2021年は新古車の購入がおすすめ！魅力や注意点・購入に適した時期も解説
新古車とは、新車とほぼ同じ状態にも関わらず価格が安くなっている車のことを言い、登録済未使用車とも言われます。
新古車は本来市場に流通することが少ない車でした。しかし、新型コロナウィルスの影響を受け新車の売れ行きが減少していることにより、現在では新古車が増えています。
この記事では新古車の魅力や購入に適した時期、購入にあたって注意点などをご紹介します。あわせて2021年注目の新古車もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・新古車とはどのような車を指すのか、現在増えてきている理由をご紹介します。
・新古車を購入するのであれば絶好のタイミング、購入にあたっての注意点押さえておこう。
・ネクステージおすすめの2021年に購入したい新古車4車種をご紹介します。
2021年は新古車の購入がおすすめ！
新古車は実際に使用していたかどうかが一般的な中古車との違いとなり、未使用であっても中古車として扱われています。中古車としては流通の少ない新古車ですが、なぜ2021年の購入がおすすめなのでしょうか。
この項目では新古車についての詳しい解説と新古車が流通する理由、おすすめの理由をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
新古車とは？
現在新古車は「登録（届出）済未使用車」と呼ばれています。しかし、以前は実際に運転されていた車であっても新車さながらの良質な中古車であれば新古車とされ、呼び名だけでなく指定される範囲も異なりました。
新古車自体は「中古車」に該当しますが、「新」と付くことから消費者から誤解を招く恐れがあるため、名称が変更されました。
現在ではディーラーなどで試乗車や展示車などの新車登録されている、走行距離が短い、新車とほぼ同じ状態、性能の車であることを条件にした車が新古車（登録済未使用車）と呼ばれます。この記事における新古車はこの登録済未使用車です。
新古車の使用禁止は自動車公正取引協議会による「自動車公正競争規約」にて規定されました。加盟していない販売店では新古車と表記している場合がありますが、加盟している販売店の方が信頼できると考えていいでしょう。
新古車が中古車市場に流通する理由
実際に使われていない新古車が中古車市場に出てくる理由は、流通の仕組みにあります。販売店ではメーカーから課されている販売台数があるため、この台数を達成しなくてはメーカーからのインセンティブが受け取れません。
このことから、ディーラーがノルマとして課された目標台数を達成するために売れ残ってしまった新車があればディーラーの名義で登録を行い、新車として販売されたという実績を作ります。
その後、ナンバー登録が済んでいる新古車として販売店やオークションなどで安く販売されることが中古車市場に新古車が流通する理由です。
2021年はなぜ新古車がおすすめなの？
2020年以降、新型コロナウィルスの影響により旅行などを含めた外出を控えざるを得なくなり、新車を購入する消費者が少なくなりました。
購入される新車が減少することで自ずと新車登録台数が低迷し、目標販売台数に達していないメーカーやディーラーが増えます。そのため、ディーラーはノルマを達成させようと自社で新車登録を行うことで販売実績を上げ、それらが中古車市場へ流れることで新古車が増えました。
これまで流通の少なかった新古車はこのような理由から流通が増え、2021年は安く購入できる可能性が高くなっています。
中古車購入で新古車をおすすめする様々な魅力
新車が欲しいけれど高くて予算が足りない、もう少し安ければ買えそうという人もいるのではないでしょうか。
新古車は普通の中古車と異なり、年式が新しいものが多いだけでなく走行距離も少なく新車同様の車が安く手に入る点が魅力です。この項目では、新古車の魅力をいくつかある中からピックアップしてご紹介します。
新車と変わらないのにお得な価格
走行距離が短く新車さながらの内外装にも関わらず、新車よりも安く購入できることが新古車を買う魅力のひとつです。
販売店によって価格は異なりますが、新車価格より1割から2割程度お得に購入できるでしょう。しかし、人気の車種や特別仕様車といった車は新古車でも新車と比べて価格差がないことがあるため、購入の前には新車価格も併せて調べておくことをおすすめします。
車検残が長く税の負担が無い
