【中古車の納車】取りに行く?遠方の場合は?納車時の疑問を徹底解説
現在、インターネット上で中古車の在庫情報を確認できます。全国展開のお店であれば、最寄り店舗でお取り寄せが可能です。しかし、遠方の個人店などであれば取引方法や納車までの流れに不安を感じたり、納車費用などが気になるという方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、中古車の購入から納車までの流れや納車費用などの疑問を徹底解説します。遠方から購入した際に、実際に起こったトラブルなども合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
3.取りに行くと早まる?中古車の納車を早めるためにできること
4.気になる車をネットで見つけた!現地に行かずに中古車を購入するときの流れ
5.その業者は大丈夫?実物を見ずに中古車を決めるとき注意したいこと
・通常の中古車購入とは違い、遠方から購入する際は注意すべきポイントが多い。
・中古車購入時のトラブルやよくある質問を参考に、失敗しない中古車選びをしよう。
・中古車探しなら、高品質な車を豊富にそろえるネクステージがおすすめ。
【中古車の納車】購入から納車までの流れ
中古車の購入から納車までの間にトラブルを起こさないためには、まず一般的な納車までの流れをチェックしましょう。ここでは、購入から納車までどれくらいの時間がかかるのか、具体的な流れや必要な書類についてご紹介します。
納車までにはどのくらい時間がかかる?
中古車の納車までにかかる時間は約1か月です。最初は中古車販売店への訪問や、インターネットなどを使って車を探します。希望の中古車が見つかれば、見積もりなどを確認したうえで購入へと進み、納車という流れです。
購入時には様々な手続きがあります。そのため、必要書類の手続きも含めると目安は約1か月です。スムーズに手続きを終えることができれば、納車時期が早くなることがありますが、車探しや手続きに時間がかかれば1か月よりも長くなることがあります。
中古車購入から納車までの流れ
一般的な中古車購入から納車までの流れは次のとおりです。
・中古車販売店などでの車探し
・車の状態を確認
・見積もり、条件の確認
・必要書類の手続き、購入
・支払
・名義変更、車庫証明など必要書類の提出
・中古車の点検、整備
・納車
中古車販売店などで希望の車が見つかり、車の状態や見積もりに納得できれば購入までは数日で進めることができます。しかし、見積もり金額など条件に満足できない場合は、車の探し直しです。また、支払段階では一括で支払うケース以外に、リース・ローン支払などから選べます。
支払と並行して進めるのが、名義変更や車庫証明に必要な提出書類の用意・提出です。中古車販売店は支払が確定すると、点検・整備が始まります。
点検個所は多岐にわたりますが、この時に問題が見つかると修理が必要です。納車までの時間も修理に応じて長くなります。整備・点検が終わり、名義登録が完了したら納車です。
中古車購入から納車までに必要な書類は?
中古車購入から納車までに必要な書類は、普通車と軽自動車で異なります。用意するものは次のとおりです。
普通車購入に必要なもの |
軽自動車購入に必要なもの |
実印 |
印鑑 |
印鑑登録証明書 |
住民票写し |
自動車保管場所証明書 |
自動車検査証明書 |
委任状 |
自賠責保険証明書 |
自動車検査証 |
委任状 |
自賠責保険証明書 |
|
自動車保管場所証明書などの一部の書類は、販売店に代行を依頼できます。また、印鑑登録証明書などは、書類発行日にも注意して用意が必要です。
中古車の納車にかかる費用は取りに行くと安くなる?
中古車購入時に請求される費用の中に、納車費用という項目があります。これは、納車のために必要となる費用です。ここでは、納車費用に含まれるものや、自分で車を取りに行くことで納車費用を抑えられるのかをご紹介します。
中古車の納車費用に含まれるもの
納車費用とは、納車のための準備作業にかかる費用のことです。そのため、以下のような準備作業が含まれます。
・洗車
・引渡し前点検
・空気圧調整
・清掃
・傷けし、ワックスなど
全ての中古車販売店で、このような納車準備作業が行われてはいません。しかし、販売店によっては念入りに車内を清掃して、車体の傷けしやワックスがけなどを行ってくれます。
取りに行くと費用を抑えられる?
