車の燃費を計算する方法4選!実際に数値を出してカタログ値と比較してみよう

ネクステージのサイトを検索お気に入りを見る

車の燃費を計算する方法4選!実際に数値を出してカタログ値と比較してみよう

車の燃費を計算する方法4選!実際に数値を出してカタログ値と比較してみよう

車を購入する際には、購入代金だけでなく購入後の維持費なども考える方は多いのではないでしょうか。

 

それもそのはず、維持費の割合には毎月の燃料代が大きく占めるのです。そのため、燃費を重視する方も多いかもしれません。ところが、いざ車を購入した後しばらくたってからカタログ上の燃費とは違うように思えるという意見も多く聞かれます。

 

そこでこの記事では、燃費の計算方法について解説していきます。燃料代のほか、必要な維持費もご紹介しているので、家計の管理や経済状況の把握にぜひ役立ててください。

 

※目次※

1.車の実燃費はカタログ値と異なる

2.車の燃費を計算することに意味はあるの?

3.車の燃費計算をする方法【満タン法】

4.車の燃費計算をする方法【その他の方法】

5.車の燃費計算に役立つトリップメーターとは?

6.今後発売される新車は燃費計が標準搭載となる見込み

7.車の燃費以外にも把握しておきたい維持費

8.低燃費の中古車をお探しならネクステージへ!

9.まとめ

 

▼POINT

・車のカタログ燃費とはカタログに記載されている燃費のことで、あくまでも参考値にすぎない!

・実燃費とは実際に車で走って測った燃費のことで、燃費計算をすればわかる!

・実燃費を計算する方法は、主に「満タン法」「給油タイミングで計算する方法」「月単位で計算する方法」「アプリを使用する方法」の4つ

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

車の実燃費はカタログ値と異なる

車の燃費を計算する方法4選!実際に数値を出してカタログ値と比較してみよう

燃費についてカタログや販売店で聞き、それが決め手となって購入したのに「実燃費が全然違う!」とびっくりすることがあります。

 

実は燃費がカタログ上の数値と異なることはよくあることで、それには原因があるのです。

そこでこの章では、カタログ上の燃費と実際の燃費が異なる理由や計算で実燃費を導き出す方法について解説していきます。

 

カタログ燃費はあくまで参考値に過ぎない

「カタログ燃費」や「実燃費」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。「カタログ燃費」とはメーカーが用意している車種ごとの参考カタログに載っている燃費の事です。以前は『10.15モード』や『JC08モード』という測定法が主に利用されていました。最近では世界基準の測定方法『WLTCモード』が主に使用されています。

 

いずれにしても、実際の道を走るのではなく一定の条件の下で試験されて出た想定上の燃費です。それに対して「実燃費」とは実際に車に乗って測った数値を指します。信号が多いか少ないか、運転の仕方はどうかなど幾つもの条件によって実燃費は異なってくることを覚えておきましょう。

➡こちらもご覧ください『カタログ燃費ランキング(WLTCモード)』

 

車の実燃費を計算する方法は主に4つ

車の実燃費は実際に対象の車に乗り、測って計算することができます。その方法は「満タン法」「給油タイミングで計算する方法」「月単位で計算する方法」「アプリを使用する方法」の4種類があり、それぞれ難易度や精度が異なります。

 

計算方法については後述しますが、もっとも精度が高いのは満タン法です。また、給油タイミングもしくは月単位で計算する方法は簡単ですが、数値を記録しておく必要があります。

 

また、もっと手軽に燃費を把握したいという方はアプリの利用もおすすめです。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

車の燃費を計算することに意味はあるの?