中古車の多くは購入時に車検を受ける必要があります。しかし、新古車の場合は車検が残っていることが多いだけでなく、新車同様に次回車検まで2年以上残っていることも珍しくありません。
これは、車検費用をディーラーが登録した際に支払っているためです。車検費用には重量税が含まれているため、購入時の重量税負担がありません。また、次の車検までの期間が長いという点も大きな魅力です。
しかし、自動車税に関しては月割り制度が適用されるため納付義務が生じます。購入月によっては少額で済む場合もありますが、自動車税に関してはいくらかの税負担があることを覚えておきましょう。
メーカーオプション付き
メーカーオプションは、本革シート、スライドドア、衝突軽減システムなど車の注文時に付けることができる内外装の装飾、機能などのことを言います。メーカーオプションに指定されているものは後から付けることができません。
似たものにディーラーオプションがありますが、こちらはカーナビやドライブレコーダーなどの後から取り付けられる付属品のことです。展示車や試乗車であった新古車は、購入する意欲を高めてもらうために様々なオプションを付けている車が多くあります。
新車の場合、一から付けるとなると本体価格に加えてオプション価格も上乗せされ高くなってしまいますが、新古車であれば様々なオプションが付いているためその分の費用を浮かせることが可能です。
納車に時間が掛からない
新車で車を購入した場合、契約してから作業が始まるため納車まで約1か月から3か月かかることがあります。
また、オプションを付ける場合や人気の車種であることに加え新型コロナウィルスの影響により製造が遅れているなどの理由から、さらに納車が延びることも考えられるでしょう。
一方の新古車は、販売店に現車があることから約3日から1週間と短い期間で納車されます。長期間待たずに乗ることができるという点も魅力のひとつです。
新古車購入におすすめの時期
新古車の購入は決算期の4月または10月頃と、モデルチェンジが行われる前が狙い目です。
決算期には売れ残ってしまった新車をディーラーが自社で登録し、新古車で売り出します。在庫数と選べる車種が増えるため、ほかの時期に比べ好みの車が見つけやすくなるでしょう。また、売り切ってしまうためにサービスや特典を受けられる場合もあります。
自動車の平均的なモデルチェンジのタイミングは発売後2年から3年です。販売店は新型モデルを優先的に売り出すために新車で残っている古いモデルの在庫を新古車に変え、在庫のバランスを調整します。新古車としてと安く売り出されるこのタイミングも狙い目の時期です。
新古車は新車と変わらない状態である上に安く手に入ることから人気があります。しかし、流通が少ないことからすぐに売り切れてしまうことが考えられるため、購入のタイミングだけなくどこで売られているのかを事前に調べておきましょう。
新古車が購入できる店舗はどこ？
新古車は「ディーラー」「中古車販売店」「未使用車専門店」で購入することが可能です。ディーラーでは自社で売り出すより系列店の中古車取り扱い店舗や新古車専門店に卸すことが多く、店舗内で抱えている在庫が少ない場合があります。
しかし、モデルチェンジ前など在庫が増えてくる時期はあるため、店舗内の展示車や試乗車が入れ替わっていたら尋ねてみるとよいでしょう。
中古車販売店はディーラーをはじめとした他所の販売店から車を買取し販売しているため、在庫を多く持っている場合があります。ディーラーよりも敷居が低く足も運びやすいため、気軽に新古車を探したい方にはおすすめです。
新古車のみを取り扱う専門店は、オールジャンル取り扱っている店舗もあればSUVや軽自動車など主力を掲げている店舗もあります。ある程度希望が絞られている方におすすめです。
新古車にもデメリットや注意点はある？
新古車の購入を考えている場合、魅力だけでなくデメリットにも目を向けておかなくてはなりません。扱いは中古車ですが、新古車という性質がゆえ特有の注意点があります。
新古車を選ぶにあたり、購入前に確認しておきたいデメリットや注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
流通台数が少ない
一般的な中古車と異なり、販売される台数が少ないことが一番のデメリットです。先述した通り、新古車そのものの数が多くありません。そこに加え価格の安さ、納車の速さ、オプションが充実しているなどからさらに競争率が上がります。
そのため決算期など台数が多くなる時期以外では、悩んでいると売り切れてしまうこともあるでしょう。なかでも人気がある車種やボディカラーなどは、店舗で売りに出されてすぐ売れてしまう可能性があります。
