
車を購入する際には納車日や納車費用などを確認する必要があります。できるだけ早く納車してもらいたいと思う一方、自分のスケジュールや納車日の縁起のよさなどが気になる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、納車までの期間や納車日の決め方についてご紹介します。納車までのプロセスや納車後にやることもポイントとしておさえておきましょう。納車にかかわる費用の詳細を知り、どのように節約できるかが分かります。
※目次※
1.車の購入から納車までの期間
2.納車にかかる費用をチェック
3.納車によい日はいつ?仏滅はよくない?
4.車の選定から納車までのプロセス
5.納車された後にやるべきこと
6.90日以内ならうれしいネクステージの返品保証
7.まとめ
■POINT
・車の契約から納車までには、さまざまな「すべきこと」がある。一連の流れを把握することで、納車日がどのくらいになるかが見えてくる
・納車日は、「六曜」によって決める方が多い。しかし、これはあくまでもひとつの決め方で、若い人の場合は自分の都合の良い日を納車日とするケースも多い
・大きな買い物なので、納車当日もとても重要。車の購入は、要望やこだわりをしっかりと聞いてくれるネクステージがおすすめ!
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車の購入から納車までの期間

納車日を決定するのであれば、車を購入してから納車までの期間を把握しておく必要があります。いくら自分が「この日に納車してほしい」と伝えても、早すぎる場合は業者側で車の準備が整っていない事態が起こるかもしれません。
業者側は納車までの期間中、車が安全に公道で走れるようにといろいろな作業を行っていることがほとんどです。以下では、車の購入から納車までにかかる期間と、納車までに業者が何を行っているのかを解説します。
車の購入契約から納車までにかかる期間
新車の場合は車の契約を行ってから納車まで、3週間~4週間を要すると考えておきましょう。契約を行ったあとは、「車の引き当て」が行われます。これは、既に工場で製造して保管されている車を予約することです。引き当てからディーラーに車が到着するまで、1週間~2週間の期間を要します。
その後必要書類をそろえて提出、ディーラーに到着した車両の点検整備、車両の登録を経て最終的に納車です。
ただし、人気車種で工場の生産が追いついていない場合には、工場に在庫がないこともあります。そのため、新たに製造されるのを待つ必要があり、最大6か月ほど待つこともあるので注意しましょう。(輸入車などでは、1年以上の場合もあります)
中古車の場合は引き当てがないので、契約から1週間~2週間ほどでの納車となります。修理が必要な車の場合、さらに1週間ほどかかることもあるので覚えておきましょう。
新車購入|納車までにディーラーがしていること
新車を購入した場合、引き当てた車がディーラーに到着したあと、ディーラーではさまざまな作業を行います。特に時間のかかる作業は、ディーラーオプションの取り付けや調整などです。自社での作業ではなく外注で委託しているところもあり、全ての取り付け作業を行うまでに時間を要します。
その後、納車前点検や陸運支局での登録を行う流れです。コーティングを依頼されている場合にはコーティング作業も行いますが、外注しているディーラーが多数なため、納車まで時間がかかることがあります。
中古車購入|納車までに業者がしていること
中古車を購入した場合は、車の点検や検査、掃除などを行います。点検は、車が安全に乗れる状態であるのかの点検を行うものです。消耗している部分があれば部品交換をします。
車検の残りがない場合には、車検や点検を委託して行うことがありますがその場合、自社で行うよりも時間がかかると考えましょう。その後、陸運支局にて名義変更の手続きを行い、納車前には車内を掃除します。
契約から納車まで、業者は多くの作業をこなしていることが把握できたでしょう。車の納車まで計画的に工程を進めていくため、業者側では納車できるまでのスケジュールの概算が可能です。納車日を選ぶ際には、業者に確認を取りましょう。
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納車にかかる費用をチェック

車を購入する際には車両本体価格だけではなく、納車の費用もかかります。納車費用の相場を知っていると、業者の提示する費用が適切なのかが分かるでしょう。相場より費用が高い場合、詳細を確認できます。契約時の説明をより簡単に理解するために、納車に関連する手数料を知るのも大切です。ここでは、納車にかかわる費用を解説します。
新車を納車する場合
業者によって違いはありますが、納車費用の相場は1万円~2万円です。車を移動させる距離によって価格が変わることもあります。例えば、車を保管している場所が遠い場合、追加料金がかかるケースです。
厳密には納車費用ではありませんが、一般的に車両本体価格以外に税金や手数料がかかります。納車に関係した手数料は車庫証明書の取得費用などです。警察署で申請する必要があり、業者に頼むと申請費用と代行手数料がかかります。
中古車を納車する場合
新車と同じで納車自体の費用相場は1万円~2万円です。移動距離によって価格が変わることがあります。下取りに出した車の引き渡しと納車を同時に済ませたり、家族や知人に店舗まで送ってもらったりして店舗で車を受け取れば、納車費用を節約できるでしょう。
ただし、納車費用に洗車や車内清掃を含めている業者もあります。契約の際に費用の詳細を確認して、本当に必要なのかをチェックしましょう。
車を買い替える際も車庫証明書の取得は必要です。業者に頼む場合、申請費用と代行手数料がかかります。
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納車によい日はいつ?仏滅はよくない?

