軽自動車の最大積載量は？たくさんの荷物を積むときにおすすめのモデルを紹介
軽自動車の魅力のひとつは運転のしやすさです。車体が小さく小回りが利くため、利便性に優れています。最近ではトールタイプの軽自動車が増えており、大きな荷物も楽に詰め込めるでしょう。さまざまな用途で使える軽自動車ですが、最大積載量はどのくらいか知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、軽自動車の積載量についてご紹介します。荷物の運搬に適した軽自動車をまとめていますので、軽自動車の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
※目次※
5.たくさんの荷物を積める軽自動車を購入するならネクステージにお任せ
・軽自動車の規格は4名以下で最大積載量は350kgに設定されている。最大積載量を超えて走行した場合には罰則の対象になる
・軽自動車で運送する際には荷物のサイズにも注意が必要。規定を超えた場合にもお対象になる
・軽自動車の中古車をお求めの方はネクステージがおすすめ。軽自動車専門店を全国に展開しているので車選びがしやすい
軽自動車の最大積載量はどのくらい？
軽自動車のサイズは普通自動車と異なっており、最大積載量についても独自の規定が設けられています。加えて、車両のタイプによって積載できる荷物の量が異なるのです。
ここでは、軽自動車の最大積載量について見ていきましょう。軽自動車のサイズの規格や乗用タイプの軽自動車を貨物車として利用する場合の最大積載量も合わせてご紹介します。
規格の決まりは4名以下か350kg以下
軽自動車の規格は時代に合わせて変更が加えられており、現在の規格は平成10年に施行されました。
軽自動車はボディタイプに関係なく一律で決まっています。軽自動車の規格は乗車定員が4人以下、または最大積載量が350kg以下です。
子どもが乗車している場合、年齢によって乗車定員の計算方法が変わります。12歳以上の子どもは1人と数えますが、12歳未満の子どもについては大人1人に対して1.5人です。12歳未満の子ども3人が乗車した場合には、大人2人として計算します。
軽自動車の寸法に関する規格についても一律となっており、車体の全長は3.4m以下、全幅は1.48m以下、エンジン排気量は660ccです。
貨物車として使うときの考え方
軽自動車には乗用車と商用車の2種類がありますが、乗用車を貨物車として利用する場合には積載に関する計算方法が変わります。
乗用車に積載できる重量は「乗車定員数から乗車人数を控除した数に55を乗じた重量以内」です。例えば、運転手のみで使用する場合には3人分の積載が可能です。55kg×3人分となり、最大165kgまで荷物を積めます。
助手席に人を乗せて荷物を運ぶ場合の計算式は55kg×2人分です。最大で110kgの荷物を積載できます。
商用の軽自動車と比較すると積載可能な重量が少なく設定されていますが、大きな荷物や重い荷物を運ぶことは可能です。
軽自動車の最大積載量が決められているのはなぜ？
最大積載量を超過したものの、距離が短いので問題ないと考える方がいるかもしれません。しかし、最大積載量は安全を守るために取り決められた法律です。違反した場合には罰則が科せられます。
ここでは、軽自動車の最大積載量が決められている理由について見ていきましょう。違反した際の反則金や点数についてもご紹介します。
安全を確保するために定められている
最大積載量を決めている理由の1つ目は、車の安全性能を保つためです。最大積載量を超えた状態で走行すると、タイヤに大きな負担がかかってしまいます。その状態で走行を続けるとタイヤのパンクやブレーキの故障を招く恐れがあり、場合によっては事故を引き起こす恐れがあります。
最大積載量を決めている理由の2つ目は、道路への配慮です。道路や橋桁などは一定の基準を設けており、大きな負荷がかかると損傷する恐れがあります。車両や道路などの安全を確保するために最大積載量を取り決めているのです。
違反すると罰則が科せられる
過積載の状態で走行すると、道路交通法違反により減点や反則金が科せられます。具体的な罰則は以下の通りです。
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過積載の超過割合 |
5割未満 |
50%~10割未満 |
10割以上 |
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減点 |
1点 |
2点 |
3点 |
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反則金 |
2万5,000円 |
3万円 |
3万5,000円 |
悪質なケースの場合、罰則に加えて民事訴訟による賠償責任が生じることがあります。また、事業者が過積載を知っていながら許容していた場合、車の使用停止や事業許可の取消処分などの罰則が科されることもあるのです。大きな影響が及ぶ恐れがあるため、最大積載量を守りましょう。
軽自動車に荷物を積むときは積載量以外も確認しよう
軽自動車の制限は重量だけではありません。荷物を積載する場合には、長さや幅などにも注意する必要があります。制限を超えた場合には道路交通法違反となり罰則が科されるからです。
ここでは、荷物のサイズに関する軽自動車の制限について見ていきましょう。規格を超えた荷物を運ぶ場合の方法についても詳しくご紹介します。
積載物のはみ出しに対する許容値にも決まりがある
軽トラックのような荷台がむき出しになっている車両に荷物を積む際には、はみ出しに注意しなければなりません。道路交通法では、積載の制限が規定されています。長さや幅に関する制限は以下の通りです。
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制限の規定 |
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軽自動車の長さ |
10分の2以下 |
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軽自動車の幅 |
10分の2以下 |
軽自動車の長さの規格は4.5m以下となっています。長さが4.5mの軽自動車に荷物を積む場合、長さの制限は5.4mです。90cmを超えた場合には違反と見なされます。違反は罰則の対象になるため、大きな荷物を運ぶ際にはサイズを確かめておきましょう。
規格を超えるときは警察署の許可が必要になる
分割して運ぶのが難しい荷物の場合、警察署の許可が得られれば規格を超えた場合でも積み込みが可能です。
許可を得るには、転落や飛散の恐れが無いことや交通状況に支障が出ないなどの基準を満たさなければなりません。
申請の受付窓口は、出発地を管轄する警察署です。運転手による申請が義務付けられており、複数人が運転する際には全員を申請者にします。
許可の期間は出発から到着までの1区間です。ただし、同一の運転手や車両、同一品目の荷物、同一区間の運行である場合は1年以内が有効期限となっています。
荷物を運搬するときにおすすめの軽自動車4選
定期的に荷物を運ぶ方や大きな荷物を運びたい方は、荷物スペースの広い車を選ぶのが良いでしょう。また、座席をアレンジしやすい車や開口部の大きい車なら積み込みに便利です。
ここでは、荷物を運搬するのにおすすめの軽自動車を5つご紹介します。それぞれのモデルで特徴や基本スペックを比較検討しながら車選びをしましょう。
N-VAN
