ホンダの残価設定型クレジットのデメリットは?基本情報から注意点まで徹底解説

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ホンダの残価設定型クレジットのデメリットは?基本情報から注意点まで徹底解説

ホンダの残価設定型クレジットのデメリットは?基本情報から注意点まで徹底解説

残価設定型クレジットは、残クレや残価設定ローンと呼ばれる新車購入のときの支払方法のひとつです。残価設置型クレジットにはメリットだけでなくデメリットもあり、最終回の支払い時に3つのプランから選ぶ必要があります。

 

そこでこの記事では、残価設定型クレジット全般について解説し、さらにはホンダの残クレの特徴や実際の支払いシミュレーションをして説明します。残クレを上手く使うことでお目当ての新車が購入できるかもしれません。

 

※目次※

1. ホンダの残価設定型クレジットとは?

2. ホンダの残価設定型クレジット契約満了時の選択肢

3. ホンダの残価設定型クレジットのデメリット

4. ホンダの残価設定型クレジットのメリット

5. 車の購入にホンダの残クレが向いているケース

6. 車の購入にホンダの残クレが向いていないケース

7. ホンダの残価設定型クレジット契約方法

8. ホンダの残価設定型クレジットの具体的なプラン例

9. 残価設定型クレジットの注意点

10. 残価設定型クレジットは途中解約できる?

11. ホンダ車をお得に購入できるネクステージをチェックしよう

12. 残価設定型クレジットでよくある質問

13. まとめ

 

■POINT

・残価設定型クレジットは事前に下取り価格が車体価格から引かれているため、月々の支払いを抑えられる。ただし、総返済額が高くなる可能性がある

・残価設定型クレジット契約満了時には、「乗り換え」「返却」「買取」の3つの方法から選択できる

・ホンダの残クレを使ったシミュレーションにより実際の支払い金額が分かる

 

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ホンダの残価設定型クレジットとは?

ホンダの残価設定型クレジットのデメリットは?基本情報から注意点まで徹底解説

ホンダの新車を購入する方法として、残価設定型クレジットを検討している方もいるでしょう。残価設定型クレジットは、残クレまたは残価設定ローンとも呼ばれます。現金購入やローン購入とは異なり、支払い負担を少なくして新車を購入できる支払い方法です。

 

まずは一般的な残価設定型クレジットや残価設定ローンとはどのような仕組みなのか、詳細をご紹介します。

 

残価設定の仕組み

「残価」として設定し、残価を除いた50%~70%の代金を返済する支払い方法です。

 

返済期間は3年~5年が一般的で、5年間の60回払いなら59回に分けて残価以外の部分を毎月支払い、60回目の最終支払額で残価を負担します。59回まで支払えば残価は下取りで相殺できるため、実際に負担する車の購入費用は車両価格の50%~70%程度と毎月の利息のみです。

 

残価設定と通常ローンの比較

残価設定と通常ローンには、金利や月々の返済額などの違いがあります。通常ローンには「銀行系ローン」「ディーラー系ローン」「自社ローン」の3種類があり、銀行系ローンは金利が低め、ディーラー系ローンや自社ローンは金利がやや高い傾向です。残価設定型クレジットなどの金利は平均2%~5%程度と、銀行系ローン並みの低金利となっています。

 

また、残価設定は4つのローンの中で月々の返済額がもっとも安く抑えられる方法です。ただし、最終返済時に残価を精算して再ローンや売却を行うため、総返済額が高くなる可能性がある点には注意しましょう。

 

残価設定とカーリースの違い

両者の大きな違いは、税金や車検代を支払う必要があるかどうかです。多くの場合、カーリースの利用料金に税金や車検代が含まれているため、利用者は基本的に定額以外を支払う必要はありません。

 

残価設定型クレジットでは車の利用者は自分にあるため、税金や車検代は自己負担となります。5月には自動車税、車検の時期には自動車重量税と自賠責保険料を含む車検代が発生するため、ローン以外に維持費も考慮しなくてはなりません。とはいえ、一般的なローンに比べ月ごとの支払いは安くなる仕組みです。