納車費用も含めて契約に問題がなければ、納車日を決めます。できるだけ早く購入した車に乗りたいと考える方もいれば、縁起のよい日を選びたいと感じる方もいるでしょう。縁起のよい日が分かる六曜の考え方など、納車日を決める際のポイントを解説します。納車後に行える車のお祓いの詳細も検討できる内容です。
自分のスケジュールに合わせて選んでOK
事故などが不安であることを理由に、縁起のよい日に納車を希望する方もいます。六曜の考え方によると、縁起のよい日は大安です。午前は縁起がよい先勝や午後が縁起がよい千負もあります。納車の時間を指定するのが難しい場合、1日中縁起がよい大安を選ぶとよいでしょう。
縁起が悪い仏滅や大凶を意味する赤口の日を避ければ問題ないと考える方もいます。仕事などで六曜に合わせるのが難しい場合、基本的に自分のスケジュールの合う日を選びましょう。
希望日どおりの納車ができなかったら車祓いをしよう
六曜で縁起が悪い日に納車となった場合など、事故やトラブルが心配なときは車祓いがおすすめです。神社に行って交通安全祈願を行ってもらえます。納車日からあまり時間を空けずに行ったほうがよいので、事前に神社に車祓いのお願いをしておくとよいでしょう。
車祓い当日は新しく購入した車に乗って神社まで行き、祈祷の手続きを済ませます。本殿などの指定の場所で祈祷をしてもらい、車のお祓いもしてもらうのが一連の流れです。
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車の選定から納車までのプロセス

車を購入するには、さまざまな工程を進めていく必要があります。事前に納車までの流れを把握しておくことで、スムーズな取引が可能です。以下では、選定から納車までの一連の流れを解説します。
車購入の流れ
まずは車の選定です。おおよその予算を決めてから、「車を使用する目的」を明確にして購入する車を選定しましょう。家族とのお出かけならミニバン、スキーに行く用途ならSUV車など、目的に合致した車を選ぶと満足度が高くなります。
車を選定した後は、ディーラーや中古車販売業者で見積もりをもらいましょう。中古車の購入であれば、車両の内外装をくまなくチェックしたり、試乗して異常がないかを確認したりします。価格交渉を経て、見積りや車に納得したら契約を行う流れです。
その後、必要書類を用意します。任意保険の新規加入や車両入替なども行っておきましょう。最終的に車の代金を支払い、納車を待ちます。
納車手続きに必要な書類
車を購入する場合には、必要書類を集めてディーラーや中古車販売業者に提出する必要があります。車の購入時に必要な書類は、以下のとおりです。
【普通車】
- ・印鑑登録証明書
- ・実印
- ・車庫証明書
- ・車検証
- ・委任状
【軽自動車】
- ・住民票
- ・認印
- ・車庫証明書(居住地域によっては不要な場合もあり)
- ・車検証
- ・委任状
名義変更については、販売業者側で行うのが一般的です。また、車検証と委任状についても、基本的に販売業者側が用意します。
実印登録していない場合は印鑑登録証明書が発行できないので、実印登録していない方は早めに登録しておきましょう。
車庫証明の取得方法
車庫証明とは、車の保管場所を明確にして証明することを指します。警察が管轄しており、書類の届け出も警察署にしなければなりません。
申請するためには、以下の書類が必要です。
- ・自動車保管場所証明申請書
- ・保管場所標章交付申請書
- ・保管場所の所在図・配置図
- ・保管場所使用権原疎明書面(自認書)
- ※車を保管する場所が賃貸駐車場である場合、代わりに「保管場所使用承諾証明書」
アパートや月極駐車場など自分が所有する土地でない場所に車を保管する場合、「保管場所使用承諾証明書」を大家や土地の管理者に記入してもらう必要があります。記入に時間がかかることもあるので、早めに連絡をしておくことが重要です。
車庫証明書の発行を申請してから実際に発行されるまでには、3日~7日かかります。余裕を持って、早めに申請するのがおすすめです。
支払方法の選択と準備
支払い方法は主に2種類あります。「一括払い」と「ローン支払い」です。一括払いの場合は月々の返済が必要ないので、ランニングコストが少なくなります。
ローン支払いは、金融機関などからお金を借りて購入する方法です。ローンを受けるためには、ローンの審査に合格する必要があります。
ディーラーや中古車販売業者が取り扱うローンは金利が高い傾向にありますが、審査が比較的緩やかです。金融機関で申請するローンは審査が厳しいですが、金利が低い傾向にあります。自分に合ったローンを申請しましょう。
任意保険の検討
車を購入するのが初めての場合は「任意保険に新規加入」、既に車に乗って任意保険に加入済みの方は「車両入替」を行いましょう。
任意保険に新規加入する場合、保険の内容と保険料のバランスを考える必要があります。車両保険やさまざまな特約を付けると保障は手厚くなって安心ですが、その分保険料が高額になりがちです。車のランニングコストを考え、無理のない保険料に設定しましょう。
車の買い替えの場合は、保険会社に新しい車の納車日を連絡し、車両情報の変更をしてもらいます。この車両入替には、新しい車の車検証のコピーが必要です。ディーラーや中古車販売業者からコピーをもらい、保険会社に提出しましょう。
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納車された後にやるべきこと

