中古車購入にローンは使える？ローンを選ぶポイントや注意点を解説！
中古車は、比較的、低予算でも手が届きやすい価格で販売されています。しかし、ローンが使えるのかどうかや、どのようなローンの種類があるのかなど、中古車を購入するにあたって浮かぶ疑問はたくさんあるでしょう。
この記事では、中古車購入時にローンが組めるかどうかだけではなく、ローンを利用するメリットやデメリット、ローン審査のポイントについて解説します。中古車購入の際の支払い方法でお悩みの方は、ぜひチェックしてください。
※目次※
9.中古車購入は保証やアフターサービス充実のネクステージへ！
・車のローンは中古車購入時も使える
・中古車購入時にローンを選ぶ際はそれぞれの特徴をまず知ろう！
・車のローンを選ぶ際は金利や保証料の有無、繰り上げ返済が可能かをチェックしよう
・ローンを組む際は返済期間を3〜5年に設定し保有期間よりも短くしよう！
中古車もローンで購入できる？
結論から言うと、中古車はローンを組んで購入することが可能です。また、自動車ローンは中古車本体の代金だけでなく、購入時にかかる諸費用もすべて含めた金額で組めるため、一括で現金払いする準備ができていなくても購入できます。月々にいくらの支払いになるのかもローンを組む段階で計算してもらえるため、予想外の支払いもなく安心です。
中古車に使える車のローンは3種類
自動車ローンは一般的に3つの種類があります。ここでは、それぞれのローンの特徴について解説します。メリットや違いを確認し、自身が支払いしやすいローンを選びましょう。
①ディーラー系ローン
ディーラー系ローンは、中古車を販売している会社と提携した信販会社のローンです。提携しているので、中古車購入時にその場でローンの申し込みができ、銀行に行く手間が省けます。金利は他のローンより高めの傾向にありますが、審査基準が厳しくなく、決定までに時間がかからないメリットもあります。
②銀行系ローン
銀行系ローンは、文字通り銀行が取り扱っているローンです。銀行窓口やWEBで申し込めますが、購入手続きとは別に自身で手続きしなくてはいけません。審査には平均4営業日程度かかり、審査基準も厳しい傾向にありますが、金利が比較的低めな点はメリットです。
③残価設定ローン
残価設定ローンは、一定期間ローンを支払ったのちにディーラーが車を買い取ることが条件のローンです。金利は低めですが、最終的に車を引き渡す形になるため、走行距離やカスタマイズに制限を設けられるデメリットもあります。車を自由に扱いたい方には不向きでしょう。
中古車に使える車のローンには2種類の金利がある
中古車に使えるローンは、金利の設定方法にも種類があります。ほとんどのローンにおいて、金利は2種類のうちから選ぶことが可能です。金利の設定方法によっても当然、返済金額に差が生まれます。こちらも事前に確認しておきましょう。
①固定金利
固定金利のローンは、契約時の金利が返済している間続くため、支払いの目安がわかりやすいローンです。景気の変動によって金利が変動しても、契約後のローンの金利は変わりません。そのため、低金利のときにローンを組んでおくと支払い額を抑えられます。
②変動金利
変動金利のローンは、市場金利が変わると返済額も変動するローンです。金利の見直しは定期的に行われます。高金利になれば返済額も上がるため、先の見通しがしにくい点はデメリットと言えるでしょう。一方で、低金利になればその分返済額も下がるため、この先金利が下がると予測されているときは得をする場合があります。
中古車購入時にローンを利用するメリット
中古車の購入でローンを使うかどうか悩んでいる場合、ローンを組むことで自分にとってどんなメリットがあるのかを知ることが大切です。ローン契約ありきの特典を受けられることがあるため、現金払いより得だと感じるケースもあります。
まとまったお金がなくても車を購入できる
中古車の購入時にローンを組む最大のメリットは、一度に購入にかかる代金のすべてを用意しなくてもいいという点です。まとまったお金が準備できていない場合や、他の出費が予想される場合などには、ローンを組むことをおすすめします。ローンは本体費用だけではなく、納車前の車検や自賠責保険料にも使えるため、上乗せされる諸費用の心配も少なくて済むでしょう。
自動車(マイカー)ローンは低金利
