国産のマニュアル車18選!おすすめモデルやメリット・デメリットも!
内燃機の車になくてはならないパーツのひとつがトランスミッションです。トランスミッションは、エンジンが出力する軸の回転をギアなどを介して増減するパーツです。エンジン回転を増減することで、低速から高速まで車の速度を自在に変更できるのです。
現在のトランスミッションは、自動変速(オートマチック:AT)が主流です。しかしそれがない頃は手動で変速(マニュアル・MT)する必要がありました。
ただ、その操作の面白さやダイレクトな操縦感を得るために、マニュアルを設定している車があるのも事実です。今回はそのようなマニュアルの魅力や設定車種を紹介します。
※目次※
・マニュアル車はオートマ車に比べてダイレクトな操縦感が得られる。
・オートマ車へマニュアルを載せられるが、かかる費用は高額な傾向がある。
・現在もマニュアル車が選べる国産車は存在する。
マニュアル車についての知識を深めよう!
マニュアルの特徴や搭載している車種を確認する前に、マニュアル車とオートマ車の違いや対応する運転免許を確認しましょう。
現在はオートマが主流でマニュアルは少数派となっていますが、車好であれば一度はマニュアルに触れてみることをおすすめします。教習所に行った際にマニュアルの教習車を見てみると、面白い発見があるかもしれません。
マニュアル車とオートマ車の違い
マニュアル車とオートマ車では、ギアチェンジを行う方法に違いがあります。主な特徴は、下記の通りです。
種類 |
マニュアル車 |
オートマ車 |
操作 |
ギアチェンジを行うためにはクラッチペダルを踏んでシフトレバーを手動で操作する |
アクセルを踏んだ状態のまま自動でギアチェンジが行われる |
特徴 |
・クリープ現象が起こらない ・エンジンブレーキの効きが強い ・車両重量が軽い |
・運転が簡単 ・運転免許を取得しやすい ・車種選びの幅が広い |
マニュアル車は新車で購入できる
近年盛んになっている電気自動車や自動運転車の開発や、ガソリン車の販売をゼロにするという取り組みは、マニュアル車販売にも大きく影響しています。
マニュアル車が新車販売される時代はこの先そう長くないかもしれませんが、まだまだ多くのメーカーでマニュアル車が新車で販売されていますので、マニュアル車好きはぜひチェックしてみてください。
マニュアル車の運転には限定なしの普通自動車免許が必要
車の運転免許には、マニュアル車とオートマ車のどちらも運転できる普通自動車免許と、オートマ車しか運転できないオートマ限定免許の2種類あります。マニュアル車を運転するためには、両方運転できる普通自動車免許を取得しなければなりません。
その理由は、マニュアル車はオートマ車に比べてクラッチ操作が加わるため、運転難易度が高くなるためです。現在、オートマ車のほうが流通している割合が高いこと、マニュアル車に乗る機会が少ないことから、オートマ限定免許を取得する人が増えています。しかし、後からオートマ限定を解除して、普通自動車免許の取得が可能です。
運転免許センターで技能試験をパスするか教習所に行くと、オートマ限定の解除が行えます。教習所では、以下の5車種が教習車として導入されているので、普段乗らない車を運転できるでしょう。
長い歴史を持つセダンの定番である「トヨタカローラアクシオ」
日本で市販はされていない教習専用車の5ドア版「マツダデミオ(マツダ2)」
雪国での教習にも役立っている「スバルインプレッサG4」
ホンダが新たに教習車市場に投入したモデル「ホンダグレイス」
タクシーや教習車によく使われている「トヨタコンフォート」
マニュアル車に乗るメリット
マニュアル車とオートマ車には、それぞれの良さがあり、どちらかが優れていると一概に言えるものではありません。どのような条件を車の運転に求めるかが大きく関係します。
自分にはどのタイプのトランスミッションが合うのかを決める前に、マニュアル車の主なメリットをチェックしてみましょう。
1.マニュアル車の方が運転が楽しい!