 

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ホンダの残価設定型クレジット契約満了時の選択肢

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ホンダの残価設定型クレジット契約満了時の選択肢には、主に「乗り換え」「返却」「買取」の3つの方法があります。それぞれにメリットとデメリットがあり、状況によっても最適な方法は変わってきます。

 

どの方法がもっともお得になるのかを比較して、自分に合う方法を選びましょう。ここでは、「乗り換え」「返却」「買取」の3つについて、それぞれの特徴を解説します。

 

新車へ乗り換える

ホンダの残クレの場合は、あらかじめ選択した3年~5年乗ったら乗り換えます。乗り換えるタイミングは販売店によって異なりますが、最終回の支払いが発生する1か月前が一般的です。また、車に問題なければ最終回の支払いは0円になります。3年契約の場合は、初回の車検がないためお得に乗り換えができるためおすすめです。

 

ただし、ホンダの残価設定型クレジットからの乗り換えの場合、ホンダ車以外の車には乗り換えられないというデメリットがあります。また、車の状態によっては、乗り換え時の残価との差額を請求されるなどの可能性もあるため注意が必要です。

 

利用した車を購入する

残価設定型クレジットの最終支払いの際に、名義変更をすることで車を買取して自分の物にするという選択も可能です。人気車種の場合、買取額が残価よりも高額になる可能性があり、その差額が手元に入ります。

 

ただし、車を買い取る場合は残価分の支払いをしなくてはならないため、計画的に行動したほうが良いでしょう。ホンダの残クレを使った買取の際の支払方法は、現金一括もしくは分割(再クレジット、再ローン)から選べます。

 

余裕があるのでしたら現金一括が良いでしょう。再クレジットを組む場合は、再クレジットを申し込んだ時点での金利が適用されます。どちらにしても、あらかじめ資金計画を立てておく必要があるでしょう。

 

車を返却する

ホンダの残クレでは車の返却も、選択肢のひとつです。残クレは個人向けリースのような性質があるため、一定の条件をクリアしていれば費用が発生することなく車を返却できます。

 

ホンダの残クレで車を返却するには次の条件があります。日本自動車査定協会の基準に基づく検査で内外装に関する減点が100点以内であることや、月間走行距離が1,000km以内という条件をクリアする必要があります。なお、月間走行距離が1,500kmというプランもあり、その場合は最終回の支払い金額が変動します。

 

この条件を超えた場合には、内外装に関する減点が1点につき1,000円、走行距離1kmにつきN-BOX、N-ONE、N-WGN、N-VAN(+STYLE FUN)は5円/km、フィット、フリード、ヴェゼルは6円/km、ZR-V、ステップ ワゴン、シビック、シビック TYPE Rは7円/km、Honda eは10円/kmの金額が別途発生します。また、違法改造や事故の修復歴があった場合は別途規定の精算金額が発生します。

 

残価の保証には事故による損傷がない、走行距離制限を守っている、返却は車の提供店舗で行うなどの条件があります。また、車を返却する方法は、同じ車に長期間乗り続けたいと考えている方には向いていないでしょう。

 

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ホンダの残価設定型クレジットのデメリット

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残価設定型クレジットを利用すれば月々の支払いを抑えられたり車を乗り換えやすくなったりしますが、メリットだけではありません。残クレで車を購入することによるデメリットも存在します。

 

ここでは、あらかじめ知っておきたい残クレのデメリットを解説しますので、残クレが自分に合っているかどうかをチェックしてみましょう。

 

利息が高い

残価設定型クレジットを利用することで月々の支払いを抑えられますが、利息が高くなるのはデメリットです。残クレの利息は、残価を含めた元金にかかることを覚えておきましょう。

 

また、毎月の支払額が少ないということは、元金が減るスピードも遅いということですので、利息が最終的には高くなる可能性もあり、単純に車をお得に購入できたとはいえない場合もあるでしょう。クレジットには利息がかかるということを忘れずに、月々の支払いだけでなく総支払額も考慮して購入方法を決めることが大事です。

