フォルクスワーゲンの大規模リコールとは?中古車購入時のポイントも解説

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フォルクスワーゲンの大規模リコールとは?中古車購入時のポイントも解説

フォルクスワーゲンの大規模リコールとは?中古車購入時のポイントも解説

フォルクスワーゲンのポロやゴルフの購入を検討していて、リコールの情報を不安に感じているという方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、フォルクスワーゲンのリコールの内容と中古車購入時のポイントについてご紹介します。

 

リコール対応は保証期間を気にせずいつでも無料で行えるため、中古車でも安心して乗ることができます。さらにいまなら、かなりお買い得な価格での購入も可能です。それでも不安が残るという方は、取り扱う中古車を限定した信頼できる中古車販売店に相談しましょう。それでは、詳細をチェックしていきましょう。

 

※目次※

1. 2019年に起きたフォルクスワーゲンの大規模リコール

2. リコールの際の対応はどのような手順か?

3. 中古はお得?リコール対象となったフォルクスワーゲンを中古車で購入する際のポイント

4. このタイミングで手に入れたいフォルクスワーゲンのおすすめ中古車種

5. まとめ

 

■POINT

 

 

・リコール対応の修理費用は無料で保証期間もなし!年式が古くても問題なく修理できる

・フォルクスワーゲンのリコール対象車は、対応にさえ注意すれば値下がりしているこのタイミングがお買い得!

・新車価格より約200万円も安い年式の新しい中古車がねらい目!いまを逃せば値上がりする可能性もあるので決断はお早めに

 

 

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2019年に起きたフォルクスワーゲンの大規模リコール

フォルクスワーゲンの大規模リコールとは?中古車購入時のポイントも解説

2019年に起こったフォルクスワーゲンの大規模リコールは、記憶に新しいという方もいるのではないでしょうか。大きな話題となりましたが、内容についてはよくわかっていないという方もいるかもしれません。ここでは、2019年の大規模リコールが、どの車種を対象にしたどのような内容のものだったのかを解説します。

 

対象となった車種

長らくオーナーからの不具合報告が止まなかったフォルクスワーゲンの「7速DSG車」ですが、2019年になってようやくリコールとなりました。

 

対象車は2008年~2016年に輸入した30車種176,068台です。特にリコール対象台数の多かった3車種は以下のとおりです。

  • ・ポロ(排気量1.2L、最高出力77Kw、輸入期間2010年~2014年):31,594台
  • ・ザ・ビートル(排気量1.2L、最高出力77Kw、輸入期間2011年~2016年):17,671台
  • ・ゴルフ(排気量1.4L、最高出力103Kw、輸入期間2013~2015年):14,368台

 

ほかの27車種の中にもポロやゴルフが多いのですが、パサートやトゥーランなどの車種もリコール対象となっています。なお、対象車種の輸入期間内でも、リコール対象とならない(不具合がない)車両もあるとのことです。

 

自動変速機油圧制御システム(アッパーハウジング)の不具合

7速DSG型自動変速機では、「アキュムレーター(蓄圧器)」という部品に加圧した油をためています。これは油圧制御の重要な部品のひとつで、トランスミッションが駆動するためには不可欠です。

 

2019年のリコール案件の問題点は、アキュムレーターをカバーする「アッパーハウジング」にありました。これを適切に加工していないことで、アキュムレーターの継続的な油圧の変化が生む力に耐えきれず、アッパーハウジングが破断するおそれがあります。

 

これにより油圧が低下したり加圧できなくなったりして、自動変速機に十分な駆動力が伝わらなくなって、走行不能になるかもしれないという内容です。

 

なお、7速DSGは「乾式7速DSG」とも呼ぶ変速機構で、「湿式6速DSG」はリコール対象とはなっていません。

 

リコールの際の対応はどのような手順か?

