ワンボックスカーの特徴は?ミニバンやSUVとの違いとおすすめ車種もご紹介
ワンボックスカーは、箱型のボディで多人数乗れる車種で人気があります。車内空間が仕切られておらず、広い室内空間が特徴です。ミニバンやSUVも広い室内空間が魅力の車種が豊富ですが、ワンボックスカーと比べどのような違いがあるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ワンボックスカーとはどのようなものなのか、ミニバンやSUVとの違い、おすすめ車種を併せてご紹介しますので参考にしてください。
※目次※
6.ネクステージならお気に入りのワンボックスカーが見つかる!
・ワンボックスカーはひとつの箱型の車で、積載性が高い、車内が広いなどの魅力がある。
・ワンボックスカー・SUV・ミニバンは空間の数でボディタイプが異なり、エンジンの位置で運転のしやすさも異なる。
・ワンボックスカーを中古車でお考えの方は、徹底的な品質管理と充実したサービスのネクステージへ。
ワンボックスカーとは?
ワンボックスカーは車体サイズが大きく、積載性の高い車です。商用・事業用の車として、多くの人や荷物を載せるイメージがあるでしょう。近年では、レジャーやアウトドアなどでも活躍できると人気が高まっています。
この項目では、ワンボックスカーはどのような車なのかご紹介しますので参考にしてください。
ワンボックス(ひとつの箱)という意味
ワンボックスカーは「ひとつの箱」という意味を持つ、ボディタイプのひとつです。エンジンルーム・乗員空間・荷室空間が仕切られておらず、広い車内空間を有しています。また、独立したエンジンルームがないため、ボンネットがない、荷室がないという点もワンボックスカーの特徴です。
家族で出掛けることが多い、アウトドアを好む、荷物をたくさん積みたいという方におすすめのボディタイプとなっています。
車内空間が広い
ワンボックスカーは、積載性に優れた車です。前座席が前方に寄せられており、2列目から後ろの車内空間が広く、後部座席を畳むと多くの荷物を積載できます。そのためキャンプ用品や釣り道具などが多く積載でき、アウトドアを好む方におすすめです。後部座席を畳むとフラットになるため、車中泊も楽しめます。
また、ベビーカーを楽に積める、後部座席に座っている子どもの世話がしやすいなど、小さい子どもがいる場合にも便利です。
視界が広く運転しやすい
ワンボックスカーは車体が大きいため、運転しにくいのではないかと心配になるかもしれません。ワンボックスカーは、エンジンが前方ではなく運転席の下に設置されているため車高が高くなっています。
比較的車高の高いミニバンやSUVよりも運転席の位置が高く、車両感覚が掴みやすい点が特徴です。また、ボンネットがないことで、視界が広く周囲の安全確認がしやすくなっています。
ワンボックスカーとミニバン・SUVとの違いは?
ワンボックスカー・ミニバン・SUVは、どれも積載性が高く、車内空間が広いボディタイプです。それぞれファミリー層やアウトドア利用に人気ですが、何がどう違うのでしょうか。ここでは、ワンボックスカー・ミニバン・SUVの違いを紹介します。
ミニバンは1.5ボックス
ワンボックスカーと見た目が似ているミニバンは、ワンボックスカーではなく「1.5ボックスカー」です。ミニバンには、小さいながらも前方にボンネットがあります。そのためエンジンルームと居住空間が分かれ、ワンボックスとはなりません。
近年人気のコンパクトミニバンは5人定員となりますが、通常のミニバンは6人定員以上です。なお、乗車定員4人の軽自動車であるタントやスペーシアになると軽ミニバンと呼ばれています。
SUVは2ボックス
SUVは、ミニバン同様エンジンルームと居住空間が分かれています。しかし、ミニバンよりもボンネットが長いことから「2ボックスカー」です。
居住空間の快適性に優れたミニバンに対し、SUVはレジャー・アウトドアでの快適性を重視しています。積載量に優れていることに加え、タイヤが大きく悪路でも走破性が高いなどが特徴です。
SUVの中には、ラグジュアリーさを強調したハリアーやCX-5、ランドクルーザーやパジェロ、ジムニーなどの本格オフロード走行を意識したクロスカントリーSUVなどもあります。
エンジンの位置
ワンボックスカー・ミニバン・SUVの異なる部分は、エンジンの位置です。ワンボックスカーは運転席の下にエンジンがあることに対し、ミニバンとSUVは運転席の前側に設置されています。それぞれ前方の長さが異なり、長さの順番はSUV>ミニバン>ワンボックスカーです。
前方の長さが変わることで、車間距離、左右の車両感覚が異なります。ボンネットの長さが異なる車から乗り換えるときは、運転時に注意が必要です。
しかし、ワンボックスカーは運転席下にエンジンがあることで、ミニバンやSUVは最低地上高が高いことから運転席からの視界は広くなっています。
なぜミニバンと呼ぶ?
