車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

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車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

自動車は複数のパーツで構成されています。その中でもグリルは、目につきやすいパーツですが、どの部分を指しているのか知らない方も少なくありません。パーツの箇所や用途を把握しておけば、修理や乗り換えなどの場面で役立ちます。

 

車のグリルは、どの部分を指し、どのような役割があるのでしょうか。当記事では、車のグリル部分について役割から特徴まで解説します。また、メーカーごとのグリルデザインの特徴を紹介していますので、車選びにお役立てください。

 

※目次※

1.車のグリルとはどこの部分?

2.車のグリルが持つ役割

3.国産メーカーで使用される車のグリルデザイン

4.海外メーカーで使用される車のグリルデザイン

5.グリルにこだわって中古車を探すならネクステージで!

6.まとめ

 

■POINT

・車のグリルは、一般的にフロントグリルのことを指す。別名ラジエーターグリルとも呼ばれ、交換や塗装ができる。

・フロントグリルは、走行中の外気を取り込むことでラジエーターの冷却や車内の空気を循環させる役割がある。

・フロントグリルのデザインは、メーカーごとに特徴を持たせており、メーカーの由来やブランドのイメージに関係する。

 

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車のグリルとはどこの部分?

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

グリルといっても自動車について詳しく知らない方は、名称と箇所が分からないことも多いでしょう。自動車の部品は、外装部分だけでも20種類はあります。

 

では、車のグリルはどの部分を指しているのでしょうか。本項目は、グリルの名称や近年の傾向などを解説します。グリルの基本的な情報について詳しく把握しておきましょう。

 

車のグリルはフロントグリルを指す

グリルは、ヘッドライトの間についている格子状のパーツです。車の正面に配置されていることから、一般的にフロントグリルと呼ばれ、付近にはメーカーのエンブレムやナンバープレートが付いています。

 

車種によってはフロントグリルの下部に小さなグリルがついていますが、これはロアグリルと言います。バンパーを基準にすると上部がフロントグリル、下部がロアグリルです。また、ラジエーターを守る役割も備えているため、ラジエーターグリルとも呼ばれます。

 

近年グリル面積が大きくなっている

近年のフロントグリルは、車の印象を左右することから、デザイン性も考慮されています。ここ数年では、大型のフロントグリルがトレンドになりました。トヨタのヴォクシーやノアなど、前面がほぼフロントグリルのような車も登場しています。

 

ただ、グリルの大きさには限度があるので、今後も大きくなり続けるとは限りません。最近注目を集めている電気自動車は、エンジンの発熱量が少ないです。

 

そのため、ラジエーターを外気で冷やす必要がありません。フロントグリルを持たないデザインの自動車が一般的になる可能性もあります。

 

車のグリルは交換できる

人気車種であれば、カスタムパーツが多数販売されています。フロントグリルも好みのパーツに交換が可能です。デザイン性が高くなったことで、メッキを施したものや色違いなども販売されています。

 

他にも車種ごとにさまざまなデザインの交換用グリルがあり、取り換えるだけで車の印象を大きく変えられる点は魅力のひとつです。

 

塗装や交換を自身で行うこともできますが、慣れていない方にはあまりおすすめできません。取り外す際に破損させてしまったり、きちんと装着ができておらず走行中に脱落を起こしたりする危険性があります。

 

工賃は車種によって差はありますが、持ち込みなら5,000円~1万円程度で可能です。パーツの購入も考慮して、10万円ほど予算を見積もっておくと良いでしょう。

 

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車のグリルが持つ役割

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

車を構成しているパーツには、それぞれ役割があります。自動車としての役割を果たすには、エンジンの動力を駆動輪に伝達する装置をはじめ、それらを制御するための部品も必要です。

 

少しでも欠けていると車が正常に動きません。フロントグリルも同様に車を構成するパーツのひとつです。では、フロントグリルには、どのような役割があるのでしょうか。本項目では、車のグリルが持つ役割について解説します。

 

ラジエーターの保護・冷却をするため

フロントグリルの主な役割は、車のエンジンを冷却する機能を持つラジエーターの保護と冷却を行うためです。主にラジエーターは、エンジンと一緒に車の前方に取り付けられています。

 

ラジエーターが故障すると、エンジンが冷却されずオーバーヒートを起こしてしまうので、フロントグリルによる保護が必要です。また、ラジエーターは、ファンや走行中の風で冷やします。走行中にフロントグリルから風が吹き込み、効率よく冷却される仕組みです。

 

エアコンシステム用の空気を取り入れるため

フロントグリルから入る空気はラジエーターを冷やすだけでなく、カーエアコンにも用いられます。カーエアコンには、内気循環と外気導入があり、車内に送る空気を調整します。内気循環は、外の空気を取り入れません。

 

