購入した車の名義が自分以外の場合がある?その理由と変更方法

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購入した車の名義が自分以外の場合がある?その理由と変更方法

購入した車の名義が自分以外の場合がある?その理由と変更方法

車を購入しても、名義が自分にならないケースがあることを知らない方もいるのではないでしょうか。基本的にローンを組んで車を購入した場合には、ローンの完済まで名義を自分にはできません。一方で、中古車を購入した場合には、速やかな名義変更が必要となります。

 

車の名義や名義変更について正しく知ることは、トラブルを防ぐことにもつながります。そこでこの記事では、車の所有者と使用者の違いや中古車を購入した際の名義変更の方法についてご紹介します。

 

※目次※

1.購入した車の名義が自分以外の理由                                                    

2.車検証に記載された所有者と使用者の違い                                          

3.購入した車の名義変更をする方法                                          

4.中古車の名義が前の所有者のままの場合

5.まとめ                                                        

 

■POINT

 

・ローンで車を購入した場合は、完済まで名義はディーラーかローン会社。ローン完済後、所有権留保の解除手続きを行うことで自分の名義にできる

・車には、所有権を持つ「所有者」と車の管理に関する責任がある「使用者」がいる

・中古車を購入後は、15日以内に運輸支局に必要書類を提出し名義変更をする。ただし車両販売店の代行も可能

 

 

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購入した車の名義が自分以外の理由

購入した車の名義が自分以外の場合がある?その理由と変更方法

「車を購入したら名義は自分の名前になる」というイメージはないでしょうか。実は必ずしも自分名義になるわけではありません。ローンを利用した場合には、車を使用しているのは自分でも、名義は別の人または会社になることもあります。ここでは、購入した車の名義が自分以外となる理由についてご紹介します。                                                                                                     

 

車購入時にローンを組んだ場合

車を購入する際に、一括支払いするのではなく、ローンを組んで返済していく場合もあるでしょう。ローンを返している間は、車の名義は自分の名前にはなりません。

 

ローンは、本来支払う必要のある費用を立て替えてもらい少額ずつ返済する仕組みです。返済が完了するまでは、使用していたとしても自分の所有物ではないのです。何らかの理由でローンの返済ができなくなったときのために、車が担保になっています。

 

高額な車を購入したり現金で支払う費用がなかったりする場合など、車の購入にローンを利用する人は少なくありません。ローンには、頭金を支払い残りの金額を分割で返済するものもあれば、頭金を支払わずに組むオートローンもあります。

 

いずれにしても、車を現金で購入せずローンを組んでいる間は、名義は自分のものにはならないことを覚えておきましょう。

 

所有者はディーラーまたはローン会社になる

車の名義が自分ではない場合、自動車販売会社のディーラーかローン会社が所有者になります。新車の場合はディーラーが、中古車の場合はローン会社が所有者となり、それぞれの名義となるケースが一般的です。

 

ローンを組む際に、ディーラーやローン会社を所有者とすることで、ローンの審査がとおりやすくなるメリットがあります。また、新車の場合は中古車と比べて価値が高い傾向にあるため、所有権をつけることがあります。

 

ローン返済中は、売主が所有者である「所有権留保」の状態になっています。ただし、車の引き渡しを受けて使用する分には問題ありません。

 

車検証に記載された所有者と使用者の違い

購入した車の名義が自分以外の場合がある?その理由と変更方法

車の車検証には、必ず所有者と使用者の名前が記載されています。一見どちらも同じように感じるかもしれませんが、意味は異なります。「具体的にどのように違うのかよくわからない」という人もいるのではないでしょうか。ここでは、車の所有者と使用者の違いについてご紹介します。

 

所有者は法的に所有権を持った人

所有者とは、車の所有権を持つ人のことを指します。乗らなくなった車の売却を検討したり古くなった車を廃車にしたりするなど、自分の車をどうするか決める権利があります。所有者の同意がなければ、車に関する契約は行えません。所有者以外が車に関する契約を行う際は、所有者の押印がある委任状が必要です。