マニュアル車は、運転そのものを楽しみたい方に向いている車といえるでしょう。自分の判断と好きなタイミングでギアを選んで走るのは、車を操作している実感が強く、車との一体感を得られます。
マニュアル車はオートマ車よりも運転技術の技量が出やすいため、長く乗っていると上達を実感できるでしょう。ドライバーの操作次第で自由に車を操れるのが最大の魅力です。
2.アクセルとブレーキの踏み間違いが起こりにくい
マニュアル車では、発進時・加減速時に毎回手動でギアチェンジを行う必要があります。アクセル・ブレーキ・クラッチそれぞれのペダルを必要に応じて踏む動作を、運転中幾度も行うということです。
そのため、ギアの入れ間違いに気づきやすく、ペダルの踏み間違いが起こりにくくなります。また、クラッチ操作を誤るとエンストしてしまうため、万が一アクセルとブレーキを踏み間違えたとしてもすぐに気づきやすいことはメリットです。
3.適切なギアを選択できるため低燃費
マニュアル車は、オートマ車に比べ燃費が良い傾向にあります。マニュアル車はドライバーの主動作で任意にシフトチェンジできるため、燃費の良い走りを追求することが可能です。
低ギアでエンジンの回転数を上げると、高ギアで回転数を下げて走るよりも燃費効率は悪くなります。ドライバーの意図でギアを高めにキープして回転数を抑えられることが、マニュアル車が燃費が良くなる理由です。
緩い下り坂ではギアをニュートラルに入れて惰性で走行することもでき、ドライバーの運転技術で燃費を向上させる余地があります。
マニュアル車に乗るデメリット
どのトランスミッションにもメリットだけでなく、デメリットがあります。車購入の前に、それぞれのデメリットが、自分の重視する条件に大きく影響するかを考慮してみましょう。マニュアル車の主なデメリットは下記のとおりです。
1.オートマ車より操作が複雑
アクセルやブレーキ以外にも、クラッチやシフトレバーの操作が必要になるマニュアル車は、運転の難易度がオートマ車よりも高いことがデメリットです。クラッチ操作に慣れないうちはエンストを起こすこともあり、信号待ちから再発進するときなどにエンストを起こすとパニックになってしまうかもしれません。
走行中も頻繁なクラッチ操作が必要で、エンジンの振動や音も気にしながら繊細な操作を行う必要があります。また、スペックを発揮するにはエンジンの回転数やトルクの太さを考慮した操作を求められるため、運転のハードルが高いのが難点です。
2.車種の選択肢が少ない
近年の日本はオートマ車が主流になっており、マニュアル車は以前と比べて大きく少なくなりました。販売されている車種の数が少ないため、車選びの選択幅が狭くなってしまいます。
国産車のマニュアル車は数が少ないものの、輸入車ではマニュアル車がまだまだ健在です。選択肢を広げたい場合は、海外メーカーにも目を向けてみましょう。輸入車の注意点は、国産車と異なる点が多々あることです。中でも修理費用は、部品取り寄せなどの関係で高額になりやすい傾向にあります。
3.免許取得費用が高く教習時間が長い
マニュアル車の免許を取得する際には、オートマ限定免許よりも取得費用が高く、教習時間が長くなります。先ほども少し触れたように、マニュアル車はクラッチやシフトレバーなど、オートマ車に比べ操作が複雑です。
オートマ車よりも複雑な操作になる以上、その免許を取得するための費用も高くなり、教習時限数も増えることになります。技能講習時間で比較してみれば、オートマ限定が31時限であるのに対し、マニュアル免許は34時限必要です。
また免許の取得費用も、オートマ限定が「30~33万円程度」であるのに対し、マニュアル免許は「32~35万円程度」必要になります。
オートマ車にマニュアルトランスミッションを載せられる?
