フィットとヴィッツはどっちがおすすめ?スペック・価格を徹底比較!
ホンダのフィットとトヨタのヴィッツは、いずれも日本を代表するコンパクトカーです。人気も分かれる両者ですが、どちらが優れているのでしょうか。この記事ではフィットとヴィッツのスペックや価格、デザインなどを比較しながら紹介します。
そのほかの人気コンパクトカーもいくつか紹介しますので「フィットとヴィッツどちらを購入するか迷っている」または「自分に合ったコンパクトカーを知りたい」といった疑問も解決するでしょう。
※目次※
・フィットはシンプルなデザインから上質なデザインまで選択可能。ヴィッツは重厚なエクステリアで迫力ある外観が魅力。
・フィットのほうが荷室の使い勝手や燃費に優れている。一方でヴィッツほうがサイズが小さい分小回りが利く。
・人気コンパクトカーを購入する際はネクステージへ。在庫も豊富で保証サービスも充実。
フィットとヴィッツの内外装を比較
車の見た目を重視して選びたい方も多いのではないでしょうか。まずここでフィットとヴィッツの内外装をそれぞれチェックしましょう。いずれも独自の魅力を備えているため、自身の好みも明確にしながら参考にしてください。
フィットは5つのモデルから選択可能
フィットは「BASIC」「HOME」「NESS」「CROSSTAR」「LUXE」といった5つのモデルから選択が可能です。それぞれ外装デザインが異なるため、好みに応じて選択しましょう。
BASICは親しみのあるシンプルなデザイン、HOMEはシンプルでありながら上質なデザインです。
毎日をアクティブに過ごしたい方は2トーンカラーが選べるNRSS、アウトドアが好きな方は専用エクステリアを装備したCROSSTARをおすすめします。LUXEは洗練された上質なデザインを好む方におすすめです。
(参考:『フィット(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ヴィッツは重厚なエクステリア
ヴィッツは台形型の大型フロントグリルやフォグランプと一体化した黒いガーニッシュ、Bi-Beam式のLEDのヘッドライト(オプション装備)など、重厚なエクステリアが魅力です。これらは2017年にマイナーチェンジで採用され、より迫力ある外観となりました。
ヴィッツにもグレードやモデルがいくつかあります。女性をターゲットにしたJewelaモデルでは、メッキ調のサイドミラーとドアノブを採用するなど、高級感のあるデザインが魅力です。
(参考:『ヴィッツ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
内装の違いを見てみよう
フィットの内装は水平基調のデザインで、すっきりとした室内空間が実現されました。内装も5つのモデルでデザインが異なります。BASICやHOMEはシンプルなシートですが、NESSやCROSSTARは撥水素材をあしらったアクティブなシートデザインです。
一方のヴィッツはインテリアカラーやシートカラー、シート素材にさまざまなバリエーションを用意しています。
例えばブラックカラーのファブリックシートはシンプルで落ち着いた印象です。マルサラ色とJewela専用ファブリックを合わせれば、非常に個性的で上質な空間に様変わりします。
全体的にフィットのほうが質感が高い印象ですが、フィットとヴィッツどちらも好みに応じてデザインは選択可能です。
フィットとヴィッツのスペックを比較
次にフィットとヴィッツのスペックを比較して確認しましょう。スペックを見れば走行性能やサイズ感を理解できます。
日常利用においては荷室の使い勝手も重要です。それぞれグレードがいくつかありますが、ここではフィットはBASIC、ヴィッツはUグレードを例として比較しますので、参考にしてください。
車両サイズと定員
フィットとヴィッツ、それぞれの車両サイズと定員は以下のとおりです。いずれも5ナンバー車で定員数も変わりませんが、サイズはフィットのほうがやや大きく設計されています。どちらも立体駐車場には十分に収まるサイズです。
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フィット |
ヴィッツ |
|
車両サイズ |
全長(mm) |
3,995 |
3,885 |
全幅(mm) |
1,695 |
1,695 |
|
全高(mm) |
1,515~1,565 |
1,500~1,530 |
|
乗車定員 |
5名 |
室内のサイズ
フィットとヴィッツ、それぞれの室内サイズは以下のとおりです。フィットのほうが広さに余裕があります。さらにフィットはフロントシート背部をカーブ状に凹ませているため、特に後席の足元に余裕を感じられるでしょう。
