車のナンバーの仕組みを調査！最も格安で希望ナンバーを取得できる方法とは？
公道を走る車両には、全てナンバープレートの装着が義務付けられています。運転する車のナンバーをきちんと覚えている方もいれば、さほど関心が無いという方もいるのではないでしょうか。
ナンバープレートに表示されている情報には、それぞれ意味があります。ナンバープレートの仕組みを解説しますので、自動車の識別にお役立てください。希望ナンパ―の取得方法や格安購入方法についても調査してみましょう。
※目次※
5.ナンバー代を節約して車を格安購入できる方法を調査しよう！
・車のナンバープレートは個別を識別する役割があり犯罪や事故時に迅速な対応に役立つ
・車のナンバープレートから管轄地域、車両の種類、用途などを知ることが可能
・ナンバー取得は自分で運輸局で申請する方法と業者に代行依頼する方法がある
格安で取得したい！車のナンバーの仕組みを調査しよう
最近では、車のナンバープレートを地域ごとのご当地プレートや特別仕様にするなどして、個性を出すことが可能です。希望ナンバー制度も利用できます。そのようにすることで自分らしい車に仕上がり、車への愛着がますます湧くのではないでしょうか。
まず、自動車ナンバープレートはどのような仕組みになっているかを調査しましょう。どのような役目や種類があるかを解説します。
ナンバープレートにはどんな役目がある
公道を走る自動車全てに義務付けられているナンバープレートには、きちんとした法的役割やルールが設けられています。法的役割とは、個々の車両識別と適正登録の有無を判断することです。
例えば、犯罪や事故が起きた場合に、巻き込まれた人を特定するなど迅速な対応に役立ちます。ナンバープレートには同じものは存在しません。
一般的にナンバープレートと呼んでいますが、道路運送車両法に基づき正式名称があります。登録車（普通車）などは「自動車登録番号標」、軽自動車などは「車両番号標」、原付などは「課税標識」です。
自動車保管場所の確保、自賠責保険の締結、自動車税や自動車重量税の納付などがきちんとなされていることの証明ともなり、重要な役割があることを覚えておきましょう。
ナンバープレートの種類の一覧
自動車ナンバープレートには、幾つかの種類があります。車両の種類や用途により、色や大きさが異なっていることが特徴です。主な用途や特徴を、下記表に記載しています。
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色 |
用 途 |
特 徴 |
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白 |
自家用登録車 |
白色地に緑文字・封印あり |
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緑 |
事業用登録車 |
緑色地に白文字・封印あり |
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黄 |
自家用軽自動車 |
黄色地に黒文字・封印なし |
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黒 |
事業用軽自動車 |
黒色地に黄色文字・封印なし |
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青 |
外交特権車両 |
外務省管轄・封印あり |
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地方版図柄入り |
地域促進・観光振興が目的 登録車・自家用軽自動車 |
事業用登録車：緑色の縁取り 軽自動車：黄色の縁取り |
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数字のみ |
自衛隊車両 |
陸上自衛隊補給統制本部長付与 |
車のナンバープレートに記載されている情報
ナンバープレートに記載されている、地域名・数字・ひらがななどの情報には意味があるのでしょうか。どのような意味があるのかを調査してみましょう。
左上に記載されている【地域名】
ナンバープレートの左上には、地域名が記載されています。これは、管轄運輸局や自動車検査場の地名です。
管轄運輸局は、車検証の所有者欄に記載されている住所で判断されます。都道府県名だけが使用されているわけではありません。近年は、ご当地ナンバーが導入されており、地域特性や経済圏でのまとまりや認知度が高い地名が用いられることがあります。
3桁の【自動車分類番号】
地域名の横に書かれている3桁の数字は、自動車の種別による分類番号を指します。この数字により、自動車の用途が分かる仕組みです。詳細は下記の表に記載していますので、識別にお役立てください。
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数 字 |
自 動 車 種 別 |
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100~199 |
普通貨物自動車 |
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200~299 |
普通乗合自動車 |
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300~399 |
普通乗用自動車 |
