10人乗りの車はどれ?大人数で乗れる車を詳しくご紹介!
10人乗りの車なら、トヨタ・ハイエースか日産・キャラバンが候補に挙がります。大人数で乗れる車を求めていて、ハイエースやキャラバンの購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
ハイエースやキャラバンに加えて、7人乗りや8人乗りの車も比較検討の対象に含めることで、目的に合った車を選択できます。ネクステージの在庫もチェックして、大人数で乗れる車を賢く購入しましょう。この記事では、10人乗りの車や7人乗り・8人乗りの車についてご紹介します。
※目次※
・10人乗りの国産車はハイエースかキャラバンの2択
・ハイエースやキャラバンはミニバンよりも車体が大きいので、運転や駐車のしやすさも検討しよう
・7人乗りや8人乗りのミニバンの他、SUVにも7人乗りの車がある
10人乗りの車が欲しい!
仕事で大人数の輸送が必要になった場合や、プライベートでファミリーキャンプをする際は、7人乗り・8人乗りの車はシートが不足することもあるでしょう。大人数が乗れる車と言えばミニバンをイメージするかもしれませんが、ハイエースやキャラバンは10人乗りです。ここでは、10人乗りの車について詳しく見ていきます。
10人乗りの車とは?
ミニバンは7人乗りや8人乗りですが、10人乗りの車も存在します。10人乗りの車のカテゴリーは「バン」や「ワゴン」です。
バンは箱型で大きな荷室があり、主に貨物の輸送を目的とした商用車を指します。ワゴンはバンの荷室部分にシートを設置し、大人数の輸送を目的とした乗用車です。ミニバンより積載性が高く、かなりサイズの大きい車ですが、10人乗りまでなら普通自動車免許で運転できます。
国産車は2種類ある
10人乗りの国産車は選択肢が非常に少なく、新車で購入できるのはトヨタ・ハイエースか日産・キャラバンのみです。いずれも乗員や貨物の輸送に特化した構造で、積載性の高い商用車としてさまざまな業界で重宝されています。
建設業や宅配業といった業界で活用する他、レジャーシーンで乗用車として利用するケースもあります。多くの乗員と貨物を輸送できるので、大人数での旅行にも対応可能です。
10人乗りができる車【ハイエース編】
ハイエースは、10人乗りができる車として圧倒的な人気を誇ります。商用車としてはバンタイプが利用されるケースが多くありますが、乗員の輸送を目的とするならワゴンタイプを選びましょう。ここでは、ハイエースの概要やワゴンタイプの3グレードについて解説します。
ハイエースとは?
トヨタが製造販売するハイエースは、1960年代から販売が続くワンボックスタイプのロングセラー車種です。非常に耐久性が高く、エンジンパワーや積載性にも優れています。荷室の拡張性も高いので、国内で小型貨物車や旅客輸送車として利用される他、海外でも非常に人気が高い車種です。
ハイエースには、「ワゴン」「バン」「コミューター」という種類があり、10人乗りはハイエースワゴンです。ハイエースバンは貨物輸送を主目的としておりシートが少なく、ハイエースコミューターは14人乗りに対応します。
ハイエースワゴン DX
「ハイエースワゴン DX」は、ロング・ミドルルーフのエントリーグレードです。10席全てに3点シートベルトを設置しており、各席では個別に空調を調整できます。
2列目シートは2席、3列目シートは3席と4列目シートはそれぞれ3席です。3列目シートと4列目シートの間には通路があり、各席のスペースは比較的ゆったりとしています。2WD仕様車の新車価格は288万6,000円から、4WD仕様車は319万7,000円からです。
ハイエースワゴン GL
「ハイエースワゴン GL」は、ロング・ミドルルーフのミドルグレードです。各席のオートエアコンや、スライドドア・バックドアのイージークローザーを標準装備しています。
2列目シートと3列目シートはそれぞれ2席、4列目シートは4席です。4列目シートをサイドに跳ね上げると、荷室スペースを拡張できます。通路が広いので居住性に優れていることもメリットといえます。2WD仕様車の新車価格は311万6,000円から、4WD仕様車は342万5,000円からです。
ハイエースワゴン グランドキャビン
「ハイエースワゴン グランドキャビン」は、スーパーロング・ハイルーフの上級グレードです。標準装備はGLと同様ですが、シートの座り心地はグランドキャビンが上回ります。
2列目シートは2席、3列目シートと4列目シートは各3席です。シートレイアウトはDXと同様ですが、4列目シートの後部に広い荷室スペースがあります。居住性と積載性を兼ね備えた、上質なハイエースワゴンといえるでしょう。2WD仕様車の新車価格は368万4,000円から、4WD仕様車は399万4,000円からです。
10人乗りができる車【キャラバン編】
キャラバンも10人乗りの車であり、ハイエースのライバル車種です。サイズ感はハイエースとほぼ同様ですが、主にデザインが異なります。グレードが豊富にあるため、バンタイプではなくワゴンタイプをチェックしましょう。ここからはキャラバンの概要や、ワゴンタイプの4グレードについて解説します。
キャラバンとは?
