国産コンパクトカー衝突安全性ランキングTOP10！安全性能が高い輸入車も紹介

国産車・輸入車問わず、多数のメーカーが優れた安全性能を搭載するモデルを発表しています。「安全性能が高くて人気の国産車・輸入車を知りたい」という方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ネクステージが行った独自アンケートを交えながら衝突安全性の高い国産車・輸入車10車種を、ランキング形式でご紹介します。安全性能についてよく知らない方も、詳しく理解する機会になるでしょう。

後半では、安全な車を手に入れるためのポイントも解説しています。

・国産車で最も衝突安全性に優れているのはトヨタ カローラスポーツ！

・輸入車で最も安全性能に優れているのはBMW 3シリーズ

・安全性能の高い国産車・輸入車をお得に手に入れたい場合は中古車を検討してみよう。ネクステージなら良質な中古車を全国の在庫から探せる！

国産コンパクトカーを対象に、衝突安全性ランキングを紹介します。衝突安全性が高い国産コンパクトカーはどれなのかも解説しますので、ぜひチェックしてください。

なお当ランキングは、独立行政法人 自動車事故対策機構（NSVA）が実施している自動車アセスメント（JNCAP）を元に作成しています。

またエマージェンシーストップシグナルは、強くブレーキを踏んだ場合、ブレーキランプと同時にハザードランプが点灯するシステムで、後続車に注意を促す機能です。追突のような事故の軽減に役立つでしょう。

第8位はスズキ スイフトで、自動車アセスメント（JNCAP）の得点率は85.7%です。スズキの安全技術は「基本安全」「予防安全（スズキ セーフティ サポート）」「衝突安全」の3つの柱で構成されています。

スイフトはピラーやドアミラーの配置によって、視界性能に優れており、歩行者や交通状況を把握しやすい設計です。安全装備の中でも、予防安のスズキ セーフティ サポートは魅力的で、スズキの先進技術が詰め込まれたシステムといえます。

第7位は日産 リーフで、自動車アセスメント（JNCAP）の得点率は86.3%です。リーフの安全性能の特徴は、VDC（ビークルダイナミクスコントロール）が搭載されていることで、各種センサーを使ってブレーキやモーター出力を自動的に制御します。

またリーフは、衝突エネルギー吸収ボディを装備しており、リチウムイオンバッテリーを守る車体構造です。高電圧保護設計もなされているため、万が一の状況になっても最悪の結果を回避することが可能です。

第5位はトヨタ アクアで、自動車アセスメント（JNCAP）の得点率は86.6%です。ヤリスクロスと同様、トヨタ チームメイト（アドバンスト パーク）が搭載されています。トヨタのコンパクトカーで初めて装備された車種です。

ヤリスクロスと同じように、レーダーやカメラを使った安全機能が充実しています。プリクラッシュセーフティは、前方の歩行者や自転車などを検出し、ブザーとディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせてくれる機能です。

第4位は日産 ノートで、自動車アセスメント（JNCAP）の得点率は86.7%です。JNCAPの最高評価である「ファイブスター賞」を獲得した車種でもあります。

ノートのボディは、高強度キャビンと衝撃吸収ボディから構成されており、いざとなった時に車を保護してくれる設計です。また歩行者傷害軽減ボディにもなっており、事故の被害を減らすだけでなく、歩行者を守ってくれます。

第3位はホンダ フィットで、自動車アセスメント（JNCAP）の得点率は87.2%です。ノートと同じく2020年度の自動車安全性の評価で、最高ランクである「ファイブスター賞」を獲得しています。

ホンダ フィットの衝突安全に関する特徴は、本田独自で開発された特殊なエアバッグです。さまざまな体格のドライバーや衝突状況に対応できる設計になっているため、より幅広いシチュエーションで高いパフォーマンスを発揮してくれます。

