・勤続年数が1年未満の方などは、注意が必要です。過去に自己破産をしたことがある、公共料金の支払いを延滞したことがあるなど、信用情報に問題がある方も審査に通らない可能性があります。
ローン審査に通らない時の対処法
いざローン審査を申し込んだものの、通らなかった場合、どうすればよいのでしょうか。ここでは、ローン審査に通るための対処法を紹介しましょう。
時間が必要なこともありますが、すぐにできることもあります。グレードや新車へのこだわりを一旦取り払ってみるのもひとつです。ローン審査を通るために、何ができるか考えてみましょう。
頭金を用意する
ローン審査に通らない理由は、属性に対して借入額が高すぎることが原因かもしれません。頭金を用意し、借入額を抑えることで、審査に通るケースもあります。
頭金はなるべく多く用意するのがおすすめです。頭金が多いほど、借入額が減り、支払う金利も少なくなります。契約後の支払い負担を軽減し、支払総額を抑えるためにも頭金は大切です。
信用度を上げる
信用度が低いことが理由で審査に通らないケースもあります。勤続年数が1年未満の場合、審査に通らない可能性が高いでしょう。すぐに仕事を辞める可能性があり、支払い能力に不安があるとみなされるためです。この場合は、勤続して1年以上経つのを待ってから、再度審査を申し込むとよいでしょう。
また、保証人を付けることで信用度が上がる場合もあります。親や親戚など、保証人になってくれる人がいれば、依頼してみるのもひとつです。
購入する車の価格を下げる
属性に対して借入額が高すぎる場合、審査に通りにくくなります。この場合、購入する車の価格自体を下げて、借入額を減らすのもひとつです。
価格を下げる方法には「車種を変更する」「グレードを下げる」「新車ではなく中古車にする」などの選択肢があります。
特に、中古車なら新車に比べて購入費用がかなり抑えられるでしょう。借入額に合わせて車を探すことも可能です。購入後も無理なく支払っていけるでしょう。
ローンや一括で購入する時に低価格帯で買える中古車はコレ！
ローン審査に通りやすくするには、車の購入価格自体を下げる方法があります。そこでおすすめなのが中古車です。新車では無理でも、中古車なら現金一括購入も可能かもしれません。
記事では、低価格で買えるおすすめの中古車を紹介します。条件の合う車があるか、チェックしてみましょう。
日産 キューブ
一度見たら忘れられない個性的なフォルムと、カラフルなボディカラーで人気なのが、日産・キューブです。コンパクトカーでありながら、開放的な居住空間を実現しています。若者からシニアまで幅広い層から支持される車種です。
日産・キューブの中古車相場は、19万円~79万円です（2021年5月27日時点）。タイミングがよければ走行距離や年式などが新しいものでも、リーズナブルに購入できます。一括購入も検討しやすいでしょう。
トヨタ ヴィッツ
コンパクトなボディサイズと、運転しやすさで人気なのがトヨタのヴィッツです。ガソリン車以外に、ハイブリット車もあり、営業車としてのニーズもあります。
現在、新車では販売されていません。一方、中古車市場では依然として多く販売されています。グレードなどもさまざまなタイプが揃っているため、条件に合う車が見つけやすいでしょう。
トヨタ・ヴィッツの中古車相場は、15万円~189万円です（2021年5月27日時点）。ほとんどが100万円以下で購入できます。購入価格が抑えられるため、ローンを利用する際の審査も通りやすいでしょう。
PRヴィッツで人気の中古車
スズキ ワゴンＲ
軽自動車の中でも抜群の知名度を誇る車がスズキ・ワゴンRでしょう。燃費・デザイン・安全性など、日々安心して乗るための工夫が、随所に施されています。親しみやすいデザインで、女性だけでなく男性からも人気のある車種です。
スズキ・ワゴンRの中古車相場は、15万円~129万円です（2021年5月27日時点）。100万円以上の価格が付いているのは、年式が新しく、走行距離が1万km未満のものが多いでしょう。予算や借入額に合わせて選ぶのもおすすめです。
まとめ
車を購入する際、もっともお得な方法は、現金一括購入です。ただし、手持ちの資金がない場合には、ローンを利用するのが一般的でしょう。ローンには、ディーラーローンや銀行ローンなどがあります。属性や借入額によっては審査に通らない場合もあるため、注意が必要です。
現金一括購入や借入額を減らす際は、安い価格帯のある中古車の購入も検討しましょう。ネクステージでは、「価格以上の良質な車」を目指し販売しています。ニーズに合った車に出会いやすい環境となっているため、是非一度ネクステージのWebページから販売中の車をチェックしてください。