 

追加請求のリスクがある

残価設定型クレジットは、下取り価格があらかじめ保証されている点は魅力です。しかし、事故などで車に傷やへこみが付くと査定額が下がり、追加で支払いが必要になるケースがあります。修復歴があると車両価格が下がるため、別途精算金額を負担する可能性も出てくるかもしれません。

 

事故によって廃車になったとしても、ローンの支払いが続いたり一括で返済したりすることもあるため注意が必要です。残クレで購入した車を運転するときは、事故を起こしたり傷を付けたりしないように注意しましょう。

 

自由な装飾ができない

残価設定型クレジットで購入した車は、カスタマイズできません。自分好みの車にカスタマイズしたいと考えている方は、残価設定型クレジットを利用できないため注意しましょう。

 

残クレで購入した車は3年~5年でディーラーへ返却するための残価が計算されているので、支払いを行っている間は所有に近い状態で乗れても自分の物として自由に扱えるわけではありません。賃貸マンションのように「借りている」という意識を持ち、購入したときのキレイな状態で返却できるように車を管理しましょう。

 

同じメーカーでの乗り換えになりやすい

残価設定型クレジットは、現金で購入する通常のローンを組む場合より車を乗り換えやすいことが魅力です。しかし、支払いが残っている場合は同じメーカー内でしか乗り換えができません。

 

特定のメーカーにこだわりたいという場合は問題ありませんが、さまざまなメーカーの車に乗りたいと考える場合は、大きなデメリットとなるでしょう。

 

残価設定型クレジットで購入した車とは違うメーカーの車に乗り換えたい場合は、残りの支払い額を一括払いで返済しなければなりません。ローンを完済してから他のメーカーの車を選びましょう。

 

保証されている残価より買取額が高いことも

残価設定型クレジットは、ローン返済時の買取価格を想定して残価が決まります。そのため、中古車で人気のある車種などは、残価よりも買取額が高いことがあるのでしっかり検討しましょう。

 

例えば、高級ミニバンやハイブリッドカー、SUV車などは注目度が高い車種です。また、定番カラーであるホワイトやブラックなどは中古車でも需要があるため、買取価格が高くなる傾向にあります。その他では、人気のオプション付きの車も買取価格は高くなるでしょう。

 

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車の残価設定ローン利用によるメリット

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車を買っても毎月の支払いが負担になるのではないかと購入に踏み切れない方や、中古になると価値が下がるのではないかと心配な方、ライフステージに合わせて賢く車を乗り換えたいという方もいるでしょう。

 

そういう方こそ残価設定型クレジットがおすすめです。ここでは、残クレで車を購入するメリットを詳しくご紹介します。

 

毎月の支払いを抑えられる

残価設定型クレジットでは、事前に下取り価格が車体価格から引かれているため月々の支払いを抑えられます。

 

通常のローンで毎月の返済額を減らすには、ある程度の頭金を用意するか、借入期間を長く設定する必要があります。先に支払うか、時間をかけて支払うかの選択となるため、選択肢によっては負担が増える可能性があります。

 

しかし、残クレを利用すれば毎月の支払いを抑えることができ、食事や洋服、旅行など、車以外の楽しみにお金を使う余裕も生まれるでしょう。

 

残価が予定されている

車の価値は購入から年数が経つにつれて低くなるため、最初の車検が来る前に売却し、新車に乗り換える方法もあります。新車も購入から3年くらい経つと車体の価格は下がり始め、5年では車の価値は半分にまで落ちます。残価設定型クレジットでは、残価があらかじめ保証されているため、車の価値が下がる心配はありません。

 

中古になると車の価値が下がるのではないかと心配している方も、下取り価格が保証されている残クレを利用することで安心して車を購入できるでしょう。

 

3年~5年おきに車を乗り換えやすい

どのような車が必要かは、そのときに置かれている状況によって異なります。実用性よりもデザインを優先したいときもあれば、家族が増えたのでファミリーカーが欲しい時期もあるでしょう。その時々によって車のニーズは変化します。

