国産車の生い立ちはいかに?各メーカーの特徴や国産ボディタイプを紹介!
国産車を販売している自動車メーカーは、10社以上も存在しています。世界的にみても、自動車が身近な存在である国です。しかし、世界初となる自動車はフランスで製造された蒸気自動車でした。国産車はいつ頃からできたのか、歴史が気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、国産車の歴史から主なメーカー、ボディタイプなどをご紹介しますので参考にしてください。
※目次※
・自動車は1769年のフランスから始まり、日本では1907年にダイハツが初めて国産ガソリン自動車を製造した
・国産車のボディタイプは多く使用目的に合わせて選ぶことができるため、特徴を知っておく必要がある
・中古車の購入は、充実した保証と国産車の在庫数にこだわるネクステージへがおすすめ
国産車のこれまでの歴史とは?
世界初となる自動車は、フランスから始まっています。その後、アメリカ・日本と普及していきました。自動車の歴史は古く、現在の自動車のルーツになっています。国産車はいつ頃から造られたのか、どの自動車メーカーが最初に製造したのか気になる方もいるでしょう。この項目では、世界初の車の誕生から国産車の歴史をご紹介します。
フランスで世界初の車が誕生
1769年に、フランスで世界で初めてとなる自動車が発明されます。「ニコラ・ジョセフ・キュニョー」が、軍隊の大砲を運ぶために蒸気自動車を造ったことが始まりです。
最初の自動車は、車体が重く大きいことで速度が10km/L以下だと言われています。また、走行実験の際にハンドルを切り損ねて世界初の交通事故を起こしたのもこの自動車です。
なお、このころの日本は江戸時代で、庶民が乗り物に乗れるようになったばかりでした。乗り物は「駕籠(かご)」が主流です。
ドイツにガソリン車が登場
ガソリン車よりも電気自動車の歴史のほうが古く、1777年に電池・1823年にモーターが発明されました。1873年にイギリスで電気式4輪トラックが発明され、世界初の時速100km/L超えを達成したと言われています。
1885年にドイツ人の「ゴットリープ・ダイムラー」が、4ストロークエンジンを開発しました。その後、1886年には4輪車の開発に成功しています。同年に「カール・ベンツ」がガソリンエンジンの3輪車を完成させ、実際に販売されました。
ついに国産車の製造がスタート
ガソリン自動車の生産・販売の先駆けはフランスで、1900年1月から1901年4月にかけて1,500台のガソリン自動車が販売されたことが始まりです。その後、アメリカが自動車産業の中で圧倒的な存在となりました。1901年には、アメリカが世界初となる大量生産方式のカーブドダッシュの販売を開始しています。
日本では、1904年に10人乗りの蒸気エンジン自動車「山羽式蒸気自動車」が製造されました。1907年には国内初となる純国産車のガソリン自動車「吉田式タクリー号」が実用化されたことが国産車の始まりです。
最も古い自動車メーカーは「ダイハツ」
国内で設立が最も古い自動車メーカーは、ダイハツです。1907年に、国産エンジン開発を目的とした「発動機製造株式会社」を大阪・梅田に設立しています。大阪高等工業学校の学者や技術者でチームが組まれ、定置型の吸気ガス発動機や小型ディーゼルエンジンの開発・生産が行われました。
その後、他の発動機会社と区別をするため「大阪の発動機」と呼ばれ、略されて「大発(ダイハツ)」と呼称が定着しました。
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現在に至るまで技術の進化を遂げている
国産車は欧米の技術を基に製造されていましたが、1960年代には日本独自の車両が開発されました。1970年には排気ガスなどの大気汚染問題を受け、ホンダが開発したCVCCエンジンが話題となります。世界初のエンジンで、世界的に厳しいとされる基準をクリアしました。
1980年代には、エンジンの電子制御や樹脂製バンパーの採用などが行われています。現在の国産車の起源と言える進化です。2000年にはエコカー全盛期となり、安全性能も飛躍的に向上しました。このことにより、現在の自動車技術に至るまでさまざまな進化を遂げていることが分かるでしょう。
国産車の主なメーカー一覧
国産車メーカーには、さまざまなメーカーがあります。トヨタやホンダ・日産などメーカーは知っているけれど、その歴史は知らないという方もいるのではないでしょうか。メーカーの歴史を知ると車選びも楽しくなります。
この項目では、日本の中でも主なメーカーである9社をご紹介しますので参考にしてください。
トヨタ自動車
トヨタ自動車は、1926年に豊田自動織機製作所の中で開設された自動車部門が起源です。1966年に日野がトヨタの傘下へ入り、2001年には完全子会社化されています。1998年にはダイハツを傘下に入れ、2016年には完全子会社化しました。
また、トヨタブランドのレクサスは、高級車ブランドとして1989年からアメリカで販売されています。2005年には日本でもレクサスディーラーの展開を行い、現在でも人気があるメーカーです。
