車購入の検討段階で確認を!ディーラー選びから納車まで流れを解説
車は不動産につぐ大きな資産となるので、慎重に検討しなければなりません。また、車は大型商品です。どのように購入し、自宅まで持ってくるのかわからない方もいるのではないでしょうか。満足できる車を購入するためには、購入を検討している段階でいくつかのポイントをチェックしておくことが大切です。
そこでこの記事では、実際に車を購入するまでの流れとポイントを詳しくご紹介します。車を購入する予定の方は、ぜひ参考にしてください。あらかじめ確認しておくことで、計画的に車を購入できるでしょう。
※目次※
・車を購入する際は用途に合うものを選ぶことが大切!家族構成も考慮しよう!車選びで困ったことがあればネクステージで相談を!
・ディーラーとの相性も重要。自分に合ったディーラーの担当者と上手に交渉をしてお得に車を購入しよう
・お得に車を購入するならタイミングを見計らおう。決算期とボーナス時期は特に狙い目!
車購入の流れ【1】買う車を検討する
車が欲しいと思ったら、最初に車のタイプから検討しましょう。目的や車種・予算などを総合的に考えて最適な車を選ぶ必要があります。こちらでは、車購入の検討段階でチェックしておきたいポイントを2つご紹介するので、あらかじめチェックしておくのがおすすめです。
車の種類を知って好きな車種を決める
車にはさまざまな種類があります。車種ごとに特徴や走行性能が異なるため、自分の好みや利用シーンに応じた車種を選ぶことが大切です。主な車種の特徴を以下でご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
車種 |
特徴 |
向いている方 |
セダン |
走行安定性が高いものの、積載性は低い |
乗車時の快適性を重視する方 |
クーペ |
スタイリッシュで高級感がある |
高級感を求める方、1人~2人で乗車する方 |
SUV |
悪路走破性に優れる |
豪雪地帯や山間部を走行する方 |
ミニバン |
積載性に優れる |
積載性を重視する人やファミリーカーとして使いたい方 |
ステーションワゴン |
走行安定性と積載性を両立 |
買いものや荷物の運搬に利用しつつ、ドライビングを楽しみたい方 |
車に何を求めているのかによって、向いている車種が異なるといえます。それぞれの車種の特徴をしっかり把握し、好みの1台を選びましょう。
使用目的と予算を考えて選ぶ
車を選ぶ際には、使用目的や予算もチェックする必要があります。仕事に車を使う方や、荷物を運ぶ機会が多い方は、ミニバンやステーションワゴンなどの積載性が高い車がよいでしょう。運転する楽しさを味わいたい方は、セダンやクーペ・スポーツカーなどがおすすめです。
予算が十分な場合は、新車を購入すると満足できるかもしれません。予算が限られている場合は中古車を検討する必要があります。用途や予算だけではなく、家族計画も車を選ぶ際に重要なポイントです。単身世帯や2人世帯で、しばらく人数が増える見込みがない場合はクーペやセダンなどを選んでも問題ないでしょう。
子どもが多い場合や家族計画がある場合は、居住性や積載性に優れた車を選ぶのがおすすめです。家族構成によって車に求める性能や積載すると予測される荷物量が異なります。購入後に後悔したり、すぐに買い換えたりしなければならない状況に陥らないためにも、家族の状況についてしっかり考えておきましょう。
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車購入の流れ【2】ディーラーに行く
購入する車の候補が決まったら、ディーラーに行きます。ディーラーではさまざまな種類の車を取り扱っているため、適切なところに行くことが大切です。こちらではディーラーの選び方と営業マンへの接し方をご紹介するので、販売店に足を運ぶ前にチェックしておきましょう。
まずはディーラーを選ぶ
まずは購入したい車に応じたディーラーを選びましょう。ディーラーとは「車の小売を行う業者」を指す言葉なので、メーカーのほかにも特約店契約を結んだ販売店なども含まれます。
新車を販売しているディーラーは多くの場合、特定のメーカーの車のみを取り扱っているでしょう。したがって、購入したい車のメーカーに応じたディーラーに行く必要があります。同じ自動車メーカーでも複数の販売経路をもっていることがあるため、あらかじめチェックしておきましょう。
中古車を購入する場合は、購入したい車を販売している中古車販売店に出向きます。中古車は現車販売になるため、遠方の販売店にしか在庫していないこともあるでしょう。現車を確認できる範囲にある中古車販売店を選ぶことも大切です。
値引き額の目標を決める
車を購入する場合は、交渉によって値引きしてもらえることがあります。下取りを利用する場合は、下取り価格の相場をチェックしておくことも大切です。相場より安い価格が提示された場合は、減額した理由を聞いて交渉をしましょう。
ほかにも、オプションをつけることを前提とした車両価格の値引きをしてくれることもあります。車種ごとの値引き額の相場をチェックし、目標を決めてディーラーを訪れるとよいでしょう。人気車ほど値引き額が少なくなる傾向があるため、欲しい車の人気度もあわせてチェックしておくことをおすすめします。
営業マンと良好な関係を築く
