車の維持費は年間いくら?ボディタイプ別のシミュレーション結果も紹介

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車の維持費は年間いくら?ボディタイプ別のシミュレーション結果も紹介

車の維持費は年間いくら?ボディタイプ別のシミュレーション結果も紹介

車を所有すると必ずかかる費用が維持費です。中身は自動車税や車検代、ガソリン代、メンテナンス費などがあります。車に乗るための必要経費ではありますが、維持費が高すぎると車を所有するのが難しくなるでしょう。

 

本記事では車の維持費はどんな費用があるのか、実際どれくらいかかるのかを知り、維持費を安く抑える方法などについて解説します。車の維持費をなるべく安く抑えたいという方はぜひ参考にしていただき、車を所有する金銭面での計画を立てるのに役立ててください。

 

※目次※

1. 車の維持費はどのくらいかかるの?

2.車の維持費を詳しく項目ごとに見てみよう

3.車の維持費を比較してみよう

4.車の維持費を安くするポイント

5.まとめ

 

■POINT

・車の維持費には自動車税や自動車重量税、保険料、ガソリン代、メンテナンス代などがある

・車の重量や排気量によって税金が異なる!燃費の良し悪しもガソリン代に関係するので、購入時にチェックしよう

・車の維持費を抑えたいなら、燃費が良い車や軽自動車がおすすめ。使い方に合わせた維持費を知って車選びをしよう

 

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車の維持費はどのくらいかかるの?

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車の維持費は年間どのくらいかかるのかご存じでしょうか。

 

2019年に日本自動車工業会が行った調査によると年間にかかる維持費を「~20万円」「~30万円」と回答した人の割合が全体の6割以上という結果が出ています。(※参考:2019年度乗用車市場動向調査)

 

ここでは、その内訳となる維持費の種類や車種による維持費の違いを解説していきます。

 

車の維持費の種類

車の維持費は大きく分けて「走行に直接関わるもの」「乗車に関わるもの」「メンテナンスに関わるもの」の3つがあります。それぞれの内容は以下をご覧ください。

走行に直接関わるもの

・燃料代

・駐車場代

・高速料金

乗車に関わるもの

・保険(自賠責/任意)

・税金(自動車税/軽自動車税/重量税)

メンテナンスに関わるもの

・車検代

・オイル・エレメント代

・タイヤ代

・修理代

※slide →

この他、ローンを利用している場合は金利も発生します。

 

車によって維持費は変わる

車両は大きさや排気量によって種類が分けられており、支払う税金に関わっています。また、燃費の良さは燃料代に直結する重要なポイントです。車の仕様によって維持費に違いが出ることを知っておきましょう。

 

特に注意したいのが、自動車重量税と自動車取得税の負担を軽減できる制度「エコカー減税」を受けたい場合です。

 

なぜならエコカー減税には燃費や排気量に条件があり、当てはまっていなければ優遇措置を受けることができないからです。自分の欲しい車が対象かどうかしっかり調べておくことをおすすめします。

 

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車の維持費を詳しく項目ごとに見てみよう

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車の維持費はいろいろな項目があります。まとめてみると、固定費としてかかる税金や保険料と駐車料金、使い方によって変動する走行にかかる費用とメンテナンス費用に分けることが可能です。

 

車種や使い方によってどの費用が増減するのか把握しておけば前もって準備ができ、いざという時に焦らずに済みます。また、維持費の見直しや比較も簡単です。ここではセダンを例に6項目に分けて維持費の概要を確認しておきましょう。

 

自動車税種別割

自動車税は車を所有し続ける限り、毎年継続的に課されるものです。そのため、負担を感じやすい費用のひとつといえるでしょう。税額は総排気量によって決定するため、大型セダンを所有していると負担が大きくなります。

 

一方で、近年では環境に優しい「エコカー」を購入すると、燃費性能の達成度合いによって車にかかる税金がそれぞれ減税されることもあることを覚えておきましょう。自動車税種別割も恒久減税で税金が軽減されます。

 

軽自動車の税率は普通自動車に比べて、かなり安くなっています。それぞれの税率を表にまとめたので、比較してみてください。

 

四輪以上(排気量660cc以下)の乗用の軽自動車の税率 (年税額)

排気量

標準税率

660cc以下

1万800円

※slide →

 

自動車税種別割(自家用普通車)

