外車の燃費はそこまで悪くない！燃費のよい外車ランキングを紹介
外車を手に入れてみたいけれど、燃費が心配で踏み切れないという人もいるのではないでしょうか。そのような悩みを解決するため、この記事では外車の燃費や国産車との違いと、燃費のよい外車のランキングをご紹介します。
さらに、外車を購入する際に見落とせないポイントや上手に購入する方法も解説するので、外車に関する知識がまとめて身に付くでしょう。外車の具体的な中古車相場も公開しているので、外車の購入を検討している方は必見です。
※目次※
・「外車は燃費が悪い」はもう昔の話？知っておきたい外車の燃費の本当のところと燃費に差が生まれる理由
・燃費のよい外車が欲しいなら、チェックすべき車はこれ！おすすめの低燃費な外車9車種をランキングでご紹介！
・燃費の良い外車購入ならネクステージにお任せ！外車購入で忘れてはいけない燃費以外の重視ポイントも徹底解説！
外車の燃費は本当に悪いのか？
日本の車は世界的に見ても優れているため、外車のほうが燃費は悪いと考える方も多いでしょう。国産車・外車ともに技術は発展していますが、「燃費を重視して国産車を選ぶ」という方もいるのではないでしょうか。
ここからは、国産車と外車の燃費性能の違いについて解説します。燃費のよさを左右する要因も理解しておくことが大切です。
現在は国産車とあまり差はない
かつては「外車は燃費が悪い」といわれていましたが、近年は国産車と変わらない性能を実現しています。とくにヨーロッパ諸国では車の電気化が進んでおり、普及率は日本よりも顕著です。電気自動車でなくとも、ハイブリッドカーをアピールするメーカーも増えています。
低燃費に効果を発揮した理由としては、エンジンのダウンサイジングがひとつです。パワフルな走りのみにこだわるのではなく、規模を小さくして消費燃料を減らすことで燃費を抑えました。低燃費につなげるための技術も発展しているため、今や国産車と比べても引けを取らない性能といえるでしょう。
燃費の悪い車もある！
「スーパーカー」といわれる外車のスポーツカーは、SUVやセダンと比較すると燃費性能が劣る傾向にあります。たとえば、世界的にも人気のランボルギーニの「カウンタック」がそのひとつです。
1リットルあたり5キロメートルに達しないほど燃料消費が激しく、環境によい車とはいえません。スポーツカーは、走り出しからフルスピードまでの加速性や速度の速さが重視されるためです。見た目のかっこよさと迫力満点な走りは魅力的ですが、燃費が悪くなりやすい点は理解しておきましょう。
燃費はメーカーの国によって異なる
燃費のよさは、車を開発するメーカーの国によって左右するともいわれています。なかでもドイツ車は低燃費モデルが多く、フォルクスワーゲンやBMWの車の多くがエコカー減税に認定されるほどです。
エンジンサイズを大きくしてパワー強化するアメリカ車に比べ、ドイツ車は低燃費化に注力しています。ドイツ車すべてが低燃費ではないものの、燃費を重視して外車を選ぶ際の判断基準となるでしょう。
燃費はボディサイズによって異なる
車を運転するためのエンジンは、ボディサイズによって異なります。ボディサイズが大きければ多くのパワーが必要になり、反対に小さければ少しのパワーでも長時間走行が可能です。
軽いものを運ぶときには燃料も少なく済むため、軽自動車やコンパクトカーは燃費性能に優れた車種も多く見られます。悪路や上り坂のような道を走行する際は、燃費性能の違いが顕著に感じられるでしょう。ボディサイズが小さいほど、車両重量が軽いほど燃料の消費量も抑えやすくなります。
燃費のよい外車ランキング
外車の中には、国産車にも引けを取らない燃費の良い車が存在します。代表的な9車種をランキングでご紹介するので、詳しく確認してみましょう。
また、燃費を含めた基本スペックだけでなく、新車価格や中古車の価格相場も合わせてご紹介するので、自分にぴったりの外車を見つけるために必要な情報がまとめて収集できます。
フォルクスワーゲン up!