納車後にやることを行わなかった場合、トラブルに発展する恐れがあります。以下では行っておきたいことをご説明するので、確認することが大切です。
必要書類がそろっているかをチェックする
納車されたら、まずは必要書類がそろっているかの確認を行いましょう。チェックする書類は「車検証」、「自賠責保険証明書」です。そろっていることが確認できたら、内容も確認する必要があります。
車検証は「記載の所有者や使用者の氏名が正しいか」「住所に誤りがないか」「ナンバープレートと車両登録番号に相違がないか」の3点をチェックしましょう。自賠責保険証明書も、氏名や住所に誤りがないかを確認します。
【中古車の場合】名義変更されているかどうかチェックする
中古車の場合は、「名義変更」がされているか確認しましょう。車の名義変更は、普通車であれば陸運支局、軽自動車であれば軽自動車検査協会で行います。
名義変更は、中古車販売業者が行うのが一般的です。その場合、購入した中古車価格の中に、名義変更代行手数料が含まれています。
名義変更がされていなかった場合、トラブルに発展するかもしれません。また代行手数料が無駄になります。
慣らし運転をして車をなじませる
納車されたら、本格的に走る前に慣らし運転をして、部品をなじませましょう。車は部品同士が擦れ合って、動作する箇所が多数あります。最初にゆっくりと部品同士をなじませておかないと、トラブルの原因となってしまう恐れがあるためです。
ただし、無理に長距離を慣らし運転する必要はありません。緩やかに500km程度走行しましょう。スポーツカーの場合、メーカーから慣らし運転時の走行距離が指定されているケースもあります。
「最近のクルマは慣らし運転は不要になった」とよくいわれますが、最初から乱暴に扱うよりも丁寧に扱ったほうが、クルマへのダメージが少なくなることは間違いないでしょう。
交通安全祈願をする
納車されたら、無事故でいられるために、交通安全祈願をしましょう。交通安全祈願とは、人心と車を清めて、今後の運転において無事故であることを祈願するものです。中古車、新車を問わずに受けることが可能で、クルマを持ち込んで実施します。こちらに関しても、最近では実施しない方が増えているようです。
交通安全祈願は、特に受けるタイミングは決められていません。ただし、納車されたら早めに受けることが一般的とされています。祈祷料は、神社にもよりますが5,000円~1万円です。
特に、「毎日ハンドルを握るので事故が心配」という方は、心を落ち着かせるためにも交通安全祈願を受けましょう。
ボディや内装に不具合がないかチェックする
納車後に最も大事なチェックとして、ボディや内装に不具合がないかを確認することが挙げられます。キズやへこみ、内装に異常な点がないかを確認しましょう。
中古車の場合、特に重要視するのが「契約前に確認したときと異なる点があるかどうか」です。中古車には、元々キズやへこみが生じているケースもあります。契約前に確認したときにはないキズやへこみ、内装の異常を確認しましょう。
新車、中古車問わず、異常を発見したらすぐにディーラーや販売業者に連絡を行います。時間が経過すればするほど、「あとから生じたキズやへこみではないか」と疑われてしまうので注意が必要です。
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90日以内ならうれしいネクステージの返品保証
納車後にクルマが不要になった場合、一般的には車両本体価格以下の価格で買い取ってもらう必要があります。しかしネクステージに返品を依頼すれば、買取価格は車両本体価格100%の価格です。万が一返品したいときも快く対応するので、安心して車を購入できるでしょう。
ただし、返品保証には納車後90日以内・走行距離3,000km以下などの条件があります。車の酷使や法律に違反した改造を発見した場合も保証対象外です。保証の適用条件があるので、返品保証に関する詳細は購入前に確認しましょう。
まとめ

車の契約から納車までは、必要書類を集めたり車庫証明の取得をしたりと、行うことがたくさんあります。一連の流れを把握して、六曜や自分の都合のよい日から納車日を決定しましょう。車の納車日や個人的なこだわりなどは、あらかじめ車を販売する業者に先に伝えておくことが重要です。
車の購入ならば、ネクステージにお問い合わせください。ネクステージでは「お客様ファースト宣言」のもと、お客様の要望に誠実にご対応します。
またネクステージでは、ご納車する車両の操作方法などをしっかりとご説明するのが強みです。そのため、混雑する土日を避けて平日の納車を皆様におすすめしています。新しいクルマと始まるカーライフを、ぜひお楽しみください。
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