反対に外気導入は、走行中の空気を取り入れて車内に循環させる機能です。車内の空気を外の新鮮な空気と入れ替えます。また、外と車内の温度差がある場合は、窓の曇りを抑えることも可能です。必要な場面に応じて内気循環と外気導入を使い分けましょう。

 

デザインに特徴をもたせるため

フロントグリルは、自社メーカーの車に特徴を持たせる役割があります。デザインによって印象を変えることで他車との差別化が可能です。フロントグリルにメーカーロゴを設けたり、特徴的な形状を採用したりすることで、同じメーカーの車であることを表現します。

 

このようにフロント部分のデザインに統一感を持たせることをファミリーフェイスと呼びます。海外の自動車メーカーによく見られていましたが、国内メーカーもブランドを意識するようになり重要視されました。

 

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国産メーカーで使用される車のグリルデザイン

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一昔前の日本車はフロントデザインにまとまりがなく、外観でメーカーを判断しにくい状態でした。ファミリーフェイスを採用する自動車が増えたことで、徐々にブランドのデザインが定着しています。

 

本項目では、国産メーカーで使用されているグリルデザインを紹介します。各メーカーどのようなフロントデザインがあるのか確認してみましょう。

 

スピンドルグリル|レクサス

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スピンドルグリルは、レクサスを象徴するフロントグリルです。2012年のレクサスGSから採用され、現在までレクサスの高級感あふれる外装をデザインしてきました。

 

スピンドルは、回転する軸という意味があります。グリルは名前の意味通り、軸を中心に紡績機の糸を巻き取るようなデザインです。最近では、流行に合わせてサイズが大きくなっています。

(参考:『レクサスの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

キーンルック|トヨタ

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トヨタのキーンルックは、鋭敏で賢く精悍な顔つきという意味があります。デザインは横に鋭く長いヘッドライトが特徴的です。

 

キーンルックが採用されたのは、ヨーロッパで発売したオーリスがフルモデルチェンジされたタイミングでした。ヨーロッパの雰囲気を引き継ぎつつスタイリッシュなフロントグリルに仕上がっています。

(参考:『トヨタの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

Vモーショングリル|日産

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デザインにV字型のモチーフを含んでいるフロントグリルは、日産のVモーショングリルです。当初は、Vを取り入れたシンプルなデザインでした。現在では、メッキで覆われるデザインを多く採用しています。

 

一部の日産車は、Vモーショングリルを使用していない車種もあります。また、高級感を演出する黒いタイプも作られました。

(参考:『日産の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ダイナミックシールド|三菱

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三菱のダイナミックシールドは、プロテクションの安心感と力強いパフォーマンスを表現しています。新型やコンセプトカーに多く採用されており、デリカD:5などSUV車の印象も強いです。

 

海外でもタフなイメージの強い三菱の自動車にピッタリのデザインと言えるでしょう。ただし、ミラージュのようなコンパクトカーには使われていません。

(参考:『三菱の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ヘキサゴングリル&スプレッドウィングスグリル|スバル

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スバルの自動車を象徴するグリルは、ヘキサゴングリルとスプレッドウィングスグリルです。

 

ヘキサゴングリルは、シンプルな六角形です。スバルの歴史的な背景を六角形のデザインで表しています。グリル内の水平メッキは、スバルのルーツ航空機メーカーを彷彿とさせる設計です。

 

スプレッドウィングスグリルは、航空機をイメージしてデザインされ、広げた翼を意味します。幅広い車種に導入されましたが、浸透せずに廃れてしましました。

(参考:『スバルの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

5ポイントグリル|マツダ

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

マツダの5ポイントグリルは、シンプルな5角形のデザインです。他社と比べ多くの車に採用されていることから、フロントグリルのデザインに対する認知度は高いです。

 

マツダは、デザインを統一するためにフロント以外も外装全体に独自の鼓動デザインを採用。グリルのデザインと含めてマツダのブランドイメージを確立しています。

(参考:『マツダの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

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海外メーカーで使用される車のグリルデザイン

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

昔からファミリーフェイスを取り入れているメーカーは歴史が古く、高級車が多い傾向です。しかし、世界中で多数のブランド車が販売されるようになり、大衆車もフロントデザインの統一化が進んでいます。

 

本項目では、海外メーカーで使用されているグリルデザインを紹介します。世界中のメーカーが日本と異なり、どのようなフロントデザインを採用しているか見てみましょう。

 

キドニーグリル|BMW

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

BMWというブランドを象徴するデザインがキドニーグリルです。キドニーとは腎臓を意味し、デザインが似ていたことから命名されました。

 

BMWが自動車を開発し始めた1933年からキドニーグリルは採用されています。この頃から車のフロントを飾るブランドのシンボルです。時代の流れに合わせて縦長や横長にサイズや形状を変えて取り入れられています。

