PHVのおすすめ車種12選！選ぶ魅力やHVなどとの違いも徹底解説
環境に配慮した次世代のエコカーとして発売されたPHV（プラグインハイブリッドカー）。航続距離も長く燃費性能も高いため、PHVへ乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、PHVの基礎知識を解説するとともに、国産車と外車のおすすめPHVをピックアップして紹介します。また、PHVを選ぶメリットについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
※目次※
・PHVはバッテリー充電もできるハイブリッド車で、PHEVは表記が違うだけで同じ意味！
・PHVは燃費性能が良く走行充電も可能！非常用電源も使えるため、緊急時も電力供給できる
・PHVは国産車と外車のどちらも販売されている。中古車で探すなら在庫台数3万台のネクステージへ！
PHVとPHEVを選ぶならどちらがおすすめ？
燃費性能も良く環境に配慮したエコカーを探す場合に、PHVやPHEV、HVやEVといった言葉を目にした方もおられるでしょう。一方で、似たようなアルファベットが並んでいるネーミングであるため、違いを理解できていないというケースも少なくありません。
そこで、PHVの特徴や名前が似ているPHEV・HV・EVとの違いについてわかりやすく解説します。
PHVはバッテリー充電が可能なハイブリッド車
PHVとは「Plug-in Hybrid Vehicle」の略称で、プラグインハイブリッドカーとも呼ばれています。PHVは、ハイブリッドカーと電気自動車の中間に位置し、ガソリンと電気のいずれかを動力にして走行できる特徴があります。
専用の差込プラグが搭載されているため、外部電源を利用したバッテリー充電ができます。また、ガソリンエンジンを利用して走行している際にも発電ができます。
PHEVとの違いは表記だけ
PHVと似た表記で「PHEV」というものが存在しますがこれは「Plug-in Hybrid Electric Vehicle」の略称でElectricが追加された表現となっており、基本的にはPHVと同じです。
自動車メーカーによって呼称方法が異なるだけで、意味合いは同じになります。ハイブリッド車（HV）を基本的な考えにしているトヨタが「PHV」、それ以外のメーカーが電気自動車（EV）をベースにしているため「PHEV」と表記している傾向にあります。
HVやEVとの違い
HVとは「Hybrid Vehicle」の略称で、ハイブリッドカーのことを指します。ガソリンとモーター二つの動力を搭載している点ではPHVと変わりませんが、モーターがPHVよりも小さく外部充電ができません。
一方のEVは「Electric Vehicle」の略称で、いわゆる電気自動車になります。そのため、ガソリンエンジンは搭載しておらず、動力源は電気によるモーターのみとなります。
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PHV/PHEV |
HV |
EV |
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動力源 |
・エンジン ・モーター |
・エンジン ・モーター |
・モーター |
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外部電源からの充電 |
可能 |
不可 |
可能 |
PHVがおすすめな4つの理由
一般的なガソリン車にも魅力がある一方で、PHVには「燃費性能」「長距離走行」「非常用電源」「補助金・減税措置」など、さまざまな面でメリットがあります。
そこでここからは、PHVをおすすめする4つの理由について深掘り解説します。
燃費性能が良い
PHVの魅力のひとつは、高い燃費性能にあります。例えばプリウスPHVには最大熱効率40%の1.8Lエンジンが搭載されており、燃費性能はグレードに関係なくWLTCモードで「30.3km/L」となっています。
ガソリンで走行してもトップクラスの低燃費が実現されているほか、燃費性能に加えて満充電からのEV走行距離が60kmある点は、PHVの大きな魅力と言えるでしょう。
走行充電で長距離走行も可能
通常のハイブリッドカーでは、回生ブレーキを利用して発電と充電を行います。一方で、PHVの場合、車が走行している最中にもバッテリー充電が可能なため、発電効率が高く実用的です。
走行充電によって長距離走行が可能になるため、ハイブリッドカーと比べてガス欠や電力不足の心配が少ない傾向にあります。
非常用電源に活用できる
PHVは、ハイブリッドカーよりも大容量のバッテリーを搭載しているため、地震による停電が起きた際にも非常用電源として活用できます。また、アウトドアの場合、屋外用電源として利用できます。