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フィット |
ヴィッツ |
|
室内サイズ |
室内長(mm) |
1,995 |
1,920 |
室内幅(mm) |
1,445 |
1,390 |
|
室内高(mm) |
1,260 |
1,250 |
荷室の使い勝手
フィットとヴィッツいずれもリアシートを倒せば、長さのある荷物や大容量の荷物も積載できます。
使い勝手に優れているのはフィットです。フィットはテールゲート開口最大幅を広く確保しているため、大きな荷物も楽に積み下ろしできます。
シートアレンジも多彩です。フラットにするだけでなく、後席の座面を跳ね上げにすれば車内の中央に背の高い荷物を積載できます。
一方のヴィッツも助手席の「買い物アシストシート」は便利です。座面の上に置いた荷物が落ちないように固定してくれます。
エンジン
フィットは水冷直列4気筒横置エンジン、ヴィッツは直列4気筒DOHCエンジンを搭載しています。どちらも1.5Lのハイブリッドモデルと1.3Lのガソリンモデルを選択可能です。
出力やトルクなどトータルで考えるとハイブリッドならフィット、ガソリン車ならヴィッツがやや優れています。
走行性と乗り心地
フィットは少し硬めでしっかりとした足回り、ヴィッツはしなやかなサスペンションが特徴です。以下はフィットとヴィッツそれぞれのタイヤサイズと最小回転半径となりますので参考にしてください。
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フィット |
ヴィッツ |
タイヤサイズ |
185/60R15 |
175/65R15 |
最小回転半径(m) |
4.9 |
4.8 |
フィットのほうが全長が長いこともあり、小回りにはヴィッツのほうが優れています。一方でフィットは安定した走りと疲れにくいシートで、快適な乗り心地を実感できるでしょう。
フィットVSヴィッツ!どっちが経済的?
車を購入する際には性能だけでなく、価格も重要です。購入価格はもちろん、長く使用するうえでは維持コストも考慮する必要があります。
この項目では、フィットとヴィッツのコストを比較しますので参考にしてください。ここでもBASICグレードとUグレードの数値を基に解説します。
燃費を比較
以下、フィットとヴィッツそれぞれの燃費です。どちらも優れた燃費ですが、フィットのほうが数値が上回っています。
特にフィットのハイブリッドモデルは、30.8~38.6km/Lと圧倒的な低燃費です。ガソリン代を意識するならフィットのハイブリッド車をおすすめします。
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フィット |
ヴィッツ |
燃費(JC08モード)【km/L】 |
20.6~38.6 |
18.0~21.2 |
維持費を比較
燃料費以外の主な維持費として、自動車税と重量税があります。フィットとヴィッツの自動車税と重量税は以下のとおりです。
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フィット |
ヴィッツ |
自動車税 |
3万5,000円 |
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重量税(2年分) |
2万4,600円 |
(2022年4月時点の情報です)
両グレードに関しては、自動車税、重量税ともに同等です。ヴィッツは1,0Lエンジンや1.0t以下のモデルも設定されているため、こちらを選択すれば自動車税と重量税を節約できます。
また、別途エコカー減税の有無も重要です。ハイブリッド車の場合は購入時の重量税が免税されます。
新車価格と中古車相場を比較
以下、フィットとヴィッツそれぞれの新車価格と中古車相場です。ヴィッツに関しては新車販売されていないため、販売当時(2010年12月~2020年3月)の新車価格を記載しています。
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フィット |
ヴィッツ |
新車価格 |
ハイブリッド:199万7,600円~286万円 ガソリン:155万7,000円~224万1,800円 |
106万円〜400万円 |
中古車相場 |
ハイブリッド:約30万~160万円 ガソリン:約15万~230万円 |
ハイブリッド:約90万~125万円 ガソリン:約20万~140万円 |
(2022年4月時点の情報です)
フィットやヴィッツ以外の人気コンパクトカー5選!
