軽自動車の特徴や人気の理由を徹底解説!選び方のコツは?
軽自動車はリーズナブルな価格や扱いやすいサイズ感から、人気を集めています。各メーカーからは多くの車種が展開されていますが、どれを購入すれば良いのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、軽自動車の特徴や人気の理由について解説します。人気車種の特徴を把握でき、軽自動車のメリットや自分にぴったりの軽自動車が分かりますので、軽自動車について詳しく知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
※目次※
・軽自動車は普通車と違い、規格に制限がかけられている。軽自動車は車両本体価格や維持費が安く、コストが抑えられることが魅力。
・軽自動車はボディタイプによって得意分野が異なる。用途を明確にして自分に合ったタイプを選ぼう。
・中古車なら豊富な選択肢の中から、価格を抑えて好みの1台を選べる。中古車を購入する際は保証やサポートが充実しているネクステージへ!
軽自動車とは?普通車との違い
軽自動車は普通自動車とは別の区分として扱われていますが、この二つにはどのような違いがあるのでしょうか。軽自動車について理解するには、軽自動車に分類される条件や特徴を把握しておく必要があります。まずは、軽自動車と普通車の違いについて詳しく見ていきましょう。
軽自動車の特徴や規格
軽自動車の規格は道路運送車両法によって定められていて、2020年9月現在、1998年10月1日以降に製造された車については、以下の条件を満たすものが軽自動車として扱われます。
全長 |
3.4m以下 |
全幅 |
1.48m以下 |
全高 |
2.0m以下 |
排気量 |
660cc以下 |
軽自動車の規格は1949年に制定され、以降、改定が繰り返され現在の規格となりました。なお、軽自動車は日本の独自規格であり、海外に軽自動車という区分はありません。
軽自動車と普通車の違い
軽自動車の規格を満たさない乗用車は、普通車として扱われます。普通車にはサイズや排気量などの制限がありません。そのため、走行性能や居住空間に関しては基本的に普通車のほうが有利とされます。しかし、近年では軽自動車の高性能化が進んでおり、実用面での普通車との差は小さくなってきました。
車種にもよりますが、車両本体価格については、普通車より軽自動車のほうがリーズナブルなモデルが多く見られます。軽自動車は税金面でも優遇されるなど維持費も安く、経済的なメリットが大きいことが特徴です。
軽自動車の人気が高い理由やメリット
軽自動車が人気である理由のひとつに、維持費の安さがあります。車両本体価格や自動車税の出費が抑えられるため、経済的な理由で軽自動車を選ぶ方が多く見られます。
軽自動車の規格は日本の交通事情に合わせて定められているため、日本で扱いやすいように配慮されている点もメリットです。最近では普通車とあまり変わらない性能の軽自動車が登場していることも、軽自動車の需要が伸びている理由として挙げられます。
軽自動車の種類とそれぞれの特徴
ひとくちに軽自動車といっても、ボディタイプによって特徴や得意分野は異なります。自分に合った軽自動車を見つけるには、ライフスタイルに適した種類を探すことが大切だといえるでしょう。ここでは代表的なボディタイプの特徴を解説します。
室内空間にゆとりがある「スーパーハイトタイプ」
「スーパーハイトタイプ」は、ゆったりとした室内空間が特徴のボディタイプです。室内高が高く、スライドドアを採用しているので、小さな子どもなら立ったまま乗り降りできます。
軽自動車はサイズに制約があるため、居住性に難があると感じる方もいるかもしれません。しかし、スーパーハイトタイプなら高さに余裕があるので開放感もあり、十分な広さを感じられるでしょう。
利便性のバランスが取れている「ハイトワゴンタイプ」
「ハイトワゴンタイプ」は背が高いワゴンタイプの軽自動車で、居住性が高く、荷室容積も大きいバランス型のボディタイプです。天井を高くして着座時の姿勢をアップライトにすることで、シートが占める前後の面積を減らし、大人が4人乗ってもゆとりのある空間を確保できます。
ハイトワゴンは軽自動車の主流タイプです。そのため各メーカーから多数の車種がラインナップされていて、選択肢が広いこともメリットです。
価格と燃費性能に優れた「セダンタイプ」