日産・キャラバンは、1970年代から販売が続くロングセラーモデルです。2012年に11年ぶりのフルモデルチェンジを果たし、「NV350キャラバン」に改名しています。NVは、日産(Nissan)のバン(Van)という意味です。
ハイエースにとっては唯一かつ永遠のライバルといえる車種で、使用目的やユーザー層は共通ですが、デザインや機能面で差別化を図っています。主なグレードを大別すると「バン」「ワゴン」「マイクロバス」の3種類です。
ワゴンDX ロングボディ
「ワゴンDX ロングボディ」は、ロングボディ・標準ルーフのグレードです。ハイエースのロングボディモデルよりやや小ぶりで、取り回しに優れています。
2列目シートは2席、3列目シートと4列目シートはそれぞれ3席です。シート地はメッシュフラットトリコットとトリコットの組み合わせで、モノトーンのハイエースとは雰囲気が異なります。外装は側面が立体的で、ハイエースよりも個性的といえます。新車価格は270万3,800円からです。
ワゴンGX ロングボディ
「ワゴンGX ロングボディ」はワゴンDX ロングボディの上位グレードで、機能面やデザイン面がワンランク上です。ボディデザインはワゴンDX ロングボディと同じですが、標準装備にさまざまな違いがあります。例えば、オートライトシステムやカラーのメーター内車両情報表示ディスプレイなどです。
シートのレイアウトはワゴンDX ロングボディと同じで、シート地はプリントスエード調トリコットとスエード調トリコットの組み合わせを採用しています。新車価格は318万6,700円からです。
ワゴンGX スーパーロングボディ
「ワゴンGX スーパーロングボディ」は、スーパーロング・ハイルーフのグレードです。標準装備はワゴンGX ロングボディと同じですが、荷室スペースの広さと車高が大きく異なります。
ロングボディは全長4,695mm・全高1,990mmですが、スーパーロングボディは全長5,080mm・全高2,285mmです。積載性や居住性を重視するなら、ワゴンGX スーパーロングボディがよいでしょう。新車価格は362万3,400円からです。
ライダー ワゴンGX ロングボディ
「ライダー ワゴンGX ロングボディ」は、ワゴンGX ロングボディをベースに「ライダー特別装備」を標準装備したグレードです。外装は専用フロントグリル・専用フロントプロテクター・専用エンブレムを標準装備し、高級感を醸し出しています。
「プロ・スタイル パッケージ」を選択すれば、外装は専用15インチアルミホイール・専用フロントマーカーLED・LEDヘッドランプ、内装は本革巻3本スポークステアリング・ドアトリム・防水シートが装備されます。新車価格は335万1,700円からです。
10人乗り以外の大人数で乗れる車!ミニバン10選
10人乗りの車はハイエースとキャラバンの2択ですが、どちらもミニバンより車体が大きく、運転や駐車が難しいと感じる方もいるかもしれません。これらも考慮するなら、10人乗り以外の大人数で乗れる車もチェックしましょう。ここでは、7人乗り・8人乗りの車種10選を紹介します。
(※記事内の価格は2021年2月時点のもの)
アルファード
トヨタ・アルファードは、トヨタが販売するミニバンの中で最上級の大型ミニバンです。外装は高級感のある堂々としたスタイリングで、内装はラグジュアリーな空間に仕上がっています。
後席はキャプテンシートで、シートアレンジも自由自在です。7人乗り・8人乗りに対応し、シートを跳ね上げたりスライドしたりすれば、荷室を拡張できます。
新車の基準価格は352万円~775万2,000円です。2020年12月27日時点のネクステージの中古車価格は55万9,000円~719万9,000円で、登録済未使用車も選べます。
ヴェルファイア
トヨタ・ヴェルファイアは、アルファードの兄弟車に当たる大型ミニバンです。機能やスペックはアルファードと同じです。
大きな違いはフロントマスクで、ヴェルファイアはパワフルな走行性能を予感させる大胆なスタイリングです。優雅な乗り心地はアルファードと変わらないので、どちらを選ぶかはフロントマスクの好み次第でしょう。
新車の基準価格はアルファードと同じで、352万円~775万2,000円です。2020年12月27日時点のネクステージの中古車価格は79万9,000円~519万9,000円で、登録済未使用車も選べます。
PRヴェルファイアの最新在庫情報
オデッセイ
ホンダ・オデッセイは、高級過ぎない中堅クラスのミニバンです。外装は車高が低く伸びやかなデザインで、一般的なボックス型の形状とは異なります。スタイリッシュな都会派ミニバンとして、街乗りで活躍するでしょう。
7人乗りまたは8人乗りで、7人乗り仕様車は2列目シートがキャプテンシートです。3列目シートは床下に格納できます。