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400~499 |
小型貨物自動車 |
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500~599 |
小型乗用自動車 |
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600~699 |
小型貨物自動車 |
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700~799 |
小型乗用自動車 |
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800~899 |
特殊用途自動車 |
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900~999 |
大型特殊自動車 |
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000~099 |
建設機械に該当するもの |
ナンバーの左側の【ひらがな等】
ナンバープレート左端のひらがなやアルファベットは、使用用途の区別です。ナンバープレートは、ひとつとして同じものが存在しないように、それぞれの組み合わせで個別が識別できるようになっています。分類表は下記のとおりです。
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用 途 |
かな／アルファベットの種類 |
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自家用 |
下記以外のかな |
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貸渡（レンタカー用） |
わ・れ |
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事業用 |
あ・い・う・え・か・き・く・け・を |
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駐留軍人・軍属私用等 |
よ・E・H・K・M・T・Y |
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※使用不可のかな |
お・し・へ・ん |
大きな数字のナンバー【一連指定番号】
ナンバープレートで遠目に見てもすぐに目に入る大きな数字は、一連指定番号と呼びます。通常、一連指定番号は1~9999までの中から無作為に選ばれます。ただし「死」や「轢く（ひく）」をイメージさせるような「42」「49」の数字は使用されていません。
国土交通省は、ナンバープレートを好きな番号にしたいというニーズに応えて、希望ナンバー制度を導入しています。語呂合わせで選んだり、自分の記念日などにしたり、好きな数字を指定できるとして人気がある制度です。
格安で選べる車の希望ナンバーを調査して利用を検討しよう
希望ナンバー制度では、一連指定番号のみ自由に指定できます。分類番号やひらがな部分は選べません。他にも、希望ナンバー制度を利用するにあたって覚えておきたい点があります。調査のもと、利用を検討してみましょう。
ナンバープレートの料金は地域によっても変わる
ナンバープレート発行には料金が発生します。普通車・軽自動車、または大型車など車両の種類によっても異なりますが、地域によっても価格が異なる場合があるため注意しましょう。
数字はペイント式と字光式を選択でき、料金が異なります。地方版図柄入りナンバーやオリンピックなどの特別仕様ナンバーは、通常の交付手数料に1,000円以上の寄付をするとフルカラーナンバープレートを選択可能です。
詳しくは、国土交通省ホームページをご確認ください。
（参考：『希望ナンバー制について｜国土交通省』）
カーリースでも取得できる
車を購入するのではなく、毎月の定額料金を支払って乗るカーリースを利用している方が増えています。カーリースは、レンタカーと異なり一般のナンバーが割り振られていることが特徴です。ナンバープレートを見ただけでは、リース車であるとは分かりません。
カーリースを取り扱っている業者により異なりますが、一部カーリースでは購入時同様、希望ナンバーを取得することが可能です。
軽自動車の白ナンバーは9月いっぱいで受付終了する
前述の通り、自家用軽自動車のナンバープレートは黄色地に黒文字です。黄色地があまり好きではない場合、地方図柄入りナンバーやオリンピックなどの特別仕様ナンバープレートを付けるという選択肢を検討できます。
オリンピック・パラリンピック仕様ナンバープレートの申込期限は、2021年9月30日（木）窓口業務終了までとなっています。ただし、希望ナンバーの場合は9月17日（金）で、インターネット申込の場合は9月14日（火）24時で締め切られました。入金確認は9月30日までとなっています。
（参考：『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート｜国土交通省』）
人気のナンバーは抽選で決まる
希望ナンバーは、自分の好きな数字を選べることが魅力です。ただし、語呂合わせで使われやすい数字や連番など希望者が複数いる人気ナンバーがあります。