排気量

新税率

旧税率

1L以下

1万800円

1万800円

1L超~1.5L以下

2万9,500円

2万5,000円

1.5L超~2L以下

3万4,500円

3万500円

2L超~2.5L以下

4万5,000円

4万3,500円

2.5L超~3L以下

5万1,000円

5万円

3L超~3.5L以下

5万8,000円

5万7,000円

3.5L超~4L以下

6万6,500円

6万5,500円

4L超~4.5L以下

7万6,500円

7万5,500円

4.5L超~6L以下

8万8,000円

8万7,000円

6L超

11万1,000円

11万円

※slide →

(2023年9月時点の情報です)

 

自動車重量税

自動車重量税は新規登録時もしくは継続車検時に、車検証の有効期限分をまとめて支払うことになります。普通自動車は車両の重量に応じて税額が決まりますが、軽自動車の場合は車両の重量に関係なく定額です。

 

自動車重量税は令和5年に改定が行われました。現行規定は23年12月まで適用されます。ここでは改定された車両重量と自動車重量税の関係は以下の表で確認しましょう。

 

【エコカー減税適用なし登録から13年未満の場合】

車両重量

2年自家用

エコカー減税適用なし

エコカー

右以外

13年経過

18年経過

0.5t以下

5,000円

8,200円

1万1,400円

1万2,600円

~1t

1万円

1万6,400円

2万2,800円

2万5,200円

~1.5t

1万5,000円

2万4,600円

3万4,200円

3万7,800円

~2t

2万円

3万2,800円

4万5,600円

5万400円

~2.5t

2万5,000円

4万1,000円

5万7,000円

6万3,000円

~3t

3万円

4万9,200円

6万8,400円

7万5,600円

※slide →

 

メンテナンス、車検費用

車検は、自家用車として新車購入から3年後、それ以降は2年ごとに受けることが法律で定められています。商用車や軽自動車によっては頻度が変わるので、購入時に次回車検を確認しましょう。

 

車検費用は、安全基準に合格するための整備と検査の車検代だけではありません。自動車重量税や自賠責保険料なども含まれています。

 

車検費用の相場は、軽自動車なら7万円前後、普通自動車は10万円前後です。しかし、車検も行なっている中古車販売店やディーラー、ガソリンスタンドなど、車検を依頼する業者によっても費用は大きく違ってくるため、あくまでも目安として参考にしてみてください。

 

燃料代、ガソリン費用

燃料代やガソリン代は、普通車・軽自動車によって違いが出るというよりも燃費で変わります。車を走行させるためには、燃料であるガソリン代は欠かせません。ガソリン代の相場は、産油国の需要バランス調整によって現在高騰しており、レギュラーガソリンなら180円前後が相場です。

 

ただし、必要な燃料は車種によっても異なり、レギュラーガソリン以外にも、ハイオクや軽油(ディーゼル)があります。その中でも、ディーゼル車は燃料代が安いことでも知られています。

 

また、ガソリン代は車の総排気量や走行距離などが大きく影響してくることから、月額でどれくらいのガソリン代がかかるのか、ということについては個人差があります。すでに車を所有している人は、現在のガソリン代からある程度の費用を算出してみましょう。

 

保険料

車に関する保険は、法律で加入が義務付けられている「自賠責保険」と、任意で加入する「自動車保険」の2つに分けられます。自賠責保険料は保険会社による差はありません。

 

12か月

13か月

24か月

25か月

自家用乗用自動車

11,500円

12,010円

17,650円

18,160円

軽自動車

11,440円

11,950円

17,540円

18,040円

※slide →

(2023年9月現在)

 

自動車保険は「年齢」「等級」「使用目的」「使用状況」「種別」など、さまざまな観点から年額が決定されます。万が一の事故に備えて自賠責保険とは別に加入したほうが良いでしょう。

 

駐車料金

車を購入したら、駐車しておくスペースを確保しなければいけません。一軒家など敷地内に駐車場があれば費用は0円で済みますが、駐車場がなかったりマンションやアパートに住んでいたりする場合は、月極の駐車場を借りる必要が出てきます。

 

駐車場代は、車を走らせていなくても所有しているだけで毎月かかる、車のための家賃です。相場としては、地方だと1か月あたり5,000円前後、都市部だと数万円することもあります。

 

