ワンオーナーの中古車はなぜ人気？選ぶ際のポイントを紹介
中古車市場で人気の高い車両のひとつに「ワンオーナー」があります。一般的な中古車よりも車両の状態が良く、安心感を得られやすいのが理由です。ワンオーナーの中古車の購入を検討したいという方もいるのではないでしょうか。
ワンオーナーの中古車は車両ごとに品質が異なるため、慎重な車選びが欠かせません。そこでこの記事では、ワンオーナーの中古車を見つけるための方法についてご紹介します。中古車選びをする際の参考にしてください。
※目次※
7.ワンオーナーの中古車を購入するならネクステージにお任せ！
・ワンオーナーとは過去に1人の所有者しかいない中古車のこと。家族で使用した場合にも、所有者が1人のときにはワンオーナーとして扱われる
・ワンオーナーの中古車は高年式が多く、新車保証書や整備記録簿が残っているので人気が高い
・ワンオーナーの中古車を購入するならネクステージがおすすめ。豊富な在庫の中からお気に入りの1台を見つけられる
ワンオーナーとはどのような中古車？
ワンオーナーとは名前の通り、オーナーが1人だった中古車のことです。ただし、車両によってはワンオーナーとして扱われなかったり別の名称を用いたりする中古車もあります。
満足の行く車選びをするためにも、ワンオーナーの定義について理解しておきましょう。ここでは、ワンオーナーの意味や含まれないケースについてご紹介します。
ワンオーナーの定義
ワンオーナーとは過去の所有者が1人しかいない中古車のことです。一般的に新車を購入した際には、新規登録の手続きをしなければなりません。新規登録の際に所有者の情報が記載されますが、1回も所有者の変わらずに売却されたときにはワンオーナーとして扱われます。
個人で契約していた車を家族で使用した場合もワンオーナーです。同じ人たちが1台の車を使用したと判断できるので、複数人が使用してもワンオーナーとして表現されます。
ワンオーナーに含まれないケース
車両登録の情報に変更が加えられていない場合でも、複数の方が利用する場合はワンオーナとは表現されないことがあります。例えば、以下のケースについてはワンオーナーとして扱われない場合が多いでしょう。
・法人契約で利用していた社用車
・レンタカーとして利用していた車
・リース用として利用していた車
レンタカーとして使用した車の場合、不特定多数の人が1台の車を利用します。使用頻度が高く、走行距離も長くなる傾向にあるのでワンオーナーと表現しません。また、事業用として使用した車については「法人用ワンオーナー」と記載されることがあります。
ワンオーナーの中古車はなぜ人気なの？
中古品を購入する場合、複数の所有者に行き渡ったものより、1人が使用したものが欲しいと思う方は多いのではないでしょうか。
中古車についても、複数のオーナーが使用した車両よりもワンオーナーのほうが人気です。ワンオーナーの中古車は売れやすいため、積極的にアピールしている販売店もあります。ここでは、人気の理由について見ていきましょう。
高年式の車両が多い
新車を所有した場合、購入から3年目と5年目に車検を迎えます。購入から5年経つとライフスタイルが変化していることも多いことから、 車検のタイミングで乗り換えを検討される方も多いのではないでしょうか。
車検の際には車検基本料に加えて、自動車重量税、自賠責保険、点検整備費用などを支払わなければなりません。まとまった費用が発生するため、車検前に手放したほうが金銭的な負担が軽減されることも少なくありません。
購入後から5年は新車特別保証が切れるタイミングでもあり、乗り換えを検討する人が増える傾向にあります。このような理由からワンオーナーは高年式の車が多いため、車両の状態が良い可能性が高いでしょう。
新車保証書や整備記録簿が残っている
新車保証書とはメーカーやディーラーから発行される書類のことです。購入した車の保証を証明するもので、一定期間内における無償のメンテナンスやパーツの交換などが受けられます。
整備記録簿とは、4か月点検や12か月点検を実施した際の内容を記録する書類のことです。整備した年月日や交換をした消耗品などの詳細な情報が記録されています。ワンオーナーの中古車は新車保証書や整備記録簿が紛失せずに残っているケースが多く、一般的な中古車と比較すると安心感を得られるでしょう。
レアな車両に出会える可能性がある
ワンオーナーの中古車には、珍しい車を手に入れてオーナーが大切に扱ってきたような車両が流通することもあります。特別仕様車や限定モデルなどのような車は、人とは違う車に乗りたいという車好きな人が購入する傾向があるでしょう。