営業マンとの関係も重要なポイントです。良好な関係を築いていれば、値引きを引き出したり手厚いサポートを受けられたりするでしょう。
営業マンとの関係が良好であればさまざまなメリットがあるため、ディーラーを訪問する際には丁寧に対応するのがおすすめです。購入後の整備や車検などのサポートだけではなく、次回同じディーラーで車を購入する際に通常以上の値引きをしてくれることもあります。
車購入の流れ【3】商談と契約
ディーラーで購入する車を決めたら、商談に移ります。試乗をして車を確認したり、購入にかかる代金を把握したりすることが大切です。商談がまとまって納得できたら購入契約を結びます。それぞれの段階におけるチェックポイントをご紹介するので、確認しておきましょう。
商談ポイント1.車の購入金額の把握
購入することを決めたら、ディーラーに見積書を発行してもらいましょう。車の購入には、以下のような費用がかかります。
- ・車両本体価格
- ・オプション価格
- ・自動車税(購入時期によって異なる)
- ・自動車重量税
- ・自動車損害賠償責任保険料(37か月分)
- ・リサイクル料金
- ・検査登録手数料
- ・車庫証明手数料
車の代金以外にも、税金やリサイクル料金などがかかることが理解できたでしょう。検査登録や車庫証明は、ディーラーに代行を依頼することで支払いに行く手間が省けます。ただし、代行手数料がかかることを把握しておきましょう。
また、車を所有するとガソリン代や税金・車検費用などが必要です。購入を検討する際は、ランニングコストも試算することをおすすめします。
商談ポイント2.試乗して乗り心地を確認
実際に試乗して乗り心地を確かめるのも大切です。乗り心地以外にもチェックしておきたいポイントをご紹介します。
- ・アクセルやブレーキのレスポンス
- ・ステアリングの感覚と特徴
- ・エンジン音や走行音の響き具合
- ・シフトノブや各種レバーの操作性
これらのポイントは車を運転する上で重要なポイントです。試乗時にもれなくチェックしておくことをおすすめします。
特に、エンジン音や走行音などのロードノイズは長時間乗っているとストレスに感じがちです。操作性やステアリング性能のように乗っているうちに慣れるものでもないため、長時間乗っても気にならないかという観点でチェックしましょう。
商談ポイント3.車の値引き額の限界を知る
車を購入する場合は、交渉次第で値引きしてもらえることがあります。車の価格を構成している主な要素は、「車両本体価格」「諸経費」「オプション」の3つです。下取りを利用する場合は、ここから下取り額分が引かれます。
値引き交渉をする場合は、前述した3要素でどの程度の値引きができるかを確認することが大切です。単純な値引き以外にも、オプションの無料追加などを引き出せることもあるので上手く交渉しましょう。
下取りを利用する場合は、相場をチェックし交渉材料として利用するのがおすすめです。下取り額が高くなれば実質的な値引きにつながるので、見逃せないポイントといえます。
契約時に必要なものは?
商談がまとまったら契約です。契約する際には必要なものを持参しなければなりません。必要なものを忘れると契約が完了できないため、事前にすべてそろっているかを確認しておきましょう。必要なものは次のとおりです。
- ・車庫証明書
- ・印鑑証明書(軽自動車は不要)
- ・実印(軽自動車の場合は認印)
- ・本人確認書類
- ・委任状(ディーラーに検査登録などを代行してもらう場合)
下取りを利用する場合は、上記の必要なものに加えて以下を用意します。忘れがちなポイントなので、きちんとそろえておきましょう。
- ・自動車検査証
- ・自動車損害賠償責任保険証
- ・リサイクル券
- ・自動車税納税証明書
これら4つの書類はすべて下取りする車に必要なものです。自動車税が未納になっている場合は、納税しないと下取りができないので注意しましょう。
車購入の流れ【4】納車
契約が終わったら納車を待ちます。納車の際にもいくつかチェックしておきたいポイントがあるため、しっかり覚えておきましょう。こちらでは、納車後にチェックするポイントと納車費用についてご紹介します。忘れがちなポイントもあるため、きちんと確認しておきましょう。
納車後にチェックすること
納車後にチェックしなければならないのは以下の3つです。きちんとチェックをしないとトラブルの原因になるため、十分に注意しましょう。
- ・必要書類の記載事項に不備がないか
- ・車体に傷や凹み、塗装の剥げがないか
- ・オプションや装備品
書類のチェック時には、自動車検査証や自動車損害賠償責任保険証の記載内容に不備がないかをきちんと確認します。車台番号が購入した車のものであること、所有者や使用者の名義や住所が間違っていないことなどをチェックしましょう。自賠責保険の期間も37か月(場合によって36か月)になっているかを確認します。
書類に問題がないことを確認したら、車体に傷や凹み・不具合がないかを確認します。オプションや安全装置などの装備品が注文書どおりかどうかもあわせてチェックしましょう。
アクセルやブレーキ、ステアリングなどの運転装置のチェックも重要です。灯火類やワイパーが正常に動作するかもきちんと確かめる必要があります。消耗品類の故障が納車後に発覚すると、実費修理になる可能性があるのでもれなく確認しましょう。
納車費用とは?
