日産スカイラインとトヨタクラウン買うならどっち?スペックを比べてみよう
セダンと言えば、高級車というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。車の基本的な形でもあるセダンは、見た目もすっきりとスマートで、所有することに憧れる方も少なくありません。
本記事では、「日産スカイライン」と「トヨタクラウン」に焦点を当ててスペックの比較をします。どちらがより自分のニーズに合った車かチェックしてみてください。
※目次※
1.日産スカイラインやトヨタクラウンのようなセダンってどんな車なの?
2.日産スカイラインとトヨタクラウンを比較!外装やスペックは?
4.日産スカイラインとトヨタクラウンの新車・中古車価格を比較
・スカイラインとクラウンは3ボックス・4ドアが特徴のセダン
・スカイラインは安全装備が多く、クラウンは燃費が良い
・予算を抑えてセダンを購入するならネクステージで探そう!高品質で品揃えも豊富!
日産スカイラインやトヨタクラウンのようなセダンってどんな車なの?
セダンという言葉を聞いたことはあっても、具体的な特徴や魅力まで熟知している方は少ないのではないでしょうか。
まずは「クーペ」と混同されやすい「セダン」というボディタイプの特徴と魅力について解説します。セダンならではのポイントをチェックしていきましょう。
3ボックス・4ドアが特徴となるボディタイプ
「セダン」とは、3ボックス・4ドアで構成される車のボディタイプです。「乗車空間」「エンジンルーム」「トランクルーム」がそれぞれ独立しているため、3ボックスと呼ばれます。
近年よく耳にする「ワンボックスカー」は、座席から手を伸ばせば荷室に届くような、全ての空間が1つになっているボディタイプです。2ドアのものもありますが、基本的に4つのドアがついているため、見た目で分かりやすいのが特徴と言えます。
セダンの魅力はどこにある?
セダンは見た目から高級感がある点も魅力の1つですが、他にも多くの魅力を持っています。
例えば、セダンは重心が低いためSUVよりハンドリングがしやすく、長時間の運転も快適です。剛性も高く振動を感じることも少ないでしょう。3ボックスに分かれていることから車内は静かで、万が一の事故の際も車室まで影響する確立は低いと言えます。見た目・運転性能・安全面のそれぞれに魅力がつまったボディタイプがセダンです。
日産スカイラインとトヨタクラウンを比較!外装やスペックは?
日産とトヨタそれぞれのメーカーで人気の高い「スカイライン」と「クラウン」ですが、具体的にどのような面が違うのでしょうか。スペックを比較しつつそれぞれの魅力についてチェックしていきましょう。
車体サイズと車両重量
車両の大きさと重量を比較すると、クラウンの方がやや大きく重いことが分かります。
スカイライン
|
HYBRID |
V6 TURBO |
||||
|
GT Type SP |
GT Type P |
GT |
GT Type SP |
GT Type P |
GT |
全長(mm) |
4,810 |
4,810 |
||||
全幅(mm) |
1,820 |
1,820 |
||||
全高(mm) |
1,440〈1,450〉 |
1,440 |
||||
車両重量 (kg) |
1,840 〈1,910〉 |
1,830 〈1,900〉 |
1,820 〈1,900〉 |
1,730 |
1,710 |
1,700 |
※〈〉は4WD
クラウン
|
3.5L ハイブリッド車 |
2.5L ハイブリッド車 |
||||||
|
RS Advance |
HYBRID G-Executive |
RS Advance |
RS |
RS-B |
G |
S |
B |
全長 (mm) |
4,910 |
4,910 |
||||||
全幅 (mm) |
1,800 |
1,800 |
||||||
全高 (mm) |
1,455 |
1,455 |
||||||
車両 重量 (kg) |
2,145 |
2,175 |
2,045 |
2,045 |
2,045 |
2,035 |
2,005 |
2,005 |
|
2.5L ハイブリッド車 |
2.0L |
|||||||
|
RS Advance Four |
RS Four |
RS-B Four |
G-Executive Four |
G Four |
S Four |
B Four |
RS Advance |
RS |
全長 (mm) |
4,910 |
4,910 |
|||||||
全幅 (mm) |
1,800 |
1,800 |
|||||||
全高 (mm) |
1,465 |
1,455 |
|||||||
車両 重量 (kg) |
2,135 |
2,125 |
2,125 |
2,165 |
2,135 |
2,095 |
2,095 |
2,005 |
1,995 |
タイヤのバリエーション
2車種のタイヤサイズは以下の通りです。注目ポイントとして、スカイラインに採用されているランフラットタイヤが挙げられます。タイヤの空気圧がなくなっても、一定距離の走行が可能です。
スカイライン |
切削光輝19インチアルミホイール(19×8.5J)、245/40RF19 94Wランフラットタイヤ |
18インチアルミホイール(18×7.5J)、225/50RF18 95Wランフラットタイヤ |