このことから、新古車を購入する場合は早めに店舗に問い合わせをし、実際に見て自分の購入条件に合った車があればすぐに決断した方がいいでしょう。
装備品やカラーなどの選択が不可
オプションの装備やカラーが既に備わっていることは大きな魅力ですが、場合によってはこれがデメリットとなることがあります。
新車を購入する際には自分が付けたい装備や性能、カラーなどを選ぶことが可能です。しかし、新古車は既に完成された車であることから、メーカーオプションで付けることができる装備や外装、内装のカラーなどを後から選択するということができません。
オプションが付いているとはいえ、それが必ずしも欲しいものであるとは限らないため、購入の際には妥協できる点、譲れない点をあらかじめ考えておきましょう。
メーカー保証の継承に費用がかかる
メーカー保証は不具合が起きた時に修理費や部品の交換費用などを無料で行うことができる保証で、一般的には「3年」付帯しています。新古車は保証期間の残りが長いため、購入後の保証継承がおすすめです。
新古車を購入した時点で自動的に保証が継承されるということは無く、継承手続きを行わなくてはなりません。名義変更後に1年点検と同様の点検を行い、不具合などがなければ継承に必要な費用を支払うことで手続きができます。
この手続きの費用はディーラーなどによって多少異なりますが、約1万円から2万円です。メーカー保証の内容や継承にかかる費用などを購入前に確認しておくといいでしょう。
2021年の新古車購入におすすめな車種4選！
決算期やモデルチェンジ前に増える新古車ですが、どの車種がいいのか悩んでしまう方も多いでしょう。人気のある新古車は悩んでいるうちに売り切れることが多く、事前にどのような車種にするかを決めておくことが大切です。
この項目では、2021年おすすめの車種から「N-BOX」「タント」「セレナ」「ヤリスクロス」の特徴や価格をご紹介しますので参考にしてください。
ホンダ N-BOX
N-BOXのLターボの特徴は、後ろ左側のドアがパワースライドドアが標準装備されていることです。右側もオプションでパワースライドドアにすることができます。
また、ロールサンシェードや充電用USBジャックが標準で装備されていることも特徴で、長距離のドライブも快適に過ごせる使い勝手の良い車です。2021年にマイナーチェンジが行われたことから、新古車が多く流通されています。
新車価格は175万8,900円~189万2,000円、中古車価格は約139万円~179万円です。
（2021年6月時点での情報です）
(参考：『ホンダ N-BOXの中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ダイハツ タント
タントは背が高いことで車内が広く、子供がいる家庭に人気があるトールワゴンタイプの軽自動車です。新古車の中でも人気が高い車種であることから、販売されるとすぐに売り切れてしまいます。左右に滑らかにカーブしている大きなフロントガラスが特徴で、視野が広くなり安全性も高い車です。
また、前側のドアと後ろ側のドアを区切る柱がなくなっているためチャイルドシートに子供を乗せる時や大きな荷物を載せる、お年寄りの乗り降りなどが楽にできることも特徴でしょう。
新車価格は164万4,500円~176万5,500円、中古車価格は約109万円からと新車に比べて大幅に安くなっています。
（2021年6月時点での情報です）
(参考：『ダイハツ タントの中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
日産 セレナe-POWER
セレナはシートアレンジの幅が広いため、乗車人数が多い、荷物をたくさん乗せるなど、使い方に合わせた車内空間を作れることが特徴です。
エマージェンシーブレーキが全車に標準装備されているため、安全性においても最高ランクの優れた車となっています。
新古車の中でも人気が高く市場に流通れるとすぐに売り切れてしまうため、在庫があるうちの購入がおすすめです。
新車価格は329万3,400円~380万9,300円、中古車価格は約199万~229万円となっています。
（2021年6月時点での情報です）
(参考：『日産 セレナe-POWERの中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
トヨタ ヤリスクロス
