中古車購入代行(オートオークション)の4つの失敗パターン|信頼できる業者の選び方
中古車を購入するには複数の方法があります。業者に代行してもらう「中古車購入代行(オートオークション)」もそのなかのひとつです。店舗で買うよりも安価な傾向にありますが、実際どのように利用すればよいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、中古車購入代行に関する情報を徹底的に解説します。代行することのメリットや費用面だけではなく、失敗するリスクも把握することが大切です。中古車購入代行について具体的に知ることで、リスクを軽減できます。
※目次※
2.中古車購入代行(オートオークション)を利用するメリットは2つ
3.中古車購入代行(オートオークション)の費用・手数料はいくら?
5.中古車購入代行(オートオークション)のリスク|失敗パターン
6.中古車の購入は信頼が一番!中古車販売店ネクステージの強み
・中古車購入代行は、業者に入札と落札を代行してもらう方法。業者しか参加できないオークション会場で購入の取引ができる
・代行に必要な手数料は業者によってさまざま。店舗よりも安価な傾向にあるが、トラブルに発展するリスクも理解しておこう
・リスクを回避して安心・安全な取引を実現するためには、中古車買取店から購入するのがおすすめ。信頼できる業者選びならネクステージにお任せ!
中古車購入代行(オートオークション)とは?
中古車を売買する方法としてオークションがありますが、業者以外のユーザーは基本的に参加できません。参加資格をもった業者が、ユーザーに代わって売買取引を担うのが「中古車購入代行(オートオークション)」です。
代行する業者は、ユーザーが希望する車を探して落札します。このとき、代行手数料などを購入金額に上乗せすることで利益を得る仕組みです。購入だけではなく、中古車を売る際にも同様のシステムが活用できます。中古車販売店を介して買うよりも安価な傾向があるため、購入費用を抑えたい方にとって魅力的な方法といえるでしょう。
中古車購入代行(オートオークション)を利用するメリットは2つ
中古車購入代行を利用することで得られるメリットは主に2つです。販売店を介すケースに比べて安価な可能性が高く、金銭的な節約が期待できます。ほかのユーザーが認識する前に落札できることもあるため、人気モデルや希少な車が欲しい方もメリットを感じられるでしょう。中古車購入代行の魅力を詳しく解説します。
中古車販売店より安く購入できる可能性が高い
中古車購入代行では仲介手数料を省略することが可能です。中古車販売店は、一般的にほかの業者との中間マージンを上乗せしたうえで利益を得ます。本来の販売額に利益分が乗せられるため「想像していたより高い」と感じることもあるでしょう。
中古車購入代行を利用する際は、ユーザーと代行業者の間にあるのはオークションのみです。代行に関する手数料は必要ですが、販売店から購入するよりも安価なケースが多いといわれています。販売店のように中古車を保管するコストや車に付ける保証が不要なためです。
希望に合った中古車を見つけやすい
オークションでは、大手であるほど膨大な数の中古車が出品されます。販売店が在庫として抱える数よりも多く、幅広い選択肢から希望の車を探せる点もメリットのひとつです。市場に出回る機会が少ない車でも見つかる可能性を高められるでしょう。
市場に出た直後に売り切れるような人気モデルでも、代行業者に依頼することで欲しい車が見つかるかもしれません。ほかのユーザーが探しはじめる前に情報を入手できる点は、中古車購入代行ならではの魅力です。
中古車購入代行(オートオークション)の費用・手数料はいくら?
中古車購入代行に必要な費用や手数料は業者により異なります。購入金額によって変動するケースもあるため、利用を検討している業者の規定を確認しておきましょう。大手代行業者から算出した相場は以下のとおりです。
項目 |
料金 |
備考 |
代行手数料 |
3万5,000円~6万円 |
落札価格により変動の可能性あり |
入札料 |
0円~5,000円 |
- |
落札料 |
7,000円~1万円 |
- |
下見料 |
0円~ |
ユーザーの任意 |
運送料 |
5,000円~1万円 |
距離により変動の可能性あり |
※代行者によって変動あり
業者によっては、代行手数料以外不要とする場合もあります。運送料はエリアによって大きく変動する可能性があるため、オークション会場から自宅までの距離を調べてから依頼できると安心です。希望する金額で落札できないケースも考慮して、キャンセル料に関する規定もチェックしておきましょう。
中古車購入代行(オートオークション)を利用する手順
中古車購入代行の利用を検討している方は、実際に手続きを進める前に具体的な流れを理解しておくのがおすすめです。業者選びも重要ですが、探してもらう車の情報も明確にしなければなりません。
落札後は書類の準備も必要になるため、最後までスムーズに進められるよう手順を把握しておきましょう。中古車購入代行における流れを5段階に分けてご紹介します。
(1)購入する中古車の車種やグレード、色などを決める
一般的な中古車購入では自分の好きな車を探しますが、購入代行の場合は業者に任せなければなりません。希望条件を共有できなければ探すことが難しいため、以下のような条件を決めておきましょう。
- ・車種
- ・年式
- ・走行距離
- ・ボディカラー
- ・グレード
- ・装備品(オプション内容)
なるべく細かい条件をそろえておくと、目当ての車を探しやすくなります。代行の依頼が初めての方は、業者を決めたあとで直接相談してもよいでしょう。
(2)中古車購入代行会社と契約
購入したい車の条件をピックアップしたあとは、中古車購入代行を行っている業者を選定します。信頼性を重視したい方は大手業者を選ぶのがおすすめです。Webのみでのやり取りで安心できない場合は、直接問い合わせて代行に関する相談をしてみましょう。
