中古車が安い県はある?購入に最適な時期や安くても注意が必要な中古車の特徴
車は通勤手段や趣味などさまざまな用途で使われるため、地域によっても使い方が異なってくるのではないでしょうか。さらに気候や風土によっても車種が異なることも考えられます。
中には「中古車が安い県はあるのか知りたい」や「目当ての車種を安く買える地域で購入したい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
ここでは中古車が安い地域はあるのか、また購入に最適な時期と注意すべき中古車の特徴について解説しますので、参考にしてください。
※目次※
3.都道府県によって安い価格になる中古車はお得なケースがある
5.都道府県共通で要チェック!安い中古車を購入する際のポイント
・中古車は地域や使途よってニーズが異なるため、安い県はある。需要と供給のバランスを見て販売業者が判断する。
・中古車がお得に購入できる時期を見極めると、地域に関係なく購入ができる。
・全国展開のネクステージで中古車を購入しよう。遠方の気になる車も近くの店舗で取り寄せが可能。
中古車が安い県はある?
中古車についてインターネットで検索した際に、同じ車種やグレードであったとしても地域によって相場が変わるため不思議に感じる方もいるのではないでしょうか。さらに同じモデルであれば安い地域で中古車を購入したいと考えるのが一般的です。
ここでは中古車の価格差や安い県はあるのか紹介しますので、以下から確認してみましょう。
地域によってニーズが違う
地域や土地柄によって車種のニーズが異なることは何となくご理解いただけるのではないでしょうか。例えば車の購入と売却を希望する人が多ければ需要と供給のバランスが取れているため、一般的な価格で取引が行われるでしょう。
反対に購入希望者に対して売る車が少ない場合車の価格が上がり、購入希望者が少なく展示されている車が多い場合は、車の価格が下がる傾向です。
このように、需要と供給のバランスが取れている場合は、一般的な相場価格が提示されます。バランスが取れていない場合は車の価格も変動し、地域によっても差が出る要因の一つです。
気象状況が違う
自動車メーカーのホームページでは、新車価格が地区によって高く設定されていることがあります。
例えば北海道の場合、特に冷え込む冬にかなり暖房を使うことが予想されるためバッテリーの容量を大きくし、雪をかき分けるように強度のワイパーを使用することを前提とした作りです。
都道府県によって仕様が異なり、需要のある車種やオプション、さらにはユーザーが求める性能やオプションにも差が出るため価格が変わってきます。
物価が違う
物価水準が最も高い東京都と物価水準が低い地域においては、賃金やガソリンなどの状況にも差が生まれるでしょう。その土地の風土や経済状況などを踏まえて車種などの検討が必要です。
一般的に高級住宅街などの物価水準の高い地域では輸入車や高級車の需要が多く、物価水準が低い地域は車の維持・管理がしやすい軽自動車を所有する傾向にあります。
中古車の値段にも経済状況が反映されるため、住んでいる地域でどのような車の需要があるのか把握し、参考にすることも購入時の判断材料となるためおすすめです。
買取業者が変わる
車の買取業者は大手から個人で経営している販売店、地元密着型からチェーン店まで幅広く存在しています。例えば各地域に営業エリアを持っている業者は、同時に全国にネットワークを持ち買取実績も豊富にあるため、適正価格で提示されていることが大半です。
それに対して地域独自の買取業者や地元密着店は、地域に根ざした業者が多く中古車の需要と供給のバランスについて理解している反面、状況に応じて価格変動があることも考えられます。
しかし地元の方と長い付き合いをしている店舗も多いため、気軽に相談できるメリットもあるため自分のニーズに合わせた付き合いを心がけることが大切です。
都道府県共通!安い価格で中古車を購入できるタイミング
地域によって中古車を購入する価格に差があったとしても、欲しいと思った車を近くで見ることが出来なければなかなか購入には至らないのではないでしょうか。どの地域でも、お手頃価格で中古車を購入できるのであればそれに越したことはありません。
ここでは安い価格で中古車を購入できるタイミングについて、4つピックアップしました。以下からそれぞれ見ていきましょう。
