車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

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車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

車のボディ前後に配置されるロゴ・エンブレムは、メーカーやブランドを象徴する存在です。各メーカー・ブランドによって意味や由来が異なるため、ロゴ・エンブレムの意味や由来を知りたいという方もいるのではないでしょうか。

 

今回の記事では、車のロゴ・エンブレムに興味がある方に向けて、国産車・外車のロゴ・エンブレムを紹介します。気に入ったロゴ・エンブレムがあれば、そのメーカーの車を調べてみましょう。また、輸入車を中古で購入するための有益な情報も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.ロゴやエンブレムと呼ばれる車のマーク

2.ロゴ・エンブレムの一覧【日本車】

3.ロゴ・エンブレムの一覧【イタリア車】

4.ロゴ・エンブレムの一覧【イギリス車】

5.ロゴ・エンブレムの一覧【フランス車】

6.ロゴ・エンブレムの一覧【ドイツ車】

7.ロゴ・エンブレムの一覧【アメリカ車】

8.ロゴ・エンブレムの一覧【その他】

9. 好みのエンブレムやロゴの中古車を探すならネクステージ!

10.まとめ

 

■POINT

・車のロゴ・エンブレムは各メーカーの由来や意味があり、時代に合わせてリニューアルされることも

・日本車も輸入車もそれぞれのメーカーの主張がロゴ・エンブレムに込められている

・お気に入りのロゴ・エンブレムの車を中古車でチェックしよう!

 

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ロゴやエンブレムと呼ばれる車のマーク

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

車の前後やステアリングホイールにはメーカーのロゴやエンブレムが付いていることがほとんどです。商用車や低価格グレードの一部はステッカーになっていることもありますが、多くの場合立体的なロゴやエンブレムとなっています。

 

ロゴ・エンブレムにはそのメーカーの歴史や主張が表れています。まずはロゴ・エンブレムの意味についてみていきましょう。

 

ブランドを象徴するマークのこと

車についているマークはロゴやエンブレムと呼ばれていますが、ロゴは英語の「ロゴタイプ」を略したもので、会社名やブランド名などを図案化したものです。エンブレムは日本語では「紋章」などの意味ですが、メーカーのロゴをもとにしたもの以外にも車種固有のエンブレムを付けている車もあります。

 

ロゴ・エンブレムは、自動車メーカーのブランドイメージの象徴といえるものです。同じメーカーの車であってもジャンルやボディタイプによってデザインも異なるため、特定のメーカーであることをアピールするためにもエンブレムは重要なものです。

 

リニューアルされることもある

自動車メーカーは長い歴史を持つところが多く、創業から100年を超えるメーカーも日本も含めて少なくありません。その長い歴史の中でメーカーやブランドのエンブレムはリニューアルされることがあります。

 

それまで使われていたものと全く違うロゴ・エンブレムが作られることもありますが、以前のロゴ・エンブレムをもとにそのデザインを時代に合わせて少しずつ変更していくという例が多く見られます。中には、その変化に気づかないほど細かい変更がされることもあります。

 

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ロゴ・エンブレムの一覧【日本車】

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

ここからは日本の車メーカーのロロゴ・エンブレムを紹介していきます。日本にとって自動車は重要な産業のひとつで、多くのメーカーが存在します。輸出も盛んでトヨタやホンダなど世界的な知名度がある車メーカーも多くあります。

 

ひとつのメーカーから別のブランドを展開している場合もあり、それぞれに意味や由来が込められています。ここでは、日本車メーカー・ブランドのロゴ・エンブレムを12種類紹介します。

 

トヨタ

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トヨタは、車メーカーの中でもトップクラスの販売台数を誇る世界的企業です。大小異なる3つの楕円形を、縦・横に組み合わせたエンブレムがメインのデザインとなっています。楕円が意味するのは以下のような心と心のつながりです。

 

・ユーザーの心

・トヨタの心

・ユーザ・トヨタの心をつなぐ世界観

 

また、エンブレム全体でボディやハンドルを表現しているともいわれています。シンプルながらもメーカーのこだわりが感じられるデザインといえるでしょう。

 