代行業者との契約が完了すると、オークションに出品されている車のデータが送付されます。希望した車種に合った中古車情報がリストになっているため、細かい条件と照らし合わせながら落札する車を決めていく流れです。
(3)出品車両を写真などで確認
リストから落札する候補を絞り、代行業者に伝えます。業者はオークション会場まで足を運び、指定した車の写真を複数枚撮影して送付してくれるでしょう。外観・内観の見た目だけではなく動作確認を依頼することも可能です。
試乗のようなサービスはないため、実際の運転はできません。しかし、ライトやエアコンといった機能のチェックは依頼しておいたほうがよいでしょう。とくに重視したいポイントがある場合は、事前に伝えておくと撮影と同時にチェックしてくれます。
(4)オークション参加・落札
業者から送付された写真やチェック内容に満足できた場合は、オークションに参加して入札スタートです。落札が成功するかどうかは、あらかじめ決めた上限額と業者の力によって決まります。
予算を上回る金額を設定しても、100%成功するものではありません。市場での需要が高いほど難易度も増すため、落札できない可能性も理解しておきましょう。落札できなかった場合の料金に関する規定は、購入代行業者により異なります。
(5)オークション後の諸手続き
無事落札できたら、車の名義変更や車両点検といった手続きへ進みましょう。手数料の支払いは引き渡し前に求められるケースもあります。名義変更手続きには以下のような書類が必要です。
- ・車庫証明
- ・実印
- ・印鑑証明書
- ・委任状
手続きには時間を要するため、負担を感じるようであれば業者に代行を依頼してもよいでしょう。費用の支払いと納車が終わると、中古車購入代行業者とのやり取りはすべて完了です。
中古車購入代行(オートオークション)のリスク|失敗パターン
中古車購入代行を利用する際は、落札ができない可能性以外のリスクも理解しなければなりません。店舗を介すよりも安価な点はメリットですが、デメリットもある点を考慮しておきましょう。中古車購入代行を利用する際に把握しておくべきリスクを4つご紹介します。
購入する前に試乗や車両の確認ができない
店舗から中古車を購入する方法と異なるのは、実際の車を見て確かめられない点です。ユーザーはオークションの会場に足を運べません。落札するかどうかを決める判断材料は、代行業者が撮影した写真とチェック結果のみです。
小さな傷やへこみは見逃す可能性もあります。見た目やコンディションにこだわる方であれば「別の中古車を選べばよかった」と後悔するかもしれません。購入をする前に自分で現車の状態が確認できない点はしっかり理解しておきましょう。車にこだわりが強い方や、チェックポイントがわからない方は後悔をするリスクが高いといえます。
ケースによっては中古車販売店より高額になってしまう
中古車の販売価格と同様に、代行や入札に必要な手数料は一定ではありません。業者ごとに異なるだけではなく、落札価格によって変動するケースもあります。場合によっては、販売店よりも最終的に支払う金額が高くなる可能性も考慮しましょう。
落札に失敗すると、再度同じ手順で手続きを進めなければなりません。落札の失敗を補償してくれる業者であれば安心ですが、対象外の場合は損失につながるリスクもあります。代行業者のメリットを活かすためには、総合的な出費を計算したうえで決断することも大切です。
ノークレーム・ノーリターンが適用される
中古車購入代行は、性質上ノークレーム・ノーリターンが原則であると考えましょう。業者が伝えられる情報には限度があり、ユーザーが希望するすべてのポイントをチェックできない可能性もあるためです。
出品表に不備がある場合は返品が認められるかもしれません。ただし、保証期間が過ぎたタイミングでは対象外です。希望どおりの中古車が手に入ればこのようなリスクも避けられますが、実物が確認できないため「想像と違った」と感じることもあるでしょう。
中古車の取引ではクーリングオフ制度も適用されません。落札後は基本的にクレーム・返品要請ともに認められない点を理解しておきましょう。
実際の購入価格を確認できない
中古車購入代行を利用した際にトラブルとしてよく見られるのは、実際の落札価格とは異なる金額で報告されるケースです。業者に購入代行を依頼したユーザーは、実際にいくらで落札されたかを知る術がありません。業者が偽りの金額を提示しても確かめられないため、これを利用して不当な値段で買わされるリスクがあります。
大手の業者であれば懸念する必要はないといえますが、知らないあいだに損をする可能性も理解しておいたほうがよいでしょう。自分であらかじめ相場を把握しておくことで、高すぎる金額を請求されていないか確認できます。
中古車の購入は信頼が一番!中古車販売店ネクステージの強み
中古車購入代行は、中間マージンを省略できる方法です。費用節約のために有益なメリットもありますが、のちに後悔につながる可能性も理解しなければなりません。安心・安全な取引を実現したい方は、代行ではなく中古車販売店に足を運んで相談してみましょう。
価格の安さだけではなく、業者の信頼性に注目しながら選ぶことも大切です。安さに惹かれて取引を決めると、状態の悪い中古車を手に入れる結果になるかもしれません。
中古車販売を行う業者選びに悩んでいる方は、ぜひ一度ネクステージまでお問い合わせください。「お客様ファースト宣言」を常に掲げ、満足度の高いサービスを徹底しています。高価買取と安価販売を実現できる点も私たちの強みです。
まとめ
中古車購入代行は、中古車をお得に手に入れるために有益な方法といえます。希望の車が見つかりやすい点は魅力的ですが、車を実際に見てから決められないデメリットも理解しなければなりません。悪徳な業者に引っかかるリスクもあります。
安全に取引を進めるためには、現車を確認してから購入を決められる中古車販売店の利用がおすすめです。ネクステージは買取から販売まで自社で担っているため、中間マージンをカットして安い販売価格につなげています。中古車の購入を検討している方は、ぜひこの機会にネクステージまでご相談ください。