販売店によっては、車を取りに行くことで納車費用を抑えることは可能です。しかし、納車費用に洗車や引渡し前の点検などが含まれている場合には、車を取りに行く場合でも請求はされます。納車費用を抑えたい場合は、見積もりの段階でどのような項目が納車費用に含まれるのかを確認しましょう。
また、納車費用を抑えられるということは、十分な納車準備が行われていない可能性があります。適切な準備が行われていない状態で納車されても問題ないかも併せて検討が必要です。
取りに行くと早まる?中古車の納車を早めるためにできること
中古車の納品を少しでも早めるために、取りに行く以外にも次のようなできることがあります。
・銀行ローンの事前審査を活用する
・不備のない書類の用意
・店頭引き取り
・縁起を気にしない
・販売店に希望納期を伝える
銀行ローンの事前審査を受けておくことで、融資が可能な状態にしておくことは重要です。購入時にローンの申し込みをし、仮に審査に落ちた場合は、再度他のローン会社へ申し込み審査結果を待つ時間がかかります。
店頭引き取りにすることも納車を早めるポイントです。納車場所まで輸送する必要がないので販売店側の手間がかかりません。また、点検や整備に支障が出ない範囲で、できるだけ早く納車してもらうように伝えておくことも重要です。
気になる車をネットで見つけた!現地に行かずに車を購入するときの流れ
中古車ならお得に購入できるだけでなく、製造が終了している車も見つけることができます。インターネットで検索すると、これまで探していた一台に巡り合えるかもしれません。
しかし、欲しい車が遠方の中古車販売店でしか取り扱われていないこともあります。このような場合に備えて、現地に行かずに中古車を購入するときの流れを確認しておきましょう。
在庫照会と状態確認をしてみよう!
自分が欲しいと思っている中古車であれば、他の人も同じことを思っているかもしれません。それが希少車であればなおさらです。まずは、取り扱っている店舗まで在庫確認をしてみましょう。
また、中古車情報サイトであれば、車の状態を確認することができます。しかし、写真では見えにくくなっている箇所もあるため、直接質問することが大切です。どの程度のキズなのかを写真で送ってもらえるのかも聞いてみましょう。
見積依頼をして保証の内容を確認
在庫が確認できたら、次に見積もり依頼を出します。直接お店に訪問して話をするわけではないため、お互いに探り探りのところもありますが、担当者の態度が悪いと感じたらその時点で、その業者で購入するかどうかを検討するのもいいでしょう。
また、購入後に万が一故障してしまった場合、遠方の販売店だと気軽に出向くことができないため、保証なしでの購入は避けた方が得策です。仮に保証が付いていても、内容をしっかりと確認しておきましょう。
支払方法と輸送費の確認をしておこう
支払方法については、一般的な中古車購入の場合と同じく現金、ローン、クレジットカードの3種類です。ただし、中古車販売店によってはクレジットカードでの支払いが不可となっているところもあるため注意が必要です。
また、通常の中古車購入とは違い、陸送費や運送費が重要です。距離だけでなく、運び方によっても費用は大きく変わってくるため、事前に確認しておきましょう。例えば、東京から九州に運ぶ場合、7万円前後が目安になってきます。
具体的な陸送費の相場とかかる日数は以下のとおりです。
距離の目安 |
陸送費相場 |
所要日数 |
東京⇒沖縄 |
10万円前後 |
9~10日程度 |
東京⇒四国 |
6万円前後 |
5~6日程度 |
東京⇒大阪 |
5万円前後 |
3~4日程度 |
東京⇒新潟 |
4万円前後 |
2~3日程度 |
東京⇒北海道 |
7万円前後 |
7~8日程度 |
※燃料高騰などを原因とするに輸送費の変動がある場合があります
必要書類を準備して契約手続きを行う
中古車購入に必要な書類は「実印」、「印鑑証明書」、「車庫証明書」、「自動車検査証」「自賠責保険証」「委任状」です。