車の燃費を計算する方法4選!実際に数値を出してカタログ値と比較してみよう

「計算は面倒だし、そもそも実燃費を知る必要ってあるの?」と考えている方もいるのではないでしょうか。たしかに計算するのは手間がかかりますが、燃費は車の状態を表すバロメーターであり、チェックしておくことで不調や故障にも早期に気づくことができます。

 

この章では、日ごろから燃費をチェックしておくことのメリットを2つ解説していきます。

 

燃費に対する意識が高まる

前述のとおり、カタログに掲載されている燃費はあくまでも試験の結果なので、うのみにすることはできません。

 

「こんなものかな?」と思っていても、計算してみたら予想以上に燃費が良くなかったということになればせっかく燃費の良い車を買っても損をした気持ちになります。そこで実燃費を常日頃から把握しておけば燃費を向上させることが意識づき、経済的に車を運転できるようになるでしょう。

 

同じ車を所有している知人がいれば実燃費を比較してみるのもおすすめです。その車よりも燃費が悪ければ、急発進・加速や急ブレーキなどで燃料を大きく消耗していないか見直してみましょう。

 

安全運転にもつながるため、実燃費を計算するメリットを大きく感じることができます。

 

あとどのくらい燃料が持つか予想できる

実燃費を計算し、記録を取っておけばどのくらい燃料を持たせることができるかが感覚的に分かるようになっていきます。

 

普段の外出時はもちろんですが、ガソリンスタンドが少ない地域や山間部、高速道路を利用した長距離移動の際にもガス欠におびえることなく、運転を楽しむことができるでしょう。とくに、購入したばかりの車は給油のタイミングが分からず燃料がギリギリになってしまうことも考えられるので、しっかりと実燃費を計算することをおすすめします。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

車の燃費計算をする方法【満タン法】

車の燃費を計算する方法4選!実際に数値を出してカタログ値と比較してみよう

実燃費の計算方法は、ガソリン満タン後の走行距離を走行後の給油量で割る算出方法が一般的です。比較的簡単で正確性も高いと言えます。後程説明しますが、車についている「トリップメーター(距離計)」を利用して走行距離を知ることができますので確認しておきましょう。

 

手順1.燃料を満タンに入れてトリップメーターの履歴を消す

燃費計算の前にガソリンを満タンにして、トリップメーターの数字をリセット(0)にします。

 

手順2.できる限り長く走行して燃料を満タンに戻す

ある程度走行した後ガソリンを再度満タンにしますが、その際に入れたガソリン給油量を確認しておくことが必要です。トリップメーターの走行距離が100kmでガソリン給油量が10Lの場合は『100÷10=10』となり、実燃費は10kmであることが分かります。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

車の燃費計算をする方法【その他の方法】

車の燃費を計算する方法4選!実際に数値を出してカタログ値と比較してみよう

車の燃費計算は先に解説した「満タン法」が一般的ですが、もっと簡単で手軽な方法もあります。

 

そこで、「実燃費をなんとなくでもいいから知っておきたい」という方におすすめの『給油タイミング・月単位で計算する方法』や「燃費の平均値を記録・管理しておきたい」という方にぴったりの『アプリを使用する方法』について解説していきます。

 

給油タイミングで計算する方法

別の方法は給油ランプが点灯したタイミングでガソリンを給油し、次に給油ランプが点灯する時までの走行距離を割る方法です。簡単な方法ですが、給油ランプのタイミングは一定ではなく幾つかの条件によって左右されます。正確性は低いことを覚えておきましょう。

 

月単位で計算する方法

給油時ごとに計算するのが面倒くさい人やそれほど正確さを求めていない人は、月単位で計算する方法がいいかもしれません。必要なのは、1ヶ月分のガソリン代レシートを保管しておくこととトリップメーターで同じ期間の走行距離を記録しておくことです。1ヶ月経ったらレシート合計を合算して、走行距離を給油量(レシート合計)で割ります。

 

給油したガソリンが1ヶ月経った時にきっちり使い切ることは難しいですし、レシートを1枚でも紛失したら計算が狂ってしまうというデメリットがあることを覚えておきましょう。

 

アプリを使用する方法

燃費を計算するだけでなく、管理もしたいという方にはアプリの使用がおすすめです。

アプリにもよりますが、標準的な機能としては「実燃費の計算・記録」「燃費の平均値の算出・管理」「データの出力」などが主になっています。

 

給油するたびにアプリへデータを入力していけば、記録が溜まっていき平均値や最高・最低値を知ることができて便利です。また、データ出力ができるアプリなら会社への交通費申請や確定申告時の経費管理も楽にできます。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

燃費計算に役立つトリップメーターとは?

