中古車購入するときのチェックポイント！販売店で見るべき箇所を徹底解説！
新車と同様、中古車を購入することも大きな買い物となるため、事前にチェックするポイントを知っておくと後悔のない買い物ができます。
しかし、中古車を購入することを考えている方の中には車のどこを見て判断すればいいのか、予算の決め方、販売店はどう決めればいいのかが分からないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そのような場合、事前に車の使用目的やどのような車種が欲しいのかを決めておくことでスムーズに車選びが行えます。また、予算を決めるには支払いのシミュレーションを行うこともポイントです。
この記事では事前にチェックしておくことから販売店の選び方、車の状態のチェックポイントなどをご紹介していきます。
※目次※
7.良品質な中古車をお探しなら充実の保証があるネクステージへ
・中古車を購入する際に必要な、予算や欲しい車、どの販売店で購入するかなど、ある程度決めておくことがポイントです。
・気になった車を実際に見て、状態を確認する際の外装や内装、乗り心地のチェックポイントをご紹介します。
・車検の状況や保証内容なども注意しておきたいポイントをご紹介します。
中古車の購入のチェックポイント【自分の条件を調べる】
中古車を買うと決めた時に何から手をつけるべきなのか悩む方もいるでしょう。中古車のメリット・デメリットを知り、事前に使用目的を明確にして自分の欲しい車種や予算を決めておくことが大切です。
この項目では、予算を決めるための支払いシミュレーション、欲しい中古車の絞り方、検索サイトでの下見などについてご紹介します。
まずは自分の準備をしよう
車を購入する場合、中古車でも新車と同じく高価な買い物になります。購入後に後悔しないためにも使用目的や予算、支払いのシミュレーションをすることが大切です。
予算に関しては、現金一括であればまとまった金額を用意しておく必要があります。しかし、ローンを組む場合は家計の状況をよく把握して返済計画を立てた上で決めていきましょう。予算が決めにくい場合は支払いシミュレーションを行うこともおすすめです。
ある程度の使用目的や予算、支払いのシミュレーションができたら中古車についてメリットやデメリットを確認しておきましょう。
中古車を知ろう
メリットとデメリットを知っておくと、購入の際に満足のいく中古車選びができます。新車より購入金額が安いため、同じ予算であってもグレードが高い車種を選ぶことが可能です。
年環境性能割という新しい制度が導入されたことにより、中古車でも電気自動車やハイブリッド車であれば非課税となっています。
しかし、環境性能が低い中古車の場合は反対に税率が上がってしまうことが難点と言えるでしょう。
車の状態や性能が落ちている、好みの色、オプションが選べない、保証期間が短いという難点もあるので、選ぶ際に注意しておくといいでしょう。以下の表にまとめているので、参考にしてください。
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メリット |
デメリット |
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・購入費用が安い ・グレードの高い車が購入できる ・納車が早い ・減税措置の対象になる |
・車の状態、性能が劣る ・色やオプションが選べない ・保証期間が短い ・新車ほどの減税は見込めない |
購入したい中古車を絞ろう
使用目的や予算が決まったら、欲しい車種を決めていきましょう。レジャー関係で使うのであれば、多くの荷物が積めて水や汚れに強く、定員数が多い車が向いています。
また、仕事用や近距離のみで使う場合は低燃費で小回りの利く車にするなど様々な使用目的に合わせて決めておくといいでしょう。
車は発売されてから時間が経つとモデルチェンジが行われます。モデルチェンジにはいくつかの種類がありますが、その中でも「フルモデルチェンジ」はユーザーやファンが注目する謂わばイベントのようなものです。最新型が発売することでそれまでの車は旧型となり、買い替えのために中古車として出回る量が増えます。
型落ちと捉えることもできますが、メーカーや車によってモデルチェンジの頻度は様々です。旧型には新型にない魅力もあるため、デザインやオプションの条件を定めておくと探しやすくなります。
こういった視点から、軽自動車やミニバンなど欲しい車種を決めるといいでしょう。
支払いプランをシミュレーションしておこう
