ノアは燃費がいい車?グレード別・ライバル車とも比較!
車を新しく購入する際、ノア(NOAH)を購入する車の候補に入れている方も多いかと思います。購入するときに気になるのが、ノアの『燃費』です。車選びの際、燃費を重視する方は少なくありません。
そこでこの記事では、ノアの燃費や特徴をグレード別に紹介したいと思います。ノアの車と一口に言っても、ノアにはいくつかのグレードが存在するため購入するのであればグレードによる違いを把握しておく必要があるでしょう。
ノア以外のミニバンとの燃費比較や費用を抑えるコツなども紹介しておりますので、ぜひそちらも参考にしてください。
※目次※
5 ノアを中古車で買うなら?少しでも費用を安く抑えるために!
・人気のミニバン、ノアの燃費はグレードによってわずかに異なるので確認しておこう。
・ハイブリッド車とガソリン車でも燃費に差は出てくるが、どちらが適しているかは走行環境次第でもある。
・少しでも費用を抑えたい方は中古車を購入するのもおすすめ!
ノアの燃費と特徴をグレード別に紹介
この項目ではまず、ノアの燃費と特徴をグレードごとに紹介していきます。グレードによって燃費もわずかに違ってくるので、購入前にしっかりと違いを確認しておくのがおすすめです。燃費はカタログ燃費と実燃費の一例両方を記載しますので、それぞれ参考にしてください。
ベーシックな『X』
ノアの基本グレードとも言える『X』は、基本的な装備は揃っており、価格も全グレードの中では一番安いので「最低限の性能があれば良い」という方におすすめできます。
乗員定員は7名もしくは8名です。公式サイトで記載されているカタログ燃費は、ガソリン車なら15.1km/L、ハイブリッド車なら23.4km/Lになります。
ただし、この値は実際の燃費とは多少異なるため注意しましょう。また、Xについては標準装備についても確認が必要です。
例えば、スマートキーを用いてドアロックの施錠と開錠を行う『スマートエントリーシステム』はハイブリッド車に標準装備されていますが、ガソリン車には装備されていません。必要な場合はオプション設定として追加することができます。
ベースグレードではありますが、予防安全機能の「Toyota Safety Sense」は標準搭載です。
(参考: 『ノア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
快適と安全がそろった『G』
GはXよりも快適さを際立たせたグレードといえます。例えば、ステアリングホイールについては、Gなら本革巻き、Xはウレタンです。
シート表皮についても、Gには上級ファブリックが施されていますが、Xはファブリックが指定されています。安全装備についても、Gならワンタッチスイッチ付きパワースライドドアが標準装備されていますが、Xはオプションです。
このような違いから、快適さや安全面を求めている方にはおすすめのグレードといえるでしょう。
WLTCモードにおけるカタログ燃費は、ガソリン車で15.1km/L、ハイブリッド車で23.2km/Lとなっています。
(参考: 『ノア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
上質さや高性能にこだわった『S』
スモークメッキが施されたフロントグリルやエアロ専用のフロントバンパー、ブラック塗装のフードモールディングなどが他グレードよりも華やかな印象を作り上げています。
ホイールにブラック塗装・切削光輝が行われている点も、華やかさを際立たせている理由のひとつといえるでしょう。バックには、エアロ専用リヤバンパーも備え付けられています。
S-Zは7人乗り、S-Gは7人乗りもしくは8人乗りを選択できます。カタログ燃費は、WLTCモードでガソリン車15.0km/L、ハイブリッド車23.0km/Lです。
(参考: 『ノア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PR安定した人気を誇るミニバン、ノア
※価格は支払総額
実燃費
ノアの実燃費は、ガソリン車の2WDで9.46~10.78km/L程度、4WDで8.79~10.66km/L程度です。ハイブリッド車だと16.2km/L~が平均的な数値となります。実燃費に決まった数値はなく、カタログ燃費とも多少の差があるのが一般的です。
運転者のアクセルの踏み方や走行環境、車にどれだけの荷物を乗せているかでも実燃費は変わってきます。燃費を重視したい方は、カタログ燃費と実燃費の両方を確認した上で参考にするのがおすすめです。
(2020年11月時点の情報です)
ノアの燃費をハイブリット車とガソリン車で比較
ノアに限らず車を購入するときは、ハイブリッド車とガソリン車の違いをしっかりと把握しておくと自分に合った1台を選ぶことができるでしょう。ハイブリッド車とガソリン車では燃費にも差があり、そのほかのメリットやデメリットにも違いがでてきます。
この項目ではノアの燃費をハイブリッド車とガソリン車で比較しますので、自分に合った車選びができるよう、以下の内容をぜひ参考にしてみてください。
燃費の差はどのくらい?