レクサス

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

トヨタは、車メーカーの中でもトップクラスの販売台数を誇る世界的企業です。大小異なる3つの楕形を、縦・横に組み合わせたロゴ・エンブレムがメインのデザインとなっています。楕円が意味するのは以下のような心と心のつながりです。

 

・ユーザーの心

・トヨタの心

・ユーザ・トヨタの心をつなぐ世界観

 

また、ロゴ・エンブレム全体でボディやハンドルを表現しているともいわれています。シンプルながらもメーカーのこだわりが感じられるデザインといえるでしょう。

 

ホンダ

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ホンダは、自転車用の補助エンジン製造から車・バイクの開発まで躍進したメーカーです。ロゴ・エンブレムには頭文字の「H」が記され、ひと目でホンダの存在が認識しやすい外観になっています。

 

由来として挙げられるのは、車のハンドルをモチーフにしたデザインです。枠・文字ともに正四角形に沿っておらず、やや斜めに描かれた形状が特徴的なポイントといえるでしょう。この他にも、創業者が好んでいた楽器「三味線」の形状も影響したといわれています。

 

日産

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創業後第1号の小型自動車モデル「ダットサン」から、現在の日産ロゴ・エンブレムが継承されました。円形の中心に「NISSAN」の文字が記されたシンプルなデザインで、遠方からでも比較的わかりやすい存在感を放っています。

 

現在のデザインが採用される前は、太陽と空をモチーフにレッド・ブルーのカラーが施されていました。一見特別な意味がないように思えるロゴ・エンブレムですが、創業当初からの歴史が詰まったデザインともいえるでしょう。

 

ダイハツ

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ダイハツは、主に軽自動車の開発を得意とするメーカーです。インドネシアやマレーシアといった国ではトップシェアを誇っています。ロゴ・エンブレムには頭文字の「D」が採用されました。車のやわらかさに反して、鋭くスタイリッシュな印象を受けるデザインが特徴的です。

 

大阪の学者・エンジニアが集って設立したダイハツのメーカー名は、「大阪」「発動機製造」から頭文字を組み合わせて誕生したといわれています。

 

マツダ

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1930年代に3輪自動車「マツダ号」の生産から始まった車メーカーが、現在のマツダです。メーカー名の頭文字を楕円形の枠と組み合わせ、一体化させる形でロゴ・エンブレムデザインに反映しています。

 

メーカー名を表す頭文字の他、羽ばたきや躍進をイメージさせる羽もモチーフのひとつです。時代の流行に合わせて技術を発展させ、ユーザーの希望に応えるマツダならではの取り組みが抽象的に表現されたロゴ・エンブレムといえるでしょう。

 

スズキ

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軽自動車部門でトップレベルのシェア率を誇るメーカーがスズキです。2023年8月現在ではメーカーの規模拡大にも励んでいます。ロゴ・エンブレムには、創業者の名前を由来としたメーカー名の頭文字「S」が記されました。数百ものデザイン案から決定した経緯もスズキならではの歴史です。

 

数々の応募が寄せられる中、ユーザーの親しみやすさを重視して選出されたといわれています。日本人ユーザーだけでなく、海外のユーザーにも存在をアピールしやすいロゴ・エンブレムといえるでしょう。

 

スバル

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スバルは、飛行機の開発と製造を経て自動車分野に移行したメーカーとして知られています。ロゴ・エンブレムに描かれているのは、雲のない夜空を思わせる6つの星です。

 

設立時に合併した系列6社を1つにまとめる意味が込められ、「六連星(むらつぼし)」と呼ばれています。

 

いすゞ

商用のバスやトラックをメインに製造・販売するメーカーがいすゞです。ロゴ・エンブレムには「ISUZU」の文字が連なっています。メーカーを表現するカラーをレッドとしているため、ロゴ・エンブレムの文字にも同色を採用しました。

 

メーカー名は、三重県の伊勢神宮に沿って流れる「五十鈴(いすず)川」が由来となっています。現在は家庭用のモデルを販売していませんが、トラックドライバーやバスの利用頻度が高い方にとってはなじみ深いロゴ・エンブレムでしょう。

 