「セダンタイプ」はエンジンルームとキャビンで構成される2ボックス仕様となっており、コンパクトで扱いやすいサイズが特徴です。スーパーハイトタイプやハイトワゴンタイプと比較すると背が低く、居住性の面ではやや劣りますが、小回りが利くので運転しやすいというメリットがあります。
手ごろな価格の車種が多く、燃費性能が良好なので維持費も安いなど、軽自動車のメリットが詰まったタイプでもあります。独身の方や、小さな子どもがいる家族に向いているといえるでしょう。
ユニークで遊び心のある「軽SUV・軽オープンタイプ」
SUVは「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」 の略で、アウトドアでの運用を想定し、走行性能や積載能力を重視したタイプです。「軽SUV」はSUVの要素を軽自動車に加味したタイプで、軽自動車ながら悪路の走破性が高く、パワフルな走行性能を有します。
「軽オープンタイプ」は、ルーフを収納しオープンカーにできるタイプです。洗練されたデザインの車種が多く、スタイリッシュなドライブを楽しみたい方や個性的な車を希望する方におすすめです。
荷物を積み込みやすい「トラック・バンタイプ」
「トラック・バンタイプ」は積載能力を重視したタイプです。乗車定員や居住空間よりも荷台と荷室に多くのスペースを割いていて、作業用や商用に用いられる車種が多く見られます。乗用車よりも利便性を追求した車といえるでしょう。
荷運びをする目的で使用されることが多いため、小回り性能や安定性が高く作られている点も特徴です。後部に荷物を積み込むことを前提としているので、後輪駆動を採用している車種が多く、重量の配分が偏っていてもスムーズな発進が可能になります。
軽自動車の選び方の5つのポイント
昨今では、各メーカーから多くの軽自動車の車種が展開されています。さまざまな特長を持つものがラインナップされているため、どの車を選べば良いのか迷っている方もいるでしょう。軽自動車を選ぶ時はどのようなことに着目すれば良いのか解説します。
人気の高さで選ぶ
車選びに悩んでいる時は、人気が高い車種を選択するのも方法のひとつです。人気の車種はユーザーの平均的な満足度が高いと考えられるため、車選びで失敗するリスクを軽減できるでしょう。
また、人気車種はユーザーが多いことから、口コミで情報を得やすい点もメリットといえます。長期間運用した実際の乗り心地などは、カタログスペックからは読み取れません。多くのユーザーの生の声を参考に、自分に合った車を探しましょう。
デザインが好みかどうかを重視する
エクステリアやインテリアをはじめとしたデザインが好みかどうかも、車選びの判断基準になります。好みのデザインの車なら愛着が湧き、より一層カーライフを楽しめるでしょう。
軽自動車には、小さくかわいらしい車やレトロな雰囲気の車なども多く、多岐にわたるデザインのものがラインナップされています。見た目にこだわっておしゃれな車種を探すことも、車選びの正解のひとつといえるでしょう。
予算や希望に合った価格帯で選ぶ
同じ軽自動車でも、車種によって価格帯は異なります。予算を踏まえて、無理のない範囲で購入できる車を選びましょう。
車の購入費用を抑えたいのであれば、中古車を購入する方法があります。中古車なら安い価格でグレードの高い車を購入することもでき、満足度の高い買い物ができるでしょう。すでに販売を終了しているモデルが見つかることもあるなど、選択肢が広がる点もメリットです。
利用用途によって選ぶ
荷物の運搬目的、アウトドア目的、通勤目的など、利用用途によって適した車種は異なります。車種を検討する際は、どのような用途で車を使用するのかという明確な目的を想定することが大切です。
また、利用用途から車を選ぶ時は、車内空間の広さも重要です。家族で出かけるために購入するなら、家族全員が乗れる広さが必要になるでしょう。荷物を運ぶ機会が多い場合は、荷室の広さもチェックする必要があります。
求める燃費や性能で選ぶ
車の性能が求める基準に達しているかどうかという確認も忘れないようにしましょう。燃費はどの程度か、エンジン性能は十分かといった項目を把握しておくことで、購入後に後悔するリスクを避けられます。
また、最近の車にはさまざまな装備が搭載されています。性能を基準に選ぶ時は、このような装備にも注目しましょう。例えば安全性能を重視するなら、どのような予防安全装備があるのかなどを把握しておくことが重要です。
