ランボルギーニの値段は? 人気モデルと中古価格相場もご紹介
ランボルギーニと言えば、有名なスポーツカーです。スポーツカーが好きな方にとっては憧れの車ですし、車にあまり詳しくない方でも一度は耳にしたことがあると思います。そんなランボルギーニに乗ってみたい、購入したいと考える方も少なくはないでしょう。
そこでこの記事では、ランボルギーニの値段について詳しくお話していきたいと思います。そもそも、ランボルギーニは誰でも購入できるものなのでしょうか。
人気モデルや中古車市場の情報も記載していきますので、ランボルギーニを購入したいとお考えの方はぜひ本記事の内容をご参考ください。
※目次※
・ランボルギーニにもさまざまな車種、モデルが存在する
・ランボルギーニは誰でも購入できるスポーツカー、ただし注意点も多々有り
・ランボルギーニを購入するのであれば中古車購入も視野に入れておこう。中古車探しの際はぜひネクステージへ
ランボルギーニとは?
車に詳しくない方でも一度は聞いたことがあるくらい、ランボルギーニは有名な車です。格好いい車というイメージで止まっている方も多いと思いますので、この項目ではまずランボルギーニとはどのような車かを説明します。
以下の内容を確認することで、ランボルギーニの歴史や魅力を把握することができるでしょう。最新車種情報などもお届けしますので、ぜひ参考にしてみてください。
イタリアの高級スポーツカーメーカー
ランボルギーニという名称は、イタリアにある高級スポーツ―カーメーカーを指すものです。正式には『ヌオーヴァ・アウトモービリ・フェルッチオ・ランボルギーニ SpA』といい、1963年に設立されました。
ランボルギーニと一口には言ってもさまざまな車種名が存在します。車種名については後述しますので、あとの項目をご参照ください。
創始者はトラクター製造で成功
ランボルギーニの設立者は『フェルッチオ・ランボルギーニ氏』です。設立者は元々農家出身で、幼いころから機械が好きだったと言われています。最初は農耕器具に興味を持ち、工科大学に進んで機械工学を学んでいたとのことです。
イタリア敗戦後に捕虜になったものの、1946年(当時33歳)にイタリアに帰還して『トラクター製造販売』を行うようになりました。設立者はこのトラクター製造で成功を収め、得たお金で高級車を購入するようになったそうです。
しかし、車好きである設立者は満足できる車に出会えず自ら自動車会社を立ち上げて車を作るに至りました。
1963年初のGTカー350GTVを発表
ランボルギーニを立ち上げ、最初に生まれた車がGTカーの『350 GTV』です。エンジンは60度V型12気筒DOHCを採用しており、デビュー当時はフェラーリにも負けない先進的なスペックが評判を呼びました。
しかし、設立者にとっては満足のいく1台ではなかったようです。発表の場が会期中だったにも関わらず設立者はブースを閉鎖し、すぐに次のプランに取りかかってしまいました。その後改善版である『350 GT』を生み出され、ようやく理想形が完成したと言われています。
ミウラやカウンタックなどスーパーカーの名車を次々と発売
ランボルギーニはミウラやカウンタック、ウラカンなど、さまざまな車を発売していきました。製造している車のなかにはスポーツカーだけでなくオフロード車(4WD)やグランツーリスモも存在します。
ランボルギーニと一括りにされてしまうことも多いですが、車種によって異なる名前が付けられているのでそれぞれチェックしてみましょう。
スポーツカー |
・ミウラ ・カウンタック ・ディアブロ ・ムルシエラゴ ・レヴェントン ・ヴェネーノ ・シルエット ・ジャルパ ・ガヤルド |
グランツーリスモ |
・300GTV ・400GT ・イスレロ ・エスパーダ ・ハラマ ・ウラッコ |
オフロード車(4WD) |
・LM002 |
(2020年12月時点の情報です)
最新車種は?
ランボルギーニの最新車種はアヴェンタドール、ウラカン、ウルスです。どのモデルもスタイリッシュかつランボルギーニの個性を受け継いだデザインと言えるでしょう。ほかにもワンオフモデル、コンセプトカーが存在しますが、こちらは購入者が限られます。
現在買えるランボルギーニ最新スーパーカーの値段は?