自動車（マイカー）ローンはカードローンと比較するとかなり低金利です。カードローンでは低くても平均15％ほどの金利がかかりますが、自動車（マイカー）ローンであれば平均1.7％ほどの金利で済む場合もあります。先々の出費や貯蓄に不安がある方にとって、自動車（マイカー）ローンを組むことは大きなメリットでしょう。
特典付きの自動車(マイカー)ローンもある
自動車（マイカー）ローンの中には、ロードサービスや傷害保険が特典となっているものがあります。ただ代金の支払いを続けるだけではなく、何らかのリターンがあるのはうれしいメリットです。ローンを取り扱っている会社によって特典内容は異なるため、車の乗り方や生活スタイルに合わせてリスクを減らせるような特典を選びましょう。
中古車購入時にローンを利用するデメリット
ローンを組むことで得られるメリットは大きいですが、一方でデメリットもいくつか挙げられます。ここでは中古車購入時にローンを利用するデメリットを解説します。メリットとデメリットを比較し、自身に合った購入方法を選びましょう。。
事前審査を通過する必要あり
ローンを申し込む際、本審査の前に事前（仮）審査を通過しなくてはいけません。事前審査では収入や資金、保証人などさまざまな項目を申告して審査してもらいます。手続き自体は複雑なものではないとは言え、審査を2回受けることになるので決定までに時間を要する点はデメリットです。
返済期間が長いと総支払額が高額に
中古車の購入時にローンを組むと、返済額に金利が必ず上乗せされます。返済期間を長くすればするほど金利分を支払う回数が多くなるため、結果的に総支払額が予想より高くなることもあるでしょう。借入額が高いほど金利の影響が大きくなるため、高額な中古車の購入代金を長期返済する場合は注意が必要です。
完済するまで車が自分の所有物にならない
ディーラー系ローンを組む場合、完済するまでは車の所有権がローン会社におかれます。所有権がローン会社にある間は、完全に自分の車とは言えません。勝手に転売することはできないので注意が必要です。すぐに車を自分の所有物にしたい方は、銀行系ローンを利用するか、ローンを組まずに一括で購入しましょう。
車のローン選びでチェックするポイント
ローンにはメリットもデメリットもあり、展開されている種類も豊富です。支払いを少しでも安く済ませるためには、金利だけではなく、この項目で解説する4つのポイントを確認してからローンを組みましょう。
①金利幅（最大金利がどの程度か）
ローンの金利は、ある程度の幅が設けられている場合がほとんどです。例えば、最低金利が1.0％とうたっているローンでも、最大金利が8.0％に設定されていると、最大金利が適用されてしまう場合があります。安定した支払い予想を立てたいのであれば、金利幅が少なく最大金利の低いローンに注目してみましょう。
②保証料の有無
保証人が不要なローンの場合、保証会社に支払う費用として保証料が発生する場合があります。保証料は、借入額に対して平均1％ほど発生し、分割ではなく現金で最初に支払わなくてはいけません。急な支払いに焦ることのないように、保証料が有無および金額を事前に確認しておくことをおすすめします。
③繰り上げ返済は可能か
ほとんどのローンは繰り上げ返済可能ですが、中には最期まで分割支払いが定められているローン契約もあります。車の所有権をディーラーから自分に移したい場合や、まとまった資金が用意できた場合などに一括返済できるよう、繰り上げ返済の可否とその際にかかる手数料についても事前に確認しておきましょう。
④手続きのしやすさ
ローン契約する相手が銀行だと、窓口は平日しか空いていないため手続きしにくい場合があります。忙しくてなかなか足を運べない方は、WEBでローンの申し込みができる会社を選ぶなど、手続きのしやすさを重視すると良いでしょう。
中古車購入時でローンを組む際の注意点
家計を圧迫することなくローンを組みたい場合、契約内容の決定は慎重にすべきです。ローン返済で後々デメリットばかり感じることがないよう、ここで解説する3つの注意点を確認しておきましょう。
返済期間の目安は3〜5年
中古車を乗り続ける期間は、平均で3～5年と言われています。（日本自動車工業会による2017年度乗用車市場動向調査より）車を買い換えたいと思ったときにローンを完済していると、下取りに出したり売買をしたりするのがスムーズです。ローンだけが残ってしまうことがないよう、返済期間も車に乗る期間に合わせておくことをおすすめします。
借入上限額を確認しよう