おすすめの軽自動車10選
現在、各自動車メーカーからはさまざまな軽自動車が展開されていますが、どのような車種が人気なのでしょうか。特徴や他の車との違いが分からない方もいるかもしれません。ここではそのような方のために、おすすめの軽自動車10車種をご紹介します。
ミニバンの魅力が詰まった「ホンダ N-BOX」
「N-BOX」は2011年に登場し、大ヒットとなった軽ハイトワゴンです。室内空間が広いため、ファミリーカーとしても人気を集めました。すべてのシートは快適性を追求してデザインされているので、子どもも安心して乗ることができるでしょう。
N-BOX G・Honda SENSING(FF)のスペック
車両サイズ(mm・全長×全幅×全高) |
重量車両重量(kg) |
燃費(km/L) |
排気量(cc)
|
新車価格
|
ネクステージ中古車価格 |
3,395×1,475×1,790 |
890 |
21.2(WLTCモード) |
658 |
142万8,900円~ |
36.7万円~199.9万円(2021年8月時点) |
室内空間が広々とした「スズキ スペーシア」
「スペーシア」は2013年に発売された軽ハイトワゴンタイプの軽自動車です。シートが幅広にデザインされていて居住性も高く、ゆったりとした室内空間を特徴としています。各シートは独立してスライドできるので、どのシートに座ってもそれぞれ楽な姿勢で過ごせるでしょう。
HYBRID G スズキ セーフティサポート非装着車2WD・CVTのスペック
車両サイズ(mm・全長×全幅×全高) |
重量車両重量(kg) |
燃費(km/L) |
排気量(cc)
|
新車価格
|
ネクステージ中古車価格 |
3,395×1,475×1,785 |
850 |
22.2(WLTCモード) |
658 |
129万8,000円~ |
39.9万円~176.7万円 (2021年8月時点) |
走り心地や使い勝手がいい「スズキ ワゴンR」
「ワゴンR」はスズキが1993年から販売しているハイトワゴンです。燃費性能が高く、ハイブリッドモデルは軽自動車の中でもトップレベルの性能を誇ります。シートアレンジで多彩な運用ができることもメリットです。
FA セーフティサポート非装着車2WD・CVTのスペック
車両サイズ(mm・全長×全幅×全高) |
重量車両重量(kg) |
燃費(km/L) |
排気量(cc)
|
新車価格
|
ネクステージ中古車価格 |
3,395×1,475×1,650 |
750 |
24.4(WLTCモード) |
657 |
109万8,900円~ |
15.1万円~124.7万円(2021年8月時点)
|
愛嬌のあるヘッドライトが特徴の「スズキ ハスラー」
「ハスラー」は2014年に発売された軽クロスオーバーSUVです。軽自動車ながら高い悪路走破性を有し、アウトドアでのパワフルな走りを実現しました。モーター付き発電機で低燃費をアシストする「マイルドハイブリッド」を全車に搭載しているため、燃費性能も優秀です。
HYBRID G セーフティサポート非装着車2WD・CVTのスペック
車両サイズ(mm・全長×全幅×全高) |
重量車両重量(kg) |
燃費(km/L) |
排気量(cc)
|
新車価格
|
ネクステージ中古車価格 |
3,395×1,475×1,680 |
810 |
25.0(WLTCモード) |
657 |
128万400円~ |
59.9万円~169.9万円(2021年8月時点)
|
武骨なスクエアボディの「スズキ ジムニー」
「ジムニー」は、1970年から販売されている歴史ある軽オフロード四輪駆動車です。ラダーフレーム構造とFRレイアウトを採用した本格4WDとなっており、オフロードでの運用を想定した頑強さと安定性能に定評があります。
XG 4WD・5MTのスペック
車両サイズ(mm・全長×全幅×全高) |
重量車両重量(kg) |
燃費(km/L) |
排気量(cc)
|
新車価格
|
ネクステージ中古車価格 |
3,395×1,475×1,725 |
1,030 |
16.2(WLTモード ) |
658 |
148万5,000円~ |
79.9万円~254.4万円(2021年8月時点)
|
安全装備が充実している「スズキ アルト」