切削光輝17インチアルミホイール(17×7.5J)、225/55RF17 97Wランフラットタイヤ |
クラウン |
スパッタリング塗装18インチアルミホイール(18×8J)、225/45R18タイヤ |
スーパークロームメタリック塗装18インチアルミホイール(18×8J)、225/45R18タイヤ |
18インチノイズリダクションアルミホイール(18×8J)、225/45R18タイヤ |
17インチアルミホイール(17×7J)、215/55R17タイヤ |
動力性能(パワートレイン)
エンジンとモーターには、それぞれ以下のものが使用されています。
スカイライン
エンジン |
HYBRID |
V6 TURBO |
型式 |
VQ35HR |
VR30DDTT |
種類・シリンダー数 |
DOHC V型6気筒 |
DOHC 筒内直接燃料噴射V型6気筒 |
シリンダー 内径×行程 (mm) |
95.5×81.4 |
86.0×86.0 |
総排気量(L) |
3.498 |
2.997 |
圧縮比 |
10.6 |
10.3 |
最高出力 kW(PS)/rpm |
225(306)/6,800 |
224(304)/6,400 |
最大トルク N・m(kgf・m)/rpm |
350(35.7)/5,000 |
400(40.8)/1,600-5,200 |
燃料供給装置 |
ニッサンEGI(ECCS) |
ニッサンDi |
タンク容量(L) |
70 |
80 |
モーター型式 |
HM34 |
― |
種類 |
交流同期電動機 |
― |
最高出力 kW(PS) |
50(68) |
― |
最大トルク N・m(kgf・m) |
290(29.6) |
― |
動力用主電池 |
リチウムイオン電池 |
― |
クラウン
エンジン |
3.5L ハイブリッド車 |
2.5L ハイブリッド車 |
2.0L ターボガソリン車 |
型式 |
8GR-FXS |
A25A-FXS |
8AR-FTS |
種類・シリンダー数 |
V型6気筒 |
直列4気筒 |
|
シリンダー 内径×行程(mm) |
94.0×83.0 |
87.5×103.4 |
86.0×86.0 |
総排気量(L) |
3.456 |
2.478 |
1.998 |
最高出力 kW(PS)/rpm |
220(299)/6,600 |
135(184)/6,000 |
180(245)/5,200~5,800 |
最大トルク N・m(kgf・m)/rpm |
356(36.3)/5,100 |
221(22.5)/3,800~5,400 |
350(35.7)/1,650~4,400 |
燃料供給装置 |
筒内直接+ポート燃料噴射装置(D-4S) |
筒内直接+ ポート燃料噴射装置(D-4ST) |
|
タンク容量(L) |
66 |
||
モーター型式 |
2NM |
1KM |
― |
種類 |
交流同期電動機 |
― |
|
最高出力 kW(PS) |
132(180) |
105(143) |
― |
最大トルク N・m(kgf・m) |
300(30.6) |
― |
|
動力用主電池 |
リチウムイオン電池 |
ニッケル水素電池 |
― |
燃費性能と使用燃料
燃費を比べると、スカイラインよりクラウンの方が燃費の良い車と言えます。
スカイライン(使用燃料:無鉛プレミアムガソリン)
|
HYBRID |
V6 TURBO |
||||
|
GT Type SP |
GT Type P |
GT |
GT Type SP |
GT Type P |
GT |
WLTC モード |
12.4〈10.8〉 |
10.0 |
||||
市街地モード |
9.0〈7.6〉 |
6.2 |
||||
郊外 モード |
12.3〈11.5〉 |
10.6 |
||||
高速道路モード |
14.9〈12.6〉 |
12.9 |
||||
JC08 モード |
14.4〈13.6〉 |
― |
※〈〉は4WD
クラウン(使用燃料:無鉛プレミアムガソリン、無鉛レギュラーガソリン)
|
3.5L ハイブリッド車 |
2.5L ハイブリッド車 |
||||||
|
RS Advance |
HYBRID G-Executive |
RS Advance |
RS |
RS-B |
G |
S |
B |
WLTC モード |
16.0 |
20.0 |
||||||
市街地モード |
12.7 |
17.2 |
||||||
郊外 モード |
16.4 |
20.8 |
||||||
高速道路モード |
17.7 |
20.9 |
||||||
JC08 モード |
18.0 |
17.8 |
23.4 |
24.0 |
|
2.5L ハイブリッド車 |
2.0L |
|||||||
|
RS Advance Four |
RS Four |
RS-B Four |
G-Executive Four |
G Four |
S Four |
B Four |
RS Advance |
RS |
WLTC モード |
18.2 |
12.4 |
|||||||
市街地モード |
14.9 |
8.7 |
|||||||
郊外 モード |
19.2 |
12.6 |
|||||||
高速道路モード |
19.4 |
15.1 |
|||||||
JC08 モード |
21.0 |
20.8 |
21.0 |
12.8 |
日産スカイラインとトヨタクラウンを比較!内装や装備は?
