初めての車選びで後悔したくない人へ！自分の希望通りの車を希望価格で購入する方法
就職などの転機に、初めて車の購入を検討されている人は、どのような車を選べば良いのかわからないと考える人も多いようです。実際に車の種類は多く、自分で調べてもどの車も良く見えてしまうでしょう。
しかし、かっここいいやかわいいなどで車を選んでしまうと、購入後に後悔するケースもあります。そのため、車選びは自分のライフスタイルや目的に合わせて選ぶことが重要です。
今回は、車の購入で失敗したくない初心者に向けて、自分に合った車の選び方や具体的な車の購入方法を紹介していきます。
・車選びで失敗しないためには、車の購入目的や予算をしっかりと考えることが重要！
・車の選びや購入の流れを把握して、事前に必要書類を準備しておくと手続きがスムーズ！
・車の状態を自分で確認できない人はプロの力を借りよう
自分の希望を叶える車選びの段取りと心得
車の購入を検討している人は、具体的な購入理由を軸に考えていくことが大切です。車の価格は高額のため、安易な選び方をしてしまうと、購入後に後悔をしてしまう原因にもなりかねません。ここでは、車選びで失敗しないための方法と考え方を紹介していきます。
どんな車をいくらで購入したいか、まずはターゲットを決める
自分に合った車を購入するためにはターゲット選定が重要です。ターゲットとなる車を選ぶ際、「いつどこで車を使用するのか」を明確にすることで自然と車種を絞ることができます。
例えば、家族や友人など大人数で旅行やアウトドアに車で行きたい場合は、7人乗りや8人乗りといった大型の車種が候補に挙がってくるでしょう。一方、通勤用に車を使用する場合は、燃費が良い車種や疲れにくい車種などがおすすめです。
上記以外にも、ライフスタイルの条件に合わせてターゲットにする車種が変わってくるため、候補となる車種を複数台挙げておくと良いでしょう。
妥協できるポイントとできないポイントを整理しよう
ターゲット選定が一通りできた人は、自分が欲しい車の重視するポイントを絞っていきましょう。同じ車種でも妥協できるポイントを持っておくだけで車の価格を下げることも可能です。
例えば、「同じ車種でも新車ではなく中古車を選ぶ」「人気カラーではなくマイナーカラーを選ぶ」など妥協できるポイントを作ることで、購入できる車の範囲を広げるだけでなく、購入価格を下げられるかもしれません。
また、ディーラーや中古車販売店にお願いすれば、車の見積もりを手に入れることもできるため、ターゲットの車種でどのくらい差があるのか比べてみるのも良いでしょう。
お金の支払いプランを立てておこう
自動車販売店で車を購入する場合、ローンを組むことが一般的です。そのため、自分がローンを毎月いくら支払えるのかを把握しておくと、支払いプランを立てやすくなります。
また、ローンの金利を下げたい場合、銀行でローンを組むことも可能ですが借入までに数週間程度かかるケースもあるため、計画的な行動が必要でしょう。
販売店選びは重要なポイント！たくさんのショップを見て回ろう
ディーラーや中古車販売店では、取り扱っている車種や在庫数が異なるため、多くのショップを見て回ることが大切です。また、中古車では、人気車種の在庫がすぐになくなってしまうことが多いため、店舗に連絡して在庫の有無を確認しておきましょう。
もし、欲しい車の在庫がなくなってしまった場合でも、店舗に問い合わせをしておくことで、新しい車の入荷情報を店舗側から知らせてもらえることもあります。そのため、できるだけ多くの店舗に小まめな電話連絡をしておくと、お目当ての車に巡り合いやすくなるでしょう。
候補の車が見つかった際は、実車チェックの予約や試乗予約の電話をしておけば店舗に着いてからの流れもスムーズです。
新車を安く購入できる時期を選ぼう
新車を安く購入できる時期は決算月である3月です。3月は車業界が1年で最も販売台数を伸ばしたい時期とされているため、他の月よりも値下げ幅が大きくなるようです。
また、多くの自動車販売店が月単位で販売実績を管理していることがおおく、1カ月の中でも月末の方が新車を安く購入しやすい期間とされています。
ただし、新車を安く購入できる期間は、納車日が月を跨がないことを前提にしているため、車の契約手続きの期間を見越して早めに動く必要があるでしょう。
中古車の場合も安く購入できる時期がある！
中古車を安く購入できる時期は、車の需要が下がる時期といわれています。上記のように、3月は決算月で各自動車販売店側は安くても新車を多く売ろうと考える一方、中古車の場合、販売台数を伸ばしてもメーカーからの報酬がないため価格を下げることも少ないようです。
