10万キロ走行した中古車の購入はアリ?必要なメンテナンスや選ぶときの注意点

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10万キロ走行した中古車の購入はアリ?必要なメンテナンスや選ぶときの注意点

 10万キロ走行した中古車の購入はアリ?必要なメンテナンスや選ぶときの注意点

中古車の購入を検討している場合、気になる点や譲れない要素は人それぞれでしょう。例えば車種や価格帯、修復歴の有無などがありますが、走行距離も大きな着目ポイントのひとつです。

 

走行距離が短い方が良いという人が多いと思いますが、そうなると価格が高くなり予算オーバーしてしまうという場合があります。

 

本記事では走行距離が10万キロを超えた中古車の購入について、メリットとデメリットに加え、購入後のメンテナンスや注意点についても紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

 

※目次※

1.走行距離10万キロの中古車を購入してもいい?

2.走行距離10万キロ超え中古車ならではの利点

3.走行距離10万キロ超え中古車の欠点

4.走行距離10万キロ超え中古車の交換すべき部品

5.走行距離10万キロ超え中古車を選ぶ際のコツ

6. 走行距離10万キロ超え中古車を購入した後の注意点

7.まとめ

 

■POINT

・走行距離が10万キロを超えた車は、メンテナンス次第で問題なく走れる。

・走行距離が増えると、部品交換などで出費が生まれる可能性が高まる。

・人気車種やハイグレード、高級車を予算内で狙うことができるというメリットがある。

 

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走行距離10万キロの中古車を購入してもいい?

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走行距離が10万キロを超えていると一般的に過走行と呼ばれ、市場価格も10万キロを節目に下がることから、壊れやすそうなどのネガティブなイメージを懸念する方が多いのではないでしょうか。

 

しかし走行距離だけではなく、メンテナンスや修復歴などその他の条件に着目しうまく中古車選びをすれば、今後とてもコスパの良いカーライフを送ることができるかもしれません。

 

走行距離10万キロはひとつの区切り

自動車にとって重要な、エンジンや安全装備などの新車保証が5年・10万キロの場合も多いため、走行距離10万キロは自動車にとって大きな節目といえます。

 

その他にも走行距離10万キロを超える際に、点検や交換すべき部品がいくつかあります。タイミングベルトをはじめ、エンジンマウントや燃料フィルターも劣化の可能性があるため、走行距離10万キロ超えの中古車購入時には交換、点検済みかどうか確認しておくと良いでしょう。

 

メンテナンス次第でまだまだ走れる

メンテナンス次第では、10万キロを超えていてもまだまだ走れる中古車は多くあります。車検時に交換することの多いタイミングベルトだけでなく、エンジン回りや燃料フィルター・ウォーターポンプなどといった部品もメンテナンスされているか確認が必要です。

 

部品のメンテナンスだけでなく、定期的にエンジンオイルを交換しているかどうかの確認も欠かせません。古いエンジンオイルを使用しているとエンジンに負担がかかってしまうためです。

 

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走行距離10万キロ超え中古車ならではの利点

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10万キロを超えた車は消耗品の交換などメンテナンスが大変だったり、故障のリスクが高くなるなど一見デメリットばかりなように思えます。しかしそのようなことはなく、10万キロを超えた車種だからこそのメリットもあるのです。

 

本項目では、走行距離が10万キロを超えた車ならではの利点を紹介しますのでご覧ください。

 

大きな魅力は価格の安さ

車の寿命におけるひとつの基準として走行距離の10万キロをボーダーラインと考える方も多いことから、10万キロ超えの中古車の販売価格は大幅に下がるのが一般的です。メンテナンスなどもきちんとしていてまだまだ乗れる中古車であっても、低価格で手に入りやすい魅力があります。

 

中古車の購入時に予算が少ない方は、あえて走行距離が10万キロを超えた中古車の中からメンテナンスをきちんと受けている車を選ぶと良いでしょう。

 

人気車種や高級車でも購入しやすい

走行距離が増えると中古車相場は下がる傾向があるため、それによって憧れの高級車や人気車種でも手に届く場合もあるでしょう。人気車種や高級車は、中古車市場でもなかなか価格が安くならないことが多いのですが、走行距離10万キロを超えた個体の場合は安く手に入る可能性があります。