車好きのオーナーが所有している車は、車に詳しくない方が所有する場合に比べて細かな点までメンテナンスが行き届いている傾向があります。車が好きなオーナーが所有する車では、スポーツカーやSUVなどのこだわりをもって所有しやすい車も該当するといえるでしょう。
ワンオーナーの中古車を選ぶ際の注意点
魅力の多いワンオーナーの中古車ですが、選ぶときは他の中古車と同様に慎重に判断することが大切です。特に確認しておきたいのは、購入費用と車両の状態です。
ここでは、購入後に後悔しないためにできるワンオーナーの中古車を選ぶ際の注意点をご紹介します。
価格を高く設定している場合がある
ワンオーナーの中古車は、一般の中古車よりも価格が高めに設定されています。これは中古車市場での人気が高く、需要が大きいからという理由があるためです。加えて、ワンオーナーの中古車は高年式の車両が多く、値崩れをしていない傾向にあります。
複数のオーナーが使用していないため、車両の状態をチェックすれば所有者の使用状況が分かりやすいという魅力もあるのです。予算と希望条件を考慮しながら車両選びを行いましょう。
車両によって状態は異なる
中古車の品質は車両によって異なり、ワンオーナーの中古車についても、品質は千差万別です。一概にワンオーナーの中古車なら安心とはいえないため、購入前に車両の状態を確認することは大切です。
オーナーの中には、車検や法定整備などの点検だけで済ませている人もおり、何かしらのトラブルが発生したタイミングで手放す人もいるでしょう。一方で、複数のオーナーが使用していても、メンテナンスが行き届いている車両もあります。中古車選びをする際には、ワンオーナーというイメージにとらわれないことが大切です。
ワンオーナーの中古車であることを確かめる方法
ワンオーナーの中古車は、エクステリアやインテリアだけでは判別できません。年式や走行距離でも見分けが付きにくくなっています。販売店のスタッフに尋ねるという方法がありますが、自分の目でワンオーナーであることを確認したい場合もあるでしょう。
ここでは、ワンオーナーの中古車を見分ける2つの方法について詳しく見ていきましょう。
自動車検査証の記載内容をチェックする
自動車検査証には登録年月日の記載があり、新車購入後に移転登録などが行われていない場合は新車時の日付が記載されます。引っ越しやナンバー変更が行われている場合も日付が更新されるため確認できなくなってしまいますが、この日付が新車時であればワンオーナーであることが判別できます。
より詳細な情報が知りたいと思う方もいるかもしれませんが、平成29年の法改正により、個人情報に関する明確な規定が定められました。過去の所有者に関する情報について、閲覧の制限が設けられています。
新車保証書の記載内容をチェックする
新車保証書には保証内容や保証期間に加えて、車体番号や登録年月日が記載されています。新車保証書の登録年月日と自動車検査証の登録年月日が同じ場合にはワンオーナーです。
新車保証書の記載内容は変更できません。原則として新車保証書の再発行は認めておらず、以前に新車保証を受け取ったオーナーが何らかの原因で紛失したり破損したりした場合にのみ再発行が可能です。
新車保証書の登録年月日は信頼できる日付のため、自動車検査証の登録年月日と照らし合わせることで確かめられます。
ワンオーナーの中古車を選ぶ際のポイント
ワンオーナーの中古車を購入する際には、慎重に車選びをしましょう。新車は一律ですが、中古車は車両によって品質が異なるからです。
品質の劣る中古車を購入した場合、ワンオーナーであったとしてもトラブルを抱える恐れはあります。車両のチェックや書類の確認を忘れないようにしましょう。ここでは、ワンオーナーの中古車選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。
過去の修復歴
修復歴とは、車体の骨格部分の修理やパーツの交換などをした履歴のことです。交通事故やその他の災害により骨格を修復するのが一般的ですが、事故や災害に遭遇していない場合でも修復をしたときには修復歴のある車とされます。
修復歴のある中古車の注意点は安全性です。骨格部分を修復すると強度が下がります。場合によっては走行中に大きなトラブルを招く恐れがあるのです。リスクの高い車を避けたいときは、ワンオーナーであっても修復歴のある車は避けましょう。
現在の車両の状態
中古車を購入する際には外装のチェックが大切です。第一印象は重要ですが、ボディの細かい傷やサビなども確かめておきましょう。