「up!」は、ドイツのフォルクスワーゲンが販売するハッチバックタイプの車です。コンパクトカー「ルポ」の後継車として発表され、小柄なボディと個性的なデザインが人気を集めています。2ドアと4ドアのバリエーションを展開し、ユーザーの選択肢が幅広い点も魅力的です。以下は「move up!」の基本スペックとなっています。
・新車価格：185万2,000円
・ボディサイズ：全長3,610mm×全幅1,650mm×全高1,495mm
・ホイールベース：2,420mm
・車両重量：930kg
・燃費：22km/L
22km/にもなる燃費性能は、フォルクスワーゲンのなかでもトップクラスの性能です。コンパクトなボディでもホイールベースを長く確保しているため、小回りが苦手な方でも走行しやすいでしょう。
「up!」の中古車での販売価格の相場は、2013年式など、古めの年式の安価なもので49万4,000円となっています。年式が新しく高価なものでは209万9,000円もの高値が付いているものもありますが、平均的には80万円~140万円程度です。
フィアット 500
「500（チンクエチェント）」は、イタリアのフィアットが販売するコンパクトカーです。フィアットらしいやわらかい雰囲気のデザインが特徴的で、女性ドライバーからの人気も高い車といえます。クラシックとモダンの対照的なデザインを融合させたインテリアは、内装にこだわるフィアットならではの魅力です。
・新車価格：200万円
・ボディサイズ：全長3,570mm×全幅1,625mm×全高1,515mm
・ホイールベース：2,300mm
・車両重量：1,020kg
・燃費：19.4km/L
ベースグレード「500 1.2 Pop」の基本スペックですが、燃費性能の優れたコンパクトカーといえるでしょう。インタークーラー付ターボを搭載する上級グレード「500 TwinAir」では、24km/Lの低燃費を実現しています。
フィアットの「500」の中古車価格の相場は、2013年式~2015年式のもので89万9,000~109万9,000円です。年式が新しいものほど高額になり、2019年式では275万9,000となっています。中でも、「フィアット 500X」は高値で販売されている傾向です。
■【クルマ紹介動画】フィアット500 ”Scacco”
アウディ A1
アウディが販売する「A1」は、小柄なボディに高性能なエンジンを搭載したコンパクトカーです。走行性能のみならず、外内装のラグジュアリーにもこだわった点が魅力といえます。以下は「A1 Sportback 1.0 TFSI」の基本スペックです。
・新車価格：269万円
・ボディサイズ：全長3,985mm×全幅1,745mm×全高1,440mm
・ホイールベース：2,465m
・車両重量：1,140kg
・燃費：24.9km/L
25 km/Lに迫る燃費性能は非常に魅力的でしょう。国産車に見劣りしない燃費を実現しています。前後の重量配分にも配慮され、バランスをよくすることで走り心地の快適性向上にもつながりました。
「A1」の中古車は2011年式~2017年式のものが多く出回っており、2011年式~2013年式のものが比較的安価です。価格は65万9,000円~109万9,000円で、手が届きやすい価格帯といえます。2014年式~2017年式になるとやや高額になり、価格は119万9,000円~169万9,000円です。
BMW 118d
BMW1シリーズはBMWの中で最もコンパクトな車種で、軽やかな走行性能と優れた機能性を兼ね備えています。低重心をより強調したエクステリアや、ゆとりのある室内空間が魅力です。
・新車価格：385万円（118d Play Edition Joy+）
・ボディサイズ：全長4,335mm×全幅1,800mm×全高1,465mm
・ホイールベース： 2,670mm
・車両重量： 1,490kg
・燃費： 22.9km/L（JC08モード）/ 16.7 km/L（WLTCモード）
「118d 」の中古車の価格相場は139万9,000円~217万9,000円と値段の幅が広く、年式は2016年式~2017年式のものが多く流通している傾向です。
BMW 320d
「320d」はBMWの象徴である3シリーズにディーゼルエンジンを搭載したモデルです。セダンとツーリングがあり、パワフルなエンジンの搭載によって走りの力強さと効率性を高めました。以下は「320d xDrive」のスペックです。
