ポルシェってどこの国の車なの？生産国や生産国や定番モデルをご紹介
世界中でロングセラーを誇る車は数多くありますが、高級スポーツカーのポルシェもその代表格です。長い歴史を持ちながら、あらゆる世代に受け入れられる流線型のフォルムが魅力で、日本では都市部を中心に人気を博しています。
「いつかポルシェに乗ってみたい」と憧れる方がいる一方で、「どこの国の車なの？」といった疑問を抱えている人も多いでしょう。今回の記事では、ポルシェはどこの国の車なのかについて知りたい人に向けて、ポルシェの生産国や歴史など幅広く解説します。
※目次※
・ポルシェの生産国はドイツ。1948年にポルシェ初の車が製造・販売され、1952年に日本に上陸！
・ポルシェは購入する国によって価格が異なる。基本的にはドイツで購入する方が安い！
・ポルシェの中古車を探しているなら経験豊富なネクステージまで。輸入車への保証も手厚い！
ポルシェの生産国はドイツ
ポルシェの生産国はドイツです。ドイツといえば、ベンツをはじめBMWやフォルクスワーゲン、アウディなどのイメージが強いですが、実はポルシェもドイツで生産されています。
ポルシェは、自動車のデザイン事務所からはじまったユニークな経歴があるなど、歴史を見てみると面白い発見がいくつかあります。ここでは、ポルシェの歴史を整理しましょう。
1948年にポルシェ初の車が製造・販売される
ポルシェがはじめて自社製の車を販売したのは1948年のことです。スポーツモデルの「Porsche 356-001」、スポーツカー「Porsche 356/2 Coupe」を発表しました。ここからスポーツカーメーカーとしての実績を積みはじめます。
ポルシェは1931年にフォルクスワーゲン・タイプ1いわゆるビートルの設計を手掛けたフェルナンド・ポルシェがデザイン事務所として創業しました。1940年代には息子のフェリー・ポルシェが自動車メーカーとして製造・販売を開始し、ポルシェブランドを発展させました。
1952年にポルシェが日本に上陸
日本では1952年から日本の輸入代理店をとおして販売を開始し、以降長年に渡り高級スポーツカーとしての存在感を示し続けています。1970年代のスーパーカーブームではさらに人気に拍車がかかり、日本人にも広く認知されるようになりました。
平均1,000万円以上したポルシェは、1990年代から価格を下げた車を販売しはじめます。その結果、一般の日本人でも手に入るような、身近で憧れの車としてファン層を増やすことに成功し、今でも強いブランド力を維持しています。
フォルクスワーゲンの株を取得しさらなる勢いを見せる
ポルシェの創業より続くフォルクスワーゲンとの関係を強固にするため、2005年からフォルクスワーゲンの株式を徐々に取得していきます。一時はフォルクスワーゲンの株を43％まで買い占め傘下に収める勢いでした。
しかし、2008年のリーマンショックを契機にポルシェの資金繰りは悪くなり、反対に業績が好調だったフォルクスワーゲンに取り込まれます。2012年にはフォルクスワーゲンに全株式を取得され、完全子会社となりました。
日本国内で馴染みの深いポルシェ4選
ポルシェ愛好家にはおなじみの人気車種4選をご紹介します。人気ランキングでも常連になっているモデルばかりです。
ポルシェは新しい技術と、魅力的なオリジナルデザインをほどよく融合させ、新旧のファンを魅了し続けます。4つの車種のスペックや特長を確認してみましょう。
カイエン
カイエンは、ターボエンジンをフロントに搭載し、ハイオクガソリン仕様で前輪駆動の安定走行システムを採用しています。最高速度は245km/hを誇り、パワーのあるSUV車でありスポーツカーです。
カラーは12種類を取りそろえ、ドライバーの体にフィットするシートは快適性とスポーティーさを兼ね備えています。広々としたゆとりある空間とアンビエントライトなどの豊富なオプションで、自分仕様にカスタマイズできることが人気のポイントです。新車販売価格は、1,180万円~となっています。
718ケイマン
燃料消費量を抑えると同時にパワーアップしたエンジンは、ミッドシップエンジンレイアウトです。後輪駆動車で最高速度は275km/hまで可能になりました。
ボディカラーは16色、スポーツカー特有の目立つ大きなホイールは18インチ~20インチに対応し、洗練された車内のシートやハンドルは、使いやすく実用性も備えています。
新車販売価格は768万円と、ポルシェの中では比較的購入しやすい価格設定と2人乗りの洗練されたデザイン、安定した爽快な走りで人々を魅了しています。
718ボクスター
スペックは718ケイマンとほぼ同等の2人乗りオープンカーです。スポーツカーとしての性能と颯爽と流れるような線をイメージできるボディデザインは、強い個性を出しています。
走りはサーキットを彷彿とさせる安定性と快適さで、低い重心が安全とかっこよさを両立させました。オープンカーながら807万円と比較的安価なので、エッジが効いたスポーツカーの走りを体感したいドライバーにおすすめの車種です。
911
ポルシェの歴史を見るなら50年間製造が続く911シリーズ、といわれるほどポルシェのコアなコンセプトが詰まったモデルです。2022年11月現在は、第8世代の911が生産されています。新車販売価格は、1,503万円となっています。
流行に流されないデザインと、リアの強力なコンパクトエンジンから繰り出される最高速度293km/hのスピードが人々を魅了しています。ポルシェがこれまでのレースで培った経験と最新の技術を集結したのが「911」です。