例えば、電気ポットがあればお湯を沸かすことができるため、災害時にカップ麺を作ることも可能です。その他にも、スマートフォンの充電など、日常的に必要な電力確保ができるようになります。
補助金や減税措置を受けられる
PHVは環境に配慮された次世代のエコカーとなるため、以下のような補助金や減税措置を受けることが可能です。
・クリーンエネルギー自動車補助金
・エコカー減税・グリーン化特例・環境性能割
・各自治体の補助金・助成金
例えば新車購入の際に補助金や減税措置を活用することで、50万円以上節約することも可能なため、購入費用を抑えたい方にもメリットがあると言えるでしょう。
PHVのおすすめ車種6選【国産車】
国産車のPHVは、航続距離も長く実用性の高いアクセサリー関連が特徴です。大容量のバッテリーが搭載されているため、普段使いはもちろんのこと、アウトドアにも活用できるなど、実用性の高い車種を探している方におすすめです。
ここからは、新車・中古車とともに人気の高いPHVの計6車種をピックアップして紹介します。
トヨタ プリウスPHV
ハイブリッドカーの代名詞とも言えるプリウスのPHVモデルが「トヨタ プリウスPHV」になります。全モデルに1500Wのアクセサリーコンセントが標準装備されているため、緊急時の非常用電源として活用できます。
また、外部給電には、エンジンを掛けずにバッテリーのみで給電を行う「EV給電モード」と、一定のバッテリー残量を下回った際にエンジンで発電を行う「HV給電モード」を選ぶことが可能です。
（参考：『プリウスPHV（トヨタ）の中古車一覧』）
レクサス NX450h+
レクサスの人気SUV「NX」のPHVモデルが「NX450h+」です。2021年11月には7年越しのフルモデルチェンジが行われ、2代目となる新型モデルが発売して注目されました。
WLTCモードの燃料消費率は19.8km/L、EV走行で88kmの燃費性能となっており、ガソリンモデルのNX250と比較して6.3km/Lほど燃料消費率は向上しています。
（参考：『NX（レクサス）の中古車一覧』）
トヨタ RAV4 PHV
トヨタのクロスオーバーSUV「RAV4」のプラグインハイブリッドモデルが「RAV４PHV」です。大容量のリチウムイオンバッテリーと高出力モーターが搭載されているため、力強い走りと低燃費を実現しています。
バッテリーを車体中央に設置することで、広い車内空間を確保しているのも特徴です。走行中もロードノイズが少なく、SUVとは思えない上質な乗り心地となっています。
（参考：『RAV４PHV（トヨタ）』）
三菱 アウトランダーPHEV
三菱 アウトランダーPHEVは、SUVタイプのプラグインハイブリッドカーです。満充電の状態でエンジン発電を組み合わせることによって、一般家庭電力量の最大12日分を確保することが可能です。
市街地での走行や高低差のある道路など、走行状況に合わせて自動で最適な走行モードに切り替える機能も搭載されています。
（参考：『アウトランダーPHEV（三菱）』）
三菱 エクリプスクロスPHEV
三菱のエクリプスクロスPHEVは、アウトランダーよりもコンパクトなモデルのSUVです。自動制御されている電動4WDにて最適な走行性能を実現しており、PHEVとは思えない力強い走りと高い機動性が特徴です。
なお、WLTCモードでの燃料消費率は、ハイブリッド燃費消費率が16.4km/L、EV走行換算距離で57.3kmとなっています。
（参考：『エクリプスクロスPHEV（三菱）』）
ホンダ クラリティPHEV
ホンダのクラリティPHEVは、セダンタイプのPHEVです。2021年9月には新車生産は終了している絶版モデルではありますが、大容量のリチウムイオンバッテリーが搭載されているほか、電動パワートレーンの最適化により力強い加速感を実現しています。
ハイブリッド燃料消費率はWLTCモードで24.2km/L、EV走行距離は国内でもトップレベルの101.0kmで効率的な走行を実現しています。
（参考：『クラリティPHEV（ホンダ）』）
PHVのおすすめ車種6選【外車】
PHVは国産車のみならず、外車でも多くラインナップされています。輸入車は高級感や個性的でスタイリッシュなデザインが特徴のため、国産車にはないブランド力を求める方にもおすすめです。
そこでここからは、外車のPHVで特におすすめの車種を6つ厳選してご紹介します。
Jeep Renegade 4xe
Renegade 4xeは、Jeep史上初となるPHVです。1.3Lガソリンターボエンジンと14kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載されており、最高出力239ps、最大トルク270N・mとJeepの名に恥じない高いオフロード性能を実現しています。
なお、走行性能については、ハイブリッド燃費消費率のWLTCモードで16.0km/L、EV走行換算距離で50kmとなっています。