スカイラインとクラウンの内装や装備についても比較してみましょう。
車を使用する際は車内にいるため、内装や乗り心地を何より優先したい方は少なくありません。実際に試乗する前の予備知識としてチェックしてみてください。
乗り心地の良さ
まずは重要な乗り心地について比較してみましょう。
スカイライン
プロパイロット2.0が搭載され、自動運転感をアピールするCMも作られました。高速道路の同一車線内であれば、いくつか条件があるものの「ハンズオフ」で走行できます。ナビとリンクした運転支援がしっかり働くため、安心感のある走行ができる点は大きな強みです。
クラウン
「世界一の静かさ」を目指して作られているため、車内はとても静かで振動もほとんど感じません。なお、加速時はややエンジン音が気になる場合があります。ハンドリングに不安感がなく、正確なステアリングが可能な点は大きな強みでしょう。
室内の広さ
室内の広さについてはそれぞれ表の通りです。
室内寸法 |
長(mm)× 幅(mm)×高(mm) |
スカイライン |
2,000×1,480×1,180 |
クラウン |
1,955×1,500×1,185 |
室内の広さに関してはほとんど差がないと言えます。両車種とも車高は高くないので、身長の大きい方は若干窮屈に感じることもあるかもしれません。しかし街乗り用として使用するならちょうど良いサイズ感です。
操作性や乗車定員
乗車定員はスカイライン・クラウンともに5名です。最小回転半径は、2WDの場合でスカイライン5.6m・クラウン5.3mと、小回りしやすい点での操作性はわずかにクラウンに軍配が上がります。
しかし、2WDの数値としても大差があるわけではなく、4WDであれば同じ5.7mであるため、そこまで操作性に違いを感じることはないでしょう。
装備の違い
安全装備に注目して比較してみましょう。
|
スカイライン |
クラウン |
ブレーキアシスト |
〇 |
× |
後退時衝突防止支援 |
〇 |
〇 |
後側方衝突防止支援 |
〇 |
〇 |
車線逸脱防止支援 |
〇 |
〇 |
両車種ともに安全装備は多く備えられていますが、比較するとスカイラインはより多くの装備が付いています。車種だけでなくグレードによっても装備は異なるので、購入前にしっかりチェックしましょう。
日産スカイラインとトヨタクラウンの新車・中古車価格を比較
実際に購入するとなれば、値段も重要な検討材料です。両車種ともセダンのため新車で購入する場合、ある程度まとまった金額が必要になります。
セダンに憧れるけど少しでも費用を抑えたいという方は、中古車の購入を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。それぞれどの程度で購入可能なのか、値段の面で比較してみましょう。
新車価格の比較
新車で購入する場合は以下の金額です。両車種ともグレードが豊富のため、予算に応じてグレードを検討しても良いでしょう。
スカイライン
|
2WD |
4WD |
GT Type SP [HYBRID] |
616万円 |
― |
GT Type P [HYBRID] |
581万6,800円 |
― |
GT [HYBRID] |
557万5,900円 |
― |
GT Type SP |
490万8,200円 |
644万4,900円 |
GT Type P |
463万8,700円 |
610万1,700円 |
GT |
435万3,800円 |
586万800円 |
400R |
562万5,400円 |
― |
クラウン
|
2WD |
4WD |
特別仕様車 HYBRID 2.5 RS“Limited Ⅱ” |
545万円 |
567万円 |
特別仕様車 2.0 RS“Limited Ⅱ” |
523万円 |
― |
特別仕様車 HYBRID 2.5 S “Elegance Style Ⅲ” |
529万円 |
551万円 |
3.5L HYBRID G-Executive |
739万3,000円 |
― |
2.5L HYBRID G-Executive Four |
― |
651万3,000円 |
3.5L HYBRID RS Advance |
710万7,000円 |
― |
2.5L HYBRID RS Advance |
597万9,000円 |
619万9,000円 |
2.5L HYBRID G |
587万9,000円 |
609万9,000円 |
2.5L HYBRID RS |
531万9,000円 |
553万9,000円 |
2.5L HYBRID S |
520万2,000円 |
542万2,000円 |
2.5L HYBRID RS-B |
495万3,000円 |
517万3,000円 |
2.5L HYBRID B |
489万9,000円 |
511万9,000円 |
2.0L RS Advance |
575万9,000円 |
― |
2.0L RS |
509万9,000円 |
― |
中古車価格の比較
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スカイラインの中古車相場 |
67.9万円~469.9万円 |
クラウンの中古車相場 |
78.9万円~339.9万円 |
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まとめ
本記事では、日産スカイラインとトヨタクラウンに焦点を当て、その魅力について比較しながら紹介しました。近年ミニバンやSUVなどの人気が高い傾向にありますが、セダンにしか味わえない魅力もたくさんあります。
予算の都合で購入を諦めている方は、中古車で探してみるのはいかがでしょうか。ネクステージなら、中古車であってもトラブルリスクの低い高品質の車両を取り揃えています。憧れだった車もお得な価格で手に入れられるでしょう。ぜひネクステージをご利用ください。