新車の基準価格は349万5,000円~458万円で、2020年12月27日時点のネクステージの中古車価格は29万9,000円~385万9,000円です。
ヴォクシー
トヨタ・ヴォクシーは、性能と価格のバランスが良いミドルクラスのミニバンです。外装は直線的かつクールなスタイリングで、アクティブなファミリー層に似合います。
7人乗りまたは8人乗りで、7人乗り仕様車は2列目シートがキャプテンシートです。室内空間が広くシートアレンジも自由自在で、日常の買い物にもレジャーにも活躍します。
新車の基準価格は281万3,800円~344万3,000円です。2020年12月27日時点のネクステージの中古車価格は34万9,000円~339万9,000円で、登録済未使用車も選べます。
エルグランド
日産・エルグランドは、日産が販売するミニバンの中で最上級の大型ミニバンです。外装は風格が漂うスタイリングで、スマートに高級感を演出します。
7人乗りまたは8人乗りで、7人乗り仕様車は2列目シートがキャプテンシートです。安全機能も優れているので、大きなボディでも安心して運転できるでしょう。
新車の基準価格は369万4,900円~789万300円で、2020年12月27日時点のネクステージの中古車価格は39万9,000円~359万9,000円です。
セレナ
日産・セレナは、ミドルクラスのミニバンです。外装はシャープかつクセのないスタイリングで、幅広いユーザーから人気を集めています。
7人乗りまたは8人乗りで、シートアレンジも自由自在です。デュアルバックドアやハンズフリーオートスライドドアを採用し、狭い空間でも荷物を抱えていても簡単にドアを開閉できます。
新車の基準価格は257万6,200円~419万2,100円で、2020年12月27日時点のネクステージの中古車価格は29万9,000円~359万9,000円です。
エクストレイル
日産・エクストレイルは、街乗りからレジャーシーンまで幅広く対応するSUVです。「インテリジェント 4×4」や「プロパイロット」を搭載し、あらゆる路面に対応できる上に、ロングドライブの負担を軽減できます。
基本的には2列シートの5人乗り仕様ですが、3列シートの7人乗り仕様も選択可能です。ミニバンほど室内空間は広くありませんが、汎用性の高さは魅力といえるでしょう。
新車の基準価格は248万2,700円~412万5,000円で、2020年12月27日時点のネクステージの中古車価格は49万9,000円~295万9,000円です。
CX-8
マツダ・CX-8は、マツダが販売するSUVの中でフラッグシップモデルに当たります。外装は上品かつ躍動感のあるスタイリングで、エレガントなSUVを求める方に向いているでしょう。
最新モデルは全グレードで3列シートを採用し、6人乗りまたは7人乗り仕様です。6人乗り仕様車は2列目シート・3列目シート間のウォークスルーが可能で、7人乗り仕様車はベンチシートを倒せば荷室スペースがフラットになります。
新車の基準価格は299万4,200円~510万9,500円で、2020年12月27日時点のネクステージの中古車価格は148万9,000円~359万9,000円です。
ステップワゴン
ホンダ・ステップワゴンは、ファミリー層が安心して使えるミニバンです。2モーターハイブリッドシステムを採用したグレードは燃費性能が高く、滑らかな走りを楽しめます。
7人乗りまたは8人乗りで、7人乗り仕様車は2列目シートがキャプテンシートです。外装はシンプルかつクセのないスタイリングで、日常の買い物やファミリーキャンプで活躍するでしょう。
新車の基準価格は271万4,800円~409万4,200円で、2020年12月27日時点のネクステージの中古車価格は43万9,000円~359万9,000円です。
アウトランダー
三菱・アウトランダーは、個性的なフロントマスクが特徴のミドルサイズSUVです。プラグインハイブリッドEVモデルの「アウトランダーPHEV」は、使い方次第ではガソリン代がかからない上に、「走る電源」としても活用できます。
アウトランダーPHEVは2列シート・5人乗り仕様車のみなので、3列シート・7人乗り仕様車を求めるならガソリン車の「アウトランダー」を選択しましょう。
新車の基準価格は436万4,800円~529万4,300円で、2020年12月27日時点のネクステージの中古車価格は99万9,000円~339万9,000円です。
まとめ
大人数で乗れる車を検討しているなら、10人乗りのハイエースやキャラバンが候補に挙がります。しかしワゴンはミニバン以上に大型なので、運転や駐車のしやすさも検討しましょう。ミニバンは7人乗りや8人乗りで、SUVにも7人乗り仕様車があります。
ネクステージはワゴン・ミニバン・SUVの在庫が豊富で、状態の良い個体をじっくり比較検討できるのが強みです。大人数で乗れる車を購入するなら、在庫が豊富なネクステージをご利用ください。