自動車ローンは、一般的に借入上限額が定められています。目安となるのは年収です。年収を超える借入額では審査が通らないことが多いので、注意が必要です。また、他の会社から何らかの借入をしている場合、その分も上限額に含まれてしまいます。もし借入上限額に達してしまうようであれば、頭金を多めに設定して借入金額を減らしましょう。
保有期間よりも返済期間は短く！
ローンが残っている状態で車を手放す場合、残額を一括で返済しなくてはいけません。車の買い替えだけではなく、車の故障によって乗れなくなってしまうことも考慮してローン契約の年数を決めましょう。
中古車に使える車のローンの審査時の疑問
中古車をローンで購入するためには審査を通過しなくてはなりません。あらかじめ審査内容や通過しやすいポイントを把握しておくことで、スムーズなローン契約できます。ここでは、ローン審査でチェックされる点や、ローン審査に通らなかった場合の対処法などについて解説します。
ローンの審査は何をチェックされる？
ローンの審査では、契約内容通りにローンを返済する能力があるかどうかをチェックされます。年収が借入上限額より高いかどうかや、職業、勤務している期間など、項目はさまざまです。また、クレジットカードや携帯電話料金などの支払いで延滞が発生していないかどうかも重要視されます。
ローン審査を通りやすくする方法はある？
まずは申し込みの条件を満たしているかどうかを確認しましょう。年収や年齢など、あらかじめ設けられている条件を満たしていない場合は、そもそもローンの審査に回してもらえません。また、借入金額を減らしたり、ローン審査直前に転職しないようにしたりするのもポイントです。
ローン審査に通らなかった場合の対処法
ローン審査を通過できなかったときは、何が原因だったのかを考えて対処しましょう。職業や年収が原因で審査が通らなかった場合は、連帯保証人を立てたり借入額を減らしたりする対処法があります。なお、過去の金融事故が原因となっている場合は、信用情報の記録が消えるまで待つしかありません。むやみにキャッシングをしないように日頃から心がけることが大切です。
中古車購入はローンと一括どちらが良い？
中古車の購入時にローンを組むか一括で払うか悩んだ場合は、それぞれのメリットとデメリットで決めましょう。ローンは、まとまった資金が手元になくても車を購入できるメリットがある一方で、所有権の問題や金利負担などのデメリットがあります。
一括払いは、金利の上乗せがないことと車をすぐに自分の所有物にできる点がメリットですが、大きな出費が必要となる点がデメリットです。どちらが自身の生活に合っているかで選びましょう。
ローンとマイカーリースの違いは？
ローンは簡単に言えば、ローンを取り扱っている会社に一時的に車の購入代金を立て替えてもらい、金利を上乗せして分割で返済していくものです。完済すれば車は完全に自分のものとなり、自由に使えます。
カーリースは、車をリース会社から貸し出してもらうというものです。維持費を抑えられるメリットがありますが、リース期間が終わればリース会社に車を返却しなくてはいけません。車を長く乗り続けたい方にはローンを利用して中古車を購入することがおすすめです。
中古車購入は保証やアフターサービス充実のネクステージへ！
国内外のあらゆる中古車を取り扱っているネクステージは、購入後の保証が充実しています。国産の中古車には3ヶ月もしくは3,000kmまで無料保証が付き、輸入車に対しても1ヶ月（走行距離無制限）の保証が付きます。有料保証のサービスサポートを利用すれば、オイル交換やロードサービスなどのサポートを受けられるため、安心して中古車を購入できます。
また、ネクステージでは、毎月のローン返済額を抑えられる価格帯の車種も多数取り扱っています。車の購入金額を抑えて、負担のないカーライフを送りましょう。
まとめ
中古車を購入する際は、新車と同様にローンでの購入が可能です。中古車と言えど車の購入は大きな出費ですので、まとまった資金がない方はローン契約を検討することをおすすめします。中古車購入のために使えるローンは種類が多く、取り扱っている会社や金利、受けられる特典などがそれぞれ異なります。自身のライフスタイルに合ったローンを選んで、無理なく気に入った中古車を購入しましょう。
ネクステージでは、毎月の返済額を抑えられる価格帯の車種も多数取り扱っています。購入後の保証特典やサポートも充実しているので、中古車をご購入の際はネクステージへご相談ください。