三菱自動車

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三菱自動車は、世界で初めて量産型の電気自動車を発売したメーカーとして注目を集めました。ひし形を3つ組み合わせたデザインをロゴ・エンブレムに採用しています。このデザインは「スリーダイヤ」という名称で親しまれ、シンプルながらわかりやすい外観が特徴的です。

 

メーカーのアイデンティティや歴史を考えさせるロゴ・エンブレムともいえるでしょう。起源をさかのぼると、2種類の家紋をモチーフにしてデザインされた経緯も伝えられています。

 

日野自動車

トヨタの連結子会社として、トラックやバスを製造するメーカーが日野自動車です。あまりなじみのない方もいるかもしれませんが、日本国内の業界でトップクラスのシェア率を記録しています。

 

ロゴ・エンブレムに記されているのは、メーカー名の頭文字「H」です。中央のラインや楕円形の枠は、地平線・太陽をモチーフにしています。メーカーの躍進や一体感といった意味も由来のひとつです。街を走るバスに注目してみると、特徴的なロゴ・エンブレムもすぐに発見できるでしょう。

 

光岡自動車

国産車の中でも、特に個性的なデザインでユーザーを魅了するメーカーが光岡自動車です。トヨタやスズキといったメーカーに比べると規模は小さいものの、独特な世界観が人気を集めています。ロゴ・エンブレムからも他メーカーと異なるイメージを受けるでしょう。

 

紀元前に用いられた象形文字をモチーフにしており、全体で「車」を意味しています。伝統や歴史を忘れず、メーカーのこだわりをもち続ける意志が感じられるロゴ・エンブレムです。

 

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ロゴ・エンブレムの一覧【イタリア車】

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数ある車メーカーの中でも、独創的なボディデザインを展開するのがイタリア車の特徴です。スーパーカーで人気のフェラーリ・ランボルギーニをはじめ、各メーカーがそれぞれの特色を発揮しています。

 

ロゴ・エンブレムにも認識しやすいデザインを採用したケースが多く、見ているだけでも楽しくなるかもしれません。ここでは、人気メーカー6社の特徴やロゴ・エンブレムを紹介します。

 

フェラーリ

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外車やスポーツカーに興味がない方でも、フェラーリの名前は耳にしたことがあるのではないでしょうか。高級なスポーツカーを販売するメーカーで、イタリア・日本以外の国からも人気を博しています。ロゴ・エンブレムに描かれた馬のデザインは、創業当初話題を集めたパイロットの所属部隊が掲げる紋章を反映しました。

 

メインカラーはイエローで彩られ、影を思わせる馬のデザインが存在感を際立たせています。上部にはレッドとグリーンの配色が施された、スポーツカーを代表するロゴ・エンブレムです。

 

ランボルギーニ

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第二次世界大戦の終息後、使われなくなったトラックを改造した経験をきっかけに現在のランボルギーニが誕生しました。車高の低いフォルムが特徴的で、丸みが少なく角の目立つボディデザインもランボルギーニならではの外観です。

 

ロゴ・エンブレムには、敵への突進をイメージさせる猛牛が描かれています。上部に記したのは「LAMBORGHINI」の文字です。これまで発売してきたモデルは、ロゴ・エンブレムと同様猛牛をモチーフにした車種名も多く見られます。

 

フィアット

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フィアットは、1800年代後半に車・航空機エンジンメーカーとして活動を開始しました。日本への進出は早く、現在でも街中で見かける機会の多いメーカーです。ロゴ・エンブレムは比較的シンプルで、円形の中央に「FIAT」の文字を記すデザインが採用されています。文字を囲むのは、目を引きつけやすいレッドカラーです。

 

ロゴ・エンブレムを構成する外側の円形は、メーカーの先進的な技術や科学・工業技術を表すともいわれています。フィアット車のやわらかい印象を崩さないデザインともいえるでしょう。

 

アルファロメオ

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フィアットの傘下に加わり、高価格なモデルを販売するメーカーがアルファロメオです。創業当時から強みとしていたスポーツモデルを主力に活動しています。

 

ロゴ・エンブレムには「ALFA ROMEO」の文字が刻まれていますが、中央の十字架とヘビのようなデザインも特徴的です。中世のヨーロッパにおいて、イスラム教徒を意味する「サラセン人」を飲み込む様子を描いたといわれています。十字架のモチーフは、アルファロメオのふるさとであるミラノの紋章です。

