ブルートゥースを使用して車でスマホの音楽を聴く方法を徹底解説!
車の中で音楽を聴く方法として、かつてはカセットテープ、そして時代が進むにつれCDやMDなどを使うことが一般的で、現在でもカーオーディオにはCDプレイヤーが内蔵されています。その一方で、スマホで音楽を聴くことが一般的になっています。スマホの曲を車の中でも聴くためにカーオーディオやカーナビに内蔵されたBluetooth(ブルートゥース)機能で接続できるようになっています。
一度使ってみると便利な機能ですが、どのように使えばいいのかよく分からないとういう方もいるのではないでしょうか。この記事では、スマホとカーオーディオをブルートゥースで接続するための方法と注意点を解説します。
※目次※
4.車のブルートゥース接続でスマホの音楽が流れない場合がある
・ブルートゥースでスマホとカーオーディオを接続するとスマホの音楽を手軽に聞くことができる
・ブルートゥースでの接続は一見難しそうだが、意外に簡単にできる
・スマホのバッテリー消費や音楽が聴けなくなった時など、対処法を知っておこう
ブルートゥースを使用してスマホの音楽を車で楽しもう
スマホが普及する前は、車内で音楽を楽しむ方法としてカーオーディオに内蔵されたCDプレイヤーを使う以外の方法が一般的でした。他には、FMの電波を使って外部の機器の音楽を聴く、もしくはオーディオ接続端子があればそこに機器をつなぐ方法に限られていました。
しかし、スマホの普及や技術の進歩に伴いブルートゥースをはじめさまざまな方法でスマホと接続ができるようになりました。ここでは車でスマホの音楽を聴くための方法を紹介します。
車でスマホの音楽を聴く方法は複数ある
車で音楽を聴く方法はさまざまですが、最近ではブルートゥース接続やUSB接続など、手軽に接続できる便利な方法が数多く登場しています。
無線や普段使っている充電ケーブルで音楽を楽しめるため、ドライブ中の音楽はより身近なものになっています。車で音楽を聴くための接続方法は、以下の5つが代表的なものになります。
・ブルートゥース接続
・USBケーブルをつなぐ
・音声入力(AUX)を利用
・FMトランスミッターを活用
・ブルートゥースレシーバーを活用
現在車でスマホの音楽を聴く方法として、ブルートゥース接続が主流です。ただ他にも方法があることを把握しておくことで、より自分に合った方法を選択できるでしょう。
ブルートゥースを使うと無線で接続できる
カーオーディオやカーナビとスマホをブルートゥースで接続するといろいろなメリットがあります。一度設定をしておくと、次回以降は車を運転する際に自動的に接続されるため、スマホをポケットやかばんに入れたままで音楽を楽しめます。
カーナビ側では、スマホの音楽再生や選曲の操作、付属のマイクを使ってハンズフリー通話も可能になります。また、音楽以外にもスマホのアプリの音声も再生が可能です。
スマホを車にブルートゥース接続する方法
スマホとカーナビを接続する方法は、初めての人にとっては難しそうに感じるかもしれません。しかし、説明書を読んで手順通りに進めていけば意外に簡単に接続ができます。
ここではスマホとカーナビを接続するための方法を解説します。一度接続してしまえば次回以降は自動接続になるため、チャレンジしてみましょう。
スマホ本体のブルートゥース接続を入れる
まずはスマホのブルートゥース機能をオンにしましょう。オフになっていると、ブルートゥース対応機器が近くにあっても接続できません。スマホの機種によって操作方法は若干異なりますが、設定画面を開くとブルートゥースの項目があります。オフになっている場合はオンにします。機種によっては画面上でブルートゥースがオンになっていることが分かる場合があります。
周辺機器からナビを探してペアリングする
ブルートゥースがオンになったら、次はペアリングです。ペアリングとは実際にスマホとカーナビを接続する操作のことです。スマホのブルートゥース機能がオンになっていれば、自動的にブルートゥース機器(カーナビ)を探し出すので、スマホかカーナビでペアリング操作を行います。カーナビ側でもスマホの登録が必要な機種もあります。操作は停車中に実施しましょう。
音楽を再生する
ペアリングが完了したら音楽を再生するための準備をします。カーナビの機種や設定によっては自動的に再生される場合もありますが、通常は最初に設定をします。
機種によって異なりますが、AVソース切り替え(ラジオやCDなどの選択画面)でブルートゥースオーディオを選択するとカーナビの画面にスマホに入っている曲が表示され、選択すると再生できます。選曲やリピート、ランダム再生などもカーナビの画面で行えるので便利です。
スマホをペアリングする方法
ペアリングとはスマホとカーナビをブルートゥースで接続することです。ペアリングを済ませてしまえば次回以降、車に乗った時に自動的につながり、接続操作なく車のスピーカーでスマホの音楽を楽しむことができます。
ここではペアリングの方法について、iPhoneとAndroidそれぞれに分けて解説します。
iPhoneの場合
iPhoneをペアリング設定する場合は、iPhoneホーム画面の「設定」をタップします。「設定」画面の「Bluetooth」をタップし、オンになっていることを確認しましょう。