契約に関する手続きは、基本的に電話や郵送でやり取りすることになります。中古車販売店から「用意して欲しい」と言われたものは、すぐに準備するようにしましょう。そうすればスムーズに手続きを進められるだけでなく、無駄なトラブルも防ぐことができます。
支払を行い納車
支払いが完了したら、あとは納車を待つだけです。自宅の場所などによっては別の場所で受け渡しになることもあるため、事前に確認しておきましょう。納車されたらすぐに車の状態をチェックします。不具合や傷など気になる箇所が見つかれば担当者へ連絡し、対応方法を確認しましょう。
その業者は大丈夫?実物を見ずに中古車を決めるとき注意したいこと
中古車は新車よりも故障するリスクが高いため、より慎重にならなければなりません。気軽に現車が確認できない遠方の中古車販売店から購入する場合は、特に注意が必要です。では、どのようなポイントから重点的に気を付ければよいのでしょうか。実物を見ないで車の購入を決めるときに注意したい点をご紹介します。
中古車に「無傷」はほぼない
中古車販売店に車の状態を確認したときに「傷ひとつなくピカピカです」と返答されることがあります。中古車を購入するときに知っておくべきことは、中古車が「無傷」の状態で売られているとは限らないということです。
「状態が良い」と言われれば信じてしまいたくなりますが、実際に見てみないことには分かりません。それよりも「○○に少々目立つ傷があります」など、デメリットを教えてくれる中古車販売店のほうが信用できます。
個人間の取引はよほどのことがない限り避ける
友人や知人から車を譲り受けることもあるかもしれません。しかし、個人売買は遠方の店舗から購入するよりもトラブルが起こりやすくなるため、よほど信頼のおける相手でない限りは避けた方がよいでしょう。
個人間売買の場合では正式な契約書が存在しないことが多く、事前に両者で細かい確認が重要です。口約束で済ませてしまう、質問がしづらいような相手では、後悔が残ることもあるでしょう。特にインターネット経由で知り合った相手との取引はおすすめできません。
可能であれば手間でもぜひ一度実物確認を
遠方のお店だと、現車を確認しに行くことが難しい場合もあるでしょう。しかし、少しでもトラブルを防ぐためには、手間をかけてでもお店に出向くことが賢明です。写真の印象とは全然違うといった事態も避けられます。
交通費が数万円かかるような場合は、電話を一本入れてみましょう。メールでの文章は丁寧でも、実際に話してみると印象が変わった、ということもあります。何かしらの方法で雰囲気を確かめることは大切です。
業者の地元での評判を確認してみよう
馴染みの少ないお店から購入する場合は、口コミなどの評判を参考にしている方もいるのではないでしょうか。中古車販売店もインターネットの口コミサイトやSNSなどで、その業者の評判を簡単に確認することができます。
例えば、数十件の口コミの中で悪質な内容が1件程度であれば気にする必要はありませんが、同じような内容が多数寄せられていれば注意が必要です。信頼のおける業者であるかどうかを確認するためにも、口コミを検索してみましょう。
中古車のネット購入で後悔!トラブル事例と回避方法
インターネットでの中古車購入は欲しい車種が見つかる一方で、しっかりと交渉できないがためにトラブルへと発展するケースも少なくありません。では、遠方の店舗から中古車を購入する場合、どのようなトラブルが起きているのでしょうか。トラブル事例とともに回避方法についてもご紹介します。
トラブル事例1
「東京在住のKさんは、福岡の中古車販売店で以前から欲しかった車種を見つけ購入しました。そのときにKさんが陸送費用として支払った金額が約15万円。後で相場を調べてみると倍以上の金額を支払っていることに気が付いたそうです」
陸送費や輸送費は運び方などによって費用は大きく変わってきます。そのために、相場を知らずに業者の言い値で納得してしまう人も少なくありません。悪徳販売店だと、高額な陸送費を上乗せしてそこで利益を出すこともあるため、注意が必要です。