現代の車はオートマの技術が向上した一方、アナログな3ペダル式のマニュアルトランスミッション車は非常に少数派となってしまいました。マニュアルの設定があってもスポーツ車が中心で、セダンといった実用車が採用している例はごくわずかです。
そこで車好きであれば、「オートマ車にマニュアルを載せられるのか」と考えることも多くあります。本来のオートマのミッションを大胆に載せ替えるのは大掛かりな作業となりますが、本当に載せ替えは可能なのでしょうか。
マニュアルの設定がない車種でも載せ替えは可能
オートマからマニュアルトランスミッションへの載せ替えは、全ての車ではありませんが可能と言えます。実はトヨタは、本来はオートマ設定のみの車にマニュアルを載せて販売したことがあるのです。
そのモデルがセダンのマークX GRMNです。本来のマークXはオートマのみのラインアップですが、スポーツ性能を極限まで高めた限定車のGRMNは、オーソドックスな3ペダル式の6速マニュアルを載せていました。
ただ、メーカー公式のモデルではなくとも載せ替え可能な車があります。それは主にFRモデルのスポーツカーやセダンで、特にドリフト競技で人気のあるトヨタのアリストやチェイサー、日産のシルビアなどの載せ替えは、需要が高いようです。
マニュアルの載せ替えにかかる費用
マニュアルトランスミッションへの載せ替えは、載せ替えの定番車種をベースに改造するのであれば、新品のトランスミッションを入れても50万円ほどでできるようです。
ただ、載せ替えるときにコンピューター(ECU)の書き換えが必要になると、費用はどんどんと上がっていきます。ECUは、オートマのトランスミッションとエンジンの協調制御を行っていることもあり、車種によってはマニュアル用に書き換える必要があるでしょう。
また、シャシーに溶接などの加工が必要になると、費用はさらに上がります。あまりに手がかかりすぎると、100万円を超える高額な予算が必要になることもあるでしょう。
マニュアルへの載せ替えをする際の注意点
オートマからマニュアルへの載せ替えは改造に当たります。そのため、法的に構造変更の届出が必要となります。届出がない場合は不正改造となり罰則が適用されます。
構造変更は陸運局で行います。その際にはさまざまな書類が必要になるので非常に面倒です。さらに構造変更が通ったとしても、改造車として保険料が高額になったり受け付けてもらえなくなる場合もあるようなので、その辺りの確認も事前に十分にしておきましょう。
そして肝心なマニュアルの載せ替えは、基本的には正規ディーラーでは受け付けていません。主にチューニングショップが独自のノウハウで行っていると考えましょう。チューナーの技術により時間も費用も完成度も変わりますので、もし載せ替えを考えるならショップ選びも慎重に行いましょう。
【軽自動車】でおすすめの国産マニュアル車4選
軽自動車は車両価格や維持費の安さ、小回りが利くことが魅力です。近年は性能が上がり、街乗りでは普通自動車とそれほど差を感じずに運転できる車も増えてきました。そこでここでは、おすすめのマニュアル軽自動車を4車種ご紹介します。
スズキ ジムニー
スズキから販売されているジムニーは、1970年に登場したオフロード向けの軽自動車です。デビューから50年近い歴史や伝統がある車種で、2018年には4代目のJB64W型が登場し、グッドデザイン金賞を受賞しました。
ボディは初代から一貫してスクエア状の直線的なデザインが採用されており、ジムニーのトレードマークにもなっています。パートタイム4WDで2WDと4WDを任意に切り替えて走行できるのが特徴です。
ホンダ S660
S660はホンダから2015年に発売開始された2人乗りのオープンスポーツカーです。軽自動車の規格のミッドシップレイアウトオープンスポーツカーは珍しく、脱着式ソフトトップを備えた特徴的なオープンボディとなっています。
人や荷物を運ぶことには適していませんが、風を感じながら爽快な走りを楽しみたい方向けの車です。残念ながら、2022年3月をもって生産終了しました。
(参考:S660(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】)
スズキ ハスラー
ハスラーは、2014年にスズキから発売されたクロスオーバーSUVタイプの軽自動車です。悪路の走破性が高いのでアウトドアでも頼りになり、スポーツやレジャーを楽しむのにぴったりな車と言えます。2020年1月には2代目がデビューしました。
個性的なエクステリアも大きな特徴で、アウトドア志向の車にありがちな無骨さを感じさせないポップなデザインが話題となったモデルです。初代モデルにはマニュアル車があります。
(参考:ハスラー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】)
ホンダ N-ONE RS
N-ONE RSは、ホンダの人気の軽自動車N-ONEのスポーツモデルです。搭載しているマニュアルトランスミッションは、軽自動車では主流の5速ではなく6速を採用しているのがポイントと言えます。しかもこのトランスミッションはS660のものを使用し、駆動方式はFFでエンジンはターボ仕様です。