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本田技研工業
本田技研工業株式会社は、1948年に本国宗一郎が設立しています。オートバイの生産から始め業界トップを取ったのち、1962年から小型スポーツカーなどの4輪へ進出しました。
1981年には世界初の自動車用ナビゲーションシステム「ホンダエレクトロジャイロケーター」を発表しています。このことにより、世界から注目を集め有名になったメーカーです。1982年には、日本初となるアメリカでの4輪車の生産を開始しています。
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日産自動車
日産自動車は、1933年にいすゞ自動車株式会社からダットサン製造権を譲り受けます。その際、戸畑鋳物株式会社自動車部が設立されました。1949年には「日産自動車株式会社」に社名が変更されています。
1999年には、フランスのルノーと資本提携を結んでいる点が特徴です。日本を含む世界20か国に生産拠点を持ち、160以上の国や地域で商品やサービスの提供を行っています。2016年には全世界で約996万台が販売されました。
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マツダ
マツダは、1920年にコルク製造の「東洋工業コルク株式会社」を設立していました。1927年には「東洋工業株式会社」に社名を変更し、軍需工場として生産・開発を行なっています。その後、1931年には三菱商事と契約締結し、3輪トラックのマツダ号を生産したことが自動車製品開発の第一歩です。
1960年の終戦後、初となる乗用車「R360クーペ」を販売し人気を博しました。そして、1984年には「マツダ株式会社」と社名を変え、現在に至ります。
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SUBARU
SUBARUはグローバル輸送機器メーカーで、自動車と航空宇宙産業の2つを手がけています。1917年に設立した「中島飛行機」がSUBARUの起源です。
1953年には「富士重工株式会社」の自動車部門を主軸に、自動車製造を発展させていきました。スバル360から始まりスバル1000、乗用四輪駆動車へと独創的な車づくりが成されています。
その後、長く社名を変えていませんでしたが、2017年4月に「株式会社SUBARU」へ変更しました。
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三菱自動車工業
三菱自動車工業は、1917年10月に三菱造船として独立しています。同年に三菱A型乗用車の試作が始まり、22台の生産が行われました。その内12台は販売され、日本で初めての量産車であり見込み生産による第一号と言われています。1934年には、社名を「三菱重工業株式会社」へ変更しました。
その後、1970年に自動車の製造や販売を行う自動車部門が独立し「三菱自動車工業株式会社」として現在に至ります。
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スズキ
スズキは1909年に「鈴木織機製作所」を設立し、1920年に法人となり「鈴木式織機株式会社」へ社名を変更しています。1952年にバイクモーターの「パワーフリー号」を発売し、原動機メーカーとして歩みだしました。
1954年に「鈴木自動車工業株式会社」と社名が変更されています。1955年にはバイクの開発を行い「コレダ号」を発売、それと同時に4輪自動車の「スズライト」が発売されました。それ以降、さまざまな自動車を開発・販売しています。
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いすゞ自動車
いすゞ自動車は国内で最古の歴史を持っており、1916年に創業されています。株式会社東京石川島造船所と東京瓦斯電気工業株式会社が、共同で自動車製造を企画したことから始まりました。
1922年には、国産乗用車第1号であるウーズレーA9型を完成させています。1934年には、商工省標準形式自動車が伊勢神宮の五十鈴川から名前を取り「いすゞ」と命名されました。1949年には「いすゞ自動車株式会社」となり、現在に至ります。
光岡自動車
光岡自動車は、1968年富山県にある板金塗装業から始まっています。当時は、馬小屋を改装した工場を拠点としていました。
光岡自動車グループは、車の製造・販売を行う「ミツオカ事業」、高級ブランドを幅広く取り扱う「ディーラー事業」、アメリカ車やヨーロッパ車からビンテージ車まで取り扱う「BUBU事業」から成り立っています。
1994年にはフルオリジナルカー「ゼロワン」を発売しました。それを機に、乗用車メーカーとして認定され現在に至ります。
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国産車はボディタイプが豊富!