つまり、中古車の場合は4月や5月のように、車を欲しいと考えている人が少ない時期は安く購入できる時期といえます。他にも、お盆やボーナスの直前月など車が売れにくいとされている時期は、中古車の価格が下がりやすい時期となるケースが多いため狙い目でしょう。
車を購入する方法
車を購入する方法は、新車と中古車で異なります。新車ではディーラーとサブディーラーの2種類、中古車では中古車販売店やネットを経由するなど複数の購入方法があります。ここでは、新車と中古車の購入方法と特徴をそれぞれみていきましょう。
新車の場合
新車が購入できる場所は、各自動車メーカーが運営する正規ディーラーと中古車販売店などのサブディーラーです。
正規ディーラーでは、各メーカーによって車の販売車種が限定されている一方で、同じメーカー車の種類が多い特徴があります。サブディーラーでは複数のメーカー車を取り扱っているため、トヨタやホンダなど複数のメーカー車を1店舗で見比べることが可能です。
中古車の場合
中古車の場合は、中古車販売店やディーラーなど店舗に出向いて購入する方法があります。各販売店で中古車を選ぶメリットは、車の内装や外装を直接確認できるため、小さな傷や凹みを発見することが可能な点です。
他にも、店舗に何度も足を運べない人は、ネット上に掲載されているサイトから中古車を探したのち、取り扱いのある中古車販売店に訪問する方法もあります。あらかじめ自分が欲しい車に目星を付けて店舗へ行くため時間のロスを最小限に抑えられることが特徴です。
ネットオークションを利用して中古車を購入することも可能ですが、手続きや責任をすべて自分で追わなければならないため、初心者には少々荷が重いかもしれません。また、ネットオークションは一般的に個人売買が多く、契約相手とトラブルになるケースもあるので利用する際は注意して行いましょう。
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あなたは車を所有できる？車を購入するにあたって必要なこと
車を購入するにあたって、契約前後に必要な書類が多数存在します。必要書類を事前に準備しておくことで、契約手続きをスムーズに行えるだけでなく、自分が車を所有できるのかを知るきっかけにもなるでしょう。
ここでは、車を購入する前に準備しておくべき必要書類や、書類がいつ必要なのかを紹介していきます。
車庫証明が取れる駐車場を確保
車を購入する場合、車庫証明が取れる駐車場を確保できないと契約することが難しい地域がほとんどです。ただし、地域によっては車庫証明が不要のケースもあるため、事前に自治体の公式サイトで車庫証明の有無を確認しておきましょう。
車庫証明の手続きや発行は、自動車販売店に代行してもらえるため、所在図や配置図を準備しておけば問題ありません。もしも、自宅や近隣に車を停められる駐車場がない場合は、自動車販売店に相談してみましょう。
実印と印鑑証明を準備
実印と印鑑証明は、普通車を購入する際の契約手続き時に必要となる必要書類です。印鑑証明書は、住んでいる都道府県の役所で発行でき、実印は印鑑証明書と一致しなければなりません。自動車販売店によっては、印鑑証明書が複数枚必要な場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
軽自動車を購入する場合、実印と印鑑証明書は必要ありませんが、代わりに認印と住民票が必要となりますので間違えないように準備してきましょう。
任意保険会社の選定
任意保険は、補償の範囲が広いだけでなく補償額も高い特徴があります。強制加入である自賠責保険では、対人のみでしか補償を受けることはできませんが、任意保険ならば自分自身や自分の車に対しても補償を受けることが可能です。
任意保険に加入する場合は、購入した車の納車日に合わせて保険が適用できるように設定することが一般的とされています。車を契約してから納車までの期間は、およそ1～2週間ですので、車の契約日を目安として任意保険に加入しておくと良いでしょう。
また、自動車販売店が保険会社の代理店と提携している場合、代理店を利用すると販売店側が車の契約と一緒に任意保険の手続きも行ってくれます。
車を購入し乗り始めるまでの流れ
購入したい車が見つかった人は、自動車販売店で車の状態をスタッフに聞いたのち、問題がなければ見積もり金額と予算を見比べましょう。
見積もり金額に納得した場合、車の契約手続きを行っていきます。契約に必要な書類は、上記で紹介していますので、しっかりと持参しておいてください。また、任意保険に加入したいけれど、加入方法がよくわからない人はスタッフに相談しましょう。