「アルト」は1974年から販売されています。軽セダンタイプとしてはトップクラスの室内長を実現し、余裕のある空間でゆったりと過ごせるでしょう。比較的安価な車種ですが「スズキ セーフティ サポート」を装着しているので、「デュアルセンサーブレーキサポート」などの先進装備を利用できます。
F 2WD・5MTのスペック
車両サイズ(mm・全長×全幅×全高) |
重量車両重量(kg) |
燃費(km/L) |
排気量(cc)
|
新車価格
|
ネクステージ中古車価格 |
3,395×1,475×1,475 |
610 |
24.8(WLTCモード) |
658 |
86万3,500円~ |
16.8万円~149.9万円(2021年8月時点)
|
乗り降りのしやすさに特化した「ダイハツ タント」
「タント」は2003年デビューのスーパーハイトワゴンです。ロングスライドシートの搭載で車内を移動でき、広い室内空間を自由に活用できます。新プラットフォームの採用で乗り心地が向上し、操縦や加速もスムーズです。
L(スマートアシスト非装着車)2WDのスペック
車両サイズ(mm・全長×全幅×全高) |
重量車両重量(kg) |
燃費(km/L ) |
排気量(cc)
|
新車価格
|
ネクステージ中古車価格 |
3,395×1,475×1,755 |
880 |
21.2(WLTCモード) |
658 |
124万3,000円~ |
19.9万円~187.8万円(2021年8月時点)
|
走行性能が進化し続けている「ダイハツ ムーヴ」
「ムーヴ」は1995年に発売された軽ハイトワゴンです。ダイハツの看板車種のひとつで、乗り降りしやすく過ごしやすい室内空間が特徴でしょう。インテリアの質も高く、ゆとりある空間を実現しています。
L 2WDのスペック
車両サイズ(mm・全長×全幅×全高) |
重量車両重量(kg) |
燃費(km/L) |
排気量(cc)
|
新車価格
|
ネクステージ中古車価格 |
3,395×1,475×1,630 |
820 |
20.7(WLTCモード) |
658 |
113万3,000円~ |
9.9万円~137.6万円(2021年8月時点) |
ツートンカラーが可愛らしい「ダイハツ ムーヴキャンバス」
「ムーヴキャンバス」は、2016年から販売されているムーヴシリーズの一種です。後部に両側スライドドアを装備していることがムーヴとの大きな違いで、ミニバスのような出で立ちが印象的です。
G “SA Ⅲ” ・2WDのスペック
車両サイズ(mm・全長×全幅×全高) |
重量車両重量( kg) |
燃費( km/L ) |
排気量(cc)
|
新車価格
|
ネクステージ中古車価格 |
3,395×1,475×1,655 |
920 |
20.6(WLTCモード) |
658 |
151万8,000円~ |
84.9万円~164.7万円(2021年8月時点)
|
先進技術が搭載されている「日産 ルークス」
「ルークス」は2009年に販売を開始した日産の軽ハイトワゴンです。安全予防システムが充実し、車や歩行者を検知して警告し、危険な時は自動ブレーキを作動させる「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」で安全運転をサポートします。
Sのスペック
車両サイズ(mm・全長×全幅×全高) |
重量車両重量(kg) |
燃費(km/L) |
排気量(cc)
|
新車価格
|
ネクステージ中古車価格 |
3,395×1,475×1,780 |
940 |
20.8(WLTCモード) |
659 |
141万5,700円~ |
33.6万円~179.5万円(2021年8月時点)
|
軽自動車を格安で購入するならネクステージで決まり!
費用を抑えつつ軽自動車を購入したい方は、ネクステージをお訪ねください。ネクステージでは修復歴がある車は扱っておらず、品質管理された状態の良い車のみを販売しています。
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まとめ
軽自動車はサイズやスペックに制限がある代わりに、維持費が安くコストを抑えられることが特徴です。走行性能や居住性では普通車に及ばない面もありますが、近年は性能が向上しているため、機能面のデメリットは小さくなっています。用途に合わせて車を選べば、満足のいくカーライフを実現できるでしょう。
ネクステージでは軽自動車の在庫を多数ご用意しています。価格を抑えて軽自動車を購入したいなら、ぜひネクステージにお申し付けください。