車の燃費を計算する方法4選!実際に数値を出してカタログ値と比較してみよう

トリップメーターは自動車に標準装備されており、燃費の計算に役立つメーターです。あまり車に詳しくない方にとってはなじみがないことも多いですが、うまく利用できれば非常に便利な距離計となっています。

 

また、同じく走行距離を知ることのできるオドメーターについても、トリップメーターとの違いを解説していきます。

 

オドメーターとは

オドメーターとは車完成後からの総走行距離を記録する走行距離計です。デジタル式メーターでは「ODO」と表示される場合もありますので、車に乗った時に確認してみましょう。中古車市場では各自動車の走行距離が必ず示されていますが、オドメーターの数字が表記されています。

 

走行距離は車の資産価値を示す上で大切なポイントになりますし、車検証にも記載される大事な数字ですので基本的にオドメーターをリセットすることはできません。単位は1km刻みとなっています。オドメーターは法令で装備が義務付けられており、巻き戻しなど故意に書き換えた場合は詐欺罪が適用されることもあわせて覚えておきましょう。

 

トリップメーターとは

トリップメーターとはリセットすることが可能で、任意の区間や期間内の走行距離を測定することができる距離計です。使い方は車種ごとに違いがありますので、自分の車で確認しておきましょう。装備が義務付けられているわけではないので、2000年以前の車の中にはトリップメーターがない車もありました。

 

大抵の車には「TRIP A」と「TRIP B」の2種類が用意されていますので、燃費を測る時やオイル交換等メンテナンス時期の目安として使うなど上手に活用することができる便利なメーターです。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

今後発売される新車は燃費計が標準搭載となる見込み

近年、「脱炭素化」へ向けた社会づくりが叫ばれるなか、カタログ燃費と実燃費の差異を指摘する声が多くなっています。そのため、国土交通省は「燃費計」の標準装備化をメーカーに義務付ける方針を固めています。

 

そもそも燃費計とは、実燃費を正確に把握するため車に取り付けられる装置です。その仕組みは車載のエンジンコンピューターの燃料噴射量のデータをモニタリングすることで、燃料消費量を算出し、走行距離を燃料消費量で割りメーターに表示するものとなっています。

 

国土交通省が燃費計の標準装備化を進めることは2021年6月に報道されており、適用は2023年10月以降の新車からとされています。政府の公式的な発表は行われていませんが、社会情勢を鑑みても今後発売される車に標準装備されることは十分あり得るでしょう。

車の燃費以外にも把握しておきたい維持費

車の燃費を計算する方法4選!実際に数値を出してカタログ値と比較してみよう

ここまで燃費を中心にご紹介しましたが、車を購入した後は様々な維持費がかかることも覚えておきましょう。毎月必要な経費には燃料代・駐車場代等がありますが、加えて毎年または数年おきに必要な費用が発生します。主な維持費の項目をご紹介しますので参考にしてください。

 

12ヶ月点検

現在道路運送車両法で定められている乗用車の法定点検には12ヶ月点検と24ヶ月点検があります。24ヶ月点検とは車検時に行う点検のことですが、12ヶ月点検とはそれとは別に12ヶ月ごとに行う点検です。自動車販売店やガソリンスタンドで行うことができ、費用は車の排気量により差はありますが平均1万円~1万5,000円程が相場となっています。

 

12ヶ月点検は全部で26項目で目視による点検が主体です。法定点検ですが罰則はありません。しかし整備不良が原因で交通事故を起こした場合、運転手の責任はより重くなりますので注意しましょう。

 

駐車場代

車を購入する際には必ず新車・中古車にかかわらず車庫証明を警察に届ける必要があります。自治体によっては不要な場合がありますので公式サイトで確認しておきましょう。いずれにしても自宅に駐車場がない方はどこかに駐車場を契約する必要があります。

 

住んでいる土地事情で価格に大きな差がありますので、自分が住んでいる土地の相場を調べてみましょう。少し前の全国平均相場価格は約8,300円程でした。駅から少し離れていたり、砂利だったりすると駐車場代が安い場合がありますので幾つか候補を探すとよいかもしれません。

 

自動車税

自動車税は毎年4月1日時点での車の所有者に課税され支払う義務がある税金です。排気量ごとに金額が異なり、2019年10月以降は税制改正のため購入時期によっても金額が異なりますので注意しましょう。コロナウイルスの影響のためエコカー減税の適用期限も延長されています。

