車購入に関わるエコカー減税とは?優遇措置や注意点まとめ

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車購入に関わるエコカー減税とは?優遇措置や注意点まとめ

車購入に関わるエコカー減税とは?優遇措置や注意点まとめ

電気自動車やクリーンディーゼル車など、環境に優しい車の購入で税金の優遇を受けることができるのがエコカー減税制度です。2019年10月1日からの消費税増税に伴い、エコカー減税の適用期間は延長されました。

 

現在、エコカーの購入を検討しているのであれば、期間中に購入すれば税制面でお得になります。ただし、車の種類や期間などの条件面を満たしたエコカーのみが対象となる点には注意が必要です。

 

今回は、エコカー減税の基本的な知識、対象となる車や期間、注意点についてご紹介します。

 

1. エコカー減税とは?

2. エコカー減税の優遇措置

3. エコカー減税の減税率はどれくらい?

4. エコカー減税の注意点

5.減税の対象となる車

6.エコカー減税が適用される期間

7.まとめ

 

■POINT

 

・エコカー減税、グリーン化特例は期間を延長して継続している。増税後は環境性能割が導入された。

・減税や免除の対象となる税金の種類は、自動車重量税、普通自動車・軽自動車の自動車税。環境性能割は導入後1年間は軽減措置あり。

・エコカー減税が適用される車の種類は、電気自動車、クリーンディーゼル車、プラグインハイブリッド車など。条件を満たしていれば、新車、中古車にかかわらず減税対象となる

 

 

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エコカー減税とは?

車購入に関わるエコカー減税とは?優遇措置や注意点まとめ

エコカー減税とは、燃費や排出ガスなど環境性能に優れた自動車を対象とした、期間限定の減税制度のことです。条件を満たしたエコカーは、自動車取得税、自動車重量税の軽減措置が受けられます。減税率は、国土交通省による燃費基準の達成割合によって変わります。一方で、排気量により自動車税、軽自動車税の税率が軽減されるグリーン化特例も実施されています。

 

2019年10月1日からは自動車取得税が廃止され、2015年度と2020年度の燃費基準の達成割合に応じて自動車購入時の課税率が決定される環境性能割がスタートしました。また、2019年10月以降に新車登録を行った自動車は、自動車税が最大年4500円減税となる恒久減税が実施されています。

 

エコカー減税の優遇措置

車購入に関わるエコカー減税とは?優遇措置や注意点まとめ                                          

エコカー減税は、新車だけでなく、中古車にも適用されます。中古車の場合、中古車特例が適用されることになります。新車と同様に、適用期間が決まっているほか、車の種類や、燃費基準を満たしているかどうかという条件をクリアしている必要があります。

 

ここからはエコカー減税が適用される車について、その種類や具体的な減税額などについて紹介していきます。 

 

新車の場合

車の種類、燃費基準の達成率により、減税率が異なります。

 

電気自動車、燃料電池自動車、クリーンディーゼル車、プラグインハイブリッド自動車、天然ガス自動車の場合、環境性能割、自動車重量税は全額免除されます。普通自動車、軽自動車の自動車税は75%減税になります。

 

ハイブリッド自動車、ガソリン自動車(平成17年の排出ガス基準に比べて75%低減された車)は、令和2年度の燃費基準の達成割合に応じて減税率が変わります。例えば燃料基準を+40%達成した車では、自動車重量税は全額免除、また自動車税は75%、軽自動車税は50%減税となります。

 

燃料基準を+20%達成した車では、環境性能割は非課税、自動車重量税は50%の減税、また自動車税は50%、軽自動車税は25%減税されます。

 

中古車の場合

中古車の場合、中古車特例として自動車取得税が軽減されていましたが、自動車取得税の廃止にともない、2019年10月以降の購入については適用されません。新たに導入された環境性能割は、中古車でも新車と同様の運用がなされます。

 

エコカー減税の減税率はどれくらい?