（参考：『ジープ・レネゲード4xe（クライスラー・ジープ）』）
CITROËN C5 AIRCROSS SUV PLUG-IN HYBRID
CITROËNのC5 AIRCROSS SUV PLUG-IN HYBRIDは、シトロエン初となるプラグインハイブリッドモデルです。13.2kwhのリチウムイオンバッテリーが搭載されており、200V普通充電器での外部充電にも対応しています。
1.6Lのガソリンターボエンジンと最大トルク320Nmの高性能モーターが搭載されているため、高い駆動力が特徴的なモデルです。
（参考：『シトロエン C5エアクロス PHEV』）
RANGE ROVER SPORT PHEV
RANGE ROVER SPORT PHEVは、レンジローバースポーツのPHEVモデルです。300馬力のエンジンと高性能なモーターで最高出力404psを実現しており、V6エンジンを超えるパフォーマンスを実現しています。
0-100km/hの加速がわずか6.7秒、最高速度220km/hと非常に高い走行性能と、スポーティで鮮麗されたエクステリアが魅力的です。
中古車販売価格相場：997.9万円〜1,028.0万円
（参考：『ランドローバー レンジローバースポーツ PHEV』）
BMW 330e M Sport
BMW 330e M Sportは、3シリーズセダンのPHVです。最高出力184psの2L直列4気筒のガソリンエンジンと、最高出力112psの電気モーターを組み合わせることで、最高出力252psを実現しています。
なお、走行性能に関しては、ハイブリッド燃料消費率WLTCモードで13.5km/L、充電電力使用時走行距離が58kmとなっています。
（参考：『330e Mスポーツ』）
PEUGEOT 3008 HYBRID4
PEUGEOT 3008 HYBRID4は、ミドルサイズSUVのPHVです。13.2kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載されており、EV走行換算距離はJC08モードで69km、WLTCモードで64kmを実現しています。
大型のフレームレスグリルと、ライオンの牙をモチーフにしたLEDデイタイムランニングライトで迫力のあるフロントフェイスが特徴的な車種です。
（参考：『3008（プジョー）』）
Volvo XC40 Recharge Plug-in hybrid
Volvo XC40 Recharge Plug-in hybridは、プレミアムコンパクトSUVのPHVです。Pure・Power・AWDと3つのモードが用意されており、使用環境や状況に応じて最適な走行モードに変更ができます。
WLTCモードで14.0km/L、EV走行換算距離（等価EVレンジ）で41.0kmとなっており、日常的な用途ならEV走行のみでも対応できる燃費性能となっています。
（参考：『XC40』）
おすすめのPHEV・PHVを探すならネクステージへ！
PHVは国産車・外車問わず人気の高い車種になるため、質の良い中古車はすぐに購入されてしまう傾向にあります。そのため、希望する車種がなかなか見つけられないという方も多いのではないでしょうか。
ネクステージでは、圧倒的な品揃えと徹底した品質管理が行われた中古車を簡単に探すことが可能なため、お気軽にご利用ください。
圧倒的な品揃え
状態の良い中古車を探す場合は、販売店の在庫量が少なければ見つけることはできません。しかし、ネクステージでは、全国に200店舗以上を展開しており、車種別に専任のバイヤーを設置しています。
中古車を徹底的に調査した後に仕入れており、数多くの車種を幅広く取り揃えているため、ご希望の車種を簡単に見つけることができます。
徹底的な品質管理
中古車の場合は、修復歴車やメーターの改ざんを行っている不正な車、水没車など、いわゆる状態が悪い粗悪品が市場に流通していることがあるため、品質を確認しながら車種を選ぶことがポイントです。
ネクステージでは、第三者機関による品質鑑定の実施など、徹底した品質管理を行っているため、粗悪な車の販売はしておりません。
365日いつでもお買い得
新車販売価格とは違い中古車相場は日々変動するため、最適な価格帯を常に把握しなければなりません。また、中古車販売店によっても価格差に開きがあるため、最安値を探し出すのは難しいケースがあります。
ネクステージでは、他社の販売価格を毎日チェックしており、365日最適な価格帯で販売しているためいつでもお買い得です。
まとめ
環境にも配慮されている次世代のエコカーであるPHVは、燃費性能が高いメリットがあります。また、非常用の外部電源として活用できるため、災害時やアウトドアにも利用できます。
なお、ネクステージでは、国産車・外車問わず人気モデルを多数取り揃えています。良質な車種をリーズナブルな価格帯でお選び頂けるため、PHVをお探しの方は、ぜひネクステージをご利用ください。