ヤリスクロスの中でも「ヤリスG」はオプションが豊富で、アルミホイールや3灯式のLEDヘッドランプ、コンフォートシートセットなどを付けることができます。
運転席のシートポジションを記憶し簡単な操作で戻すことができるイージーリターン機能やシートヒーターなど、快適に乗ることができる機能が満載の車です。
そのほかにもスマートエントリーやスタートアシスト機能、大画面のディスプレイオーディオなどが標準で装備されています。
新車価格は177万3,000円~213万円、中古車価格は約129万円~159万円です。
（2021年6月時点での情報です）
(参考：『トヨタ ヤリスクロスの中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
PRヤリスクロスの最新在庫情報
291.1 万円
ハイブリッドＺ
純正ＤＡ ナビキット付 パノラミックビューモニター ハーフレザーシート シートヒーター ステアリングヒーター ＬＥＤヘッドライト 純正１８インチＡＷ トヨタセーフティセンス レーダークルーズ
294.9 万円
ハイブリッドＺ
衝突軽減 禁煙車 純正８型ディスプレイオーディオ 全周囲カメラ レーダークルーズ Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ ＥＴＣ シートヒーター パワーシート ハーフレザー ＬＥＤヘッド スマートキー 革巻きステアリング
262.9 万円
Ｚ
純正８型ディスプレイオーディオ 禁煙車 全周囲カメラ セーフティセンス レーダークルーズ ブラインドスポットモニター シートヒーター 純正１８インチアルミ パワーシート ＥＴＣ ＬＥＤヘッド
271.4 万円
ハイブリッドＧ
純正ディスプレイオーディオ 全周囲カメラ トヨタセーフティセンス レーダークルーズ ＥＴＣ Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ クリアランスソナー オートマチックハイビーム オートエアコン 禁煙車 スマートキー
290.5 万円
ハイブリッドＺ
禁煙車 トヨタセーフティセンス 純正８型ディスプレイオーディオ レーダークルーズコントロール 全周囲カメラ ＬＥＤヘッドライト ハーフレザー ブラインドスポットモニター シートヒーター 車線逸脱警報
287.9 万円
ハイブリッドＺ
８型ディスプレイオーディオ／ナビ付き バックカメラ レーダークルーズ ＥＴＣ ハーフレザーシート シートヒーター パワーシート ＬＥＤヘッドライト オートマチックハイビーム 車線逸脱警報 スマートキー
290.8 万円
ハイブリッドＺ
パノラミックビューモニター ヘッドアップディスプレィ アダプティブハイビーム ハーフレザーシート シートヒーター ＬＥＤヘッドライト 純正１８インチＡＷ 運転席パワーシート トヨタセーフティセンス
289.9 万円
ハイブリッドＺ
セーフティセンス 禁煙車 ナビキット付ディスプレイオーディオ パノラミックビュー パワーバックドア レーダークルーズ スマートキー ＬＥＤヘッド フルセグＴＶ Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生 ＥＴＣ
もっと見る ＞
※価格は支払総額
新古車を見つけるならネクステージがおすすめ！
市場に流通することが少ない新古車ですが、中古車専門店であるネクステージでは多数取り扱っており、ホームページから検索も可能です。検索条件の「新車・車検残」から「新車・未使用車」を選択するだけで、全国の店舗内にある在庫をご確認いただけます。
様々なメーカーや車種、走行距離、ボディカラーなど、自分の好みに合わせた条件を絞り込むこともできるため、ぜひご活用ください。
お近くの店舗に在庫が無い場合でも他の店舗から取り寄せができるため、実際に目で見て購入を決めることが可能です。在庫多数のネクステージの検索サイトをぜひご利用ください。
まとめ
2021年は、新型コロナウィルスの影響によりメーカーやディーラーの販売台数が低迷していることから新古車の流通が増える傾向にあります。
新古車には多くの魅力がありますが、基本的に販売台数が少なくオプションを後から付けることができないなど、いくつかのデメリットがあることを理解した上で購入を決めましょう。
ネクステージでは新古車も多数取り扱っており、検索サイトでは細かく条件を指定し好みに合った車を探すことができます。気になる車がありましたらネクステージまでお気軽にお問い合わせください。