エコカーの減税率は、以下のようになっています。車の重さごとに燃費基準が定められており、燃費の良い車ほど、減税率も高くなります。

 

電気自動車

  • 環境性能割、自動車重量税を全額免除、自動車税、軽自動車税は75%減税

 

燃費基準+40%を達成した車(令和2年度)

  • 環境性能割、自動車重量税は全額免除、自動車税を75%、軽自動車税を50%減税

 

燃費基準を+30%達成した車(令和2年度)

  • 環境性能割は非課税、自動重量車税は50%、自動車税を75%、軽自動車税50%減税

 

燃費基準を+20%達成した車(令和2年度)

  • 環境性能割は非課税、自動車重量税を50%、自動車税50%・軽自動車税25%減税

 

燃費基準を+10%達成した車(令和2年度)

  • 環境性能割は1%課税、自動重量車税を25%、自動車税を50%、軽自動車税を25%減税 

 

エコカー減税の注意点

車購入に関わるエコカー減税とは?優遇措置や注意点まとめ

税制面でお得になるエコカー減税ですが、利用する上で注意すべき点もあります。適用期間はもちろんのこと、対象車も限定されているため、購入を考えている車が必ずしも減税の対象となるわけではありません。また中古のエコカーの場合も、対象となる車は一部のみです。ここからはエコカー減税を利用する際に注意すべき点について説明します。

 

期間が限られる

エコカー減税は、実施される期間が限られています。消費税10%の増税後は自動車取得税が廃止され、環境性能割が導入されました。税制優遇を受けることができるため、エコカーの購入を考えている方は、エコカー減税の実施期間中に購入した方が税金の面で圧倒的にお得です。

 

「気づいたら実施期間が終わっていた」ということを避けるためにも、エコカー減税が適用される期間をあらかじめチェックし、計画的に購入準備を進めましょう。

 

エコカーではない場合は対象外

エコカー減税はその名の通り、燃費などに優れた一部のエコカーのみが対象となる制度です。もちろん、エコカーではない車を購入しても制度は適用されません。またエコカー減税の開始当初と比べると、現在は対象車が絞り込まれているため、車種によってはエコカー減税の対象外となる可能性もあります。

 

エコカー減税を利用して車を購入したいとお考えの方は、購入を希望する車が対象の車種であるかどうかについて、あらかじめ自動車販売店に確認することをおすすめします。

 

古い中古車は対象外

中古車でもエコカー減税の対象となる車はありますが、全ての車に適用されるというわけではありません。

 

中古車でエコカー減税の対象となるのは、電気自動車やプラグインハイブリッド車などの一部の自動車か、2020年度、また2015年度の燃費基準を達成している車に限られています。つまり、古い中古車の場合は、減税の対象外となってしまうことがあります。

 

中古車でエコカー減税の対象となる車の購入を考えている人は、まず対象となるエコカーを販売している自動車販売店を探してみましょう。

 

減税の対象となる車

車購入に関わるエコカー減税とは?優遇措置や注意点まとめ

エコカー減税の対象となる車には、電気自動車、クリーンディーゼル車、天然ガス自動車などがあります。基本的に、環境に優しい動力源を使用しているのがエコカーの特徴です。まだ日本では普及率が少ない車もありますが、それぞれにガソリン車にはないメリットがあります。減税対象となるエコカーの特徴とメリット、デメリットをご紹介します。

 

電気自動車

エンジンの代わりに、モーターを動力にしている車が電気自動車です。ガソリンを使わないため二酸化炭素が排出されず、環境に優しい点が特徴です。ガソリン代がかからないため経済的にもお得なほか、走行中は車の中が静かで、振動も少ないというメリットがあります。

 

一方でバッテリーを充電する時間や手間がかかること、充電スタンドの数がまだまだ少なく不便であること、また通常の自動車と比べると価格が高いことなどがデメリットとして挙げられます。

 