 

軽自動車・中古車購入の場合も年に一度支払うべきなのは同様ですので予算に組み込んでおく必要があるでしょう。

 

任意保険

自賠責保険加入は義務ですが、大きな事故などもしもの事を考えると任意保険に入っていることはドライバーの責任と言えます。保険会社の種類・車種・年齢・使用目的など様々な条件によって価格が変わりますので保険会社に見積もりを取ってもらうことが必要でしょう。

 

初めて自動車保険に加入する場合の年間平均相場は25歳以下で12万円前後です。等級や走行距離、補償内容やオプションによっても価格に幅があります。支払方法は月払いや年払いなどを選択することができますので自分の予算に合わせて検討できるでしょう。

 

車検費用

数年ごとに発生する費用には車検費用がありますが、一般に車検代という場合には車検基本料と法定費用の合算分を指します。法定費用には、検査手数料に加え次回車検時までの自賠責保険料と自動車重量税が含まれることを覚えておきましょう。

 

新車の場合は3年、その後は2年ごとに行う必要があります。エコカー減税対象車は自動車重量税に減税が適用されますので確認しましょう。

 

車検はディーラーや自動車整備工場・ガソリンスタンドなどで行うことができますが、行う場所により車検基本料や諸費用の金額が変わってきます。諸費用には消耗部品代やその交換費用などが含まれるかもしれません。車検の場合も見積もりを取ってどこで行うかを比較検討することができるでしょう。

 

自賠責保険

自賠責保険料は交通事故の被害者救済のために設けられている制度で、車を所有している人に義務づけられている強制保険です。事故の発生頻度や被害程度の差を考慮して利用目的や車種ごと、地域ごとに金額が異なります。

 

2020年、2021年の改定によりほとんどの車種が値下げとなりました。車検時に支払うため2年契約と3年契約があり、金額が異なりますので確認してみましょう。

 

メンテナンス費用

車の走行性能や燃費性能を保つためには定期的にメンテナンスする必要があります。メンテナンスの中で必ず必要なのはオイル交換です。一般的に走行距離3,000km~5,000kmごと、または5~6ヶ月ごとの交換が良いとされていますが車の年式などを考慮する必要があるかもしれませんオイルエレメントはオイル交換2回につき1回交換しましょう。

 

タイヤはゴムの劣化やひび割れが目立っていないか、スリップサインまで溝がなくなっていないかを時々確認することが必要です。タイヤの空気圧にも気を付けましょう。他にもワイパーのゴム・ウィンドウォッシャー液量の確認・クーラントの水量・バッテリーなどの確認を時々行って、必要な時に交換することができます。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

低燃費の中古車をお探しならネクステージへ!

低燃費の車を低価格で購入するなら中古車も視野に入れることをおすすめします。とくに、中古車販売専門店のネクステージでは2万台もの在庫を持っているので、あまり市場に出回らない人気の低燃費車も見つけることができます。

 

しかし、車は古くなることで各部の不具合により燃費が低下するとも言われており、「中古車で低燃費の車ってあるの?」と不安に思う方もいるかもしれません。

 

その点、ネクステージでは品質管理・品質鑑定を徹底し、専門のメカニックが確かな技術をもって納車前の整備を行います。さらに、無料保証やサービスも展開しているので、万一の事態にも対応可能です。中古車の燃費に不安がある方も安心してご利用いただけます。

 

PR低燃費なハイブリッドモデルを探す

※価格は支払総額

まとめ

車の燃費を計算する方法4選!実際に数値を出してカタログ値と比較してみよう

ここまでで車を購入後にも様々な維持費がかかることをご紹介しました。最初のほうで述べたように、自分が乗っている車の実燃費を計算して把握しておく事には家計の節約などのメリットがあります。運転技術の向上にもつながることでしょう。

 

車の購入や維持に関して分からないことが色々出てくるかもしれませんが、ネクステージ公式サイトでは車に関する様々な情報を提供しています。ご相談やご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

良質車、毎日続々入荷中!新着車両をいち早くチェック! >

車の燃費を計算する方法4選!実際に数値を出してカタログ値と比較してみよう

気になる車種をチェック
ページトップへ