中古車販売店で安くなる時期
中古車販売店で安くなる時期は、3月の決算期や9月の中間決算期、ボーナス時期などといった生活に変化のある時期です。例えば3月は転勤や子どもの卒業などの準備で忙しい時期でもあり、4月からの新生活に向けて新たに車が必要になる時期でもあります。
この時期に販売店側も在庫を確保し、売上を伸ばそうとイベントやセールを行うところが増えるでしょう。一年の中でも決算期は特にお買い得と言われているため、中古車の購入を検討するにはおすすめの時期です。
車の年式が変わる時期
基本的に車の年式は古いものの方が価格は安くなります。車の年式は毎年1月に変わり、現行モデルが旧モデルに型落ちする時期となります。1月は年式が1年分古くなるため、この分車の価値も下がる仕組みです。
つまり、1年落ちの車が2年落ちとなった場合車としての価値も下がります。少しでもお得に購入したい場合は、車の年式が変わる1月に値下げされたモデルが狙い目だと言えるでしょう。
大型連休が終わった直後
ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの大型連休は、家族や友人たちと車で旅行を楽しみたいという需要が増える時期です。そのため大型連休前は購入時期として高まることが予想されますが、大型連休が終わった直後は客足が少なくなり価格も下落傾向にあります。
業者側としては需要が落ちる時期でも購入者を増やそうする動きがあり、消費者も大型連休で財布の紐を緩めた分、価格が安い時期に購入したいと考えるでしょう。
販売店側も常に中古車を購入してもらおうと画策しているため、一概にこの時期が1番のおすすめの時期とは言えません。しかし、お得に購入できるチャンスは何度もあるということは押さえておきましょう。
モデルチェンジがあった直後
車は発売から数年経つとモデルチェンジを行います。モデルチェンジを行うと装備や機能が刷新され、今までの車は「一つ前の世代」として認識されるでしょう。コアなファンであればすぐに最新モデルに買い替える人もいるのではないでしょうか。
モデルチェンジ後は旧モデルの価格が以前よりも手頃な価格で提示されることが多く、今までの設定されていた価格からお求めやすい価格になります。
フルモデルチェンジの噂などが聞こえてきた場合は、今後の価格動向に注目しつつ時期を見定めることが大切です。
都道府県によって安い価格になる中古車はお得なケースがある
中古車に限ったことではありませんが、車種やモデルには人気のあるものとそうでないものが存在します。
同じモデルの車の在庫を多く抱えていた場合、少しでも数を減らしたいため販売店側は価格を下げて販売することがあり、反対に好調な売れ行きを見せていると設定価格を少し上げることも考えられるでしょう。
ここでは都道府県によって価格差がある場合について紹介しますので、参考にしてください。
不人気車は性能に問題はない
不人気車は性能や質が悪いというマイナスのイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。しかしいくら不人気車と言えど車の性能や質には全く問題なく、人気のないデザインやカラー、フルモデルチェンジ後の型落ちの車という場合もあります。
中には高性能であるにも関わらず、人気がないため車の価格が下がっていることも考えられるでしょう。質や性能に問題がないのであればお買い得と考えて購入を検討するのも選択肢の一つです。
さらに不人気車は裏を返すと、乗っている人が少ないということになるため個性をアピールすることもできます。マニアの中では人気車種である場合も多く、オリジナリティを追求している方にはおすすめです。
走行距離や年式はメンテナンス次第
一般的に走行距離が長く、年式が古い車ほど価格が安くなります。しかし、走行距離が7km、10kmを超えていても定期的に消耗品の交換や点検などのメンテナンスを実施している場合は良質な中古車との判断が可能です。
また、走行距離と年式を比較し「1年で1万km程度」が目安となっているため、この目安を念頭において車の状態を確かめるようにしてください。年式が古いにも関わらず走行距離が短いものなどもあるため、併せて確認しておくと良いでしょう。
都道府県共通で注意が必要な安い車の特徴はコレ!