少し待つと、Bluetooth(ブルートゥース)対応車載AV機器名が表示されます。複数の機器名が表示されることもあるので、ペアリングしたい機器名を確認後タップします。「接続済み」と表示されれば設定完了です。機器の種類によっては、その機器に表示されるPINコードなどを入力する必要があります。
Androidの場合
Android端末の場合は、機種によって多少操作方法が違いますが、スマホ画面の上から下へスワイプするなどして「Bluetooth」がオンになっていることを確認します。「Bluetooth」アイコンを長押しして「新しいデバイスとペア設定する」をタップし、ペアリングしたい機器名をタップします。「接続済み」と表示されれば設定完了です。
車のブルートゥース接続でスマホの音楽が流れない場合がある
ブルートゥースで接続すれば、スマホを車内でさらに便利に使うことができますが、ペアリングしているはずなのにスマホの音楽が聴こえなくなることがあります。
ここではスマホの音楽が聴こえなくなった時の原因や対処法について解説します。対処法を知っていれば聴こえなくなった時も対応できるでしょう。
ペアリングしても音楽が流れない時に考えられること
ペアリングができない場合は機器同士が対応していなかったり、機器の登録数の上限に達していたりなどの可能性があります。他にも次のような原因があります。
例えば、電波状況による接続不良です。ブルートゥースは近距離無線通信のため、携帯電話に比べて電波状況の変化にはデリケートです。また、ハンズフリー通話と音楽再生を併用すると負荷が多くなり再生に支障が出ることもあります。OSのバージョンアップなどで環境が変わることでペアリングが上手くいかなくなるケースもあります。
音楽が流れない時にできること
ペアリングしているにもかかわらず音楽が聴こえない場合、考えられる原因からひとつずつ解決していきます。登録数が上限に達している場合は普段使わない機器の接続を解除しましょう。スマホのブルートゥース機能をいったんオフにして再度オンにし直したり、スマホ自体を再起動したりするのも有効な方法です。
それでも聴こえない場合は、いったんペアリングを解除してから改めてペアリングすることで状況が回復することもあるので試してみましょう。
車のブルートゥース接続でスマホの音楽を聴く時の注意点
一度ペアリング設定をしておけば、いつでも気軽に音楽を楽しめることが、ブルートゥース接続のメリットです。画期的で便利な機能ですが、気を付けたいポイントもいくつかあります。
注意点は、主に下記項目以降の4点です。後から困ることがないよう、注意点を念頭に置いてブルートゥース接続を利用しましょう。
複数の同時接続はできない
ブルートゥースに対応している複数の機器を同時に接続することは基本的にできません。例えばスマホをイヤホンやスマートウォッチなどの端末に接続している場合は、切り替え操作をする必要があります。
ブルートゥースの画面でカーナビ側の機器をタップすると切り替えられる場合もありますが、上手くいかない時は接続中のブルートゥースを一度OFFにしてから再度ONにして接続してみましょう。
スマートフォンのバッテリーが消耗する
ブルートゥース機能は、通常よりも端末のバッテリーを激しく消耗します。最近のスマホはバッテリーも長持ちするようになってきていますが、長距離のドライブなどの場合は残量に注意が必要です。
カーチャージャーなどを用意するとUSBで給電できます。頻繁に音楽を聴く時はバッテリー切れが起こりにくい環境を整えることをおすすめします。
接続履歴がある
ブルートゥースで音楽を再生すると、車の機器側にブルートゥースの接続履歴が残ります。自家用車なら問題ありませんが、レンタカーやカーシェアリングを利用した場合、返却した車に履歴が残ったままになるため、返却前に消去しておきましょう。
ペアリングと同様に、ブルートゥース設定画面に削除メニューがあることを確認しておきましょう。
ペアリング設定は事前に済ませる必要がある
音楽を聴くためのペアリング設定は、必ず走行前に済ませましょう。走行中の操作は危険です。
最初の1回だけ設定すれば、その後は自分で設定を削除しない限り、再び同じ操作が発生することはありません。事前に接続の準備をしておけば、安心してドライブが楽しめるでしょう。
まとめ
最近のカーナビの多くにブルートゥース機能が搭載されています。ブルートゥースを使ってスマホと接続することでスマホの音楽を簡単に車で聴くことができます。また、ハンズフリー通話も可能で、便利なだけでなく安全運転にも役立ちます。
一方で、それまで使えていたのに突然使えなくなるなどトラブルが発生する可能性もあります。また、通常よりもバッテリーの消耗が早くなるため、対処方法などを確認して快適に使いましょう。
▼ライタープロフィール
岩本佳美
漠然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。
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