日本車の中では大型車となるミニバンに、なぜ「ミニ」が付くのか疑問に感じる方は多いのではないでしょうか。また、乗用車であるミニバンは分類上「ワゴン」にあたります。これだけを見ると、ミニバンという名に矛盾を感じるかもしれません。
この2つの矛盾には、アメリカの商用車「フルサイズバン」が関係しています。全長5mを超えるフルサイズバンを、乗用車をベースに小型化したものがミニバンです。
1980年後半に、シボレー・アストロやクライスラー・ボイジャーが大ヒットしました。日本へも輸入が始まり、そこから日本国内にもミニバンが普及していきます。
そこから独自の進化を遂げた日本のミニバンは、SSからLLまでの多様なサイズに加え、軽自動車まで選べることが魅力です。
軽ワンボックスカーのおすすめ車種3選
ワンボックスカーは、多人数乗れる、荷物の積載性が優れている車です。ファミリーカーやアウトドアを好む方にも向いています。軽ワンボックスカーにもさまざまな車種がありますが、どの車種にするか悩む方もいるのではないでしょうか。この項目では、軽ワンボックスカーのおすすめ車種をピックアップしてご紹介します。
スズキ エブリイワゴン
スズキ エブリイワゴンは、商用車のエブリイを基に設計された軽乗用車です。前座席は独立したベンチシートで、運転席から助手席への移動が楽にできるウォークスルーを採用しています。全グレードにVVT機構付きターボチャージャーが搭載されている点が特徴です。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
3,395mm×1,475mm×1,815~1,910mm |
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
2,240mm×1,355mm×1,315~1,420mm |
排気量 |
658L |
燃費(WLTCモード) |
13.3km/L |
定員 |
4人乗り |
新車価格 |
156万9,700~192万9,400円 |
中古車価格 |
29~195万円 |
(2022年6月現在の情報です)
(参考:『エブリイワゴン(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ アトレーワゴン
ダイハツ アトレーワゴンは後部座席の背面と荷室に防水素材が使用され、アウトドアやマリンレジャーなどでも気にせず荷物を積めます。また、軽ワンボックスカーで初となるFR用CVTを採用している点が特徴です。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
3,395mm×1,475mm×1,890mm |
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
880~1,820mm×1,265~1,360mm×610~1,215mm |
排気量 |
658L |
燃費(WLTCモード) |
14.7km/L |
定員 |
2~4人乗り |
新車価格 |
167万2,000~206万8,000円 |
中古車価格 |
57~151万円 |
(2022年6月現在の情報です)
(参考:『アトレーワゴン(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ スクラムワゴン
マツダ スクラムワゴンは、エンジンにVVT機構ターボチャージャーが採用され、低燃費で力強い走りが体感できます。シートアレンジが豊富で、長い荷物や高さのある荷物まで楽に乗せることが可能です。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
3,395mm×1,475mm×1,910mm |
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
2,240mm×1,355mm×1,420mm |
排気量 |
658L |
燃費(WLTCモード) |
13.3km/L |
定員 |
4人乗り |
新車価格 |