フィットやヴィッツ以外にも優れたコンパクトカーはいくつかあります。ここで「トヨタ ヤリス」「日産 マーチ」「日産 ノート」「スズキ スイフト」「マツダ デミオ」といった人気コンパクトカーの詳細をチェックしましょう。
新車価格と中古車相場も紹介しますので、ぜひ購入の参考にしてください。
トヨタ ヤリス
ヤリスは引き締まった造形で、アクティブな走りを予感させるデザインの車です。コンパクトカーとして初めてTNGAプラットフォームを採用しており、優れた操縦安定性と高い燃費性能を実現しています。
高出力の1.5Lエンジンと、低・中速域のトルクが充実した1.0Lエンジンを選択可能です。以下から新車価格と中古車相場を確認してください。
新車価格 |
139万5,000円~252万2,000円 |
中古車相場 |
約120万円~230万円 |
(2022年4月時点の情報です)
(参考:『ヤリス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 マーチ
マーチは、丸みのあるボディでかわいらしい印象のコンパクトカーです。ディスプレイにタイヤの向きを表示する「タイヤアングルインジケーター」や見晴らしのいい運転席により、小柄な女性でも運転しやすい車を実現しています。
ボディカラーは全11色です。明るめの色合いが多く、見た目から楽しい気持ちになれます。新車価格と中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 |
128万9,200円~187万6,600円 |
中古車相場 |
約20万円~205万円 |
(2022年4月時点の情報です)
(参考:『マーチ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 ノート
ノートは2021年度の「GOOD DESIGN AWARD」を受賞したスタイリッシュで美しい外観が魅力です。第2世代e-POWERを搭載した電気自動車であるため、パワフルでありながら静かでなめらかな走りを体感できます。
360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)による安全性能も高く、安全評価試験においてJNCAP最高評価のファイブスター賞を獲得しました。
新車価格 |
202万9,500円~262万9,000円 |
中古車相場 |
約20万円~290万円 |
(2022年4月時点の情報です)
(参考:『ノート(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ スイフト
スイフトは、低くワイドなボディーで躍動感のあるデザインが特徴です。ボディカラーにはフォルムの美しさを引き出す座文かな色合いが多く、2トーンカラーも用意されています。
パワーユニットには1.2Lのデュアルジェット エンジンが搭載されました。軽量高剛性のプラットフォーム「HEARTECT」と合わり、軽快でスポーティーな走りを実現しています。新車価格と中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 |
137万7,200円~214万600円 |
中古車相場 |
約30万円~150万円 |
(2022年4月時点の情報です)
(参考:『スイフト(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ デミオ
デミオはコンパクトカーでありながらマツダの「魂動デザイン」を採用しているため、色味と質感にこだわった美しい外観です。
クラスの中で唯一、ガソリンエンジンのほかにディーゼルエンジンを選択できます。燃料が軽油でコストを抑えられるため、気軽にロングドライブを楽しめるでしょう。現在は販売終了モデルですが、当時の新車価格と中古車相場を以下から参考にしてください。
当時の新車価格(2014年9月~2019年7月) |
135万円~227万8,800円 |
中古車相場 |
約20万円~150万円 |
(2022年4月時点の情報です)
(参考:『デミオ(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
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まとめ
フィットとヴィッツはいずれも魅力的なコンパクトカーです。燃費や荷室の使い勝手はフィットが優れていますが、人それぞれデザインの好みもあります。ぜひ幅広い選択肢の中から自分に最適な一台を見つけてください。
中古車であれば、すでに販売終了している人気コンパクトカーも入手できます。ネクステージは価格・品質・サービスすべてに自信を持って販売しておりますので、ぜひご利用ください。