ランボルギーニにもモデルが多々存在します。モデルによって価格やスペックも異なるので、購入したいと考えている方はそちらも確認する必要があるでしょう。この項目では、現在買えるランボルギーニの値段やスペックなどの情報をお届けします。
以下の内容を把握することで、車選びの参考にもなるでしょう。ぜひご確認ください。
アヴェンタドール
現在購入できる車種としてまず挙げるのは『アヴェンタドール(Aventador)』です。アヴェンタドールは伝統であるV型12気筒を受け継いでいる車種で、一部の国ではパトカーにも採用されています。ランボルギーニを代表する車と言っても過言ではないでしょう。
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LP700-4 |
LP700-4ロードスター |
新車価格 |
4,317 万円 |
4,793 万円 |
エンジン |
V型12気筒DOHC48バルブ |
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排気量 |
6498cc |
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駆動方式 |
フルタイム4WD |
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サイズ |
4780×2030×1136mm (全長×全幅×全高) |
4780×2030×1135mm (全長×全幅×全高) |
車両重量 |
1575kg |
1625kg |
ホイールベース |
2700mm |
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最高出力 |
700ps(515Kw) /8250rpm |
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最大トルク |
70.4kg・m(690N・m) /5500rpm |
(2020年12月時点の情報です)
ウラカン
ウラカンは4WDとFR2種類を選択できるモデルです。ウラカンは唯一ドアが横に開くモデルなので、アヴェンタドールと区別がつかないという方でもドアが開いていれば判別できるでしょう。また、マフラーが左右出しなのもウラカンの特徴と言えます。
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LP610-4 |
LP610-4スパイダー |
LP580-2 |
新車価格 |
2,973 万円 |
3,270 万円 |
2,537 万円 |
エンジン |
V型10気筒 DOHC40バルブ |
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排気量 |
5204cc |
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駆動方式 |
フルタイム4WD |
FR |
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サイズ |
4459×1924×1165mm (全長×全幅×全高) |
4459×1924×1180mm (全長×全幅×全高) |
4459×1924×1165mm (全長×全幅×全高) |
車両重量 |
- |
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ホイール ベース |
2620mm |
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最高出力 |
610ps(449kW) /8250rpm |
580ps(427kW) /8000rpm |
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最大 トルク |
57.1kg・m(560N・m) /6500rpm |
55.1kg・m(540N・m) /6500rpm |
(2020年12月時点の情報です)
(参考: 『ウラカン(ランボルギーニ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ランボルギーニのSUV車ウルス
ランボルギーニにはSUV車である『ウルス』も存在します。日本ではSUV車が流行していることもあり、ウルスが気になっている方も多いのではないでしょうか。この項目では、ウルスの価格からスペックなどの情報をまとめました。
乗用車のなかでも最高級と言われるSUV車、ウルスの詳細を確認していきましょう。
ランボルギーニウルスとは?
ウルスはランボルギーニから登場したSUV車で、販売されるようになってから約2年で生産台数は約1万台を突破しました。今ではランボルギーニ全体の販売6割をウルスが占めており、大成功を収めた車として話題になっています。
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ベースグレード |
エンジン |
V型8気筒ターボ |
排気量 |
3996cc |
駆動方式 |
フルタイム4WD |
サイズ |
5112×2016×1638mm (全長×全幅×全高) |
車両重量 |
2200kg |
ホイールベース |
3003mm |
最高出力 |
650ps(478kW)/6000rpm |
最大トルク |
86.7kg・m(850N・m)/2250~4500rpm |
(2020年12月時点の情報です)
(参考: 『ウルス(ランボルギーニ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ウルスの価格
ウルスの新車価格は『2,917万~3,309万円』です。人気の車種ということもあり、中古車だと新車価格を上回ることもあります。グレードもいくつかあるため、購入する際はグレードの内容(左ハンドルや右ハンドルなど)を確認しておく必要があるでしょう。
ランボルギーニを購入する際の注意点は?
ランボルギーニから販売されている車種、モデルはそれぞれ確認できたでしょうか。この項目では、実際にランボルギーニを購入する際の注意点について情報をまとめました。
ランボルギーニはそもそも誰でも購入できるものなのか、ローンで購入はできるのかなど、購入について気になる点を確認していきましょう。
ランボルギーニを新車で購入する方法は?
ランボルギーニは、日本でも国内の正規ディーラーから購入することができます。保証金が必要となる場合がほとんどなので、購入予定の方はその分の代金も準備する必要があるでしょう。
用意する金額はディーラーによって異なるので一概には言えませんが、車体価格の10%程度が多い傾向にあります。10%はあくまで目安となる数字なので、保証金に関しては事前にディーラーに問い合わせておきましょう。
ランボルギーニは誰でも購入可能?