・新車価格：597万円
・ボディサイズ：全長4,715mm×全幅1,825mm×全高1,450mm
・ホイールベース：2,850 mm
・車両重量：1,680 kg
・燃費： 18.9km/L（JC08モード）/ 15.3km/L（WLTCモード）
「320d」の中古車の価格相場は、139万9,000円~439万9,000で、年式やモデルによって大きな価格差があります。
メルセデス・ベンツ Eクラス セダン ディーゼル
メルセデス・ベンツの「Eクラス セダン ディーゼル」は、先進の技術と洗練された乗り心地が見事に調和したコンフォートセダンのディーゼル車です。その中のモデルの1つである、「E220d アバンギャルド」の基本スペックをご紹介します。
・新車価格：757万円
・ボディサイズ：全長4,930mm×全幅1,850mm×全高1,455mm
・ホイールベース： 2,940mm
・車両重量： 1,800kg
・燃費： 21.0km/L（JC08モード）
中古車の価格相場は219万9,000円~389万9,000円となっており、年式は2015年式~2017年式のものが主流です。
フォルクスワーゲン ポロ
「ポロ」は、フォルクスワーゲンの新世代デザインを採用した個性的なディテールが特徴です。低重心なスタイルも強調し、よりスポーティな印象も放っています。以下が、「TSI Comfortline」の基本スペックです。
・新車価格：265万3,000円
・ボディサイズ：全長4,060mm×全幅1,750mm×全高1,450mm
・ホイールベース：2,550 mm
・車両重量： 1,160kg
・燃費： 19.1km/L（JC08モード）
中古車の価格相場は79万9,000円~229万9,000円で、年式は2014年式~2019年式となっています。グレードによる価格差が大きい傾向です。
ボルボV40 D4
ボルボの「V40」は、都会走行に適したコンパクトサイズのアーバン・ショートワゴンです。クリーンディーゼルエンジンを搭載した「V40 D4」は、「i-ART」という効率的な燃料噴射テクノロジーを採用しています。
・新車価格：375万8,334円（以下「V40 D4 Kinetic」の基本スペック）
・ボディサイズ：全長4,370mm×全幅1,800mm×全高1,440mm
・ホイールベース： 2,645mm
・車両重量： 1,550kg
・燃費： 21.2km/L（JC08モード）
中古車の価格相場は166万9,000円~219万9,000円となっており、2015年式以降の新しいものが多い傾向です。
MINI クーパークロスオーバー
MINIの「クーパークロスオーバー」は、コンパクトなボディながらパワフルなエンジンを搭載しています。さらに、インテリジェントな4輪駆動システムによって、オフロードでも街中の走行でも思い通りの走りを実現可能です。
・新車価格：406万円
・ボディサイズ：全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mm
・ホイールベース： 2,670mm
・車両重量： 1,500kg
・燃費： 15.7km/L（JC08モード）/ 13.7km/L（WLTCモード）
中古車の価格相場は117万9,000円~287万9,000円で、2013年式~2018年式まで幅広く流通しています。
国産車と外車の違い
国産車は燃費性能に優れているといわれますが、外車と比べてどのような違いがあるのでしょうか。技術の違いだけでなく、メーカーそれぞれの考え方も異なります。外車の購入を検討中の方で「燃費のよい車がほしい」と考えている場合は、価格や装備だけでなく燃費もしっかり確認することが大切です。国産車と外車の違いについて解説します。
国産車は燃費を追求する傾向にある
日本の車メーカーは、燃料消費率の低さにこだわっているのが大きな特徴です。すべての車種ではないものの、「可能な限り低燃費な車にしたい」と考えるメーカーが多いといえるでしょう。
エンジンの稼働量を減らすことで、走行に必要な燃料が少なくなり燃費効率が上がります。このような仕組みを活かして誕生したのが、ハイブリッドカーや電気自動車です。車のみではなく、日本国内で全体的に環境への配慮が求められていることも理由のひとつといえます。
外車はパワフルな走りを重視する傾向にある