 

マセラティ

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イタリアに住む機関士の子どもたちによって創業したのが、現在のマセラティです。クーペやオープンカータイプのスポーツカーをメインに販売しています。ボディの前部に備えられるのは、ネプチューンが持つ三叉の銛(みつまたのもり)をモチーフにしたロゴ・エンブレムです。

 

日本人にはなじみのないデザインですが、マセラティのふるさとであるボローニャではシンボルとして知られています。カラーデザインに採用されたブルーとブラックは、ボローニャ市の旗に彩られるものと同色です。

 

アバルト

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アバルトは、フィアットが開発したモデルに改造を施して販売しています。現在では日本に出回るモデルも多いため、比較的認知度の高いメーカーといえるでしょう。ロゴ・エンブレムに描かれたサソリのデザインは強い印象を残します。

 

「ABARTH」のほか、レッド・イエロー・グリーンといったカラーがランダムに配色された見た目も個性的です。サソリを採用したのは、メーカー創設者の星座が由来であるといわれています。

 

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ロゴ・エンブレムの一覧【イギリス車】

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イギリスの人気車として知られているのは、ジャガー・ミニ・アストンマーティンといったメーカーです。スポーツカーから4WD専門まで幅広いボディタイプを展開しています。

 

1,000万円以上の高級車メーカーも複数あり、それぞれの魅力も併せてチェックしておきましょう。ここでは、日本で人気のメーカーから6社をピックアップして紹介します。

 

ジャガー

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1900年代前半、サイドカーの製造から現在の高級車メーカーへと躍進したのがジャガーです。2020年4月現在は、タタ・モーターズ(インド)の傘下となっています。ボディの前後で異なるロゴ・エンブレムを採用した点が特徴的です。

 

多くのユーザーがイメージするのは、肉食動物のジャガーが跳躍する様子を描いたデザインでしょう。「リーピング・キャット」ともいわれ、ボディ後部に備わっています。前部のロゴ・エンブレムは、ジャガーの顔を正面から見た野性的なデザインです。

 

MINI

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イギリスの車メーカーが発売したコンパクトカーをBMWが継承し、MINIの名前でブランドを設立しました。先代の独特なボディデザインは、現在展開する複数のモデルにも採用されています。ロゴ・エンブレムを見なくとも認識しやすいメーカーといえるでしょう。

 

円形の中にブランド名の「MINI」を記し、左右には翼をモチーフにしたデザインを描いたエンブレムです。人気モデル「クーパー」のウイングを感じさせる翼は、躍進や活動力の源を表すともいわれています。

 

アストンマーティン

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アストンマーティンは、1900年代前半の創業から現在まで高価格なスポーツカーにこだわって開発を続けてきたメーカーです。モータースポーツ界で功績を残したメーカーとしても知られています。

 

ロゴ・エンブレムに用いられたのは、古代エジプトの時代に神聖な生きものとして扱われた「スカラベ」です。現代の日本では「フンコロガシ」の愛称で親しまれていますが、体より大きな球を作り上げる姿から太陽の象徴としてあがめられていました。

 

ランドローバー

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4WDを搭載したシステムに特化し、高価格帯のモデルを販売するメーカーがランドローバーです。2023年8月現在はタタ・モーターズの傘下に入っています。

 

プラグインハイブリッド(PHEV)を搭載したモデルもラインアップされており、新型フル電動レンジローバーは2023年後半から、一部の国で予約受付を開始するとの予定です。

 

ロゴ・エンブレムに記されるのは、メーカー名と同じ「LAND ROVER」の文字です。グリーンのバックカラーが特徴的で、モデルのデザインも組み合わさるとランドローバーらしさが増幅したようにも感じられます。

 

ベントレー

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ベントレーは、フォルクスワーゲングループの一員として高級車を販売するメーカーです。スポーツカーを主力としており、創業者の名前がメーカー名の由来です。

 

ロゴ・エンブレムは、中央の円形と左右の翼で構成されています。円の中にはベントレーの頭文字が記され、全体で鳥をイメージさせるデザインも特徴的です。

 