納車費用としてあげられるのは、納車整備費用やクリーニング費用です。ディーラーの店舗以外の場所で納車する場合は、納車場所までの陸送費も含まれているでしょう。
ディーラーによっては、手続きを代行した場合の代行費用が納車費用としてまとめられていることもあります。納車費用に何が含まれているのかはディーラーによって異なるため、営業マンに確認するのがおすすめです。
車の購入を検討中なら安く買える時期を狙おう!
車をお得に購入したいと考えている方は、安く買える時期を狙うことがおすすめです。こちらでは車を安く買える時期をご説明します。実際の乗り換えスケジュールもご紹介するので、良質な車を安く購入したい方は参考にしてください。
決算期とボーナス月が狙い目
車を安く購入したい場合は、決算期とボーナス月が狙い目です。決算期はメーカーによって異なるものの、3月や12月のことが多いでしょう。特定のメーカーの車を購入する場合は、そのメーカーの決算期がいつなのかをチェックすることをおすすめします。
決算期には各メーカーが在庫車を売ろうと考えているため、大幅値引きの期待ができるでしょう。販売目標を達成したいディーラーも、大幅値引きを提示してくれることがあります。したがって安く車を購入したい場合は、購入したい車のメーカーの決算期を狙ってみましょう。
ボーナス時期はディーラーが販売に力を入れる時期なので、購入するのにおすすめの時期です。車を買ってもらうために価格そのものを安くする傾向があるため、お得に購入できるでしょう。
2パターンの乗り換えスケジュール
実際の乗り換えスケジュールの例をご紹介します。今回は3月購入の場合と12月購入の場合をご紹介するので、スケジュールを決める際の参考にしてください。まずご紹介するのは3月に購入する場合の例です。
- ・12月末:購入する車種の検討を開始
- ・1月~2月:ディーラーを訪問して商談する
- ・3月:購入契約を結ぶ
- ・4月~5月:納車
12月ころから情報収集を始め、2月ごろまでにディーラーや購入する車を確定すれば決算期のお得な時期に購入できます。年末年始を使って、家族でゆっくりできる時期ではないでしょうか。
ただし、自動車税を4月に1年分一括払いする必要がありますので、契約すぐに納車してしまうと税金の負担がかかることを覚えておきましょう。もし税金の負担を減らしたい場合は、車検が残っている中古車を購入することをおすすめします。
続いて、12月のボーナス時期に購入するスケジュールもご紹介します。12月はクリスマスもあることから、キャンペーンが多く出てきます。気になる車を絞っておき、キャンペーンが始まってからディーラーを選んでもよいでしょう。
- ・10月:購入する車の検討を開始
- ・11月~12月:ディーラーを訪問して商談する
- ・12月中:購入契約を結ぶ
- ・1月 ~2月:納車
12月に購入すると年末年始を挟むことから、納車が遅くなる傾向にあります。また、12月は仕事も家庭も忙しい時期です。お得に車を購入したいなら早めに検討を始め、計画的に書類や資金を準備しましょう。
まとめ
今回は車を購入する際の流れを詳しくご紹介しました。車を検討してから実際に購入し、納車されるまでの流れを理解できたのではないでしょうか。タイミングを見計らって交渉すれば、大幅値引きを引き出せることもあります。
車の購入を検討している方は、ぜひネクステージにご相談ください。ネクステージはフォルクスワーゲンやアウディを始めとした輸入車メーカーの正規ディーラーなので、国産車に限らず安心して購入できます。未使用車や車検が残っている中古車も取り扱っているため、予算の都合で中古車を検討している方にもおすすめです。
車の購入や乗り換えを考えている人は、ぜひ一度ネクステージまでご連絡ください。広大な販売ネットワークを活かして最適な車を探します。