自分の収入と家計の状況を把握し、支払いができる上限を確認しておきましょう。現金一括で支払いができる車に絞るのか、ローンを組んで買うのかを明確にし、支払いプランをシミュレーションしておくことが大切です。
ローンの場合、借入できる金額を明確にしておかなくてはなりません。購入金額に加え利息もかかってくることや、車を所有することでかかる維持費が払っていけるのかも考える必要があります。
検索サイトで物件の下見をしよう
中古車を探す場合、検索サイトで下見をすることがおすすめです。自分の気になる車種や性能、定員数、機能などを条件に入れて絞り込むことで、欲しい中古車を探すことができます。
本体価格のみを見るのではなく、本体価格以外にも税金などが含まれている「乗り出し価格」となる支払い総額も確認することが大切です。基本的に中古車は1台限りとなるため、気になるものがある場合は在庫の確認をしておきましょう。
また、車検の残り期間によって購入後すぐに車検を受けなくてはならないことも出てくるため注意が必要です。
『車検整備付き』の車であれば、車検の費用が含まれた本体価格になっていることで、費用を負担する必要がありません。『車検整備無し』や『車検整備別』と表記されている場合は、購入後に自分で車検を受けなくてはならないので、費用を全て負担することになります。
中には車検が1年以上残っているものもありますがその分価格が上がるため、予算との兼ね合いが必要です。
最終的に費用を含めた見積もりをしてもらい、内訳とその総額を確認し決断しましょう。法定費用や諸費用の記載がない場合もあるので、見積書に不明点がある場合は直ぐの確認をお勧めします。
中古車の購入のチェックポイント【販売店選びを行う】
中古車は、1台1台の状態や性能が異なるため、販売店でよく確認して購入をしなくてはなりません。購入を決めたら、契約や納車まで同じ販売店で行います。また、購入後のメンテナンスのことなど考えると、自宅から近い場所を選ぶようにしましょう。
自宅から半径10km圏内であると通いやすく、購入後でも何かあればすぐに向かうことができます。この項目では販売店選びのポイントをご紹介しますので参考にしてください。
店舗スタッフの対応
中古車は1台きりのものとなるため、悩んでいるうちに売れてしまうことも考えられます。気になる車があれば、まずは販売店へ足を運ぶことがおすすめです。その際は電話やメールなどで連絡をし、日時を相談してから行くようにしましょう。
気持ちよく購入するためには、信頼できるスタッフの存在が必要不可欠です。販売店に入った時にはスタッフの雰囲気もチェックしておきましょう。質問しやすい、説明が丁寧、こちらの話をしっかりと聞いてくれるなど、自分にとって「相性が良い」と感じるスタッフが理想です。
店舗・展示車の管理状態
販売店全体の雰囲気、展示車の状態をよくチェックしておくことも必要です。店内が明るく綺麗に掃除されているか、スタッフの身だしなみが整っているかなどが挙げられます。また、展示されている車が綺麗に保たれているかも確認すべき点です。
展示されている車に、他のお客様が触った形跡が残っていないか、埃や花粉、雨染みがないかなどを確認しておきましょう。
店外に出ている車でも、見やすいように並べられているかチェックしておくことが大切です。店内が綺麗で展示車も一台ずつ丁寧に洗われていることで、一目見て良い店舗だと分かります。
整備工場の有無
整備工場がある販売店は、専門の知識を持ったスタッフが揃っていることから購入後の車検やメンテナンスも安心して行うことができます。
また、中古自動車査定士の資格を待ったスタッフが在籍している販売店は専門の知識が豊富なため、仕入れの際にも質の良い中古車を仕入れることが可能です。
一貫して車のことを任せられる販売店は店頭に並ぶ中古車も良質なものが多く、安心して購入できることに繋がります。
中古車の購入のチェックポイント【外装の状態を確認する】
中古車を購入の際には外装の状態を確認することもポイントです。第一印象も大切ですが、一度離れて全体的に見て回ることで目視できる傷が有るか無いかが分かりやすくなります。
また、パーツの歪みや部品の錆などにも注意しておかなくてはなりません。この項目ではどこの部分を確認しておくといいのかをご紹介します。
ボディ下部・マフラーの錆び
年数が経っている車は、マフラーやボディ下部が錆びていることが考えられるためよくチェックしておきましょう。錆びていることで購入後に交換が必要となることも考えられます。それによって費用が発生してしまえば車を安く買えたとしても損をすることになりかねません。