2速ギアにダブルコーンシンクロ、3速ギアにカーボンシンクロを装備して使用頻度が高いギアのシフトの爽快感を高め、さらにクラッチダンパーを採用することで、クラッチペダルの振動を低減し快適性を高める工夫も凝らしています。
「スポーティー」ではなく本格的な「スポーツ」グレードを用意したところに、ホンダの情熱を感じ取れるでしょう。
【コンパクトカー】でおすすめの国産マニュアル車5選
コンパクトカーは軽自動車よりも大きい小型自動車の総称です。ボディサイズが小さいことから狭く入り組んだ道路が多い日本の交通事情に適していて、取り回しよく運転できるでしょう。ここからはおすすめのMT車コンパクトカーを5車種ご紹介します。
スバル インプレッサスポーツ
スバルのインプレッサスポーツは1992年から販売されている乗用車で、スポーツ性を強く意識してデザインされているのが特徴です。現在までに数多くのスポーツモデルが開発されています。
最新モデルは2016年に登場した5代目で、「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用することで運転のしやすさが大きく向上しました。安全性能にも配慮しており、日本で初めて歩行者用エアバッグを採用したモデルでもあります。マニュアル車は、2015年式モデルまでです。
スズキ スイフトスポーツ
スズキのスイフトスポーツは、ハッチバック型のコンパクトカー「スイフト」のスポーツモデルです。見た目を変えただけでなく専用のチューニングが施された本格的なスポーツ車として改良されており、専用サスペンションやディスク化されたリアブレーキを装備しています。
初代は2003年に登場し、現在は2017年にフルモデルチェンジを受け4代目となりました。
日産 ノート
ノートは、ハッチバック型の乗用車として2005年から販売開始されました。マーチと同じプラットフォームで開発されており、日産ではグローバルカーの位置付けです。
2012年には2代目が登場し、日産の最量販車種として好調なセールスを記録しています。2013年にはRJCカー・オブ・ザ・イヤーも受賞しました。2016年にはハイブリッド仕様のe-POWER搭載モデルが追加されるなど、年々進化を続けています。2代目ノートのニスモ Sはマニュアル車です。
トヨタ ヤリス
トヨタ ヤリスは、TNGA思想に基づいた新開発エンジンによる爽快な走りと、世界トップレベルとも言われる低燃費性能が両立した新世代のコンパクトカーです。ガソリンモデルにのみマニュアル車があります。
ホンダ フィット
フィットは、ホンダのロゴの後継車という位置付けで登場しました。軽自動車を除いた乗用車の中では、最も小型の車種です。走行性能と低燃費を両立していることや、シンプルでありながら洗練されたデザインから大ヒット商品になりました。
2020年には4代目にフルモデルチェンジされ、国内向けモデルでは初めて車載通信システム「Honda CONNECT」が搭載されています。マニュアル車は3代目までです。
【セダン】でおすすめの国産マニュアル車2選
セダンとは、ボンネット・キャビン(乗客が乗るスペース)・トランクルームの3か所が仕切られているタイプの車です。
主に4ドアとなりますが、2ボックスや5ドアなどの車もあり、ボディサイズの大きさも異なります。ここからは、おすすめのセダンタイプのMT車を5車種ご紹介しますので参考にしてください。
スバル WRX STI
WRXは2014年に販売開始した希少なAWDのスポーツセダンで、STIとS4の2種類が用意されています。
2つの大きな違いはトランスミッションとエンジンにあり、STIには6速マニュアルとEJ20エンジンが、S4には連続可変トランスミッションと直噴ターボFA20エンジンが搭載されているのが特徴です。
STIは排気量こそ2,000ccと控えめながらもエンジンの最高出力・最大トルクは高く、パワフルな走行性能を実現しました。加速性能も高く、モータースポーツで鍛えられた優れた走行性能を発揮します。
スバル レガシィB4
レガシィは1989年に乗用4WDセダンのレオーネの後継モデルとして、セダンとツーリングワゴンの2本立てで販売されました。特に4輪駆動で見た目もかっこいいツーリングワゴンは、スポーツワゴンとして新たなブームを巻き起こしたスバルの代表車のひとつです。
4代目レガシィには、運転支援システムのアイサイト、ドライブアシストシステムのSIドライブなどが搭載され、安全性の高さが期待されました。長年愛されてきたレガシィですが、2020年にセダンタイプのレガシィB4の受注販売を終了しています。
【クーペ】でおすすめの国産マニュアル車3選
クーペとは、ドアが2枚で一列の主座席を備えたスポーティーな乗用車です。走行性能を重視しているため、全高を低く軽量化する傾向がありおしゃれな雰囲気の車種が多くあります。おすすめのMTクーペを3車種ご紹介しますので、参考にしてください。