(参考:『BMWの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ダイヤモンドグリル|メルセデス・ベンツ

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

ダイヤモンドグリルは、メルセデス・ベンツのフロントグリルです。中央に大きくベンツのエンブレムがあります。周りにちりばめられたダイヤモンドの模様は、名前の通りです。

 

また、種類が豊富で、シルバーやブラックなど複数のカラーがあります。ベンツを愛用している方からの人気は高く、ダイヤモンドグリル以外の車種もパーツを交換して乗るほどです。

(参考:『メルセデス・ベンツの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

パナメリカーナグリル|メルセデスAMG

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

パナメリカーナグリルは、メルセデス・ベンツのスポーツ車に採用されているフロントグリルです。ダイヤモンドグリルと違い、垂直部分が目立つ格子状のシンプルなデザインが印象に残ります。

 

このグリルは、メルセデスAMGという一部の超高性能モデルだけが装着しており、全てのモデルに採用されていません。メルセデス・ベンツの中でも特別なフロントグリルです。

(参考:『メルセデスAMGの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

シングルフレームグリル&2分割グリル|アウディ

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

アウディを代表するフロントグリルは、シングルフレームグリルと2分割グリルです。アウディのグリルデザインは、2000年代を境に変化しました。

 

シングルフレームグリルは、フロント前面に拡大するような幅の広い大きなグリルで、アウディが取り入れている用即美の考え方を象徴しています。

 

2分割グリルは、上下でナンバープレートを挟む形状です。シングルフレームが一般的になる以前の一時代を築き上げたデザインで、アウディのアイデンティティを作りました。

(参考:『アウディの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

7スロットグリル|ジープ

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

元々軍用車両であるジープの7スロットグリルは、他の自動車に無い個性的なグリルデザインです。縦に刻まれた7つのスロット、付随する丸型の大きなヘッドライトは強い印象を与えます。

 

以前、グリルのスロットはモデルによって8本から13本と複数ありました。しかし、ヘッドライトを大きくする必要があり、グリルの幅が狭くなります。そのことからスロットが7つになり、現在のグリルデザインが誕生しました。

 

アイアンマーク|ボルボ

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

ボルボのアイアンマークは、円と矢印を組み合わせたデザインです。メーカー国のスウェーデンでは、古くから製鉄を表す印として知られています。また、製鉄も品質の良さから評判を集めていました。

 

ボルボでは、製鉄のイメージを取り入れる意味も込めて、アイアンマークを採用したと言われています。実際、ボルボはドライバーの安全を第一に考えるメーカーとして有名です。

(参考:『ボルボの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

パルテノングリル|ロールス・ロイス

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

ロールス・ロイスのフロントグリルは、パルテノン神殿をモチーフにしたパルテノングリルです。優雅な雰囲気を感じさせるメッキを施した縦に長いスリットは、高級車であるロールス・ロイスの印象を象徴しています。

 

パルテノン神殿を彷彿とさせる大きな正方形のグリルも迫力満点で、限られた人物が所有するのにふさわしいフロントグリルです。

 

ワッペングリル|フォルクスワーゲン

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

ワッペングリルは、フォルクスワーゲンのフロントグリルです。台形を逆にした形状が特徴的で、ドライバーを守る盾をイメージしてデザインされています。また、ワッペンはドイツ語で紋章を意味します。

 

独自性を出すため当時のモデルに数多く採用されましたが、不評により廃止され、ワッペングリルは使われなくなりました。

(参考:『フォルクスワーゲンの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

盾型グリル|アルファロメオ

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

イタリアの高級自動車メーカーであるアルファロメオのグリルは、盾型グリルと呼ばれています。逆三角形の形状とグリル内にアルファロメオのエンブレムを配置。

 

エンブレムには、創業地ミラノの紋章である赤い十字とミラノを支配していた貴族の蛇ビショーネを組み合わせた図柄が採用されています。このグリルは、紋章を頂く盾というイメージでデザインされました。

(参考:『アルファロメオの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

グリルレス|テスラ

テスラは、フロントグリルの無いデザインを採用しています。電気自動車のエンジンは、発熱が少ないため、ラジエーターを冷やす必要性がありません。電気自動車は、グリルレスデザインを取り入れやすい構造になっています。

 

さまざまなサイズや形状のフロントグリルが一般化している現在、グリルレスのようなデザインは強い印象を与えます。

 

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まとめ

車のグリルとはどこの部分?役割やメーカーごとのデザインを紹介

車のフロントグリルは、ヘッドライトの間に配置されているパーツです。ラジエーターの冷却やカーエアコンの空気を取り入れる役割があります。

 

また、メーカーの個性を際立たせる役割もあり、国内外問わずメーカーごとにフロントグリルのデザインが異なります。

 

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