ガソリン車廃止の動きがあるって本当なの？計画の流れやガソリン車の魅力とは
昨今、世界的に環境問題への関心が高まり「カーボンニュートラル」という言葉を見聞きする機会が増えてきました。ガソリン車は、二酸化炭素を排出するため、今後の動向に関心が寄せられています。
日本政府は、将来ガソリン車廃止の方針を打ち出しているのでしょうか。現時点で入手できる情報をご紹介しますので参考にしてください。実際に廃止されるまでの間、魅力あるガソリン車を楽しむという選択肢についても考慮してみましょう。
※目次※
6.ガソリン車の廃止前にお気に入りの一台を探すならネクステージへ！
・日本政府は新車販売について2035年までに電動車100％とする旨発表しており、実質ガソリン車廃止の動きが見られている
・ガソリン車廃止前にハイブリッドや電気自動車のメリット＆デメリットを把握しておこう
・現在中古車市場jでの流通台数が多く、車体価格が安いガソリン車を楽しもう
ガソリン車廃止が行われるって本当なの？
近年、日本のみならず世界中で、少しでも地球環境の悪化を防ぐためにさまざまな努力がなされています。自動車業界においても、地球温暖化対策を視野に入れた取り組みが加速してきました。
自動車の燃費性能を気にしてパワートレインを選択する、という方も多いのではないでしょうか。この記事では、ガソリン車を取り巻く状況について考察してみましょう。
日本政府は生産終了を目指している
2021年1月に日本政府は、2035年までに電動車100％の新車販売を目指す旨発表しました。電動車とは、ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車・電気自動車・燃料電池自動車などです。実質、ガソリン車の新車販売を廃止するものとして捉えられています。
この決定の背景にあるのは、国際的な地球温暖化対策を目指して採択されたパリ協定です。長期的な努力目標として、国際社会としてカーボンニュートラルの実現を目指すことになりました。
日本政府は「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、それに伴うグリーン成長戦略を策定しています。目標実現に向けた項目のひとつが、ガソリン自動車の規制改革です。
世界各国の対応も進んでいる
2021年に英国グラスゴーで開かれたCOP26では、パリ協定の目標実現に向けて、2040年までにゼロエミッション車への移行加速を目指す共同声明が発表されました。ゼロエミッション車とは、大気汚染物質・温室効果ガスなどを含む排気ガスがゼロの車両です。
ガソリン車廃止については、イギリスでは2030年、アメリカ カリフォルニア州では2035年までを目途とする方針が発表されています。他にも、フランス・カナダ・中国なども方針を打ち出している状況です。
ガソリン車に乗りづらくなることも考えられる
現時点ではガソリン車に乗っている人は多いものの、パワートレインの選択肢が増えたことに伴い、ガソリンスタンドの店舗数は減少しています。総務省消防庁は、ガソリンスタンド数だけでなく、ガソリン販売量も減少傾向にあり、今後も減少傾向が続くとの見込みを発表しました。
加えて、初年度登録から一定期間経過した車は、自動車税や自動車重量税が重課されています。これらが、将来ガソリン車に乗りづらくなることが予想されている理由です。
ガソリン車廃止に伴い需要増加が期待される車とは？
前述したように、燃費性能が高い車への関心が高まるにつれ、ガソリン車以外のパワートレインにも注目が集まるようになりました。ガソリン車廃止に伴い、今後さらに需要増加が期待される車には、ハイブリッド車や電気自動車があります。それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
ハイブリッド
ハイブリッド車とは、ガソリンエンジンと電気（モーター＋バッテリー）という複数の動力源として動く自動車です。ガソリン車と比較すると、排気ガスが少なく、燃費が良いという特徴があります。モーターのみの低速走行時には、エンジン音が発生しません。プラグインハイブリッド車とは、外部からバッテリーの充電が可能な車です。
メリット＆デメリットについては、下記表を参照してください。長距離を運転する機会が多い方におすすめです。
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メリット |
デメリット |
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・燃費性能が優れている |
・車体価格が高い |
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・エコカー減税に対応している |
・駆動用バッテリーの交換費用が高額 |
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・静粛性に優れている |