スバル BRZ
BRZはスバルとトヨタの共同で開発され、2012年に市場に登場しました。名前の由来はBoxer Engine・Rear wheel drive・Zenithのイニシャルから取られており「究極のボクサーエンジン搭載後輪駆動車」という意味が込められています。
全高が1,310mmと非常に低くデザインされており、フロアやシートの位置もそれぞれ低い設計です。それでいて視界はしっかりと確保されており、快適に運転できます。
トヨタ GR86
86は後輪駆動レイアウトのスポーツカーです。トヨタとスバルの共同開発により2012年にデビューし、BRZの姉妹車として販売されています。2016年にマイナーチェンジが加えられ、2021年に「GR 86」としてモデルチェンジが発表されました。
小型化、軽量化、低重心によって高い走行性能を備え、操縦性にもこだわって設計されています。インテリアもスポーツカーのコックピットを意識した機能性が高いデザインが施されており、走ることを追及した車として人気を得ました。
日産 フェアレディZ
現行型(RZ34型)のフェアレディZは2023年8月に発売されました。最大の特徴は伝統的なボディデザインを採用している点でしょう。現在も非常に高値で取引されているという初代フェアレディZ(S30型)と、デザインが成功して人気が衰えない4代目(Z32)型のエッセンスを取り入れています。
S30型の特徴が現れている点はフロントフェイスです。特にヘッドライトの造形はS30のデザインを現代に落とし込んでいます。そしてZ32型のエッセンスはリアビューに現れており、テールランプにそれを取り入れることによってZ32型の流麗なリア周りの雰囲気を醸し出しているのが特徴です。
日産におけるZは、ピュアスポーツという存在です。そのため6速マニュアルを採用しています。最高出力405psのハイパワーFRを3ペダル式のマニュアルで操ることは、スポーツカーを運転する喜び・醍醐味そのものと言えるでしょう。
【オープンカー】でおすすめの国産マニュアル車2選
オープンカーとは、乗用部分の屋根がないか、屋根の開放が可能な車です。爽快な風を感じながらドライブができます。ここからは、おすすめのオープンカーのMT車を2車種ご紹介しますので参考にしてください。
マツダ ロードスター
ロードスターはマツダが1989年から販売しているオープン型ライトウェイトスポーツカーです。海外では「MX-5 ミアータ」の名前で親しまれています。モデルチェンジを重ねて2015年から4代目が販売中です。
日本の伝統的なボディラインを組み込んだデザインは評価が高く、2016年累計生産台数100万台を達成する世界中から愛される車となりました。2016年にはハードトップモデルも追加されており、従来のソフトトップモデルとはまた異なる魅力を楽しめます。
ダイハツ コペン
車の楽しさを多くの人に知ってもらいたいとの思いから開発されたのが、軽2シーターオープンカーのダイハツ コペンです。Robe・XPLAY・Cero・GR SPORTの4種類のグレードが展開されており、どのグレードにもMT車がラインアップしています。
【SUV】でおすすめの国産マニュアル車2選
SUVは「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」の略で、スポーツ用多目的車を意味しています。街乗りだけではなくアウトドアでの運用も想定されており、さまざまなシーンで活躍できる人気ジャンルです。おすすめのMT SUVを2車種ご紹介します。
トヨタ CH-R
さまざまなボディサイズのSUVが展開されている中で、ちょうど良いコンパクトなサイズとして人気があるのが「トヨタ CH-R」です。一部のグレードではMT車をラインアップしていました。
マツダ CX-3
マツダから販売されているCX-3は、2015年に登場しました。オンロードでの性能を重視したクロスオーバーSUVのため、アウトドアよりも街乗りに適しています。マイナーチェンジを重ねて2020年に改良型が発売されました。
SUVとしては比較的コンパクトなボディのため狭く入り組んだ道でも取り回しに優れており、市街地でも運転がしやすい車です。一方で長距離ドライブにも十分に対応できる性能を有しています。残念ながら2020年の改良を機にAT車のみへ集約されたため、現行モデルはMTの設定がありません。
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まとめ
北野晶夫
オートバイ雑誌と自動車WEB媒体の編集部員を経験後に独立し、フリーの記者・編集者となり現在に至る。
新車取材のほかチューニングカーやレースの取材等も行う。写真撮影も行い、撮影・執筆・編集と一連の制作を担当することが多い。読者のカーライフを応援できる記事づくりがモットー。
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