かつて航空機用のエンジンを製造していた歴史が、鳥や翼のモチーフに影響したといわれています。丸みを帯びたBのデザインと優雅な全体像から、高級車ならではの雰囲気を感じられるでしょう。

 

マクラーレン

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マクラーレンは、世界的なスーパーカーメーカーとして人気を集める会社です。独特なフォルムと耳に残るエンジン音に魅了されるユーザーも多くいるでしょう。ロゴ・エンブレムのデザインはシンプルで、「McLaren」の文字とブーメランのようなマークが描かれています。

 

ロゴ・エンブレム由来には諸説あり、確定されたものはありません。テスト走行で発生する渦をモチーフとしている説だけでなく、動物の「キーウイ」をアレンジしたというエピソードもあります。

 

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ロゴ・エンブレムの一覧【フランス車】

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フランスの車で人気を集めているのは、プジョーやシトロエンといったメーカーです。「芸術の国」と例えられるように、多彩なボディデザインがラインアップにそろっています。

 

ヨーロッパが誇る魅力的なデザインを実感できるでしょう。ここでは、日本で知られるメーカーから、4社をピックアップして紹介します。

 

プジョー

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量産型のシステムを活用した車メーカーで、最古の歴史をもつといわれるのがプジョーです。日本のメーカーが販売するモデルを参考にしたというエピソードが伝えられており、現在の日本でも多くの人気を集めています。パワートレインの独特な設計に魅了された方もいるのではないでしょうか。

 

ロゴ・エンブレムに描かれた動物のモチーフはライオンです。立ち上がって前足を前方に上げる様子は、野性的な鋭さとともにかわいらしい印象も与えます。ライオンのような強さとしなやかさを兼ねた品質を表現するデザインです。

 

ルノー

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ルノーは、トラックからボートまで幅広い分野を手がけたメーカーです。2023年8月現在では、安全性にもこだわった技術を発揮しながら家庭用・商用のモデルを販売しています。ロゴ・エンブレムにはメーカー名が刻まれておらず、ひし形のみを採用した独創的なデザインです。

 

これまでに複数回ロゴ・エンブレムが変更されていますが、ほとんどのデザインにひし形を用いています。現在伝えられているのは、豪華・上品といったイメージです。しかし、根本的な由来は明確にされていません。

 

シトロエン

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シトロエンは、フランス車の中でも先進技術に意欲的なメーカーとして知られています。「10年先の技術を備える」ともいわれているため、車メーカーにとってパイオニア的存在ともいえるでしょう。

 

平仮名の「へ」の字を上下に連ねたようなロゴ・エンブレムのデザインも特徴的です。シトロエンが繁栄するきっかけとなった、歯車の一部をモチーフにしたといわれています。簡素なデザインですが、由来を知ると創業者のこだわりも実感できるでしょう。

 

DS

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2015年、シトロエンから派生したブランドが独立して「DS(DSオートモービルズ)」の名前で設立されました。独自のブランドとして、日本でも複数のモデルを販売しています。

 

ロゴ・エンブレムに採用されたのは、シトロエン時代の人気モデルに備わっていたデザインです。「DS」の2文字をアレンジし、具体的なブランド名を省略しています。国産車とは一風変わった印象を抱くロゴ・エンブレムといえるでしょう。

 

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ロゴ・エンブレムの一覧【ドイツ車】

ドイツには、日本のユーザーから人気を集める車メーカーが多数存在します。メルセデス・ベンツやBMWといった名前は、車に詳しくない方でも認識できるでしょう。スポーツカーメーカーとして人気のポルシェもドイツから誕生しました。世界的に有名なドイツ車から10社をピックアップし、特徴やエンブレムの由来をご紹介します。

 

メルセデス・ベンツ

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ドイツに本社を置くダイムラーから、乗用車・商用車を販売するブランドとして展開するのがメルセデス・ベンツです。日本では、ブランド名の一部を取って「ベンツ」の略称で親しまれています。

 

外車に詳しくない方でも認識しやすいロゴ・エンブレムが特徴的です。円の枠に接地する3点は「スリーポインテッド・スター」と呼ばれ、陸・海・空を表現しています。それぞれが魅力を発揮し、それぞれの得意分野で成果を発揮できる未来を目指したデザインです。