 

一括購入しているか、ローンを完済したかのいずれかに当てはまる場合は、車の名義は購入した本人の名前になります。ローンの返済中は所有者が本人になることはないため、車の売却や廃車は基本的にはできません。ローン返済中に何らかの事情で車を手放さなければいけなくなった場合は、所有者への相談が必要です。

 

使用者は車を管理する責任のある人

使用者とは、車の管理責任を持つ人です。たとえば、車が事故を起こした場合、そのことに関する連絡は責任者である使用者へいきます。使用者は、所有者と同じ人でなくても構いません。

 

車の新規登録やナンバープレートの管轄などは、使用者の住所で決定します。所有者の住所が豊島区で使用者は江東区に住んでいる場合、ナンバープレートは江東区のものになります。

 

母が所有者で娘が使用者の場合、車に関する手続きは娘の名前で実施することになります。所有者と使用者を別の人にすることで、役割を分けたり管理をスムーズにしたりもできます。

 

購入した車の名義変更をする方法

購入した車の名義が自分以外の場合がある?その理由と変更方法

車の名義を自分の名前に変更するためには、ローンの完済や所有権留保の解除依頼など条件があります。名義を変えたいと思っていても、条件を満たしていなければ変更はできません。自分で購入した車だとしても、名義を自分のものにするには手続きが必要です。ここでは、購入した車の名義変更をする方法をご紹介します。

 

第一にローンを完済する必要がある

車をローンで購入した場合、ローンを完済してからでなければ所有権留保の解除はできません。ローンの完済後に、所有権留保を解除する手続きを開始できます。そのため、ローン返済の途中で名義変更をすることは基本的にはできません。

 

どうしても名義を自分の名前にしたい場合には、ローンを一括返済するか、最初からローンを組まずに購入するかのどちらかを選ぶ必要があります。

 

長期間のローンを組むと月々の負担は少なくなるものの、完済して名義を自分のものにするまでには時間がかかります。自分の名義にしたい人は繰り上げ返済を活用するなど、できるだけローンの完済を早める努力をしましょう。

 

中古車の名義が前の所有者のままの場合

購入した車の名義が自分以外の場合がある?その理由と変更方法

中古車を購入した場合、名義を自分の名前に変えることが必要です。名義変更をおこたると、後から予期せぬトラブルにあう可能性も出てきます。早めに手続きを行っておきましょう。

 

名義変更は、自分で行う方法と代行を依頼する方法があります。ここでは中古車の名義が前の所有者のままの場合の対応方法をご紹介します。

 

名義変更を行わないとトラブルになることが多い

中古車を購入後に名義変更を行わないでいることで、生じてしまうトラブルがあります。たとえば車を運転していて事故を起こしてしまった際に、所有者の名義変更をしていなければ、名義上は所有者である前の持ち主に連絡が行くなど迷惑をかけてしまうことがあります。誰かに車を貸し、貸した人が事故を起こしたときも同様です。

 

また、車の売買も所有者の名義変更を行わなければできません。自分の車でローンを完済していたとしも、所有者を変更しない限りは勝手に売買ができないのです。名義変更をしておくことで、万が一のときのトラブルを回避したりスムーズに売却したりできます。多少手間がかかっても、早めに名義変更を行ったほうがよいでしょう。

 

購入または納車をしてから15日以内に名義変更を行う

中古車を購入したら、名義変更を行いましょう。中古車を購入した段階では、所有者は前の持ち主のままです。名義変更をするには、必要書類を準備して運輸支局で手続きをします。

 

道路運送車両法により、車の所有者が変わる場合は購入または納車を行ってから15日以内に名義変更することが定められています。中古車を購入後は、早めに名義変更を実施しましょう。

 

忘れてしまったり遅れたりしないよう、中古車の購入を決めたら名義変更をするスケジュールを立てておきましょう。必要書類も準備しておくことをおすすめします。役所などは平日の限られた時間しか空いていないため、余裕のあるスケジュール設定にしておくとよいでしょう。

