安い中古車を購入したい！相場の基準や安い車を選ぶ時の注意点とおすすめ車種
中古車は車を買い替える時におすすめの選択肢です。新車に特別こだわらない方であれば、価格の観点から中古車の方が得であるケースも多々あります。
可能であれば性能が良く、安い中古車を買いたいところです。しかし、ただ安いだけの中古車を選んでしまった場合、購入後の故障にも繋がりやすくなることも懸念されます。そのため、選ぶ際は年式や走行距離、オプション装備や購入時期などが相場に影響を与える点に注目です。
中古車の相場や選ぶときの注意点を覚えて、お買い得な中古車を購入しましょう。中古車購入がメリットとなる人、おすすめ中古車種や相場などをご紹介します。
※目次※
・中古車の評価は車種やボディカラー、車の状態や搭載されているオプションの数など様々な要素が考慮される。
・新車に強いこだわりを持たない、短い期間で車を買い替えたい人は中古車がおすすめ。
・自分にとってお買い得な中古車か否かは個人の判断基準にもよるため、車種や価格、装備などを絞って考えることが良い車を見つけるコツ。
中古車の相場は何を基準に安いと決まるの？
同条件の中古車が複数ある場合、安い車を買いたいと思うことは自然です。同じ年式や同じコンディションの同車種であれば、価格が優先されるでしょう。
実際は中古車は1台ずつ状態が異なり、人気や流通台数によって相場は左右されます。一概にどれが安い車か判断することは困難ですが、以下のポイントは重要な目安となります。
車種の流通台数や人気
車種の流通台数や人気は相場に直結する要素の1つです。人気の車種である場合や、すでに生産が終了しているモデルは中古車相場も高くなります。円高など経済的な要因が価格に大きく影響を与えるケースもあるでしょう。
中古車相場において需要と供給のバランスは大切です。上記のような理由で需要に対して供給が少ない場合、相場は高くなることが考えられます。
反対に、新しいモデルが出て旧モデルになったことから人気が落ちることもあるでしょう。相場はその時々の流通台数や人気に大きく左右されます。
年式や走行距離・車両状態
年式や走行距離、車両の状態によっても中古車の相場は変わってきます。一般的に年式は古いほど、走行距離は長いほど中古車としての価値は下がるでしょう。
年式と走行距離はバランスも大切です。年式が古い場合でも、走行距離を大きく稼いでいない車の場合は高い価格が付くことも考えられます。
車両の状態においても凹みがある車やパーツの消耗が激しい車より、良くメンテナンスされていて問題のない車の方が価格は高くなるでしょう。
オプションの装備
傷や汚れなど、車を外から一目見て分かるものもある一方、オプションのように詳しく車をチェックしてみないと分からない基準もあります。
オプションの内容にもよりますが、オプション搭載車は相場が高いことが特徴です。中でも純正のメーカーオプション搭載車は後から替えが効きません。
メーカーオプションを搭載している車は値崩れを起こしにくいと言えます。反対に、オプションを搭載していない車の相場は安く、純正オプションを搭載していないことも頻繁にあるでしょう。
購入時期でも相場は左右される
購入する時期も中古車の相場に影響を与えます。ボーナスやゴールデンウィーク、夏季休暇などの販売量が増える時期、決算期などは安く買える可能性も高まるでしょう。
3月と9月が決算期に当たるため、新年度に備えて車を買おうと考えている方には最適の時期です。限定的なケースですが同車種でモデルチェンジが行われた後にも注目してみましょう。
モデルチェンジが行われた後は旧モデルの相場が低くなるため、新モデルの登場を待ちながら、あえて旧モデルを買うことも1つの方法です。
相場より安い中古車を購入する時の注意点
相場を左右する要因を知ることで、同じ車でも安く買える可能性は高くなるでしょう。安く買える時期に買ったり、必要ないと思えるオプションを候補から除外することはおすすめです。
相場より安い中古車にめぐり合いやすくなりますが、同時にいくつかの注意点にも留意しておきましょう。相場より安い車は問題を抱えていることもあります。
修復代がかかる車
相場より極端に安い車は、状態が万全でないこともあります。購入時は価格の安さに魅力を感じても、購入後に修復代がかさんでしまうかもしれません。
エンジンや電気系統のトラブルは目には見えないため、見えない不具合を抱え込んでしまっているケースもあります。大きな故障が起きた後ではお金も時間も掛かってしまうでしょう。
あらかじめ問題のない中古車であることを確認してからの購入をおすすめします。修復代が掛かりそうな場合は回避することが無難です。
プラス諸経費を考慮しよう
中古車カタログやインターネットを見ていると、非常に安い中古車が売られていることに気付くかもしれません。しかし、カタログやサイトに掲載されている値段は車両本体価格であり、購入にはさらにお金が掛かります。
車両価格に加えてオプション費用と諸費用を考えなければなりません。諸費用には法定費用や手続き代行費用など、車を乗る上で必須となる手続きが含まれます。これらを全て合わせたものが乗り出し価格です。