個性豊かな各世代の911は、自分好みのモデルを選ぶ楽しみを提供してくれます。
ポルシェは購入する国によって価格が異なる
ポルシェの価格は、購入する国によってさまざまです。一般的には、日本国内で購入するよりも、ドイツで買った方が安くなります。
ここでは、なぜ日本よりもドイツで購入したほうが安いのかを解説します。ポルシェの具体的な価格や、日本での売れ行きについてもあわせて紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてください。
一般的にドイツで買う方が安い
ドイツ車に限らず、どの国の輸入車であっても、国産車に比べて価格が高くなる傾向にあります。その理由は、輸送費や輸出国の基準に合わせた開発費、販売経路整備・拡大費などがかかるからです。実際の価格差について見ていきましょう。
ポルシェの代表的なモデルである911を例に考えます。911 Carreraの新車販売価格（日本国内）は、1,503万円です。一方ドイツでの販売価格は、11万3,492.00ユーロ、2022年11月現在のレートで日本円に換算すると約1,644万円となります。
日本での売れ行きは好調
ポルシェの日本での売れ行きは好調です。2022年上半期には、国内新車登録台数が過去最高（4,068台）となっています。参考までに、2021年上半期の数値は、3,924台です。
ポルシェは、オーナーに限らず誰でも利用できるブランド体験施設「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」をオープンするなど、多様な業態を展開しています。販売台数が伸びた1つのきっかけとも言えるでしょう。
なお、日本国内で利用する場合は、国内購入を行うユーザーが多いようです。
ポルシェと近い値段で購入できる国産の車とは？
ポルシェと同等の国産車と比較することで、ポルシェの価値をより深く理解できます。スペックやオプションなどそれぞれの持ち味があるので、ここで改めて比べてみると新たな発見があるかもしれません。
ここではデザイン、燃費、操作性、走行時の快適さ、開発の歴史などを中心に比べてみましょう。
クラウン
新車のクラウンは、435万円~640万円の価格帯で販売されています。低燃費のハイブリッドシステムエンジンは、力強くスムーズな加速を実現しました。
スモークメッキとスモーク塗装、シンプルでモダンなインテリアで一層の高級感を演出するトヨタのセダン車です。
低くワイドな車体の存在感とサイドの伸びやかなデザインは、一人で、友人と、そして家族でのドライブなどいろいろな場面での走行を想定しています。
スカイライン
スカイラインは、スポーティな性能と高級感を両立した車種です。圧倒的な走行パフォーマンスはもちろん、風格のあるエクステリアデザインや、上質なインテリアなどデザイン面でも高く評価されています。
従来のスカイラインには、GT-Rというグレードがあり、スポーツカーとして親しまれていました。現在では、普段使いにも利用できるスカイラインと分かれる形で、GT-Rが独立しています。高性能エンジンを搭載しながら、リサイクルしやすい材料を使用するなど、環境にも配慮されたデザインです。
フーガ
日産フーガは、2022年8月現在、生産を終了している車種です。上品で流れるサイドラインと洗練されたフロントデザインは、フーガがプレミアムセダン車であることを表しています。
周辺環境を認識し状況にあわせてハイロービームを自動で切り換えること、車両や歩行者との衝突を事前に察知・警告する全方向安全システムを搭載したこと、踏み間違い衝突防止アシストが付いたことなど、安全性を高めた設計が特長です。すべての方が快適で安心できる走行を楽しむための配慮は、いっそうの高級感を演出しています。
手が届くポルシェの中古車をお探しならネクステージへ！
ポルシェの中古車を探している場合は、経験豊富なネクステージまでご相談ください。全国展開しているネクステージは、国産車はもちろん、ポルシェなどの輸入車の在庫も豊富に取り扱っています。
また輸入車の保証も手厚いため、「購入後のトラブルが心配」という方にもおすすめです最後に、ネクステージのサービスについて紹介します。
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ネクステージのWebサイトでも、全国の在庫を検索でき、そのまま見積もり依頼も可能です。気になる在庫が他店舗にあれば、最寄りの店舗へのお取り寄せもできますので、お気軽にお問い合わせください。
輸入車への保証もある
ネクステージは、お客様のカーライフに寄り添うサービスを目指しています。アフターサポートにも万全を期しており、購入後に何かあった際も、スムーズに対応可能です。
ネクステージで販売されている中古車には、無料保証が付帯しています。国産車だけでなく、輸入車も対象になっているのがポイントです。より充実した保証をお求めの方には、メンテナンスパック付き有料保証「サービスサポート」をご用意しておりますので、ぜひご検討ください。
まとめ
ポルシェの生産国はドイツであり、70年を超える長い歴史を持っています。日本での売れ行きも好調で、これからもますます注目されるブランドになるでしょう。
ポルシェはとても魅力的な車ですが、新車価格が高めに設定されています。購入費用を抑えたい場合は、中古車を検討してみるのがおすすめです。
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