 

状況が変わるたびに車を変えることは現実的ではありません。しかし、残価設定型クレジットを利用することで、3年~5年のサイクルで車の乗り換えが可能です。乗り換えの必要がなければ、残クレで購入した車を買取することも可能です。ライフスタイルに合わせて車を選べることは、残価設定型クレジットの魅力といえるでしょう。

 

上級グレードを狙える

月々の支払いを抑えられるということは、上級グレードの車も購入できます。たとえば、350万円の車で3年後の下取り価格を170万円にすれば、実質180万円の支払いで済むわけです。

 

また、通常のローンに比べて残価設定型クレジットのほうが金利は安いため、さらに支払額は少なくなります。月々の支払いを考えると、上級グレードを狙う方に残クレはおすすめです。

 

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車の購入にホンダの残クレが向いていないケース

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前述のとおり残価設定型クレジットは、短いサイクルで車の乗り換えを検討している方、購入時の資金が足りない方などに向いています。

 

一方で、残クレの利用が向いていない人もいるので、どのようなケースで向いていないのかをあらかじめ確認しておきましょう。ここからは、残価設定が向いていないケースについて解説します。

 

計画的な分割払いが難しい場合

支払い額が抑えられるとはいえ、短くても3年、長い場合は5年の間返済が続きます。収入が安定しない、口座の残高管理が苦手である場合は、支払いの遅延や滞納が発生するかもしれません。場合によってはペナルティが課せられるため、長期の分割払いが難しい方は向いていないでしょう。

 

車でよく遠出をする場合

残価設定の車には、月間走行距離の制限があります。決められた距離を超えた場合は超過料金が請求されるため、頻繁に長距離運転をする方にはおすすめできません。ドライブが趣味の方や車で旅行に行く機会が多い方は、月間走行距離をチェックして超過しないように気を配りましょう。

 

車の運転に自信がない場合

返済期間終了後に車を引き渡す場合、車に目立つ損壊がないか査定があります。日常的な範囲の傷であれば問題ありませんが、車庫入れなどでぶつけてへこみや目立つ傷を付けていると下取り額が下がり、下がった分を補填しなくてはなりません。大きな事故を起こすと即時一括返済のリスクもあるため、車の扱いには注意が必要です。

 

リセールバリューの高い車種を検討している場合

リセールバリューの高い車種を検討している場合、残価設定型クレジットで車を購入すると損をすることがあります。それは、人気車種は高値で取引される傾向があるため、買取に出したほうが高値の査定が付くことも珍しくないからです。SUVや軽自動車、人気カラーやオプションが付いている車を購入するのであれば、残クレ以外の違う購入方法が良いでしょう。

 

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ホンダの残価設定型クレジット契約方法

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ホンダの残価設定型クレジットを利用したい方は、ローンの契約方法の流れをあらかじめ確認しておきましょう。ローン契約の手続きは購入店のスタッフが進めてくれるので効率的です。

 

ただし、契約に必要な書類は自分で用意する必要があります。利用することを決めたら、早めに用意しておくことが大切です。ここでは、契約の流れや契約時に必要な書類などについて解説します。

 

残価設定型クレジットを契約する流れ

まずは購入したいホンダ車を選び、残価設定型クレジットを組みたい旨を販売店のスタッフに伝えます。事前に、欲しい車の残価設定型プランを確認しておくと良いでしょう。ホンダの残クレは3年、4年、5年の期間から選べ、実質年率は3.9%(2023年5月時点の情報における2023年4月以降の金利)です。

 

ローン審査に通ると契約が可能になり、契約を交わし、車両の登録や保険手続きなどの完了後に納車されるという流れです。

 

ローン返済が終了して契約満了となったら、「下取り」「返却」「買取」から自分に合ったものを選択します。前述のとおり、状況によって最適な方法は変わってくるので、慎重に検討しましょう。

 

残価設定型クレジットの契約に必要な物

残価設定型クレジットを申し込むときには、購入者の免許証などの本人確認が行える資料を用意しましょう。印鑑証明書や源泉徴収票などは原則必要ないといわれており、法人の場合は法人印や代表者の本人確認書類が必要となります。