特にマフラーは多少の錆びであれば問題ないものの、穴が空きそうなほど錆びてしまっている場合は運転にも支障が出てしまいます。また、マフラーは穴が空いてしまうと車検に通らないためしっかりと確認しましょう。
マフラーは消耗品となることから保証の対象外になっていることが多く、購入後にすぐに買い替えをしなくてはならなくなる場合があります。交換費用はさほど高くはありませんがマフラー自体が高価なものとなるので、錆がひどい中古車は注意が必要でしょう。
タイヤ・ホイールの傷
ホイールに傷が入っている場合、前に乗っていた人の扱い方が乱暴だったことが考えられます。多少の傷は付くものですが、深くえぐれたような傷がある場合、足回りの故障へ繋がる可能性があるのでよく確認しておきましょう。
また、タイヤの溝もしっかり確認しておくことが大切です。釘が刺さっている、溝が残っていないなどの場合、事故やパンクの原因になることから注意して見ておくポイントとなります。
ボンネットの内側と外側
ボンネットがきちんと開け閉めできるか、内側が汚れていないかなどをチェックしておきましょう。ボンネットが開け閉めしにくい場合、車体が歪んでいる可能性があります。
また、内側のチェックではオイルの汚れがひどくないか、冷却液が黒くなっていないかなども一緒に確認することが大切です。ブレーキオイルが黒ずんでいる場合、整備が行われていない可能性が高いので注意しておきましょう。
バンパーなどの歪み
バンパーやライトなど、各パーツの隙間が均一になっているか確認しておくこともポイントです。各パーツには元から隙間がありますが、一部分だけ広くなっている、狭くなっているという場合、車のフレームが歪んでいる可能性があります。
一目見て分かるものではないですが、車体を斜めから見た時に左右で若干違っていることがあるので、様々な角度から見て確認をしておきましょう。
中古車の購入のチェックポイント【内装の状態を確認する】
外装の状態をチェックしたら、内装も見ておかなくてはなりません。内装では目で見て分かるものもあれば、エンジンをかけて確かめなくてはならないものまであります。
この項目では電気系統の確認やシート、床の汚れ、車内の臭いなどを確認するポイントをご紹介するので参考にしてください。
電気系統の確認
パワーウィンドウ、カーナビ、室内のライト、ヘッドライトなどの電気系統がきちんと動作するか、アイドリングをした状態で確認しておくことがおすすめです。パワーウィンドウは全て同時に開け閉めすることで、不具合があるかを見極められるでしょう。
動きが遅い、途中で止まるなどの場合、モーターが弱くなっている可能性があることから注意しておくべき点と言えます。他にはカーナビ、ライトなどが動作しない場合は購入後に交換をしなくてはならなくなるため、避けておく方がいいでしょう。
エアコン動作と車内の臭い
エアコンの動作は、ヒーターとクーラーの両方を確認しておくことがポイントです。前座席だけではなく後部座席にもエアコンがある場合は、そちらも確認しておきましょう。エアコンの調子が悪い車は購入後にコンプレッサーの交換が必要になる可能性があります。
コンプレッサーの交換は高額となるため、安く中古車を購入したとしても交換費用を足すと高くなることが考えられるので注意しておきましょう。
また、空調のオンとオフの切り替え時に、雑巾のような臭いがしないか確認することも大切です。臭いがある場合水没した車である疑いがあります。
水害や浸水被害などによるトラブルは、時間が経ってから症状が出て故障に繋がるケースも珍しくありません。少しでも違和感があれば確認するようにしましょう。
シート・床の汚れ
外装がいくら綺麗であってもシートや床にシミが付いていたり、クッションがへたっていたりする車は、雑に扱われ、または見た目以上にヘビーユーズだった可能性があります。
車種によっては悪路での使用、車中泊、日常的に車内飲食がされていた可能性もあるため、電気系統などに支障を及ぼしているかもしれません。
また、たばこの焦げ跡やシートが破れていないか、傷や破損がないかなども併せて確認しておきましょう。
中古車の購入のチェックポイント【乗り心地を確認する】
中古車を購入する時には、乗り心地を確認するためにできるだけ試乗をしておくことがおすすめです。実際に目で見て外装や内装をチェックした後は、販売店で事前に予約をして試乗させてもらいましょう。
実際に運転してみることでエンジンやシフトの動き、ステアリングに異常が無いか、どの程度の傷みがあるのかが確認できます。この項目では確認する時の方法などをご紹介するので参考にしてください。
シフトの動作
オートマチック車、マニュアル車同様に、シフトチェンジが滑らかに行うことができるか確認することが大切です。