N-VANは2018年に誕生したバンタイプの軽自動車です。N-BOXのプラットフォームを使用しながら、積載スペースを追求した商用向けのデザインになっています。
N-VANの特徴は広い積載スペースです。助手席もフルフラットの状態で使用できるように設計されており、大きな荷物もスムーズに積み込めます。ラインアップはG、L、+スタイルファン、+スタイルファン・ターボの4つです。
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サイズ（全長×全幅×全高） |
3,395mm×1,475mm×1,945mm~1,960mm |
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最高出力 |
39kW~47kW |
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最大トルク |
64N・m~104N・m |
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燃料消費率（WLTCモード） |
17.4km/L~19.8km/L |
（参考：『N-VAN（ホンダ）の中古車一覧』）
エブリイワゴン
エブリイワゴンはワゴンタイプの軽自動車で、エブリイをベースにしています。主な特徴はハイパワーのエンジンです。
DOHCターボエンジンを全グレードで搭載されており、低速域から力強いトルクを実感できます。シートアレンジに優れており、用途に合わせたカスタマイズが可能です。
エブリイワゴンのラインアップはJPターボ、PZターボ、PZターボスペシャルとなっています。
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サイズ（全長×全幅×全高） |
3,395mm×1,475mm×1,815mm~1,910mm |
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最高出力 |
47kW |
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最大トルク |
95N・m |
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燃料消費率（WLTCモード） |
13.3km/L |
（参考：『エブリイワゴン（スズキ）の中古車一覧』）
アトレー
アトレーはワンボックスタイプの軽自動車です。ハイゼットと同じプラットフォームを使用しており、ハイゼットの乗用タイプとして販売しています。
アトレーの特徴は優れた安全性能です。誤発進抑制機能や衝突防止ブレーキなど、運転支援機能であるスマートアシストが搭載されています。現行モデルのラインアップはRS、X、アトレーデッキバンの3つです。
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サイズ（全長×全幅×全高） |
3,395mm×1,475mm×1,890mm |
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最高出力 |
47kW |
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最大トルク |
91N・m |
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燃料消費率（WLTCモード） |
14.7km/L |
（参考：『アトレー（ダイハツ）の中古車一覧』）
N-BOX
N-BOXはトールワゴンタイプの軽自動車で、2011年に登場しました。2017年に発売された現行モデルの主な特徴は上質なデザインです。LEDヘッドライトやブラックを基調とした車内空間など、エクステリアやインテリアのデザインにこだわっています。
N-BOXは「ベンチシートタイプ」「スーパースライドタイプ」「スロープタイプ」の3種類から選択可能です。スーパースライドタイプとスロープタイプには3グレード、スーパースライドタイプには2グレードが設定されています。
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サイズ（全長×全幅×全高） |
3,395mm×1,475mm×1,790mm |
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最高出力 |
43kW~47kW |
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最大トルク |
65N・m~104N・m |
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燃料消費率（WLTCモード） |
20.2km/L~21.2km/L |
（参考：『N-BOX（ホンダ）の中古車一覧』）
ハイゼットトラック
ハイゼットトラックは1960年に誕生した軽自動車です。2014年には10代目のモデルを販売しています。
ハイゼットトラックの主な特徴は、優れた快適性です。ボディ骨格の見直しを図っており、静粛性が向上しました。加えて、マフラーのサイズを大きくしたことで、走行中のノイズが軽減されています。
現行モデルのラインアップはジャンボ、エクストラ、ハイルーフ、スタンダードの4タイプです。
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サイズ（全長×全幅×全高） |
3,395mm×1,475mm×1,780mm~1,885mm |
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最高出力 |
34kW |
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最大トルク |
60N・m |
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燃料消費率（WLTCモード） |
15.6km/L~16.5km/L |
たくさんの荷物を積める軽自動車を購入するならネクステージにお任せ
現在では、多くの自動車メーカーで優れた積載量を誇る軽自動車が販売されています。燃費性能に優れたモデルや高い走行性能が備わったモデルなども販売されており、ライフスタイルに合わせて車選びが可能です。
軽自動車の中古車をお探しの方はぜひネクステージをご利用ください。ここでは、ネクステージの2つの強みをまとめました。
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ネクステージでは粗悪な車両を取り扱っていません。骨格部分の修理や交換をした修復歴車、豪雨や台風などの影響を受けた水害車などは販売前に排除しています。
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まとめ
軽自動車は4名以下で、最大積載量は350kg以下と定められています。過積載は違反の対象です。減点や反則金などの罰則が科されます。軽自動車で荷物を運ぶ際には、積載量やサイズなどを確かめておくと良いでしょう。
軽自動車の中古車をお探しの方はネクステージにお任せください。通常の販売店に加えて軽自動車専門店を展開しており、条件に合った1台が見つかりやすいでしょう。Webサイトの車両検索システムを利用すれば、全国にある在庫から探せます。