ノアのハイブリッド車とガソリン車では、購入価格や維持費が違ってきます。例えば、ハイブリッド車のSiとガソリン車のSiではエコカー減税を考慮しても維持費に約37万円は差がつくでしょう。
この差を燃費で埋めようと考える方も少なくありませんが、ハイブリッド車の燃費の良さをもってしても維持費の差を埋めることは難しいといえます。
レギュラーガソリンが140円だとすると、1万km走るのに約3万6,000円程度の差が出るでしょう。維持費差である約37万をこの数字で割ると、価格差を埋めるには『約10万km』の走行距離が必要になることが分かります。
車をどのくらいの頻度で使うかにもよりますが、週末に少し出かけたり日頃買い物に行ったりする程度だと、1年で1万km行くかも分かりません。ハイブリッドは確かに燃費が良い車ですが、車に乗る頻度や使い方によっては維持費の差を埋めるのに長い期間がかかってしまいます。
長い距離を走る方には適していますが、そこまで車に乗らないという方は燃費の良さ以外のメリットも見出したうえで購入を決めるのがおすすめです。
静かさや心地よさのハイブリッド
燃費の良さ以外にも、ハイブリッド車にはいくつかメリットがあります。まず魅力なのは、走行中の静かさです。ガソリン車に比べると、ハイブリッド車はエンジン音が静かでアイドリング音もあまり発生しません。走行中の心地のよさは抜群と言えるでしょう。
また、ハイブリッド車にはモーターで発電した電気を蓄え、それを外部に供給する機能が備わっている車もあります。ノアもオプション設定でコンセントが追加でき、いざというときは車で家電が使えて便利です。
走りを楽しめるガソリン車
高性能なハイブリッド車も魅力ですが、ガソリン車にもハイブリッド車にはないメリットがあります。ハイブリッドシステムを搭載していないガソリン車は、ハイブリッド車に比べて車重が軽めです。そのため、軽快な走りを楽しめるのはガソリン車の方と言えるでしょう。
本体価格もハイブリッド車より安いのは魅力と言えます。また、雪道に強い4WDが設定されているのはガソリン車の方が多いのが現状です。雪が降る地域に住んでいる方にとっては、4WDが選べるエンジン車にも大きなメリットがあるのではないでしょうか。
自分に合ったタイプを選ぼう
ハイブリッド車にもガソリン車にも、それぞれ違った魅力があります。燃費の良さはもちろん大切ですが、運転者の使い方や走行環境次第でも適した車は変わってくるでしょう。
特に雪道を走行する機会がある方は、ハイブリッド車よりも4WDが選べるガソリン車の方が良いこともあります。ハイブリッド車を買ったものの、後々ガソリン車にすれば良かったと後悔してしまうこともあるかもしれません。
車は高価なので、後悔しないよう自分に合ったタイプを選ぶのが重要です。購入の際は、燃費以外にも乗り心地の良さや走行環境を考慮した車選びをするようにしましょう。
トヨタのライバル車との燃費比較
トヨタには、ノア以外にも人気のミニバン型乗用車がいくつか存在します。ノア以外の車を購入候補に入れている方もいるかもしれません。
この項目では、ノアとトヨタが販売するその他ミニバンの燃費を比較します。燃費やその他特徴を確認し、ぜひ車選びの参考にしてください。
ヴォクシー
ヴォクシーの各グレードのカタログ燃費は次のとおりです。
グレード |
WLTCモード |
S-Z(ガソリン車) |
15.0km/L |
S-G(ガソリン車) |
|
S-Z(ハイブリッド車) |
23.0km/L |
S-G(ハイブリッド車) |
このように、ガソリン車かハイブリッド車かで燃費が異なります。燃費が気になる方にはハイブリッド車がおすすめです。