年数が経過している中古車は、ボディの下部にサビが発生している恐れがあります。サビが広がっている場合には板金による修理やパーツの交換を検討しなければなりません。高額な費用がかかるケースもあるため、前もって確かめておきましょう。
最近ではネットで中古車を購入する方が増えていますが、ネットを利用する場合でも可能な限り目視でのチェックをおすすめします。
中古車鑑定書の有無
中古車鑑定書とは、中古車の検査や調査の結果が記載された書類のことです。一般的に第三者機関に属する査定士が車両をチェックします。
主な中古車の検査機関は、AIS（自動車検査システム）、JAAA（日本自動車鑑定協会）、JAAI（日本自動車査定協会）などです。第三者機関が中古車をチェックするため、中立的な立場で車両の状態を確かめられます。
コンディションの良い中古車を探すときは、ワンオーナーであってもできる限りの情報を確認してきましょう。
ワンオーナーの中古車を購入する方法
ワンオーナーの中古車は人気が高く、すぐには見つからないかもしれません。また、ワンオーナーの中古車を見つけたものの、好みのモデルやグレードではない可能性があります。
お気に入りのワンオーナーの中古車を見つけるには、さまざまな方法を使いながら自分で探す必要があるでしょう。ここでは、ワンオーナーの中古車を見つけるための方法についてご紹介します。
中古車販売のWebサイトで探す
最近では多くの中古車販売店で、自社のWebサイトを用意しています。「キーワード検索」が設定されている検索システムなら、「ワンオーナー」と入力するだけで検索可能です。お気に入りのモデルが決まっている場合にでも、簡単にワンオーナーの車を見つけられます。
中古車検索システムを利用する場合、複数の条件を設定しておくのがおすすめです。車両のタイプ、予算、走行距離などを設定しておけば、生活スタイルに合った車が見つかりやすいでしょう。
中古車販売店に相談する
自分でワンオーナーの中古車を見つけるのが難しい場合には、中古車販売店に尋ねるのがおすすめです。
一般的にワンオーナーは、他の中古車に比べると人気があります。お気に入りの1台を見つけた場合でも、すぐに売り切れてしまう可能性があるでしょう。前もって中古車販売店のスタッフに相談しておけば、予算や好みに沿った1台を見つけてもらえます。全国展開している店舗であれば、取り寄せ可能な車両から見つかる可能性も広がります。
ワンオーナーの中古車を購入するならネクステージにお任せ！
中古車の購入は新車とは異なります。不要なトラブルを防ぐためには、自分が納得できる車を選ぶ必要があるでしょう。ワンオーナーの中古車を取り扱う販売店は全国にありますが、信頼の置ける販売店での購入をおすすめします。
ワンオーナーの中古車をお探しの方は、全国各地で中古車を取扱っているネクステージにお任せください。
車両のお取り寄せが可能
ネクステージの店舗数は250以上、全国の店舗に3万台の在庫を取りそろえています。軽自動車や輸入車など多種多様な車種をご用意しており、カラーバリエーションやオプション状況などの異なる車両を取りそろえています。
ネクステージでは購入時はもちろんのこと、検討段階での車のお取り寄せも対応しており、遠方の店舗で保管している車両でも近くの店舗で確かめられます。取り寄せにかかる費用もリーズナブルなので、お気軽にご相談ください。
（参考：『「ワンオーナー」の中古車一覧』）
第三者機関による品質鑑定を実施
ネクステージでは修復歴車をはじめ、水害車やメーター改ざん車などの粗悪品は販売していません。お客様にご満足いただき新しいカーライフを始めてもらうために、トラブルを抱える恐れのある車両は事前に排除しています。
また、ネクステージでは傷の状態なども細かくお伝えしています。全車で車両状態票を開示しており契約時や納車時には車両の状態をお客様と一緒にチェックするなど、後から残念な思いをしないように配慮を行っています。中立公正な第三者機関での品質鑑定も実施しており、気軽に車のコンディションを確認できるのです。
まとめ
ワンオーナーとは所有者が1人のオーナーが使用した中古車のことです。中古車市場では価値が高く、高額に設定される傾向にあります。比較的状態の良い車が多いワンオーナーの中古車であっても、購入前のチェックは大切です。
ネクステージでは3万台の在庫を取り扱っており、ワンオーナーの中古車も取りそろえています。複数の条件を設定して車探しができる車両検索システムを提供しており、いつでも気軽に車選びが可能です。ワンオーナーの中古車をお探しの方はネクステージのWebサイトをご利用ください。