 

フォルクスワーゲン

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2019年、フォルクスワーゲンがこれまで採用していたロゴ・エンブレムのデザイン変更を発表しました。枠や文字そのものの変更ではなく、陰影の目立つ立体的な外観からフラットな印象に変わっています。

 

一見すると「W」を記したように見えますが、中央部分で区切られているのが特徴的なポイントです。上部に「V」、下部に「W」を配置することで略称のVWを表現しています。国民に愛される車を目指したメーカーのこだわりが感じられるロゴ・エンブレムともいえるでしょう。

 

アウディ

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フォルクスワーゲングループの一員であるアウディは、他のドイツ車メーカーとはひと味違ったロゴ・エンブレムを採用しています。4つの輪を重ねて横に並べたデザインで、それぞれの輪は、左から以下の会社を表します。

 

・アウディ

・DKW

・ホルヒ(Horch)

・ヴァンダラー(Wanderer)

 

4社の団結を表現したデザインで、当初は「アウトウニオン(Auto Union)」のロゴ・エンブレムとして使用されました。アウディの復活後も、現在まで同じデザインを用いる伝統的なロゴ・エンブレムです。

 

BMW

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かつて航空機に搭載するエンジンを製造していたBMWは、エンブレムにも歴史的な取り組みを反映しました。2つに重ねられた円形の内部は十字で仕切られ、ブルー・ホワイトで交互に彩られています。十字をプロペラに見立て、ブルーは空、ホワイトは雲をモチーフにしたデザインです。

 

創業から長年の間このような由来が公表されていましたが、現在ではバイエルンの旗が起源であるという説が有力視されています。いずれも、メーカーの歴史や国に対する愛情がうかがえるデザインといえるでしょう。

 

ポルシェ

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

スポーツカーを主力とするポルシェは、1,000万円クラスの高級車メーカーとしても知られています。ロゴ・エンブレムの上部に記された「PORSCHE」の文字と、中央で存在を際立たせる馬のデザインが特徴的です。

 

ポルシェが本社を構えるエリアから、2つの紋章を組み合わせる形で全体が描かれています。認識しやすい馬のほかに鹿の角や麦といった要素も反映しているため、繊細なデザインにこだわったロゴ・エンブレムといえるでしょう。

 

スマート

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

スマートは、メルセデス・ベンツが属するダイムラーからコンパクトモデルをメインに販売するブランドです。以下3つのアルファベットを組み合わせてブランド名が誕生しました。

 

・創業当時のパートナーから頭文字を取った「S」

・メルセデス・ベンツの頭文字「M」

・芸術を意味する「ART」

 

ロゴ・エンブレムは、アルファベット「C」のような文字と三角形を左右に並べてデザインされています。左側はハンドル、右側はメーカーの躍進を表現する矢印です。

 

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ロゴ・エンブレムの一覧【アメリカ車】

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

アメリカメーカーの車は、大柄で迫力のあるモデルを多数展開しています。国産車に比べてサイズ感が大きいため、国によって異なるボディタイプの傾向が明確化しやすい比較対象ともいえるでしょう。

 

ここでは、シボレーやジープなど、アメリカ車の人気メーカーから5社をピックアップし、ロゴ・エンブレムとともに魅力を紹介します。

 

ジープ

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

ジープは、日本国内でとくに知名度が高いアメリカ車ブランドです。4WDの駆動方式を専門としており、独特なフロントデザインが人気を集めています。ブランド名の由来には諸説ありますが、現在でも明確な背景は公表されていません。

 

ロゴ・エンブレムに特別なデザインは加えられず、「Jeep」の文字のみが採用されました。車種を問わず「ジープ」と呼称されるのは、ブランド特有のボディデザインとエンブレムの文字が強いイメージを与えた結果といえるでしょう。

 

キャデラック

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キャデラックは、シボレーと同様にゼネラルモーターズから派生したブランドです。高価格帯のモデルを主力に展開しています。輸入開始当初の日本では、政治家や皇族が好んで利用していました。

 