 

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ホンダの残価設定型クレジットの具体的なプラン例

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実際にホンダの残クレを使って車を購入すると、毎月の支払いや残価はどのくらいになるのか気になる方もいるのではないでしょうか。ここではホンダ残クレを使った具体的な支払いプラン例について2つの代表的な車種で解説します。

 

ホンダ FIT e:HEV HOME

 

全国メーカー希望小売価格(消費税込み)

217万5,800円(FF)

支払い回数

60回(5年払い)

頭金

21万7,500円

割賦元金

195万8,220円

※slide →

上記プランの残クレを利用する例では、初回の支払いは1万6,424円×1回になり、通常月は1万6,300円×58回、ボーナス月加算は6万0,000円×10回といった支払いイメージです。

 

車を「買取」する場合は、最終回の支払い65万2,740円を一括で支払うか、再度分割で支払い、支払い総額は243万2,144円です。車を「下取り」「返却」する場合は、一定の条件をクリアしていれば最終回の支払いは0円で、支払い総額は177万9,404円です。(2023年5月時点の情報)

 

ホンダ N-BOX EX

 

全国メーカー希望小売価格(消費税込み)

169万8,400円(FF)

支払い回数

60回(5年払い)

頭金

16万9,840円

割賦元金

152万8,560円

※slide →

上記プランの残クレを利用する例では、初回の支払いは1万2,454円×1回になり、通常月は9,000円×58回、ボーナス月加算は6万0,000円×10回といった支払いイメージです。

 

車を「買取」する場合は、最終回の支払い602,160円を一括で支払うか、再度分割で支払い、支払い総額は190万6,454円です。車を「下取り」「返却」する場合は、一定の条件をクリアしていれば最終回の支払いは0円で、支払い総額は130万4,294円です。(2023年5月時点の情報)

 

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残価設定型クレジットの注意点

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残価設定型クレジットで車を購入する場合は、「毎月支払っていけるか心配」「車両保険に加入したほうが良いのか」などで悩むこともあるでしょう。

 

毎月の返済額が抑えられるとはいえ、ローンであることには変わりありません。支払い面に関しては、特に事前確認が必要です。ここでは、車の購入に残クレを利用する際の注意点を紹介します。

 

毎月の収入と収支のバランスをチェックする

残クレの支払いは毎月発生します。残価設定型クレジットで月々の支払額を少なくできるとはいえ、数年にわたり毎月支払いが必要です。本当に支払い続けられるかどうかを、事前に確認しておきましょう。毎月の収入と支出のバランスをチェックし、計画的に返済することが大切です。

 

まとまった購入資金を用意できなくても残クレを利用できますが、ローンを組んでから急な出費がかさむなど不測の事態が起こることも考えられます。金銭的に余裕のある状態を保ち、毎月の返済に追われてしまわないようにしましょう。

 

返済の期限を遅れないようにする

計画的に返済するのはもちろん、毎月の返済期限に遅れないようにすることも大切です。支払口座の残高が不足していたなど、何らかの事情で支払いが遅れてしまうとペナルティを課せられるかもしれません。

 

支払いが遅れると、クレジット会社から督促電話がかかってきます。何度も遅延すると遅延損害金の請求が来るだけでなく、最悪の場合には車を回収される事態を招くでしょう。このようなことにならないためにも、残高管理や期日管理の徹底が大切です。

 

車両保険に加入して事故などに備える

残価設定型クレジットで車を購入した場合にも、車両保険に加入する必要があります。どれだけ運転に気を付けていても、いつ事故に巻き込まれるか分かりません。運転技術に自信があったとしても、もらい事故を受けることもあります。

 

自賠責保険の補償は人身事故のみのため、対物をカバーする車両保険は必須です。残クレを利用した場合、全損時にはローンを一括返済する可能性もありますが、修理可能な範囲の損害では負担を軽減でき車両保険が役立ちます。不測の事態に備えるためにも、車両保険に加入しましょう。