第2位はトヨタ ヤリスで、自動車アセスメント（JNCAP）の得点率は87.3%です。ヤリスのエアバッグは、SRSエアバッグ（運転席・助手席）＋SRSサイドエアバッグ（運転席・助手席）＋SRSカーテンシールドエアバッグ（前後席）の構成となります。

また全方位コンパティビリティボディ構造もヤリスの大きな特徴です。ボディのサイズや車体重量の違う車の衝突時において、どちらの車もなるべく被害を減らすようにする、コンパティビリティの概念が取り入れられています。

第1位はトヨタ カローラスポーツで、自動車アセスメント（JNCAP）の得点率は87.8%です。

カローラスポーツのエアバッグは、SRSエアバッグ（運転席・助手席）＋SRSニーエアバッグ（運転席）＋SRSサイドエアバッグ（運転席・助手席）＋SRSカーテンシールドエアバッグ（前後席）の構成になっています。

衝突安全だけでなく、オートマチックハイビームやレーダークルーズコントロールのような予防安全機能も充実しているため、運転初心者でも乗りやすい車と言えるでしょう。

（参考：『カローラスポーツ（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』/以下のリンクを参照してください：/stockcar/toyota/corollasport/）

車の安全装備にはメーカー独自のシステムも存在しています。全ての機能を覚えるのは困難ですが、特に安心感につながるものを理解しておくと車選びにも役立つでしょう。

新しいモデルには最新技術も採用されているため、外車を購入予定の方は事前にチェックしておくのがおすすめです。魅力的な安全性能を備えた輸入車を10車種ご紹介します。

メルセデス・ベンツの「CLSクラス」は、4ドアセダンとして発表されました。以下はベースグレード「CLS 220 d Sports」の基本スペックです。

• 新車価格：946万円
• ボディサイズ：全長4,995mm×全幅1,895mm×全高1430mm
• ホイールベース：2.94m
• 車両重量：1,820kg
• 乗車定員：5人
• 駆動方式：FR
• 燃費：16.5km/L

CLSクラスでは、インテリジェントドライブ機能が搭載されています。最適な車間距離を保持し、衝突の危険がある場合はブレーキ圧を高めて事故を防ぐといった機能です。急ハンドル・急ブレーキの操作をした際には、ドライバーや同乗者が車外へ飛び出す事態を防ぎます。

（参考：『CLSクラス（メルセデス・ベンツ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

BMWは、1シリーズをベースモデルとした「2シリーズ」を発表しました。以下は「218i グランツアラー」の基本スペックです。

• 新車価格：450万円
• ボディサイズ：全長4,585mm×全幅1,800mm×全高1,640mm
• ホイールベース：2.78m
• 車両重量：1,590kg
• 乗車定員：7人
• 駆動方式：FF
• 燃費：16.4km/L

2シリーズではすべてのグレードに「車両接近通報装置」を搭載しています。都会で運転する機会が多い方にはとくに魅力的な車といえるでしょう。

（参考：『2シリーズ（BMW）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

「1シリーズ」は、BMWが走行性能を重視して開発した車です。以下は「118i」の基本スペックとなっています。

• 新車価格：417万円
• ボディサイズ：全長4,335mm×全幅1,800mm全高1,465mm
• ホイールベース：2.67m
• 乗車定員：5人
• 駆動方式：FF

1シリーズは「リバース・アシスト」を搭載したことで人気を集めました。時速35キロメートル以下の速度であれば、50メートル先の駐車スペースまでハンドリングをアシストする機能です。

上級グレードでは衝突を回避する「ドライビング・アシスト」も利用できます。

（参考：『1シリーズ（BMW）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

メルセデス・ベンツのCクラスは、セダン・ステーションワゴン・クーペ・カブリオレの4車種を展開しています。以下はセダン「C 180 」の基本スペックです。

• 新車価格：599万円
• ボディサイズ：全長4,755mm×全幅1,820mm×全高1,435mm
• ホイールベース：2.84m
• 乗車定員：5人
• 駆動方式：FR
• 燃費：14.4km/L