 

中古車の車種平均価格を見て諦めていたという場合は、10万キロを超えた個体の値段も合わせてチェックしてみることをおすすめします。しかし前項目で説明したメンテナンス面や状態なども合わせて考えるようにしましょう。

 

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走行距離10万キロ超え中古車の欠点

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走行距離が10万キロを超えた車は価格が下がりお求めやすくなる一方で、気を付けなければならないことも増えがちです。走行に関わる重大な部品が故障する可能性が高まることから、整備にも普段から気を使わなければいけません。

 

メーカー保証が切れる時期でもあるので、できる限り故障リスクの少ない車を選ぶと良いでしょう。そのリスクや手間もあらかじめ知っておく必要があります。

 

メーカー保証が使えない

新車購入時に付帯しているメーカーによる特別保証は、新車登録日から5年間または走行距離が10万キロを超えた時点で切れてしまうため、10万キロ超えの中古車にはメーカー保証が使えません。

 

メーカー保証の対象であれば修理時の出費を抑えられる可能性があることから、このような点はデメリットに感じられる要素です。

 

特別保証ではステアリングやエンジン・アクセル・エアバッグなどといった車の「走行性能」や「安全性能」「環境性能」といった特に大切な部分が対象となるため、10万キロ超えの中古車を選ぶリスクともいえます。

 

故障リスクが高まってくる

使用頻度や使い方によって大きく異なりますが、1年間で1万キロ走行するのが一般的な目安です。そのため10万キロ超えの中古車であれば、単純計算で10年間乗ってきたことになります。

 

10年間も使っているとさまざまな部品が消耗してくることから、年式が新しい車に比べるとどうしても故障しやすいのもリスクのひとつです。

 

高額な部品交換が増えてくる

メーカーによる特別保証も切れてしまう10万キロでは、エンジン関連の保証もなくなるため高額な部品交換が増えてきます。10万キロの走行距離を超えると、エンジン関連ではタイミングベルトや点火プラグ・サーモスタットなどの部品交換が必要になることも多く、タイミングベルトに関しては交換費用の相場が3万円~5万円以上と高額です。

 

また、それに合わせて車検費用も高額になることが多くあります。車検費用は自動車重量税と自賠責保険料、その他に車検前のメンテナンス代が主な内訳です。自動車重量税や保険料は年式が古くなると高くなることがありますが、走行距離が増えるときは主にメンテナンス代が多くかかります。

 

売却するときは値がつきにくい

故障のリスクが高まったり高額な部品交換が増えてきたりと、10万キロ超えの中古車にはリスクもあることから売却するときには値がつきにくいのも特徴です。

 

メンテナンスや使い方によっては値がつかない場合もあり、車を処分する必要が生まれる場合もあります。そのため売却する際には期待するのではなく、少しでも価値がつきばうれしい程度の気持ちでいるほうが良いでしょう。

 

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走行距離10万キロ超え中古車の交換すべき部品

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走行距離が10万キロを超えた車はさまざまな部品の交換が必要になります。それらの部品をしっかりと交換しておかないと走行中のトラブルや、交通事故を招く原因になりかねないので、しっかりとチェックしておきましょう。

 

本項目では、10万キロ超えの中古車を購入した際に交換すべき部品を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

油脂類などの交換

まず確認すべき点は、車の走行性能を左右するエンジンオイルなどのメンテナンス状況です。油脂類の交換をしっかりと行っていたかどうかを確認しましょう。

 

10万キロ以上も走っているのにエンジンオイルの交換を行っていない場合、エンジン内部に汚れがある可能性が高いため注意が必要です。また、エンジンオイルに加えてオイルフィルターも定期的に交換してきたのかどうかも重要ポイントになります。

 

タイミングベルトの交換

自動車メーカーでは、新車で乗り始めてから10年、もしくは走行距離が10万キロを目安にタイミングベルトの交換時期と設定しています。そのため、10万キロ超えの中古車であればタイミングベルトが交換済みであるかを定期点検記録簿で確認しましょう。