ロゴ・エンブレムには複雑なカラーデザインを採用し、ブラックやレッド、ブルーなどが細かく配色されています。ブランド名であるキャデラックの紋章をモチーフに、アレンジを加えて実現に至ったようです。

 

フォード

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

フォードは、ミシガン州ディアボーンが本拠地の自動車メーカーです。産業史や経営史で取り上げられることも多く、「自動車の大量生産」のパイオニア的存在でもあります。かつては日本市場にも参入していましたが、残念ながら2016年に撤退しました。

 

フォードのロゴ・エンブレムは、青地に白文字で「Ford」と書いたとてもシンプルなデザインです。1907年に導入されたロゴ・エンブレムで、当時の主任技師であったC・ハロルド・ウィリスの手書きであるとされています。

 

リンカーン

リンカーンはフォード・モーター社の一部門である、ザ・リンカーン・モーター・カンパニーから販売されているブランドです。第16代アメリカ合衆国大統領であるエイブラハム・リンカーンが社名の由来で、1917年に設立されました。

 

リンカーンのロゴ・エンブレムは、ダイヤモンドをイメージしたものになっています。その下にブランド名である「LINCOLN」が記されており、いかにも高級車ブランドらしい洗練されたデザインです。

 

シボレー

ゼネラルモーターズ(GM)が展開しているブランドがシボレーです。スイスで生まれ育ったレーシングドライバーの名前に倣ってブランド名が採用されました。日本では「アメ車」と呼ばれる大柄なモデルが多く見られますが、世界的には幅広いジャンルのボディタイプを展開しています。

 

ロゴ・エンブレムに用いているのは、ブラックカラーの十字架です。当時の社長がフランスで発見したデザインが影響したといわれています。

 

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ロゴ・エンブレムの一覧【その他】

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

日本でよく目にする外車であれば、ロゴ・エンブレムけでどのメーカーなのか分かる方もいるでしょう。しかし、スウェーデン車や韓国車ロシア車など、あまり日本では見かけない自動車メーカーも多く存在します。

 

ここからは、日本ではなじみのないとされる自動車メーカーのロゴ・エンブレムを紹介します。

 

ボルボ

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

世界的な車メーカーの中でも、安全設計へのこだわりが強いメーカーといわれるのがボルボです。ファミリー世代のユーザーからも人気を集めるモデルは、親子が安心してドライブしやすい性能を強みとしています。

 

円形にアイデアがプラスされたようなロゴ・エンブレムも特徴的です。スウェーデンでは鉄を意味する「アイアンマーク」のデザインであり、寒冷地でも劣化が進みにくい耐久性を表現しています。過酷な地域ならではの由来をもったロゴ・エンブレムといえるでしょう。

 

ヒョンデ|韓国車

ヒョンデは、韓国で大手の車メーカーとして知られる会社です。漢字では「現代自動車」と表記します。ロゴ・エンブレムには、楕円形の中にアルファベット「H」を組み込んだかたちを採用しました。

 

メーカー名の頭文字に加え、地球をモチーフにしてデザインしたともいわれています。日本で意識されるケースは少ないものの、車のみならずバイクや他の事業でも活躍する大企業です。世界中に目を向けると、ヒョンデ車の販売台数は上位を記録しています。

 

ラーダ|ロシア車

ラーダは、ロシアの自動車メーカー・アフトヴァースが販売しているブランドです。特にクロスカントリータイプの「ニーヴァ」が有名で、1980年代から日本にも輸入されていました。コストパフォーマンスや整備のしやすさが評価されており、国内や東欧で使用されています。

 

ラーダのブランド名の由来は、ヴァイキングの帆船の名前から取られています。ラーダのロゴ・エンブレムのデザインも、ヴァイキングの帆船がモチーフになっており、象徴化されたマークが使われています。

 

ダチア|ルーマニア車

ダチアは、1966年に設立された自動車メーカーで、現在はルノー・グループの傘下となっています。ルーマニアは、古くは「ダキア」と呼ばれており、この古名が社名の由来です。現在もさまざまな車種が生産されており、ダチアが展開されていない国や地域では、ルノーブランド車として販売されています。

 