全国どの中古車販売店においても、この値段で大丈夫なのだろうかと不思議に思う格安中古車が販売されていることがあります。購入を検討している側としては、安く買えるのであればそれに越したことはないと考えることもあるでしょう。
ここでは、注意が必要な安い車の特徴について解説しますので、購入時の判断材料にしてください。
修復歴がある中古車
修復歴がある車とは、交通事故や災害によって車の骨格部分が損傷し、修理や交換を行ったことのある車のことを言います。修理後は一見問題のないように見えますが、安全性の観点からあまりおすすめはできません。
修復歴のある車はプロがきれいに整備していることもあり、購入側からはなかなか見極めることが難しいものです。そのため、修復歴の有無の確認が可能な販売店から購入することや、信頼のおけるスタッフがいる店舗にて検討することを第一に考えると良いでしょう。
冠水したことがある中古車
洪水やゲリラ豪雨などの被害を受けて冠水した車は、日本自動車査定協会の査定基準によると「室内フロアよりも上まで浸水した車」もしくは「浸水の痕により商品価値の下落が見込まれるもの」と定義されています。
さらに、通常の使用では発生しないであろう箇所にサビや腐食、汚れやしみ、臭いが付着しているものは冠水車の扱いとなり、車の内部であるエンジンルームやエアコン、トランクルームなどにも被害が出る項目です。
ただし、冠水した車は修復歴車とは違い告知義務がないため、購入側としては判断が難しい部分でもあります。そのため、ドア内部にサビや修理した跡が残っているか、ドア内張を交換しているかを含めて確認することも大切です。
見極めが難しい場合は安く提示されている車の購入は控える、販売店側に自分が納得できるまで確認するなどのルールを決めておくことも良いのではないでしょうか。
試乗で不具合を感じた中古車
中古車を購入する前には乗り心地や装備などを確認するため、試乗することをおすすめします。実際に車に乗ることでエンジンやミッションの調子を自分の目で正確に判断が可能です。
しかし、試乗をしたときにエンジンのかかりが悪い、アクセルに応じてスピードがあまり出ないなどといった違和感や不具合を感じる場合は、購入はせずに考え直す必要が出てくるでしょう。
もし試乗する機会があった場合にはエンジンやマフラーの状態、走行中は乗り心地や加速などの運転機能、エアコンやカーナビといった装備についても動作チェックをすることをおすすめします。
都道府県共通で要チェック!安い中古車を購入する際のポイント
ここまで安い車の購入で気をつけるべき特徴についてお話ししましたが、事前に把握しておくことによってお買い得に中古車を購入することも可能です。
ここでは4つのステップを都道府県共通で紹介していきますので、ポイントを押さえて購入時に活かしてください。
相場価格は事前にチェックしておく
中古車を購入する際には欲しい車種やモデルなどの候補を絞り、中古車販売店のサイトで相場価格を事前にチェックしておくことをおすすめします。定期的に中古車価格を見ることで価格や車種の動向についても把握ができます。
さらに販売店の特徴やアフターサービスについても気付くことが増えるため、あらかじめリサーチし相場価格のほか、スタッフの対応なども見ておくことも大切です。
安さの理由を明確にする
中古車を購入する場合は安さに惹かれてしまう所もありますが、安い車にはそれなりの理由があることを忘れてはなりません。
例えば閑散期や不人気車といった理由で価格が安く設定されているのであれば問題はありませんが、修復履歴車や冠水車などは安全性の問題から購入後に後悔する場合があります。
そのため、安さの理由をはっきりとした上で購入して良いものかどうかについて判断する必要があるでしょう。
車体価格だけに左右されない
車体価格が一番目を引く部分ではありますが、車を購入する際はオプションや整備費用、車検の有無についても総合的に金額を把握する必要があります。特に車検切れの中古車の場合、車検費用が別途必要となるでしょう。
また、年式や走行距離、修復歴の有無やメンテナンスノートについても併せて確認し、トータル的にバランスの良い車を選ぶことが大切です。車両価格だけに注目せずに購入を検討することをおすすめします。
都道府県の値段の違いを生かす
雪の多い地域では安全に走行できる四輪駆動車、沖縄などの暖かい地域では海沿いをオープンカー、都会では高級車といったように地域によってニーズが異なるため、必要となる車種も違うことは想像がつくのではないでしょうか。
それに合わせて中古車の価格も変動するため、売却を検討してる車の需要が高い場合は地域密着型の販売店、反対に地域需要が低い車の場合は全国展開の店舗へ売却を依頼しましょう。
全国展開の販売店の場合は、他の地域で需要を見込めることも考えられます。中古車の購入や売却は、値段の差を活かした店舗選びをすることでお得な情報も得られるためおすすめです。
ネクステージなら都道府県の違う車も取り寄せできる!
ネクステージは全国展開している中古車販売店であるため、地域のニーズに縛られることなく在庫を管理し、適正価格でご購入いただけます。また、修復歴車や水害車などの中古車は販売せず徹底的な品質管理を行っているため、安心できる中古車選びが可能です。
さらに豊富な品揃えと幅広い車種、価格以上の良質な中古車が豊富に揃っているため、忙しい方でも探し回ることなく中古車購入が行えます。欲しい車が見つかるようスタッフがお手伝いしますので、ぜひネクステージへお越しください。
まとめ
地域の気候や経済状況などにより欲しいと思う車の種類はさまざまです。また、地域の販売店は需要と供給のバランスを見て価格を決めることから、欲しい車が高値で設定されている場合もあるでしょう。
ネクステージでは全国に店舗を構えているため欲しい車をお住まいの近くの店舗へ取り寄せることも可能です。住居地から離れた場所であっても気にせず購入できるネクステージへ、ぜひお問い合わせください。