契約手続きが完了すると、購入した車の料金を現金やクレジットカードで支払います。頭金を支払うタイプの場合は、この段階で必要金額を支払いましょう。
すべての契約手続きが完了した後、自動車販売店側が納車手続きを済ませてから約1～2週間で納車となります。以上が、車の購入から納車までの流れとなりますので、購入手続きをスムーズに行うためにも事前に理解しておきましょう。
車の代金＝支払金額ではない？車代以外に必要な「諸経費」
車の購入にかかる料金は、車の代金＋諸経費を合計したものです。そのため、車両価格がどんなに安い場合でも、諸経費である法定費用と手数料がかかってしまいます。ここでは、車の購入に必要な諸経費（法定費用と手数料）を具体的に見ていきましょう。
車の税金
車を購入する際は、諸経費に含まれる法定費用がかかってきます。法定費用は、どの自動車販売店で車を購入しても支払う金額は同じです。
|
税金の種類 |
特徴 |
|
自動車税 |
都道府県税で、排気量によって税額が異なる |
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自動車重量税 |
国税で、車両重量によって税額が異なる |
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環境性能割 |
都道府県税で、車を購入・登録するときに課税される |
|
消費税 |
車両本体価格など法定費用以外に課税される |
上記の法定費用は、車を購入するときに必ず支払う税金ですが、エコカーなど免税・減税対象車もあるため少々複雑です。そのため、ここでは車を購入すると税金が発生するということを覚えておきましょう。
販売店に対する手数料
販売店に対する手数料は、法定費用とは別の諸経費です。手数料は、各自動車販売店側が金額や項目を設定するため、購入する車の種類や内容で支払金額は全く変わってきます。
また、ディーラーに対する手数料は、交渉を行うことで金額を変動できる項目でもあるため、店舗によっては手数料が安くなる可能性もあります。手数料に関わってくる費用は以下の通りです。
- ・車両登録代行費
- ・車庫証明代行費
- ・納車費用
- ・洗車費用やクリーニング費用（中古車の場合）
上記の以外にも店舗によっては異なる手数料が発生するケースもあるので、車を購入する際は、見積もりから手数料の項目と金額を確認しておきましょう。
自賠責保険料
自賠責保険は、税金と同じ法定費用に含まれる保険で、車を購入する人は必ず加入しなければなりません。自賠責保険にかかる保険料は、国土交通省が発表する金額を支払うため、どの保険会社でも一律です。
「2021年4月1日以降の自賠責保険料」
|
期間 |
24カ月 |
36カ月 |
|
自家用普通車 |
20,010円 |
27,180円 |
|
軽自動車 |
19,730円 |
26,760円 |
参考：『自賠責保険料率表は損害保険料料率算出機構』
初心者が中古車を選ぶときのポイントと注意事項
初心者が中古車を選ぶ場合は、信頼できる中古車販売店で車を決めていくことがポイントです。中古車選びには、年式や走行距離だけでなく、車の状態を詳しく確認して判断する必要があります。
仮に、車のデザインやカラーなど見た目だけで中古車を選んでしまうと、購入後に不具合が起きてしまうかもしれません。しかし、「車の状態を詳しく把握しましょう」と説明してもよくわからない人が多いのではないでしょうか。
そのため、信頼できる中古車販売店に車の状況を詳しく聞けば、自分では知ることが難しい情報を簡単に収集することが可能です。ネット上にも車を購入できるサイトは多数ありますが、初心者でも安心して中古車を購入したい人は、中古車販売店の方がおすすめでしょう。
まとめ
初めて車を購入しようと考えている人は、まず、自分の車が欲しい理由を探してみましょう。車を購入する理由が具体的なほど購入後の実用性は高まりますし、安易な判断で購入しない防止策にも繋がりやすくなります。
また、できるだけお得に購入するためにも、信用のおける自動車販売店を探しましょう。もし販売店選びに迷っている場合は、ネクステージがおすすめです。
ネクステージでは、多くの人気車種の在庫を取り扱っておりますので、お目当ての車も見つかりやすいでしょう。さらに、自賠責保険や任意保険も提携している代理店にしていただければ手続きを代行して行います。初心者で車選びに失敗したくない人は、ぜひネクステージにご相談下さい。
※本記事に記載の自賠責保険料は、基準料率改訂等の理由により変更となる場合があります。最新の自賠責保険料率表は損害保険料料率算出機構のHPをご確認ください。