・室内空間が広くない |
電気自動車（EV）
電気自動車（EV）とは、電気（モーター＋バッテリー）を動力源として動く自動車です。ガソリンエンジンは使用しないため、排気ガスを一切排出しません。ガソリン車にある給油口の代わりに、電気を車に送る充電口があります。
主なメリット＆デメリットは、下記表のとおりです。環境性能や静粛性への関心が高い方に向いている車といえます。モーターゆえのスムーズな加速力が魅力です。
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メリット |
デメリット |
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・環境に優しい |
・充電スタンドが少ない |
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・静粛性が高い |
・充電時間が長い |
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・ランニングコストが安い |
・車体価格が高い |
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・蓄電池として利用できる |
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廃止前にガソリン車を選ぶメリットはあるの？
ハイブリッド車や電気自動車のメリットに注目すると、ガソリン車よりも優れているような印象を受けます。しかし、ガソリン車にもメリットが幾つもあり、長年の間多くの人々を魅了してきました。ガソリン車のメリット＆デメリットについて解説します。
ガソリン車の強み
ガソリン車は、モーターやバッテリーなどのシステムを搭載しないため、基本的にハイブリッド車やEV車よりも車体価格が安い点が大きなメリットといえます。4WDを含め、車種が豊富で選択肢が多いことも魅力です。
加えて、静粛性が高いハイブリッドやEV車とは異なり、特有のエンジン音や振動を体感できます。車好きで走りを楽しみたい方の中には、エンジン音や振動がたまらない、という方は少なくありません。
ガソリン車の弱み
一方、デメリットとして、ハイブリッドやEV車よりも燃費がさほど良くないことが挙げられます。長距離ドライブをする機会が多いのであれば、維持費に大きな差が生じる可能性が高い傾向です。
エコカー減税のような免税・減税措置を受けにくい点もデメリットといえます。長く同じ車に乗りたいと思っている方に影響がある税制度は、13年経過したガソリン車に対する自動車税や自動車重量税の重課制度です。初年度登録年をチェックしてみましょう。
廃止される前に乗りたいおすすめガソリン車【軽自動車】
車体価格が安いガソリン車は、気軽に車を購入できるメリットがあります。中古車市場には、これまで販売されてきた数多くの車種が販売されており、価格面でも選択肢が豊富です。
現在、人気がある軽自動車のガソリン車についてご紹介しますので車選びの参考にしてください。
スズキ アルト
2021年12月にフルモデルチェンジした新型アルト ガソリン車の特徴は、減速時のエネルギーを利用して発電した電気をバッテリーに充電し、電装品へ供給するエネチャージです。ガソリンエンジン・CVTとの組み合わせにより、優れた環境性能とスムーズな走りを両立しています。
「ハーテクト」と呼ばれる新開発の軽量かつ高剛性のプラットフォーム採用により、低燃費で軽快な走りが実現しました。新車価格は、94万3,800円~137万9,400円です。中古車相場は、約14~92.3万円となっています。現時点では、ネクステージに新型アルトの在庫はありません。
（2022年7月時点の情報です）
（参考：『アルト（スズキ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ホンダ N-BOX
国内販売台数No.1を記録しているホンダ N-BOXは、全グレードがガソリン車です。運転のしやすさを実現するために、高剛性かつ極細フロントピラーを採用し、できるだけ前方の死角を減らして良好な視界を確保しています。軽自動車ながらも、ミニバン並みの高い目線が運転席のこだわりです。
新車は、144万8,700円~225万2,800円で販売されています。中古車相場価格は、36.3~179.9万円です。
（2022年7月時点の情報です）
（参考：『N-BOX（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ダイハツ コペン
2002年にダイハツは、車を操る楽しさを感じられる二人乗りの軽自動車オープンスポーツカー「コペン」を発売開始しました。以来、多くの人にスポーツカーの楽しさを知ってほしいとの思いで進化し続けています。
搭載エンジンは、ツインカムDVVT 3気筒12バルブインタークーラーターボ付エンジンです。低回転からの高トルクを実現し、力強さと加速力の良さを体感できます。