国産車は、ボディタイプが豊富な点が魅力です。自身の生活環境や使用目的に合わせて選択できます。そのためには、セダンやミニバンなどボディタイプの特徴を知るという点も大切です。どのタイプにするか悩んでいる方もいるでしょう。この項目では、それぞれの特徴をご紹介しますので購入する際の参考にしてください。
軽自動車
軽自動車は、日本独自の規格です。車体サイズが全長3,400mm×全幅1,480mm×全高2,000mm以下であることに加え、排気量が660c以下でなくてはなりません。普通自動車よりもコンパクトで、乗車人数が4人と制限されています。税金面や自賠責保険などが比較的安く設定され、維持費が抑えられる点が魅力です。
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セダン
セダンはエンジンルーム・居住スペース・荷室に分かれており、4ドア5人乗りが基本です。タクシーやハイヤーなどによく使用されている最もベーシックなタイプになります。安定性が高く、乗り心地も上質な高級車という位置付けです。高級感を出すため、インテリアやエクステリアの質が高まっています。古くから人気が揺るがないタイプです。
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コンパクト・ハッチバック
コンパクトとハッチバックは、居住空間と荷室が一体となっている2BOXと言われています。名称にコンパクトとありますが、車体が小さな車ばかりではありません。
軽自動車と比較するとボディサイズは大きく、普通自動車より小さい車です。日本の道路事情にあったサイズで、狭い道での運転のしやすさや燃費が良いという特徴があります。お手頃な価格帯で、日本で人気があるボディタイプです。
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SUV
SUVは「Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」の略称です。クロスカントリー4WDと同じようなスタイルでありながら、子供の送り迎えや買い物など普段使いにも優れています。
悪路走破性に長けているわけではありません。しかし、多少荒れた道であれば、問題なく走行できます。そのため、日常使いからアウトドアに便利なボディタイプです。
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ミニバン
ミニバンには、はっきりとした定義がありません。一般的には、1.5BOXや2BOXタイプのことを指します。荷物を積むことに優れ、荷室が広い点が特徴です。また、乗車人数が多い点も魅力で、3列8人乗りなどの車もあります。
ミニバンでも車体の大きなサイズもあるため、大きな荷物を載せる、車中泊をするなどシートアレンジが豊富です。
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ワンボックス
ワンボックスは、エンジンルーム、居住空間、荷室が一体のボディタイプです。ミニバンに近い見た目ですが、ボンネットが前に張り出していない点が異なります。
乗車人数が多い点が特徴で、普通免許で最大で10人乗りのワンボックスカーを運転することが可能です。また、商用車など多くの荷物を積めるワンボックスバンもあります。
国産車の中古車探しはネクステージにおまかせ!
新車での購入が予算的に難しいという方は、中古車も視野に入れて検討してみましょう。数ある国産車メーカーからお気に入りの一台を見つけることは、容易ではありません。中古車専門店のネクステージでは、お気に入りの一台が見つけやすいようになっています。
この項目では、ネクステージで中古車を購入するメリットをピックアップしてご紹介しますので参考にしてください。
メーカー別に検索できる
ネクステージでは全国に店舗を構えており、総在庫数約2万台を誇っています。メーカー別・価格・ボディタイプなど気になるものを絞って検索できるため、お気に入りの一台が見つけやすいでしょう。
また、近くの店舗にない車が気になる場合は、全国どの店舗からでも最寄りの店舗へお取り寄せができます。ご商談からご購入まで手厚くサポートいたしますので、気になる車があればお気軽にお問い合わせください。
こだわりの品質を提供している
ネクステージでは、日々他社の価格を調査し低価格を設定しています。また、車種別に専任のバイヤーがいるため、こだわり抜いた仕入れを行っている点が強みです。購入後のトラブルを避けるため、骨格にダメージのある修復歴車は事前に排除しています。
良質な中古車のみを取り扱い、車選びに集中できる環境をご用意していますので、中古車を検討の際はお気軽にご相談ください。
まとめ
自動車の歴史は古く、1769年のフランスが始まりです。その後、日本にも自動車が取り入れられるようになり、さまざまな進化をたどってきました。国内初となる車は、ダイハツが手がけたものです。現存する国産車メーカーにもそれぞれの歴史があり、現在に至ります。
新車での購入が難しいとお考えの人は、中古車を視野に入れて検討しましょう。ネクステージでは良質な中古車を多く取り扱い、どこよりも低価格を設定できるよう努めています。中古車の国産車をご検討の際は、ネクステージへご相談ください。