 

残価の保証条件は忘れないようにする

残価が保証されている点は大きなメリットですが、車の使用中は保証条件があることを忘れないようにしましょう。残価設定は車の購入時にメーカーが設定している保証金額ですが、保証条件はしっかり守らないと保証がされません。

 

たとえば、トヨタでの残価設定の保証条件は「各店舗で定めている走行距離を超えないこと」「損傷や修復歴がないこと」などが条件です。メーカーによって保証条件が異なるため、事前に確認しておきましょう。

 

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残価設定型クレジットは途中解約できる?

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残価設定型クレジット返済途中で車を売りたいというケースもあるでしょう。実は、通常のローンと同様に、残クレも途中解約が可能です。途中解約する方法は、「一括返済で自分の所有物にする方法」と「返却や売却を行い残債の精算をする方法」の2つがあります。

 

ただし、無計画に解約することはおすすめできません。解約時には「負担額を計算しておく」「車を高値で買取してもらう」といったポイントを押さえておきましょう。

 

契約内容によるが途中解約は基本的に可能

契約内容によるものの、基本的に途中解約は可能です。車を使う必要がなくなった方や月間走行距離を超える方は、途中解約も検討しましょう。

 

ただし、途中解約には一括返済が必須です。また、一括返済による途中解約の場合、違約金が発生することもあるため注意が必要です。結果として、まとまった資金が必要になる可能性が高いため、解約に必要な資金を準備できるのかを検討しましょう。

 

一括返済で自分の所有物にする方法

ローンの残債と残価を手持ちの資金で一括返済すれば、残価設定型クレジットを途中解約できます。ディーラーもしくはローン会社に一括返済する旨を伝え、返済期日までに残額を支払えばローン完済です。たとえば、ローン残債が100万円、車の残価が150万円ある場合、250万円を一括で支払うことになります。

 

一括返済することで車の所有者は自分になるため、そのまま乗り続ける、もしくは売却先を自由に選択できます。

 

返却や売却を行い残債の精算をする方法

返済期間の途中でも、ローンの借入先となるディーラーに車を返却したり、借入先とは別の業者に車を売却したりすることで途中解約できます。返却の場合は、買取査定額と残債の精算をしますが、精算後に残債が残る場合は支払いが必要です。

 

一方、ローン返済中の車を売却するためには車の所有権を得る必要があります。そのため、買取業者に残債を立て替えてもらってローンを完済し所有権を得たあと、車を売却したお金で業者に残債を支払うという流れが一般的です。ただし、売却額が残債よりも少ない場合は、その差額を支払う必要があります。

 

違約金や負担額を把握しておくことが大切

残価設定型クレジットを途中解約する場合、車の査定額によっては解約時の支払額が多くなる可能性があります。たとえば、300万円の車を残価設定型クレジットで購入し、返済期間5年、残価を100万円に設定したとします。車を3年後に途中解約する場合、残り2年分のローン80万円と残価100万円の計180万円を支払う必要があります。

 

3年後の売却査定額が100万であれば、残価分は完済できるため支払額は80万で済みます。しかし、査定額が50万円であれば130万円返済しなければなりません。また、残クレからマイカーローンへの借り換えを行う場合、ローン審査に通るのか、違約金と借り換えの手数料をしっかり確認しておきましょう。

 

手放すなら高価買取を目指そう

残価設定型クレジット契約時に設定した残価よりも売却査定額が高ければ、残価分の支払いは不要です。買取額が増えれば返済額を減らせるので、できるだけ車を高値で買取してもらえるよう日頃から準備しておきましょう。

 

車の状態を良好に保つこともポイントのひとつです。エンジンやタイヤを酷使しないように乱暴な運転を避け、こまめなメンテナンスも意識しましょう。また、車を売却する時期も重要です。生活の変化があり決算期にもあたる3月や9月は車を購入する人が増えるため、査定額が高くなる傾向にあります。

 

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残価設定型クレジット以外でお得に購入するには?