Kさんのような被害に遭わないようにするためには、事前にどれくらいの費用がかかるのかを把握しておきましょう。インターネットで検索すればある程度の相場情報を確認することができるため、調べておくとトラブルに発展しにくくなります。また悪徳業者に引っかからないためには、信頼できる大手の販売店から購入することが重要になってきます。
トラブル事例2
「自宅から高速道路を利用して約3時間の場所にある中古車販売店で購入したMさん。輸送費を少しでも浮かすために、自分で運転して帰宅することを決めました。しかし、整備不良による走行トラブルが発生し、途中でエンジン停止となったそうです」
長距離運転に慣れている方であれば、3時間程度の距離なら許容範囲となるかもしれません。節約のために取りに行ったものの、整備不良のため足止めを食らってしまうというケースもあります。
このようなトラブルに巻き込まれないためには、現車確認をしっかりとすることです。とはいっても、素人目では判断しにくい部分もあるかもしれません。その場で購入して乗って帰るのではなく、しっかりとメンテナンスをしてもらうことが大切です。
トラブル事例3
「インターネットで見つけた中古車の問い合わせをしたSさん。バッテリーは1年前に交換済みとのことだったので、安心して購入を決意します。しかし、納車された後にエンジン音に違和感を覚え販売店に問い合わせてみたところ、『知らない』の一点張りだったそうです」
車を選ぶときは外見だけでなく、車両の状態も確認しておきましょう。自分できちんと確認しないまま契約すると、故障が見つかっても修理対応や契約解除を請求できないこともあるため、十分に注意する必要があります。
今回のようなトラブルに発展しないためにも、契約前にきちんと確認しておくことが重要です。また、口頭で約束しても形に残らないため、書面上で締結しましょう。保証内容を事前に確認して不安を取り除いておくことが最も大切です。
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中古車購入は、販売店によっては思いがけないトラブルに巻き込まれる可能性があります。トラブルを防ぐためには、信頼できる販売店で探しましょう。中古車探しはネクステージがおすすめです。
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よくある質問
Q. 納車時に必要なものは?
A.納車日の当日に用意するものは特にありません。もし、自宅以外の場所で受け取りをする場合は、運転免許証を携帯しましょう。車検証などの所有者が管理する必要のある書類は、販売店が車と一緒に用意します。
Q. 納車までの流れは?
A. 購入のご契約後は、車庫証明(自動車保管場所証明書)を警察署に取りに行き、他の必要書類とともに販売店に渡します。販売店が代理で車庫証明を取ることもできますが、委任状が必要です。 車庫証明と必要書類を渡した後は、販売店が自賠責保険証を発行し、自動車保険の手続きを済ませます。車のお支払いを確認し、最終検品後に納車です。
Q. 中古車を遠方に取りに行く場合は安くなる?
A. 中古車を遠方に取りに行くことで、運送費が抑えられる可能性はあります。しかし、納車費用に運送費が内包されている場合は、いくらが運送費なのかがわかりません。納車場所やコストに関しては、見積もり段階で相談しておくとトラブルが避けられます。
まとめ
中古車の購入から納車までには約1か月かかりますが、取りに行くなど自分でできることを実践すれば納車時期を少し早めることが可能です。しかし、適切な整備が不足しているなど中古車購入にあたってトラブルに巻き込まれる可能性があります。
信頼できる販売店で中古車を探すことが何より重要です。ネクステージは、高品質な車を豊富にそろえており、全国の在庫から選べるので希望条件の中古車を見つけられます。ぜひご相談ください。