シフトチェンジの際にレバーが硬くシフトチェンジが簡単にできない、または緩くて違う箇所に移動してしまうということがあれば事故に繋がるので購入は避けるべきでしょう。
また、停止している状態と走行時にシフトチェンジを行う際、衝撃がないか確認しておく必要があります。衝撃がある場合、故障する前兆だと考えてもいいでしょう。故障した場合は修理費用が高くなるケースが多いため注意が必要です。
ステアリングに異常
ステアリングに異常が無いか確かめるには、安全な場所で直線を走っている時に手を離してみると分かります。その際に車がまっすぐ走っているか、左右にぐらついていないかを確認しましょう。
勝手に左右に曲がってしまう場合は「異常がある」ということになります。ステアリングが故障した場合、高額な修理費用を支払わなくてはなりません。また、ハンドルが重たく感じることがあれば、パワーステアリングに異常がある可能性も考えられます。
エンジン音を聞く
エンジンを掛けた時に、アイドリングの状態でカラカラという異音がしないか、不規則な振動がないか確認することが大切です。
最初にエンジンをかけた後に一度切りかけ直した際、かかりが悪ければ問題がある可能性があります。また、車を走らせた時の異音や振動、加速したときの回転数の上がる滑らかさにも注意しておくといいでしょう。
中古車の購入で注意したいその他のチェックポイント
外装の傷や車内の汚れ、機械類の不具合がないか確認ができたら、購入を決める方も少なくないでしょう。しかし、他にも確認しておくべきポイントがあります。
この項目では、定期点検整備記録簿、メーカー新車保証、販売店の保証やアフターサービスが受けられるのかを確認することについてご紹介するので参考にしてください。
定期点検整備記録簿の確認
点検整備がきちんと行われているかを調べるには、定期点検整備記録簿を確認することがおすすめです。
メンテナンスの際にオイルやエレメントを交換した、不具合があった、異常はなかったなど作業記録が年月日と共に必ず記載されています。点検や交換が長いこと行われていない場合、車の状態が良くない可能性があるため注意しておきましょう。
記録簿は車に乗る際に必ず持っておく必要があるため、大抵は車検証と一緒にダッシュボードに入っています。また、オイル交換をした時に走行距離が一緒に記載されるため、メーターの改ざんが行われていないか確認することも可能です。
メーカー新車保証の確認
メーカー新車保証は、中古車になった車でも期間が過ぎていない場合に限り新車保証が継続されます。メーカー保証を継承したい場合、販売店から正規ディーラーへ依頼をしなくてはならないため、購入前に継承できるか聞いておくことがおすすめです。
必要な書類が揃っていなくてはならないため、保証書があるか、保証書には新車ディーラーの印が残っているかなど書類についても確認しておくといいでしょう。
保証などのアフターサービスの有無
最近ではエンジンやミッションなどの不具合に対応できる保証や、購入後のアフターサービスなどを販売店が用意していることが多くなっています。
中古車であっても保証をつけることで安心して購入することができるでしょう。販売店により内容が異なるため、購入前に保証やアフターサービスがどのようなものなのか確認しておくことがおすすめです。
良品質な中古車をお探しなら充実の保証があるネクステージへ
ネクステージでは修復歴が全くない車のみを販売し、車両に傷が一つでもあればお客様にきちんとお伝えし、満足の行く購入ができるよう心掛けています。
販売している車は全てに無料保証が付帯されていますが、より安心を求める方にはは10年保証をはじめとしたオプション保証がおすすめです。
ネクステージの検索サイトでは年式、ボディカラー、予算などのお客様に合わせた中古車を探すことができます。全国どこの店舗からでも取り寄せが可能なため、豊富な在庫の中から自分のこだわりの一台をお探しいただけるでしょう。
中古車をお探しの際は、是非ネクステージの中古車検索サイトをご活用ください。
まとめ
中古車を購入の際は使用目的や予算をある程度絞り込み、販売店に出向き、実物を確認しておきましょう。外装や内装はもちろん、試乗してみて乗り心地やエンジンなどに不具合がないか、確認することも大切です。
また、購入にするにあたってトラブルに巻き込まれるなど失敗をしないためにも、契約書の再確認をしておくようにしましょう。
ネクステージでは親切・丁寧をモットーに、お客様が気持ちよく購入頂けるよう日々尽力しています。価格以上の良質なクルマの提供を心がけておりますので、是非ネクステージのご利用をご検討ください。