新車価格は、188万8,700円~212万5,200円です。中古車は、59.8~229.9万円が相場価格となっています。
（2022年7月時点の情報です）
（参考：『コペン（ダイハツ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
廃止される前に乗りたいおすすめガソリン車【普通車】
普通車のガソリン車についてもチェックしてみましょう。最近では、ハイブリッド車のみ販売されている車種もありますが、ガソリン車の良さを体感したいというファンも一定数います。廃止前に乗ってみるというのも選択肢のひとつです。
トヨタ ヤリス
トヨタ ヤリスは、4WDをはじめ、ガソリン車の豊富なラインアップを用意しています。1.5L・1.0Lのダイナミックフォースエンジンは、車の基本性能を高めるTNGA思想に基づいて開発されました。爽快でストレスフリーの走りと燃費性能の良さが魅力です。
新車価格は、139万5,000円~252万2,000円に設定されています。中古車価格は、99.9~189万円です。
（2022年7月時点の情報です）
（参考：『ヤリス（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
日産 エクストレイル
日産 エクストレイルのガソリン車には、熱効率が高く、低燃費と高トルクの両立が実現したMR20DDエンジンが搭載されています。また、エクストロニック マニュアルモード付CVTは、全グレード標準装備です。空気抵抗を考慮した軽量ボディや吸音タイプのリヤホイールハウスライナー採用など、燃費性能や静粛性の向上を目指しています。
新車価格は、316万1,400円~377万5,200円です。中古車は、約45~300万円が相場価格となっています。
（2022年7月時点の情報です）
（参考：『エクストレイル（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
マツダ ロードスター
走る歓びを、マツダが持つ最新技術で具現化したのは、全グレードガソリン車のロードスターです。キネマティック・ポスチャー・コントロール（KPC）と呼ばれるロードスターならではの新技術を搭載し「人馬一体」を実現しています。
路面状況が悪くても、ハイスピードのコーナリングをより安定した旋回姿勢で走れることが魅力です。新車価格は、262万3,500円~335万6,100円です。中古車相場価格は、109.8~316.9万円となっています。
（2022年7月時点の情報です）
（参考：『ロードスター（マツダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ガソリン車の廃止前にお気に入りの一台を探すならネクステージへ！
ガソリン車には、ガソリンエンジン特有の音や振動を楽しめるというメリットがあります。エンジン音とともに、車を操る歓びを感じられることは、ガソリン車の魅力です。
気になるガソリン車があれば、廃止される前に購入を検討してみましょう。中古車販売店のネクステージでは、お得に購入できるガソリン車を多数用意しています。
車両タイプや特徴を絞って探せる
中古車市場では、生産終了されたモデルも数多く販売されています。ガソリン車は、走りに特化したスポーツモデルや多人数でドライブを楽しめるミニバンなど、選択肢が豊富です。
在庫が豊富なネクステージ公式サイトのネット検索では、全国にある3万台の在庫から探せます。これまで気になりつつも、購入できなかった車を見つけられる可能性が高いことがメリットです。車両タイプ・グレード・年式など、重視したい条件を絞って、ご自由にお探しください。
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購入後の初期不良の不安が軽減できる
自動車は、機械部品の集まりゆえに、注意していても初期不良やトラブルが生じる可能性があります。中古車の場合は、車両状態が個々で異なるため、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
ネクステージでは、粗悪な車は一切扱っていません。さらに、購入いただいた車には無料保証を付帯していることが魅力です。販売時・納車時には、専門スタッフによる整備をしており、不安が少ない購入のお手伝いをしています。お気軽にご利用ください。
まとめ
世界的な環境問題への高まりから、カーボンニュートラルへの動きが活発化しています。自動車業界においては、世界的にガソリン車廃止の方向です。一方、ガソリン車にも多くのメリットがあり、現時点ではガソリン車を購入している方が多くいます。
ガソリン車の新車販売が廃止される前に、乗ってみたかった車を楽しんでみるのはいかがでしょうか。中古車市場では、リーズナブルな車体価格のガソリン車が多数販売されています。ネクステージでお気軽にお探しください。