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車の維持費を比較してみよう

車の維持費は年間いくら?ボディタイプ別のシミュレーション結果も紹介

維持費は車を購入する際の重要なポイントです。特に車のサイズや重量、エンジン排気量は維持費に大きく影響します。そのため、サイズや排気量の大きい普通車と、排気量が小さい軽自動車では、維持費が大きく異なります。

 

ここでは3台の車種を取り上げ、それぞれの維持費を比較し年間維持費がどのくらいかかるのか確認してみましょう。

 

軽自動車:ダイハツ タント

軽自動車であるタントは、軽自動車税種別割などの税金を普通自動車よりも安く抑えられます。車検代や保険も普通車より安く済む点が特徴です。

車種

ダイハツ・タント

グレード / 駆動方式

3グレード / FF・4WD

燃費(WLTCモード)

18.2km/L~ 22.7km/L

※slide →

 

軽自動車の大きなメリットは税金額が安い点です。特に自動車重量税については大きく抑えられるので、固定してかかる維持費が安く済むことが分かります。

自動車税

1万800円

自動車重量税

初回:3,700円

2回目:5,000円

 

自賠責保険料

7,788円(1年)

2万4,010円(37か月)

ガソリン代1万km/年

7万9,295円

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※ガソリン代は燃料費180円/L、燃費22.7km/Lにて計算

 

コンパクトカー:日産 ノート

日産を代表するコンパクトカーであるノートは、e-powerを武器とした高い燃費性能がポイントです。ハイブリッド車には少ない4WDグレードがあることからも選びやすい1台といえます。

車種

日産・ノート

グレード / 駆動方式

4グレード / FF・4WD

燃費(WLTCモード)

23.8km/L ~ 28.4km/L

※slide →

 

ハイブリッド車らしい低燃費性能を活かし、年間のガソリン代は国内販売される車の中でもトップレベルで低く抑えられています。また、重量税はエコカー減税適用車種となるため、新車購入時に限り免税となります。

自動車税

1万800円

自動車重量税

初回:0円

2回目:1万5,000円

自賠責保険料

7,845円(1年)

2万4,190円(37か月)

ガソリン代1万km/年

6万3,380円

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※ガソリン代は燃料費180円/L、燃費28.4km/Lにて計算

 

ミニバン:アルファード

ミニバンの中でトップの人気を誇っているのがトヨタ・アルファードです。高級ミニバンであるためサイズも大きく、維持費も高くなる傾向ことがあります。一方、新型ではハイブリッド技術の進化、4WDの設定もあるため、あらゆる使い方が可能になっています。

車種

日産・ノート

グレード / 駆動方式

2グレード / FF・4WD

燃費(WLTCモード)

10.3km/L ~ 17.7km/L

※slide →

 

新型ではハイブリッド技術に磨きがかかり、ミニバンの中でもガソリン代が安い1台となりました。一方、重量があるため固定してかかる税金は高い設定となっています。

自動車税

4万3,500円

自動車重量税

ガソリン車:初回6万1,500円、2回目4万1,000円

ハイブリッド車:初回0円、2回目2万5,000円

自賠責保険料

7,845円(1年)

2万4,190円(37か月)

ガソリン代1万km/年

10万1,690円

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※ガソリン代は燃料費180円/L、燃費17.7km/Lにて計算

 

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車の維持費を安くするポイント

車の維持費は年間いくら?ボディタイプ別のシミュレーション結果も紹介

車の維持費を考えると、なかなか購入に踏み切ることができない人もいるのではないでしょうか。

 

費用を購入時・所有時・売却時の3つのタイミングで決めることとすると、ある工夫をすることで車の維持費用を安く抑えることが可能です。いまからでも遅くない、車の維持費用を安くするための方法についてご紹介します。

 

燃費の良い車を選ぶ

車の購入を検討している人の中には、車種で迷っているという人もいるのではないでしょうか。どの車種にするのかは、何を目的として使用したいのかで選ぶことが大切です。

 

すでに数車種に絞っている人もいるかもしれませんが、その中でも燃費の優れた車を選んでみてください。排気量別の維持費用でもご紹介した通り、低燃費であればあるほど、毎月の維持費用を抑えることができます。

 

急発進、急停止を避ける

運転中にガソリンを最も使うのが、発進時といわれています。アクセルを深く踏んだとき、エンジンに大きな負荷がかかり、窒素酸化物の排出量が増加するからです。そのため、発進や停止の回数を減らすことで燃費の向上につながります。