(参考: 『ヴォクシー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
エスクァイア
エスクァイアのカタログ燃費は次の通りです。
グレード |
WLTCモード |
Gi(2WD) |
13.6km/L |
Gi プレミアムパッケージ ブラックテーラード(2WD) |
|
Gi(フルタイム4WD) |
12.6km/L |
Gi プレミアムパッケージ ブラックテーラード(フルタイム4WD) |
|
ハイブリッドGi(2WD) |
19.8km/L |
ハイブリッドGi プレミアムパッケージ ブラックテーラード(2WD) |
エスクァイアはノアよりも価格が高く、その分外観や内装は高級感のある造りになっています。
(参考: 『エスクァイア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
他メーカーのライバル車との燃費比較
ミニバン型乗用車を販売しているメーカーは他にもあります。メーカーにこだわりがなく、トヨタ以外のメーカーでも問題ないという方は、他メーカーのライバル車とも比較しておくのがおすすめです。
この項目ではノアと他メーカーのなかでも人気のセレナ、ステップワゴンの燃費を比較します。車選びの参考にしてください。
セレナ(日産)
ノアのライバル車として真っ先に挙がるのが日産セレナです。燃費性能も高く、国内でもミニバン販売台数の首位を争っています。現行モデルのカタログ燃費は次のとおりです。
グレード |
2WD |
4WD |
e-POWER XV |
18.0km/L |
ー |
e-POWER ハイウェイスターV |
||
e-POWER ハイウェイスターG |
17.2km/L |
|
X |
13.2km/L |
11.8km/L |
XV |
||
ハイウェイスターV |
燃費性能が良いといわれているセレナの燃費を見ると、ノアの燃費も負けていないことが分かります。
(参考: 『セレナ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ステップワゴン(ホンダ)
ステップワゴンも燃費性能の良さが注目されています。現行モデルのカタログ燃費は次の通りです。
グレード |
JC08モード |
WLTCモード |
G Honda SENSING |
【FF】15.8km/L 【4WD】15.2km/L |
【FF】13.6km/L 【4WD】13.0km/L |
G・EX Honda SENSING |
||
SPADA Honda SENSING |
【FF】15.8km/L 【4WD】15.4km/L |
|
SPADA Cool Spirit Honda SENSING |
【FF】15.4km/L 【4WD】15.0km/L |
|
Modulo X Honda SENSING |
ー |
|
e:HEV Modulo X Honda SENSING |
||
e:HEV SPADA G・EX Honda SENSING |
【FF】25.0km/L |
【FF】20.0km/L |
(参考: 『ステップワゴン(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ノアを中古車で買うなら?少しでも費用を安く抑えるために!
ノアはライバル車と比べても、燃費性能は高いといえます。しかし、ミニバン型乗用車は価格が高く「購入を迷う」という方も少なくありません。
費用を少しでも抑えたいと考えている方は、中古車で買うのも手段のひとつです。この項目では、中古車に関する疑問とその回答をご紹介します。費用抑えるコツとして、ぜひ参考にしてください。
中古車の燃費は悪い?