156万9,700~184万1,400円 |
中古車価格 |
66~79万円 |
(2022年6月現在の情報です)
(参考:『スクラムワゴン(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
国産ワンボックスカーのおすすめ車種3選
国産車のワンボックスカーは、誰もが聞いたことがあるハイエースが挙げられます。その他にも人気の高い車種がありますが、どのような違いがあるのか、自分にはどの車種が合うのか気になる方もいるのではないでしょうか。この項目では、国産ワンボックスカーを3車種ピックアップしてご紹介します。
日産 キャラバン
日産 キャラバンは、10尺もの荷物でも楽に積めるクラス最長の荷室が特徴です。荷室アレンジも多彩で、便利なラゲッジユーティリティナットが全グレードに標準装備されています。また、ラインアップの中にはディーゼルターボ車があり、5速MTが選択でき、力強い加速が魅力です。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
4,955~5,080mm×1,695mm×1,990~2,285mm |
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
3,050mm×1,370mm×1,275mm |
排気量 |
2,488L |
燃費(WLTCモード) |
8.3~8.7km/L |
定員 |
10人乗り |
新車価格 |
309万5,400~409万7,500円 |
中古車価格 |
在庫無し |
(2022年6月現在の情報です)
(参考:『NV350キャラバン バン(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ ハイエース
トヨタ ハイエースは、日本だけではなく外国でも人気の車種です。荷室にこだわりがあり、荷物を積載する際に負担がかからないようバックドアの開口面積が広く設計されています。また、2.8L1GD-FTVディーゼルエンジンを搭載し環境性能と燃費性能の向上を実現させました。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
4,695~5,380mm×1,695~1,880mm×1,980~2,285mm |
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
1,840~3,540mm×1,520~1,730mm×1,320~1,635mm |
排気量 |
2,693~2,754L |
燃費(WLTCモード) |
8.1~11.7km/L |
定員 |
2~9人乗り |
新車価格 |
239万2,100~419万600円 |
中古車価格 |
179~389万円 |
(2022年6月現在の情報です)
(参考:『ハイエース バン(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ ボンゴブローニイバン
マツダ ボンゴブローニイバンは、2019年にトヨタ ハイエースのOEM車として新型が発売されました。乗降や荷物の積み下ろしがしやすいよう後ろ側のドアには大開口の両側スライドドアを採用しています。どちらも開口幅が1,180mmと広く、全開ストッパーも付いているため、荷物が多くあっても快適に作業が行えるでしょう。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
4,695mm×1,695mm×1,980mm |
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
1,960~3,000mm×1,545mm×1,335mm |
排気量 |
1,998~2,754L |
燃費(WLTCモード) |
9.3~12.4km/L |
定員 |
3~6人乗り |
新車価格 |
254万8,700~354万4,200円 |
中古車価格 |
在庫無し |
(2022年6月現在の情報です)
ワンボックスカーの外車はある?