外車は、国産車と比較するとパワーのある走り心地を重視する点が特徴です。日本よりも広大な地域が多く、長距離運転が強いられるケースが多いことも要因となっているでしょう。
凹凸の激しい道やオフロード走行では、強いパワーが必要になります。悪路を想定して強力なエンジンモーターを搭載すると、多くの燃料を消費するため燃費が悪くなるということです。
しかし、近年は外国でも低燃費志向が強まっています。エコカー減税対象の車種も増えているため、今後も燃費の外車が増えるでしょう。
外車の購入の際は燃費をよく確認しよう
数年前に比べると燃費のよい外車が多いものの、「国産車よりは劣る」と感じている方もいるかもしれません。具体的な燃費はエンジンの種類やボディサイズにより異なるため、外車を購入する際は燃費についてもしっかり確認しましょう。
また、車を構成する消耗部品の劣化が原因で燃費が悪くなるケースもあります。安心してメンテナンスを続けるために、信頼できる業者を見つけることも大切です。新車・中古車を問わず、保証内容やアフターサービスもチェックして取り引きしましょう。
燃費以外に重視したい外車を購入する際のポイント
外車の購入を検討するときは、燃費以外にも重視すべきポイントがあります。車の仕様や保証の有無など、外車ならではの注意点があるので、よく下調べしておくことが大切です。
ここでは3つの要チェックポイントを解説するので、外車購入を希望している方はしっかり確認しておきましょう。知識を蓄えておくと、購入後にも役立ちます。
購入予定の車について知識を深めておく
外車のメーカーや生産国によっては、自国向けや欧米向けのモデルと日本向けのモデルとで仕様が異なる場合があります。
公式ホームページに記載されているものは主要消費国向けというケースも多いので、購入を希望する車がある場合はディーラーや販売店に直接確認することが大切です。
また、日本のように湿度が高く四季がはっきりした環境には向かない車種もあるので、知識を十分に深めたうえで購入を検討しなければなりません。
万が一に備えて安心できる保証が付くか確認する
外車でも安心できる保証の付帯が可能かどうかも、よく確認しておくのがおすすめです。正規ディーラーで新車を購入する際にはあまり心配ありませんが、中古車を購入する際は注意しましょう。
外車の修理や整備は国産車よりも時間とコストがかかることが多いので、保証の有無がユーザーの負担を左右します。外車に関する専門的知識や技術を持っている業者は限られていることもふまえ、有益な保証が充実しているかを確認するのは重要なポイントです。
販売店のアフターフォローサービスをチェックする
外車に乗り始めたばかりは特に、購入後の疑問やちょっとしたトラブルに不安を感じやすい傾向です。アフターフォローサービスが充実していると、より安心して外車を所持できるので、サービスの内容をよく確認しましょう。
定期点検や車両診断、消耗品の交換などが盛り込まれているか、担当者と直接相談できるかどうかなどをチェックするのがおすすめです。無料で行ってくれるサービスがどのくらいあるかも、大切な見極めポイントになります。
ネクステージなら燃費のよい外車の在庫が豊富！
燃費がよく、自分にぴったりの外車を見つけるには、豊富な在庫から選ぶのがおすすめです。比較検討できるので、より希望に近いものが見つかりやすくなります。
ネクステージなら全国に130以上もの店舗を構えており、所有している在庫は2万台以上です。お取り寄せもできるので、全国の在庫から好きな車を選べます。
さらに、1年・2年・3年の中から希望に合わせて選択できる、輸入車専用の保証も付帯可能です。自動車業界でも最高水準の補償範囲でカーライフをサポートしてもらえるので、外車初心者でも安心してカーライフを楽しめるでしょう。
まとめ
外車の燃費は少しずつ向上しています。中には日本車と比べても遜色のない車もあるので、よく情報収集して好みの1台を手に入れましょう。保証やアフターサービスが充実しているかどうかも確認するのがおすすめです。
ネクステージでは、輸入車に関する豊富な知識と確かな技術で、お車探しからメンテナンスまでをトータルサポートいたします。豊富な在庫と安心の輸入車専用保証をご用意しておりますので、ぜひ当社にお任せください。
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