「ランボルギーニのような高級スポーツカーは一般ユーザーだと買えない」というイメージを持つ方も多いですが、そのようなことはありません。ある程度お金が必要になるので「誰でも」という訳ではありませんが、金銭面の問題さえクリアできれば誰でも購入できます。
ただし、ワンオフモデルといった限定モデルは顧客を選ぶ場合があるのでその点はご注意ください。
基本は受注生産
ランボルギーニは在庫車があればそれを購入することもできますが、基本は受注生産になります。購入する場合は、一度オーダーしてから作ってもらう形になるでしょう。その場合、先述したように保証金が必要になるのでご注意ください。
また、在庫車であれば納期は短いですが、オーダーする場合短くとも6~7ヶ月はかかります。タイミング次第では1年近く待つこともあるので、すぐに手元にくる訳でないことは念頭に置いておきましょう。
ローン購入は可能?
ランボルギーニはローンで購入することも可能ですが、頭金がかかってしまったり、利息が高くついたりとハードルは高めです。頭金も車種や支払い期間によって異なるので(1,000万~1,500万)事前に確認しておきましょう。
また、車には車体価格だけでなく、税金や燃料費などの維持費もかかってきます。そのことを考えると、月にかかる費用はかなり大きくなるのでしっかりと計画を立てて購入しなければなりません。
自動車保険には入れる?
ランボルギーニを購入するにあたって、任意の自動車保険には入れるのかと疑問を抱く方も多いと思います。結論を述べると、自動車保険に入ることはできますが金額はかなり高額です。
車種によって保険料に差はでますが、平均で『約25万』はかかります。車の年式や運転者の等級によっては10万以下になることもありますが、国産車よりは割高です。通販型なら安くなるというケースもありますが、加入条件も厳しいので事前に詳細は確認しておくべきでしょう。
ランボルギーニを中古車で購入する方法は?
ランボルギーニはお金さえあれば誰でも購入できる車ですが、肝心のお金がなく手が届かないと諦める方も少なくありません。それでも諦めきれないという方は、中古車購入も検討してみると良いでしょう。
年式やモデルによって価格は変動しますが、場合によっては安くランボルギーニを入手できるかもしれません。この項目では、ランボルギーニの中古車購入に関する情報をまとめました。注意点も含め、参考にしてみてください。
認定中古車を探す
ランボルギーニを中古車で探すのであれば、正規ディーラーから認定を貰った『認定中古車』を探してみましょう。ランボルギーニのような高級スポーツカーはアフターサービスの充実した認定中古車を購入するのが一番安心です。
ただし、欲しいモデルがなかったり、中古車でも価格が高めだったりといったデメリットもあります。自分が重視したいポイントによって、購入方法は変わってくるでしょう。
中古車ショップで購入する
中古車販売店での購入も、選択肢のひとつです。高級外車専門店や普通の中古車ショップに、ランボルギーニの在庫があるケースがあります。
認定中古車より安心度は下がりますが、人によっては保証内容が手厚い店舗がある、欲しいモデルがあるなどの嬉しいメリットもあるでしょう。
一概にどちらが良いとは言えないので、自分が何を重視したいか明確にした上で購入場所を決めるのがおすすめです。中古車での購入を検討している方はご参考ください。
中古でランボルギーニを買うときに気をつけたいポイントは?
中古を購入するのであれば、故障のリスクが低いものを購入したいと思う方がほとんどでしょう。ランボルギーニのような高級スポーツカーであればなおさらのことです。
中古のランボルギーニの場合は、エンジン・トランスミッション・サスペンション・ブレーキなどの細かい点をよく確認しておきましょう。特に古いエンジンを採用しているモデルは、エンジンオイルが故障しやすい傾向にあります。
古い年式の場合はハンドブレーキが動くか、フロントの車高調整ができるかなどの点も確認するのが懸命です。安く購入できるのは魅力ですが、それでも高額な買い物になるので車選びは慎重に行いましょう。
維持費も高額なので注意
先述したとおり、ランボルギーニは維持費が高額です。ガヤルドやウラカンで8万8,000円(4500cc超~6000cc以下)、6000ccを超えるアヴェンタドールだと11万1,000円の自動車税がかかります。
中古車で初期費用を安く抑えても、排気量で決まる自動車税は節約ができません。新車、中古車問わず購入するのであれば、維持費の面を考慮した上で購入しましょう。また、ランボルギーニなどの高級スポーツカーは部品交換費用も高額です。
(2020年12月時点での情報です)
まとめ
多くの車好きが憧れるランボルギーニは、金銭面の問題さえクリアできれば購入できる車です。「新車だと手が届かなくとも、中古車ならお金を貯めれば買えるかもしれない」と考える方も多いでしょう。
ネクステージでも過去、ランボルギーニを取り扱った実績があります。維持費や車選びなど注意しなければならない点は多々ありますが、ランボルギーニに乗りたいという夢を持つ方はぜひネクステージをチェックしてみてください。