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車をお得に購入する方法は、残価設定型クレジットだけではありません。まとまった購入資金を用意したり、値下がりするタイミングを待ったりすることで、費用を抑えて車を購入できます。

 

残価設定型クレジットを利用しなければ、購入した車の扱いは所有者の自由です。走行距離を気にする必要も、カスタマイズを諦める必要もありません。ここでは、残価設定型クレジットに頼らなくても車をお得に購入できる方法を紹介します。

 

まとまった資金を用意する

支払い面をメインに考えた場合、残価設定型クレジットはお得な購入方法となるでしょう。しかし、車の購入に向けて日頃から貯金をしておくことも大切です。まとまった資金を用意できれば残価設定型クレジットだけに頼る必要もなくなり、月々の支払金額をさらに抑えることもできます。

 

残価設定型クレジットを利用した場合、購入した車のローンが残っていると残金を一括返済しなければ、他のメーカーの車には乗り換えられません。制限なく車を乗り換えたい方は、通常のローンもしくは現金で車の購入ができるように資金対策をしましょう。

 

所持している車を売却する

車の乗り換えを検討している方は、今乗っている車を手放すことで購入資金を確保する方法も選択肢に入れましょう。まとまった購入資金を用意できれば、新しい車を購入する際の頭金に充てることができます。

 

頭金が用意できたことにより、残価設定型クレジットよりも支払い額を抑えた通常ローンで済む場合もあるでしょう。これは、走行距離が気になる人、カスタムをしたい人にとって大きなメリットです。

 

車の価格は購入から年数が経つほどに下がってしまうため、売却を検討している場合は早めに行動に移しましょう。信頼できる中古車業者に相談するのがおすすめです。

 

値下がりするタイミングを狙う

できるだけ費用を抑えて車を購入するには、値下がりするタイミングを待つという方法も効果的です。発売された新車に乗りたいというこだわりがなければ、月々の支払いを抑えることができます。モデルチェンジや型落ちのタイミングを狙って、値下がりした車を購入しましょう。

 

モデルチェンジが行われると、それまで新車として発売していた車は旧型車になります。それに伴い中古車市場では値下がりが始まるため、自動車メーカーの新型発表をこまめにチェックしておきましょう。

 

中古車購入を検討する

新車にも魅力はありますが、少しでも費用を抑えて車を購入したい場合は中古車もおすすめです。予算上、欲しい車が新車で買えないという方もいるでしょう。中古車を選択肢に入れることで、欲しい車を安く購入できます。

 

中古車の中には新車当時から年数が経った物もありますが、全てが「古い車」というわけではありません。現行モデルが中古車として売られていることもあります。また、中古車であれば自分好みの車にカスタマイズもできるため、購入費用を抑えつつお気に入りの一台を手に入れられるでしょう。

 

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ホンダ車をお得に購入できるネクステージをチェックしよう

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車は高額な買い物になるため、購入にはさまざまな不安もつきまとうでしょう。残価設定型クレジットを利用するのが良いのか、事前にまとまった購入資金を用意するのが良いのか、あるいは中古車を選択肢に入れたほうが良いのかなど、最良の選択は人によって異なります。車の購入で迷っているなら、専門業者への相談がおすすめです。

 

ネクステージでは、車の購入に関するどのような相談も受けているため、気軽に相談するのも良いでしょう。

 

安価な車の取り扱いも多い

ネクステージでは全国の在庫から選べます。中古車であれば50万円以下の安価な車も多く、幅広いニーズに合わせた車を用意しているため、自分に合う車を選ぶことが可能です。車種においても軽や普通車、バンなど幅広く取りそろえています。

 

「安く車を購入したい」「50万円以下で車を探している」という方は、ネクステージで中古車購入をおすすめします。

 

PR50万円以下の中古車

※価格は支払総額

 

車選びの環境を整えている

ネクステージでは、満足して中古車を購入できるように車選びの環境をしっかりと整えています。修復歴車、水没車などの粗悪な車を徹底的に排除しているため、中古車に不安がある方でも安心です。

 