予防安全装備には2019年10月時点で最新のインテリジェントドライブを搭載し、これまでのCクラスよりもいっそう安全性の高い車種に進化しました。

ドライバーがハンドルから手を放し続けたとき、警告音への反応がなければゆっくりと減速して停止させる「アクティブエマージェンシーストップアシスト」も利用できます。

（参考：『Cクラス（メルセデス・ベンツ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

アウディの「A3」は、フォルクスワーゲンのゴルフと同様のプラットフォームを使用しています。以下は「Audi A3 Sportback 30 TFSI」の基本スペックです。

• 新車価格：328万円
• ボディサイズ：全長4,345mm×全幅1,815mm×全高1,450mm
• ホイールベース：2.635m
• 車両重量：1,320kg
• 乗車定員：5人
• 駆動方式：FF
• 燃費：17.9km/L

予防安全装備には、衝突を回避して自動ブレーキを作動する「アウディプレセンスフロント」を搭載しています。車間距離を測定して安全な走行を続ける「アダプティブクルーズコントロール」も標準装備となりました。

（参考：『A3（アウディ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

ボルボが販売する「V40」は、2019年をもって生産終了とすることを発表しました。以下は最終モデル「クロスカントリー D4 モメンタム」の基本スペックです。

• 新車価格：436万9,444円
• ボディサイズ：全長4.37m×全幅1.8m×全高1.47m
• ホイールベース：2.645m
• 車両重量：1,550kg
• 乗車定員：5人
• 駆動方式：FF
• 燃費：21.2km/L

V40には、ボルボ独自の先進安全・運転支援機能を採用しています。ドライバーの視界が遮られやすい夜間でも周囲の状況を見極め、警告音と自動ブレーキで人々を守るシステムです。

（参考：『V40（ボルボ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

フォルクスワーゲンの5ドアハッチバック「ポロ」は、2018年にフルモデルチェンジを終えて6代目が発表されました。以下は「TSI コンフォートライン」の基本スペックです。

• 新車価格：237万2,000円
• ボディサイズ：全長4.06m×全幅1.75m×全高1.45m
• ホイールベース：2.55m
• 車両重量：1,160kg
• 乗車定員：5人
• 駆動方式：FF
• 燃費：19.1km/L

予防安全装備には、歩行者の飛び出しを検知して衝突を回避する「フロントアシスト」や、車線からの逸脱を防ぐ「レーンキープアシストシステム」を搭載しています。

（参考：『ポロ（フォルクスワーゲン）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

「COOPER」は、MINIが販売する車の上位モデルにあたるグレード名です。ベースグレードよりも優れた装備を備え、安全性能を高めやすい魅力があります。以下は「MINI 5DOOR クーパー」の基本スペックです。

• 新車価格：360万円
• ボディサイズ：全長4,025mm×全幅1,725mm×全高1,445mm
• ホイールベース：2.565m
• 車両重量：1,260kg
• 乗車定員：5人
• 駆動方式：FF
• 燃費：15.6km/L

最新モデルには、砂地のような走りにくい道でも駆動力を保つ「ダイナミックスタビリティコントロール」を搭載しています。MINIならではのコンパクトなボディは小回りが利きやすいため、予防安全装備が加わることでさらに運転しやすくなるでしょう

（参考：『MINIの中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

「ゴルフ」は、フォルクスワーゲンが販売する5ドアハッチバックです。2017年にはマイナーチェンジが発表され、より優れた安全性能を実現しました。以下は「TSIハイライン」の基本スペックです。

• 新車価格：338万円
• ボディサイズ：全長4.265m×全幅1.8m×全高1.48m
• ホイールベース：2.635m
• 車両重量：1,535kg
• 乗車定員：5人
• 駆動方式：FF
• 燃費：18.1km/L