安い車には修復歴車もある
相場よりも安い車の中には修復歴がある車も含まれているかも知れません。車のフレームに修理もしくは交換があるものを修復歴とみなします。
修復歴がある車は過去に事故や修理を経験していることから、次も故障する可能性が高いと言えるでしょう。大きな事故があった場合、当時動かなくなったパーツ以外の部分も損傷を受けているケースがあるためです。
修復歴のある車に気付いた場合、こちらも購入は避けましょう。安くても後々大きな出費に繋がる可能性も否めません。
相場より安い中古車が向いている人
相場よりも安い中古車に焦点を当ててみると、問題のある車も含まれていることが分かります。中古車購入に抵抗を感じてしまうかもしれません。
しかし、上述の注意点に気を配り自身のニーズを把握することで、安い中古車を見つけることは可能です。車の次は人に目を向けてみましょう。相場よりも安い中古車がおすすめな人は以下の通りです。
新車では入手できない車種に乗りたい人
中古車は新車よりも価格が落ちることから、新車では入手できない車種に乗りたい方におすすめです。中古車の購入は金銭的な余裕を生みます。
本来であれば乗れなかった車のランクにも、中古車であれば届くことは独自のメリットです。車に大きなお金を支払いたくないと考えている方にもおすすめできます。
加えて、生産終了した車種が好きな方も中古車であれば購入できるチャンスが生まれるでしょう。中古車の選択肢は幅広く、お気に入りの車を見付けられる可能性も広がります。
初心者なので安い中古車でいい人
車を初めて買う方や、通勤に使う方は車に強いこだわりを持っていないケースがあります。運転初心者や「乗れれば良い」と考える方にも中古車はおすすめです。
貯金して高い新車を買ったとしても、運転に不慣れな状態では傷や凹みを作ってしまうかも知れません。あるいは初心者には予想以上に運転しにくいケースも考えられます。
新車の傷や凹みは精神的にも大きな影響を与えるでしょう。安い車で良いと考えている方には、出費を抑えられる最適な判断となり得ます。
短いスパンで車を乗り換えたい人
車に関する技術の発展は目覚ましく、5年10年と経つと車の性能は大きく変わります。新車、中古車どちらを買うか判断する上で大きなポイントとなるでしょう。現状でも先進安全装置のように、機能が付いている車と付いていない車に分かれています。
新車で長く乗り続けるよりも、短いスパンで中古車を乗り換えていく方が合っている方もいるでしょう。中古車は乗り換えに大きな手間が掛からず、手続きも簡単です。
人気の相場が安いおすすめ中古車はコレ！
車に限らず品質の高い商品は数多く販売され、また長い間愛用されます。中古車の場合、高品質で高評価の車は流通台数も多く、自分の目的に適った1台を見つけることが可能です。
購入後の満足度が高く、買い替えの期間が長くなるでしょう。その結果経済的にも納得のいく買い物となります。ここでは異なった予算の3種類の車種を見てみましょう。
予算が50万円台なら日産 デイズ
日産が特に積極的に取り組んだ軽自動車で、その意気込みを感じる1台です。2013年に初代が、2019年に現行車種に当たる2代目が発売されました。自然吸気エンジン仕様車は「平成27年度燃費基準+20%」に認定されています。
2代目にはプロパイロット（自動車専用道路で使用可能な運転支援機能）が搭載され、安全性が向上しました。また、グッドデザイン賞を受賞しています。中古車の相場は50万円台です。
（2021年6月時点の情報です）
（参考：『デイズ（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRデイズの中古車をチェック
※価格は支払総額
流通数が多く人気のホンダ N-BOX
ホンダのヒット車種で、ホンダ初の軽スーパーハイトワゴンです。2011年に初代が、2017年に現行車種が発売されました。2012年には派生車種のN-BOX+が発売されています。N-BOX+には介護補助やバイク等の積み下ろし用のスロープが追加されました。
現行車種には安全運転支援システムであるHonda SENSINGが搭載されています。中古相場は約90万円から120万円で、現行車種であれば140万円台です。
（2021年6月時点の情報です）
（参考：『N-BOX（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)
予算が100万円台なら日産ノート
日産ノートはハッチバック型のコンパクトカーで、使い勝手の良さで評判を得ています。初代は2005年から2012年まで製造販売されました。2005年にグッドデザイン賞を受賞しています。
2代目は2012年から2020までの製造販売です。2016年にe-POWER車が投入され、好売り上げを達成しました。2016年のマイナーチェンジから5年が経過しており、中古車価格は100万円台とお考え下さい。
（2021年6月時点の情報です）