希望者が複数いる人気のナンバーは「抽選対象希望番号」として、抽選で決まる事に注意しましょう。毎週1回月曜日にコンピューターによる抽選が行われます。抽選で当選した場合のみ使用可能です。
調査したら格安だった車の希望ナンバーを取得する方法
自分が思っていたよりも、希望ナンバーの取得手数料が格安だったという場合があるかもしれません。どのように希望ナンバーを取得できるのでしょうか。希望ナンバーを取得できる場所と、取得する方法について解説します。
取得できる場所
希望ナンバーを取得したい場合は、管轄の運輸支局にある予約センター窓口で申請書をもらい、必要事項を記入して申し込みます。軽自動車の場合は、軽自動車協会での手続きが必要です。運輸局などに出向く以外にも郵送やFAXが利用できますが、インターネットでの申込はいつでも行えます。
インターネットで申し込む際は、一般社団法人 全国自動車標板協議会が提供している「希望番号申込サービス」サイトを利用しましょう。
（参考：『希望番号申込サービス｜一般社団法人 全国自動車標板協議会』）
（参考：『軽自動車の希望ナンバー｜軽自動車の手続き案内センター』）
取得する方法
運輸支局に出向いた場合は、窓口で申請書を受け取り、必要事項を記入しましょう。申請書を提出して交付手数料を支払った後、希望ナンバー予約済証を受け取ります。
インターネットでの申し込みの場合は「希望番号申込サービス」画面の指示通りに進み、申込フォームに必要事項を記入しましょう。申込完了メールが届きますので確認し、記載の期限までに交付手数料を支払うことが必要です。
入金確認メールを確認した後、記載期日までに希望番号予約済証を受け取りに行き、運輸支局で手続きを行います。
指定された期日に運輸支局でナンバープレートを受け取り、運輸支局の職員立ち合いのもと取付を行い封印してもらいます。軽自動車の場合は封印は必要ありません。
ナンバー代を節約して車を格安購入できる方法を調査しよう！
ナンバー代について調査し検討した結果、現時点では節約して中古車を格安購入したいと思うこともあるでしょう。格安購入したい場合に、押さえておきたいポイントは下記の通りです。
中古車はナンバー取得が不要な場合がある
中古車購入時には、新たなナンバー取得が不要な場合があります。それは、管轄運輸局、または軽自動車協会が変わらない場合と、車検が残っていてナンバーが付いている車を購入する場合です。なるべく、同じ都道府県内で車検が残っている車を探すようにしましょう。
手続きを委託すると手数料がかかる
中古車の場合、購入したいと思った車が自分の希望条件に合う車が管轄地域外だったり、車検が無い車だったりすることも珍しくありません。その際はナンバーの交付申請手続きを行う必要があります。
車購入時に中古車販売店に手続きを委託することが可能です。ただし、その場合は別途代行手数料が発生するため注意しましょう。
車のナンバーを取得する時の流れと必要書類
中古車販売店にナンバー取得手続きを委託すると代行手数料が発生しますが、自分で手続きすることも可能です。自分で行うのであれば節約につながり、格安のまま車を購入できます。自分で手続きをする場合の流れと必要書類は下記の通りです。
自分で手続きをする場合
自分で手続きをする場合は、管轄の運輸支局または軽自動車検査協会へ出向きます。その際に、必要書類を用意して、忘れずに持参することが必要です。
必要書類には、車検証、自賠責保険料証明書、譲渡証明書、自動車重量税納付証明書、印鑑証明書、実印、住民票、車庫証明書、委任状などがあります。中古車の場合は、登録識別情報等通知書または一時抹消登録証明書を販売店からもらい、持参することが必要です。
申請書や手数料納付書は窓口でもらえます。状況に応じて異なる場合があるため、事前に確認するようにしましょう。
必要書類を登録窓口に提出し、検査証交付窓口で新しい車検証をもらいます。その後、税申告窓口で新しい車検証と自動車税に関する申告書を提出し、ナンバー交付窓口で新しいナンバーを受け取って取り付けたら完了です。
（参考：『自動車検査・登録ガイド｜国土交通省』）
業者に手続きを任せる場合
販売店など業者に申請手続きを依頼する場合は、上記の必要書類に加えて委任状が必要になります。委任状に実印を押印しておくことが必要です。希望ナンバーの場合も含め、別途手数料が発生します。業者が都合の良い日に申請手続きに行くため、日数に余裕を見ておきましょう。
調査しても分からない時はネクステージに相談しよう！
事務手続きに慣れている方や、経験のある方にとってはナンバー申請手続きはさほど難しくないかもしれません。しかし、大抵の場合は経験があまり無いため、手間と時間が取られます。
その場合は、プロに相談してみましょう。車の知識と経験が豊富なスタッフがたくさんいるネクステージでは、不安点や疑問点に親切丁寧にお答えしています。面倒な手続きは、ぜひネクステージにお任せください。
ベストプライスで車が買える
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まとめ
法律で定められているナンバープレートは、きちんと管理しなければ罰せられることがあるほど大切なものです。同時に、希望ナンバーや特別仕様ナンバープレートにするなどすることにより、愛車を自分らしくすることにもひと役買います。
新車購入時だけでなく、中古車を購入する際にも希望ナンバー制度を利用可能です。もちろん、格安で購入した車も例外ではありません。ナンバーも含め、自分らしくカスタムしてみましょう。申請手続きについて分からない点など、お気軽にネクステージにご相談ください。