日本車ではなく外車のワンボックスカーを探したい、という方もいるのではないでしょうか。しかし、日本国内で外車のワンボックスカーを探すのは非常に難しくなっています。
この項目では、外車のワンボックスカーが少ない理由やおすすめ車種を3車種ご紹介しますので参考にしてください。
外車のワンボックスは少ない
外車のワンボックスカーは「バン」と呼ばれ、商用車の扱いです。フォルクスワーゲンのトランスポーターなど一部並行輸入されている車はあるものの、正規輸入されているのは乗用車のミニバンのみとなります。そのため、外車のワンボックスカーを探すには時間と根気が必要です。
ミニバンであれば外車も選択肢になります。しかし、日本のミニバンと輸入車のミニバンには違いが多く、また需要も異なるためそれほど多く輸入されていません。
数は少ないながらも魅力的な外車のミニバンはあります。以下で3種紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
メルセデスベンツ Vクラス
メルセデスベンツ Vクラスは3列シートのワンボックスタイプで、メルセデスの中では唯一のミニバンです。ガソリン車とディーゼル車がラインアップされています。ディーゼル車では、通常ボディ・ロングボディ・エクストラロングボディがあり、好みのサイズを選択可能です。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
4,905~5,150mm×1,930mm×1,930mm |
排気量 |
2,142L |
燃費(WLTCモード) |
12.9~13.2km/L |
定員 |
7人乗り |
新車価格 |
840万~1,016万円 |
中古車価格 |
419~569万円 |
(2022年6月現在の情報です)
(参考:『Vクラス(メルセデスベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
BMW アクティブツアラー
BMW アクティブツアラーは、2シリーズに設定されているコンパクトトールワゴンです。全高が最大で1,580mmとVクラスに比べ小さく感じますが、コンパクトミニバンのフリードと20mmほどしか変わりません。BMWならではの、ラグジュアリーな内装が魅力です。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
4,385mm×1,825mm×1,565~1,580mm |
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
- |
排気量 |
1,498~1,995cc |
燃費(WLTCモード) |
14.1~19.5km/L |
定員 |
5人乗り |
新車価格 |
447万~476万円 |
中古車価格 |
99~599万円 |
(2022年6月現在の情報です)
(参考:『アクティブツアラー(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランは、多彩なシートアレンジで3列目シートまで使用できる広い室内空間を持っています。ガソリン車とクリーンディーゼル車が選択可能です。また、最新技術の安全装置が搭載され、安心してドライブを楽しめます。
車体サイズ(全長×全幅×全高) |
4,535~4,540mm×1,830mm×1,670mm |
排気量 |
1,947~1,968cc |
燃費(WLTCモード) |
14.7~16.3km/L |
定員 |
7人乗り |
新車価格 |
383万5,000~518万9,000円 |
中古車価格 |
139~199万円 |
(2022年6月現在の情報です)
(参考:『ゴルフトゥーラン(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージならお気に入りのワンボックスカーが見つかる!
ワンボックスカーにもさまざまな車種があり、それぞれに特徴があります。新車価格では購入しづらいとお考えの方でも、中古車であればお得に購入可能です。ネクステージでは、全国で3万台もの在庫数を誇っています。徹底的な品質管理やどこにも負けない価格を提供している点が強みです。
この項目では、ネクステージでワンボックスカーを購入するメリットをご紹介します。
他社に負けないベストプライスで提供
中古車専門販売店のネクステージは、価格から品質・サービスに至るまでお客様のご希望に添えるよう尽力しています。365日他社の価格を徹底的に調査し、ベストプライスで提供していることが強みです。
車種別に専任のスタッフがいるため、こだわりの仕入れから売れ筋モデルなど豊富な品揃えを誇っています。車の購入は高い買い物になるため、安くても質に不安がある方もいるでしょう。
しかし、ネクステージでは、骨格にダメージのある修復歴車などは仕入れ時に排除しているため、安心して車選びを行えます。
専門スタッフがしっかりと整備
ネクステージでは、車選びはもちろんのこと購入後も安心してカーライフを送れるよう、国家資格を持ったメカニックが納車前整備を行なっている点が強みです。専門のメカニックスタッフが車両チェックからテスト走行、クリーニングまで行います。
納車当日から気持ちよく運転できるよう万全の状態で点検・整備しています。納車後も無料保証や充実した有償保証をご用意しているため、保証についてなどご希望があればご相談ください。
まとめ
ワンボックスカーは積載性に優れ、大人数で乗ることができる車です。レジャーやアウトドア、キャンプなどで活躍します。また、ミニバンと異なる点は、エンジンを搭載している位置です。エンジンの位置で、積載性や運転のしやすさが異なります。
国産車には、ワンボックスカーが豊富です。外車にはワンボックスカーが少なく、正規輸入される車はミニバンのみです。ワンボックスカーを中古車でお考えの方は、毎日価格調査をしベストプライスを掲げているネクステージをご利用ください。