ハイブリッド自動車

ハイブリッド車は、エンジンとモーターの二種類の動力源を備えている車です。走行中の車の速度によってエンジンとモーターが切り替わるため、燃費効率が良いという点が大きな特徴です。通常の車と比べるとガソリン代が安く、また状況に応じて動力を変えられることがメリットです。

 

デメリットは、まず車体の価格が高いこと、また走行する場所や速度によっては、結果的にエンジンを使用する車とあまり燃費が変わらないことなどが挙げられます。

 

燃料電池自動車

燃料電池自動車は、水素を燃料とした燃料電池を動力源として走行する車です。二酸化炭素ではなく水が排出されるため、環境に優しいのが特徴です。ガソリン車と比べてエネルギー効率も高く、燃料をもとに自ら発電を行うしくみを内蔵するため、電気自動車のように時間がかかる充電を行う必要がないというメリットがあります。

 

デメリットとしては普及率が低く車体の価格が高い点、燃料補給を行うための水素ステーションの数が少ない点などが挙げられます。

 

天然ガス自動車

天然ガスを燃料として使用し、走行する車のことを指します。ガソリン車よりも排気ガスに含まれる有害物質が少なく、環境に優しい車です。海外では電気自動車よりも普及率が高くなっています。日本の普及率はまだ低いですが、天然ガス自動車のラインナップを増やした自動車メーカーなどもあり、今後は普及率が上がっていく可能性もあります。

 

デメリットは、天然ガスを供給するエコステーションの設置数が少ない点、価格が高い点です。

 

クリーンディーゼル自動車

クリーンディーゼル車は、ディーゼル車の中でも、「コモンレールシステム」と呼ばれる燃料噴射システムが搭載されている車です。粒子状物質や窒素酸化物などの排出量が抑えられ、大気汚染を防ぎます。ディーゼル車の問題点を改善した車が、クリーンディーゼル車です。燃費も良く、ガソリン車よりも燃料費が安い点がメリットです。

 

デメリットは、価格が高い点、通常の自動車と比べてメンテナンス代がかかる点などです。

 

プラグインハイブリッド自動車

従来のハイブリッド車を進化させ、コンセントを使用した外部充電による電力の供給が可能なハイブリッド車をプラグインハイブリッド自動車と言います。充電スタンドに行かなくても充電が可能な点、燃費効率が良く燃料費が少なく済む点がメリットです。近距離ならば電気のみ、長距離ならば電気とガソリンというように、動力源を使い分けることもできます。

 

価格が高い点、あまり長距離走行をしない場合はガソリンが劣化することがある点などがデメリットです。

 

エコカー減税が適用される期間

消費税の増税に伴って、エコカー減税、グリーン化特例は当初の予定よりも期間が延長となりました。しかしこれはあくまでも特例措置のため、期間は限られています。税金の種類によっても適用期間が異なるため、事前に確認しておきましょう。エコカー減税の適用期間は以下のとおりです。

 

・エコカー減税

  • 自動車取得税:2019年4月1日から2019年9月30日まで
  • 自動車重量税:2019年5月1日から2021年4月30日まで

 

期間中の新車登録で、1回のみ適用されます。また自動車取得税は2019年10月1日に廃止され、その後は環境性能割が導入されました。

 

・グリーン化特例

  • 自動車税、軽自動車税:2019年4月1日~2021年3月31日まで

 

該当する年度の翌年度分に適用されます。2021年4月1日からは、新基準が適用されます。

 

まとめ

車購入に関わるエコカー減税とは?優遇措置や注意点まとめ

エコカー減税、グリーン化特例の期間中であれば、購入費用を抑えて、環境にやさしい自動車を購入することが可能です。購入後も燃料費が安く済むことが多く、トータルで考えても経済的であると言えます。「車の購入に予算をあまりかけられない」「新車を買うのは厳しい」という場合も、中古車であれば、よりリーズナブルに手に入れることが可能です。

 

ネクステージでは、環境にやさしい車も数多く取り扱っております。エコカー減税、グリーン化特例が適応される車の購入を考えている方は、ぜひご検討ください。

 

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