どのような車が必要なのかヒアリングしてくれて、しっかりと車選びのサポートをしてくれます。希望条件があれば、気軽にスタッフに伝えるとぴったりの車を探してくれるでしょう。

 

購入後も安心の保証が用意されている

中古車には保証が付いているのかどうか心配になる人もいるのでしょう。ネクステージでは購入後も安心してカーライフが楽しめるように、無料保証に加え幅広い有料保証を用意しています。

 

国産車においては、3か月または3,000km、輸入車においては1か月走行距離無制限の保証が無料付帯しています。「サービスサポート(有料)」は、最長3年まで選択可能で、走行距離は無制限で対応しています。

 

特別保証期間内には、バッテリー等の消耗品をはじめ、購入時に付属のナビなどの電装品も無償で保証修理または交換が可能なため、購入後も安心して運転できるでしょう。

 

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残価設定型クレジットでよくある質問

ホンダの残価設定型クレジットのデメリットは?基本情報から注意点まで徹底解説

 

Q.残価設定ローンだと車をお得に購入できるの?

A.残価設定ローン(残価設定型クレジット)とは、契約期間後の車の下取り価格(残価)を購入費用から差し引いたうえでローンを組む方法です。通常価格の50%~70%で契約できるため、月々の負担が少なくなります。数年後の下取り価格を保証してくれるため、3年~5年ほどの短いサイクルで車を乗り換えたいという方におすすめです。

 

Q 残価設定ローンで車を買うデメリットは?

A. 残価設定ローンのデメリットは、利息が残価を含めた元金にかかる点です。毎月の支払額は少ないものの、その中に占める利息の割合は大きく、トータルコストが高くなる場合もあります。また、事故時の追加料金や月間走行距離の制限など、通常のローンにはない取り決めもデメリットです。事前にきちんとシミュレーションをしておきましょう。

 

Q.残価設定ローン以外に車を安く購入する方法はある?

A. トータルコストで見た場合、現金一括購入が最も安いです。しかし、一括購入が難しい場合は、頭金を用意したローン利用を検討しましょう。

 

他にも、新車よりもリーズナブルな中古車の購入もおすすめです。 モデルチェンジによって旧型車が値下がりするタイミングなどを狙えば、よりお得に購入できます。新車にこだわりたいという場合は「未使用車」という、新車同様の中古車もおすすめです。

 

Q.残価設定ローンで車を買うときの注意点は?

A. 残価設定ローンは、一般的なローンよりも月々の返済負担が軽く済むとはいえ、ローンであることには変わりありません。そのため、契約期間満了まで滞りなく支払いを続けられるかが非常に重要です。

 

滞納が生じた場合にはペナルティが課されるため、事前の返済シミュレーションをしっかりとしておきましょう。また、全損時は基本的に一括返済ですので、万が一の事態に備え、車両保険に加入しておくと安心です。

 

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まとめ

ホンダの残価設定型クレジットのデメリットは?基本情報から注意点まで徹底解説

残価設定型クレジットは、月々の返済額が少なくて済むという点がメリットですが、走行距離やカスタム不可などの条件があり、修理や事故を起こせば通常のローンよりも高くつくケースもあるでしょう。残クレは全てのニーズを満たせる支払い方法ではないため注意しましょう。

 

残価を下取りで相殺できるのは、同メーカーの新車に乗り換える場合のみで、ホンダの残クレも同様です。もし、別メーカーの新車や中古車に乗り換える場合は、残価の支払いが必要です。

 

車選びの自由度を優先したい場合は、通常の新車ローンか、リーズナブルな中古車を選ぶのも選択肢のひとつでしょう。

 

 

■この記事の執筆者

ホンダの残価設定型クレジットのデメリットは?基本情報から注意点まで徹底解説

鈴木博之

エディター/ライター

出版社でさまざまなジャンルの雑誌編集を経験したのちフリーランスとして活動。現在は自動車だけでなく、EVバイク、電動アシスト自転車など、面白い乗り物を見つけては取材しているフリーランス編集ライター。

 

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