 

次の交換時期はタイミングベルトの状態によって異なるため、単に交換しているかどうかだけではなく、いつ交換したのかまで確認するようにしましょう。

 

オルタネーターの交換

オルタネーターとはエンジンの回転を利用して発電する装置の名称です。車にはオーディオディスプレイや各スイッチ類、ルームランプなど電気によって作動可能なものがたくさんあります。中でも車を動かす上で重要なセルモーターも電気の力によって動いています。

 

つまり、オルタネーターが故障してしまうと発電できなくなるパーツです。それによって上記のスイッチ類などが使用できなくなるだけでなく、エンジンをかけることもできなくなってしまうため交換が必要なパーツといえます。

 

エンジンに関する部品の交換

エンジン周りの部品には、イグニッションコイルやラジエーター、ウォーターポンプなどがあり、これらも経年劣化により故障が起きやすいパーツです。

 

特にラジエーターやウォーターポンプが故障して、冷却水によるエンジンの冷却が行われなくなってしまうとエンジンが焼き付いてしまい、さらに修理費がかさむことになってしまいます。

 

最終的な修理費を抑えるという意味でも、劣化が分かったら早めに交換することをおすすめします。

 

走行に必要な部品の交換

車が走るのに必要不可欠な足回りのパーツもしっかりとチェックしておくべきポイントです。足回りのパーツと呼ぶ部品は、サスペンションやタイヤ、ブレーキといったものです。

 

特にブレーキに関しては整備を怠っていると制動距離が長くなってしまったり、最悪の場合車が止まらなくなってしまい事故を招くことになります。

 

ブレーキ関係の部品の中で、特にブレーキパッドは消耗品のため残量をチェックし、その際は合わせてブレーキローターの状態もチェックすると良いでしょう。

 

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走行距離10万キロ超え中古車を選ぶ際のコツ

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中古車選びでは旧オーナーがどのくらい大切にしていたかもポイントです。定期点検記録簿に記載されているメンテナンス履歴を見ても旧オーナーがどれだけ大切に整備をしてきたか分かりますが、実際に車の状態を目で確認することも忘れないようにしましょう。

 

ここでは、走行距離10万キロの中古車から車両選びをするときに押さえておきたいポイントをご紹介します。

 

外装の状態

外装を見ることで、旧オーナーがどのような走り方をしていたのか予想をすることができます。外装の傷を放置している場合、サビが発生してしまいます。また旧オーナーが雪道をよく走る使い方をしていた場合も雪溶解剤の影響で足回りがサビやすいです。

 

サビがさまざまな部品に付着していると、今後修理が必要になった場合、部品が取り外しにくいなどのトラブルが発生するリスクがあります。そうなると費用や時間がかさむため、できる限り傷やサビのないきれいな車体を選んだほうが良いでしょう。

 

内装の状態

外装に続いて内装の確認も大切です。10万キロ以上も走って内装がきれいであれば、旧オーナーはかなり丁寧に車を扱っていたといえるでしょう。

 

フロアマットやシートに汚れ、カビがないかなど確認しましょう。小まめに清掃などがされていれば、使用感はあっても致命的な汚れはあまりないはずです。また、車内の臭いも気になる方は臭いを確認したほうが良いでしょう。

 

空調の具合

購入時の季節に関わらずエアコンを実際に作動させた上で、空調の調子や臭いがないかを確認しましょう。臭いがする場合、空調の内部にカビや結露が発生している可能性があります。エアフィルターを交換するだけでは臭いの原因となるカビや結露を取り除けないため、リスクが高まるでしょう。

 

年式

5年前の年式で、すでに走行距離が10万キロを超えている中古車もあります。年式は新しいのに走行距離が長い中古車の場合、ゴルフや釣りといった趣味のために頻繁に遠出に使ったり、長距離通勤を毎日繰り返したりなどのケースが想定できるでしょう。

 

高速道路などをメインに走行距離を重ねている場合は、同じ10万キロ超えの車より部品の消耗のリスクは低くなります。走行距離だけ見るのではなく年式と走行距離のバランスの確認が大切です。