車の駐車時に危険が生じやすい後方死角を検知する機能や、万が一衝突した際のダメージを抑制するブレーキ機能などを搭載しています。

（参考：『ゴルフ（フォルクスワーゲン）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

BMWが販売する車の中で、トップレベルの販売台数を誇るのが「3シリーズ」です。2019年には7代目となるモデルも発表されました。以下は「320d xDrive M Sport」の基本スペックです。

• 新車価格：678万円
• ボディサイズ：全長4,715mm×全幅1,825mm×全高1,440mm
• ホイールベース：2.85m
• 車両重量：1,680kg
• 乗車定員：5人
• 駆動方式：4WD
• 燃費：13.8km/L

3シリーズは、BMWがはじめて「インテリジェント・パーソナル・アシスト」を搭載した車種でもあります。渋滞中には一定の条件下でハンドリングをアシストする機能も加わったため、外車のなかでもとくに安全性の高い車種といえるでしょう。

（参考：『3シリーズ（BMW）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

衝突被害軽減ブレーキは、前走車や歩行者との衝突を予測して警告を鳴らすシステムです。何らかの理由でドライバーがブレーキを踏まなかった場合、自動的にブレーキが作動します。

車に搭載されたカメラによって検知・警告されますが、まったく被害が出ないというわけではありません。あくまでも大事故を避けるための機能となるため、運転中は常に前方を注意して見ることが大切です。

また、ブレーキアシストは緊急時の急ブレーキを助けるための機能のため、衝突被害軽減ブレーキとは目的が異なる点を理解しておきましょう。

安全面を重視して車を選ぶ人が増えている

ネクステージでは、購入する際に外せない装備についてアンケート調査をしました。回答が多かった装備は、ドライブレコーダー（41.0％）、キーレスエントリー・スマートキー（38.3％）、カーナビ（37.2％）、衝突被害軽減システム（21.8％）、全周囲カメラ・バックカメラ（19.4％）となっています。

カーナビやキーレスなどの便利機能を重視する人が多い中、安全面を重視して車を選ぶ人が増えているようです。

安心して使えるように有償保証も検討する

中古車を購入する場合、購入後に安全装備などに不具合が生じる場合も考えられます。安全な車の購入はもちろんですが、購入した中古車を安心して使うこと、購入後に生じる可能性がある不具合をカバーしてくれる保証の有無がポイントです。

ネクステージでは、中古車購入時に有償保証に加入したかのアンケート調査をしました。調査結果は、加入していない（55.7％）、加入した（44.3％）です。

中古車購入時に安心感を得るため、半数近くの方が有償保証に加入した事実から、何かあったときのために備えたいという考えの人が多いことが分かります。また、加入時に気になることを調査したところ、保証範囲（37.1％）、加入費用（25.0％）などの回答がありました。

保証を利用した人の声には、「保証が受けられることへの安心感がある」「故障リスクに対する不安が軽減された」などがあります。安心して使えるように、有償保証を検討してみましょう。

また修復歴車のようなトラブルの多い車両を排除しているため、品質も万全です。ネクステージのサービスを紹介しますので、気になっている方はぜひチェックしてください。

ネクステージは全国に展開しており、豊富な在庫を取りそろえています。2022年9月現在で、全国総在庫は約3万台です。年式やグレードなど、さまざまな条件で探せるため、こだわりの1台が見つけられるでしょう。

車社会といわれる現代では、重大な事故が頻発しています。運転テクニックにかかわらず、衝突安全性の高さは重視すべきといえるでしょう。輸入車を購入する場合は、自分に合った車を選ぶために信頼できる業者を見つけることも大切です。

また、何かあったときのための保証として、有償保証を検討することもおすすめします。衝突安全性の高い車の購入を検討中の方は、ぜひこの機会にネクステージまでご相談ください。メーカーや予算のご希望はもちろん、ご利用シーンに合わせたご提案も可能です。

お客様の安心で快適なカーライフを実現させるために全力でサポートいたします。