 

必要書類を準備して運輸支局で手続きをする

中古車の名義変更を自分で行う場合は、管轄の運輸支局での手続きが必要です。譲渡証明書、車検証、旧所有者の委任状と印鑑証明書は、中古車を購入した販売店で渡されます。また新住所の車庫証明書は、警察署で発行してもらいます。

 

新しい所有者の印鑑証明書も必要です。自分が所有者になる場合は、住んでいる自治体の役所で取得します。ローンで購入した場合は、ローン会社に依頼をして郵送してもらいましょう。また、ローンを組んだ場合には、住民票も提出しなければなりません。

 

車庫証明書以外の書類を管轄の運輸支局に持参し、窓口に提出します。問題なく手続きが完了すると、新車検証が発行されます。ナンバープレートを変える場合は、新たなナンバープレートも発行されます。

 

車両販売店が代行してくれる場合がある

中古車購入後の名義変更は、車両販売店が代行してくれることもあります。名義変更は自分でもできますが、慣れていないと難しく感じるかもしれません。車両販売店に依頼するのも、ひとつの方法です。

 

すべての販売店で実施してるわけではありませんので、代行を希望するなら購入前に確認しておきましょう。有料である販売店が多いため、料金をあわせて確認しておくことをおすすめします。

 

代行を利用すると、わずらわしい手続きをする手間が省けます。また、名義変更は購入または納車から15日以内に完了しなければなりません。仕事が忙しい場合は、期限内に間に合わなかったりつい忘れてしまったりする可能性もあるでしょう。

 

中古車を初めて購入したり名義変更をしたことがなかったりする人の場合には、専門の人がいる車両販売店に名義変更を依頼することで、手続きの不備やミスを回避できるというメリットがあります。

 

よくある質問

 

Q.車の名義が自分以外のときもあるって本当?

A.車の名義(所有者)は、購入時の支払い方法によって購入者以外の名前になるケースがあります。ローン契約を交わし、ディーラーやローン会社を名義人とするのが代表的な例です。名義人が自分以外の間は、他の買取業者や個人に売却できません。これらの権利は、名義人が所有している点を理解しておきましょう。

 

Q.所有者と使用者2つの項目があるのはなぜ?

A.所有者と使用者は根本的な考え方が異なり、「所有権」「使用権」といった言葉に置き換えられます。所有者は、売却・廃車などの決定権を持った人です。一方、使用者は管理責任が与えられる人を意味します。一般的には所有者・使用者ともに同じ名前が記載されますが、家族の使用環境やローン契約によって変更が可能です。

 

Q.自分の名義を変更したいときは?

A.所有者名がディーラーやローン会社になっている場合は、名義変更の前に残債を支払う必要があります。資金がある場合は、残債の支払いを希望して名義変更手続きに進みましょう。「一度に支払えない」という方は、ローンの組み換えが可能なケースもあります。借入額が増えることになるため、返済シミュレーションを行った上で決められると安心です。

 

Q.個人売買の名義変更は誰が行う?

A.一般的にはディーラーなど業者が名義変更を行いますが、個人売買の場合は売主・買主奏法の協力が必要です。名義を変更しないまま取引すると、トラブルに発展するリスクもあるため注意しましょう。時間的・精神的負担を軽減するためにも、業者への依頼がおすすめです。必要な書類があれば、購入やローン返済のタイミングで代行を依頼できます。

 

まとめ

購入した車の名義が自分以外の場合がある?その理由と変更方法

車を購入しても、ローンの支払い中は自分名義ではありません。また、中古車を購入した場合には、速やかに名義変更を行うことが必要です。これから車の購入を検討している方は注意しておきましょう。

 

車を購入する際の手続きに関して何をいつまでに行う必要があるのか、よくわからないこともあるでしょう。ネクステージでは、中古車購入後の手続き代行も行っております。名義変更など車購入時の手続きについてご心配のある方は、車両販売のプロであるネクステージへぜひご相談ください。

 

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