『中古』と付く商品は、一度人の手に渡ったものなのでどうしても経年劣化を心配してしまいます。中古車も例外ではなく、経年劣化により燃費性能も悪くなっているのではと考える方も少なくありません。
しかし、燃費性能は経年劣化よりも車の使い方で差が出るものと言われています。中古車でも、整備がしっかりと行われている車を選べば燃費の面で大きな問題は出ないでしょう。
ただ、使い方次第では燃費の良さを発揮できないことあります。車の燃費が悪いと感じたらアクセルの踏み方やその他使い方を見直してみるのがおすすめです。
走行距離によって燃費変わるのか
中古車を選ぶとき、多くの方が『走行距離』を重視します。走行距離が長い車は部品が劣化していることもあり、燃費性能が悪そうと思う方も少なくありません。先述したとおり、整備が行われている中古車を選べば問題はないでしょう。
しかし、購入した車を長く乗りたいのであれば小まめな点検は必要になります。燃費の良さを保つには、特にタイヤとエンジンオイルの点検が重要です。
タイヤは、空気圧を適正値よりもやや高めに入れておくのがおすすめです。地面とタイヤが接する部分を減らすことで、摩擦抵抗を減らして最低限のパワーで車を走らせることができます。
エンジンオイルは、半年に1回か走行距離が3,000~5,000km/Lを超えた時点で交換しましょう。エンジンオイルは、エンジン内にあるパーツを円滑に動かすのに必要不可欠です。定期的に交換をすれば、燃費効率を保つことができます。
また、普段の運転の仕方も見直してみましょう。アクセル、ブレーキを強く踏む急発進と急停止を控えるだけでも、燃費性能の良さは保てます。
ノアの中古車価格相場
中古車は車の状態やグレードによって、相場が変動します。しかし、新車で購入するよりも初期費用が抑えられることは確かです。ノアの中古車を買おうと考えている方は、以下の表を参考にしてください。
グレード |
相場 |
X |
約79万~174万円 |
G |
約48万~279万円 |
S-Z/S-G |
在庫なし |
(2022年2月時点の情報です)
中古車は壊れやすい?
中古車はどうしても、新車より「壊れるのが早い」というイメージが持たれやすい車です。実際、壊れやすい車もあるので中古車選びは慎重に行う必要があるでしょう。
壊れにくい車を選ぶポイントとしては、走行距離や修復履歴が挙げられます。車は走行距離が10万kmを超えたら寿命という話は、中古車選びでは有名な話です。
しかし、走行距離が少なすぎるものも避けた方が良いといわれているため、走行距離が短ければ良いという訳でもありません。10万kmを目安に、短すぎず長すぎないものを選ぶのがおすすめです。
修復履歴は、基本なしのものを選ぶのがおすすめです。修復履歴がある場合は、どこまで修理しているか確認しましょう。フレームまで修理していると、後々故障しやすい傾向にあります。
また、中古車を購入するときは保証の内容もしっかり確認しましょう。お店によって保証期間や、保証対象の部位も変わってきます。中古車選びのコツとして、念頭に置いておきましょう。
中古車の維持費について
車は購入したあとも、維持費として多額の費用がかかります。特に税金の類は、車種で決まるものなので節約をしようと思ってできるものではありません。今は新しい自動車税が適用されていますが、中古車に対する恩恵はあまりないのが現状です。
しかし、新型コロナウイルスの影響でエコカー減税は2025年の4月まで延長されました。選ぶ車次第では、中古車にもこの減税が適用される場合があることは覚えておくと良いでしょう。
ノアを購入した場合にかかる実際の税金ですが、自動車税が3万6,000円、重量税が3万円程です(ハイブリッド車は100%減税)。新車登録から13年目以降はまた料金が変わってきます。
(2022年2月時点の情報です)
中古車を買うならネクステージ!
中古車を買う手段はいくつかありますが、どこで買うのが一番得になるのか、安心できるのかと悩む方もいるでしょう。どこで買うかお悩みの方は、ぜひ『ネクステージ』に一度ご相談ください。
ネクステージは価格や品質はもちろん、保証内容にも自信を持ってサービスを提供しております。お客様が満足のいく1台を見つけられるよう全力でサポートしますので、ぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
燃費の良さを重視するなら、ノアはおすすめできるミニバンです。しかし、燃費性能が同格といえる車はいくつか存在します。そのため、燃費以外のメリットもしっかりと確認したうえで、自分に合ったものを見つけるのが車選びのポイントです。
ネクステージではノアを含め、さまざまな中古車を取り扱っています。お客様の希望に合った1台を見つけられるようサポートしますので、ミニバンの購入を考えている方はぜひネクステージへご相談ください。