 

運転中はアクセルを強く踏み込みすぎず、優しく運転することを心掛けてください。また、前方を走っている車と十分な車間距離をとることも大切です。

 

任意保険の費用を抑える

任意保険は強制力のある自賠責保険と異なり、加入は自分の意志で決定できます。補償内容は車の補償や事故相手への補償、自身や搭乗者への補償などが代表的ですが、不必要な補償は省くことも可能です。

 

販売業者によっては購入時にサポートを設けており、それを活用することで任意保険の必要な範囲や時期を調整することもできます。

 

例えば、「1年間修理費無料」というサービスがあった場合、1年間は販売店でサポートを受けたのち任意保険に加入するということも可能です。

 

車検費用を抑える

定期的に受ける必要のある車検は、高額なイメージがあります。実際に高い料金を支払っている方もいるでしょう。「車検の節約は難しいんじゃないの?」と考えている方もいるかと思いますが、実は依頼する場所によって費用が大きく異なるのです。

 

もちろん法定費用と呼ばれる自動車重量税や自賠責保険料などは一定ですが、作業料金は車検業者が自由に設定できます。

 

車検は料金が高額なほど安全だというわけでもありません。安くてパフォーマンスの良い店舗を利用することでコストを節約できます。

 

税金の負担が少ない車を選ぶ

毎回車検時に支払う税金は車両によって変化します。その中で、軽自動車を選ぶことは自動車税や自動車重量税を大きく下げることが可能です。また、比較的自賠責保険料や任意保険料も低いことから、購入しやすいこともポイントになります。

 

また、近年では軽量なコンパクトカーにもハイブリッド技術が搭載され、驚く燃費性能をもつ車種もたくさん発売されました。コンパクトカーを選ぶことで、軽自動車に対し税金額は上がってしまいますが、大幅に年間でのガソリン代を下げることもできます。

 

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よくある質問

 

Q.車の維持費にはどのようなものがある?

A.車の維持費には、毎月かかるガソリン代や駐車場代、通常は年払いとなる自動車税や任意保険料、車検時に支払う自動車重量税や自賠責保険料、メンテナンス費用などがあります。月額に換算すると、2万円~5万円ほどになるでしょう。

 

Q.車の維持費を抑えるにはどうすれば良い?

A.自分でもコントロールしやすい維持費はガソリン代です。低燃費の車を選んで、急発進・急停止を避けてスムーズに運転しましょう。エコカー減税対象車なら税金も安くなります。意外と負担の大きい任意保険を見直してみるのもおすすめです。

 

Q.軽自動車とコンパクトカーでは維持費はどのくらい違う?

A.軽自動車は税金が安いのがメリットです。排気量1,000cc以下のコンパクトカーとの自動車税および自動車重量税の差は、2万円程度でしょう。軽自動車は、任意保険料やメンテナンス費用も若干安いため、月額換算で5,000円程度の差が出ることもあります。

 

Q.輸入車はメンテナンス費用が高くなる?

A.輸入車は故障しやすいというイメージがありますが、最近ではそのリスクは下がってきたといわれています。ただし、修理や部品交換が増えてくると、国産車よりも費用負担は大きくなります。特に中古車の場合は、販売店の保証サポートを重視しましょう。

 

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まとめ

車の維持費は年間いくら?ボディタイプ別のシミュレーション結果も紹介

車の維持費は必要経費ですが、無駄を省いて節約できる部分もあります。特に任意保険やガソリン代などは車種の選び方や日々の使い方によって費用を削減しやすいでしょう。毎日運転する方は、燃費の良い車を選ぶことでガソリン代を大きく下げることが可能です。

 

購入する車を選ぶときは、購入にかかる費用だけでなく税金やガソリン代なども確認し、維持しやすくライフスタイルに合った1台を手に入れましょう。

 

 

▼ライタープロフィール

車の維持費は年間いくら?ボディタイプ別のシミュレーション結果も紹介

兵頭 倫果(ひょうどう りんか)

大学時代は工学部で電気の分野を専攻し、電気自動車やソーラーカーの製作に励む。大会への出場あり。大学卒業後は国産自動車メーカーに技術者として入社。後に退職し、現在はフリーランスで、「若者にも響かせる」をモットーにYouTubeやライティング活動を行っている。

 

 

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