ダチアは、2022年後半から新しいロゴ・エンブレムに一新すると発表しました。「D」と「C」を組み合わせたようなシンプルなデザインで、ブランドの哲学でもある「シンプルで芸術的な考え方」を反映しています。

 

ホールデン|オーストラリア車

ホールデンは、1856年に設立された自動車メーカーで、1931年以降はGM(ゼネラルモーターズ)の傘下となっています。もともとは馬具製造の会社としてスタートし、オーストラリア唯一の「自国独自ブランドの自動車メーカー」となりました。

 

ホールデンのロゴ・エンブレムは、丸い石と、それを転がすライオンが描かれています。古い言い伝えで「ライオンが石を転がしている様子が車輪発明のヒントになった」というエピソードがあり、それを象徴したデザインです。

 

ジーリー|中国車

ジーリー(吉利汽車)は、1986年に設立された自動車メーカーです。もともとは冷蔵庫の製造業者としてスタートし、1992年にはバイクの製造を開始しています。その関連で1997年に自動車の生産・販売を始めました。現在のラインアップは、セダンやSUVが中心になっています。

 

ジーリーといえば、かつてはトヨタ自動車と似たロゴ・エンブレムデザインが話題になりました。しかし、現在はブルーを基調とした爽やかなデザインに変更されています。

 

平和自動車|北朝鮮車

平和自動車(ピョンファ)は、金剛山国際グループ系列のメーカーで、北朝鮮の平和自動車総会社で製造をしています。北朝鮮で開発製造されている唯一の国産自動車であり、セダンやミニバン、ピックアップトラックなどを販売しているメーカーです。

 

平和自動車のロゴ・エンブレムは、鳥の翼をイメージしたデザインになっており、上部には「PMC」と記されています。色合いとしてはBMWのエンブレムに近く、青と黒を効果的に配置したデザインです。

 

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車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

輸入車のロゴ・エンブレムは特にかっこいいものが多く、ロゴ・エンブレムのデザインにひかれ購入を検討する方もいらっしゃるでしょう。しかし、輸入車の場合、新車購入は価格の面で不安があります。

 

購入に関わる費用を抑えたいなら中古車も視野に入れることがおすすめです。全国に店舗展開をする中古車販売店のネクステージなら、多彩な国の輸入車がそろっています。

 

国産車も輸入車も購入できる

ネクステージは全国に200店舗以上あり、3万台の総在庫数があります。国産車だけでなく輸入車も取り扱いがあり、ユニバースという輸入車専門店舗もあります。輸入車を初めて購入するという方でも、安心して購入できるような店舗運営をしています。

 

豊富な在庫の中から好みの輸入車を見付け、満足いくカーライフを楽しみましょう。不安な点や分からないことなどがあれば、お気軽にネクステージ店舗スタッフにお問い合わせください。

 

国産車だけでなく外車購入時の保証サービスも提供

ネクステージでは、国産車では3か月かつ走行距離3,000km、輸入車は1か月または走行距離無制限の無料保証を全ての中古車に付帯させています。

 

また、最長3年まで選択できる有償保証も用意しており、保証内容が充実している点が特徴です。33機構318項目と幅広い保証範囲で、期間中の無料点検やオイル交換、消耗品の交換・修理まで行なっています。

 

ネクステージグループの正規ディーラーで購入した輸入車には各正規ディーラーの保証が適用されるため、購入後の不安も軽減するでしょう。

 

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まとめ

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

自動車メーカーのロゴやエンブレムは、メーカーの由来や歴史だけではなく、こだわりやユーザーに対する思いが込められています。ロゴ・エンブレムを通じてそのブランドの背景や意味を知ることでよりその車に対する理解や愛情が深まることになるでしょう。

 

気になるロゴ・エンブレムの車種があれば、ぜひそこの自動車メーカーのラインアップを調べてみるのもおすすめです。

 

ネクステージなら豊富な在庫の中から国内外のさまざまなブランドの車を探せます。今まで知らなかった魅力的な車を見付けられる可能性もあります。ぜひWebサイトからメーカーや条件を設定して検索をしてみましょう。

 

▼ライタープロフィール

車のロゴやエンブレムとは?国産車や輸入車のマークを一挙紹介

岩本佳美

 

漠然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。

 

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