 

修理箇所の有無

定期点検記録簿では、車の修理履歴も確認しましょう。その際、修理の有無だけでなくどのような箇所を修理したのか、重要な修理はなかったかまでチェックが必要です。修理箇所をチェックすることで車の状態を確認できます。

 

過去に修理を行った箇所が車にとって重要な役割を占める場合には修復歴があることになり、リスクが高い車といえるでしょう。また、重大な修理などがなかった場合、どのようなメンテナンスをされていたかも合わせてチェックすることをおすすめします。

 

例えばブレーキパッドやローターなどの消耗品や劣化しやすい部品が変えられているか、エンジンオイルはどのくらいの頻度で交換していたかを確認しましょう。細かなメンテナンスがされていれば、不安も少なく購入に踏み切ることができます。

 

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走行距離10万キロ超え中古車を購入した後の注意点

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メンテナンスもしっかりとされ、コストパフォーマンスの高い中古車を購入できたら、売却時も意識してできるだけ長くきれいに保てるように意識しましょう。

 

普段から運転の仕方を意識したり、メンテナンスを小まめに行うだけでも数年後の車の状態は大きく変わります。また、万が一のときのために保証を付けることも愛車を長く保つ秘訣です。

 

無理な運転をしない

走行距離が10万キロを超えている中古車を良い状態に保つためには、無理な運転をしないことが欠かせません。乱暴な運転をすると車体内外の多くの場所に負担がかかってしまうため、日頃から車に優しい運転を心掛けるのが大切です。旧オーナーが大切にしてきた車をより長く使うためにも優しく扱いましょう。

 

小まめにメンテナンスをする

10万キロを超えた中古車では故障するリスクはどうしても高まるため、小まめに整備をするのが大切です。不調がなくても小まめに点検を行いましょう。そうすることで走行距離を感じさせず良い状態を維持できます。

 

特にエンジンオイルは劣化しやすく、エンジンの動作に大きく影響するものです。エンジンオイルの劣化はパワー不足や燃費の悪化を招くことに加えて、エンジン自体の故障につながる可能性があります。そのため、中古車の購入時やメンテナンス時に交換しておくのが大切です。

 

保証に入っておく

走行距離が長い中古車の場合、年式も古いものが多く修理や故障のリスクに備えて保証に入っておくのがおすすめです。保証に入っておけば万一の場合でも費用を抑えられます。さまざまな保証があるため、自身のニーズに合わせて選びましょう。

 

修理資金を確保する

もし走行距離が10万キロを超えている車を購入する場合は、事前にある程度の修理費やメンテナンス費用を確保しましょう。交換しなければいけない部品が見つかった場合、即座に作業しなければさらに別パーツの故障につながってしまう可能性もあります。

 

そのため、故障や交換が必要な部品が出てくることを前提に余裕を持った資金準備をすると安心です。壊れてしまって、さらに修理ができないとなるとせっかく車を購入した意味がなくなってしまいます。

 

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まとめ

 10万キロ走行した中古車の購入はアリ?必要なメンテナンスや選ぶときの注意点

走行距離が10万キロを超えた車は故障のリスクが高く、小まめなメンテナンスや部品交換が必要になり大変な面もありますが、人気車種や高級車をお手頃に購入できるなどメリットもたくさんあります。

 

中古車選びをするときは、走行距離だけでなくそれに合わせた内外装のきれいさや、整備記録簿を読み、慎重に選びましょう。選び方や資金などの準備を事前にしていれば、購入後のカーライフも楽しみやすくなります。

 

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■ライタープロフィール

 10万キロ走行した中古車の購入はアリ?必要なメンテナンスや選ぶときの注意点

兵頭 倫果(ひょうどう りんか)

大学時代は工学部で電気の分野を専攻し、電気自動車やソーラーカーの製作に励む。大会への出場あり。大学卒業後は国産自動車メーカーに技術者として入社。後に退職し、現在はフリーランスで、「若者にも響かせる」をモットーにYouTubeやライティング活動を行っている。

 

 

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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

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