（参考：『ノート（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRノートの新着中古車
※価格は支払総額
5年落ちで150万円以内トヨタ アクア
ハイブリッド仕様のハッチバックコンパクト車です。2012年末に発売されました。5ナンバー車で取り回しが良くなっています。また、空気抵抗の低減を目指し、ルーフの中央部を凹ませた形状を取りました。こちらはシルエットの大きな特徴の1つです。
2012年から約9年間に渡り好評を博し、現在は6車種プラス特別仕様車3車種のラインアップとなりました。5年落ちで150万円以内が中古市場での相場です。
（2021年6月時点の情報です）
（参考：『アクア（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージで相場が安い中古車を見つける検索方法
日産のデイズやホンダのN-BOXなど、いくつかの車は控えめな価格で購入できます。安い中古車を見逃さないために、検索方法を知っておきましょう。
ネクステージでも上記の中古車を取り扱っております。車の状態によって値段は上下しますが、以下のポイントをチェックすることで、希望に沿った1台により出会いやすくなるでしょう。
車種と価格などの条件をチェック
同じ車種の中古車でも年式や走行距離、ボディカラーなど価格を左右する要素がいくつかあります。自分の希望する車種や価格、カラーなどを絞り込んでみましょう。
ネクステージにある「複数の条件で検索」の欄から絞り込みが可能です。価格を狭めて検索すると、希望する価格帯に共通するポイントが見えてくるかもしれません。
自分にとって必須と思われる項目以外は、1度外して検索するのもひとつです。希望する項目を1つ外しただけで価格が安くなることも考えられるでしょう。
自分のこだわり装備をチェック
ネクステージの検索には「こだわりの装備で選ぶ」という欄が存在します。走行距離やオプション装備などに関しては、ここで設定を行い検索をお試し下さい。
多少値段が高くなっても構わない、特定の装備だけは譲れないと考えている方におすすめの検索方法です。ドアやシート、安全装置にナビなど車に求める装備を事細かに検索できます。
車種に価格、オプション装備など全ての条件を満たしている車が見つからない場合は、いくつかの検索条件を外して再度お探し下さい。
検索地域を絞ってみよう
ネクステージは全国に店舗を持つため、地域を絞って検索することもできます。地域選択は北海道、東北、関東など大きな地域ごとに分かれています。更に細かい店舗検索も可能です。
地域検索をすることで、近くにどのような車が売られているか知ることができるでしょう。ご希望の車種があれば、最寄りの店舗にお取り寄せすることもできます。
買いたい車が絞り切れない方にも地域検索はおすすめです。近隣の店舗にある車種を確認し、試乗したうえで評価を決められるでしょう。
保証や修復歴無しを入力検索
安い中古車を購入する場合でも、保証は非常に大切です。ネクステージのサイトでは、保証や修復歴の確認をすることもできます。「フリーワード検索」の枠をお試し下さい。
「保証」や「修復歴なし」を選ぶことで該当する車種をピックアップします。保証の単語を入れるだけでも、条件にマッチした中古車が数多くヒットするでしょう。
気になる項目がある場合、他の単語でもフリーワード検索から調べることができます。細かいチェック項目があるケースにご活用下さい。
画像や詳細をチェック
いずれかの方法で検索した後は、ヒットした車種を確認しましょう。車の画像をクリックすることで詳細ページに飛べます。車の外観がどのようになっているか、年式や走行距離などの詳細情報を1度に知ることができるでしょう。
検索条件に見合った車を短時間で確認できます。車同士の価格差がどこで生じているか分かるため、自分の選んだ条件がどれだけ金額に影響するか知れるでしょう。
多くの台数をチェックしたい方や、特定の車種の相場をもっと詳しく知りたい方にも便利にお使いいただけます。
相場よりも安い中古車をネクステージで探そう！
どの中古車を買うか決める時、金銭面は大きなポイントとなるでしょう。車両価格が安い車を選びたくなってしまうかもしれません。しかし、購入後を考えれば保証も非常に大切です。
ネクステージは手厚い保証に加えて、修復歴のある車は取り扱っておりません。安心してご購入いただけます。中古車の品揃えも豊富なため、相場よりも安い車を購入したいとお考えの方は、ぜひネクステージの検索をご利用下さい。
まとめ
念入りに検索すれば、相場よりも安い中古車を見つけることができるでしょう。安い中古車を見つけた時は、しっかりとその車に関する説明を受け、納得した上で購入することが重要です。
将来的な安全も考えた場合、信頼できる販売店で購入することが欠かせません。堅実な価格設定、中古車のメンテナンスを実施している販売店を見極めましょう。
ネクステージでは詳細な検索条件をベースに、ご希望に合う車をすぐに探し出せます。複数の車種の比較や、新車販売終了してしまった車種をお探しの際にもぜひお試しください。