フォルクスワーゲンの大規模リコールとは?中古車購入時のポイントも解説

ここまでは、2019年の大規模リコールの内容について解説しました。リコールの情報を見聞きする機会はあっても、リコール対応の当事者になった経験がある方は少ないかもしれません。

 

リコール対象車を購入する際には、自分でリコール対応の手続きをとる必要があります。ここでは、リコール対応の際にどのような手順を踏むかを見ていきましょう。

 

ディーラーから送られた通知をもとに連絡をする

リコールの対象車を所有しているオーナーには、メーカーやディーラーから、電話やダイレクトメールで通知がきます。新車であっても中古車であっても、現在のオーナーの登録情報をもとに通知が届く形です。

 

リコール案件によって通知の方法はまちまちですが、ダイレクトメールの場合は住所変更で届かない場合があることに注意しましょう。通知内容には、不具合に対応できるディーラーの情報を記載しています。まずは最寄りのディーラーや購入時のディーラーに連絡をしましょう。

 

代車を借りられるかどうかは店次第

リコール案件の不具合の修理は、責任がメーカーにあるため費用は無料です。年式が古くて保証期間がすぎている場合でも、問題なく無料での修理が可能です。お金はかかりませんが、修理は即日に完了しないケースもあるでしょう。

 

ここで気になるのが、代車が借りられるかどうかです。代車が借りられる場合にも同じく無料ですが、店舗によっては借りられない場合もあります。店舗の対応は一律ではないため、車を持ち込む前に代車について確認しておくとよいでしょう。

 

返金できるかどうかはケースバイケース

本件のリコール案件の発表は2019年ですが、不具合自体は2008年から発生しています。オーナーによっては、リコール案件の不具合について、すでに自腹で修理してしまっている場合もあるでしょう。

 

本件の不具合の修理には関連部品も含めての「ASSY交換」が必要で、修理費用は数十万円にのぼったかもしれません。

 

フォルクスワーゲンの発表によると、有償修理の事実が証明できるなら返金できるとのことです。本件の不具合の修理にあたるかどうかの確認も必要なため、返金できるかどうかはケースバイケースといえるでしょう。

 

所有車がリコール対象車か心配なら検索する

いまのところ問題が発生していなくても、所有する7速DSG車がリコール対象車かどうか心配という場合もあるでしょう。本件は金属疲労による破断をともなう不具合であるため、車の使用頻度によっては問題が表面化していないかもしれません。

 

所有車がリコール対象車かどうかを調べるには、国土交通省かフォルクスワーゲンの公式Webサイトから検索が可能です。国土交通省なら「自動車のリコール・不具合情報」ページ、フォルクスワーゲンなら「リコール関連情報」ページから検索できます。

 

中古はお得?リコール対象となったフォルクスワーゲンを中古車で購入する際のポイント

フォルクスワーゲンの大規模リコールとは?中古車購入時のポイントも解説

リコール対象になっているフォルクスワーゲンの車は多く、中古車市場に流れている車体の中にはリコール未対応の車体もあるかもしれません。対応済みだとしても、購入には不安があるという方もいるでしょう。ここでは、リコール対象車を中古車で購入する際のポイントについて解説します。

 

リコール対応後の車は安全?

本件でリコール対象となった7速DSG車は、中古車市場にも出回っています。本来なら高性能であるため、安ければ買いたいという方も多いのではないでしょうか。ここで気になるのが、リコール対応後の7速DSG車は安全なのかということです。

 

リコールは「道路運送車両法」に定める改善措置の取り決めで、メーカーは厳格な保安基準を満たす義務があります。

 

後付けをするチャイルドシートの不具合が多発していることもあって、技術検証の基準は厳しくなっている状況です。リコール対応をした後なら、安全かつ快適にドライブできる性能に仕上がっていると考えられるでしょう。

 

価格

今回のリコールは、マスメディアの報道やSNSでの情報拡散で大きく問題となったこともあり、リコール対象車の本体価格はかなり安くなっています。リコールに対応済みで状態に問題はなくても安い、というお得な車体も発見できるでしょう。

 

性能や状態から見ればかなり安く購入できるとはいえ、予算内におさまるかどうかは重要なポイントです。ゴルフなら140万円以下、ポロやザ・ビートルなら100万円以下という車体もあります。年式や走行距離もチェックしながら、予算の範囲内におさまる車体を選択しましょう。

 

修理歴の有無

前オーナーによっては、不具合に気づいて修理せずに手放していることもありえます。リコール対応は無料で行えるため、まずは修理履歴の確認をしっかりと行うことが重要です。

 

また、リコールの対象箇所以外の修理歴も把握しておきましょう。できれば修理歴のない車体を選ぶことで、トラブルなくより長く乗り続けられます。

 

試乗した際の感覚

リコール対象車を購入することの決め手になるのは、試乗した際の感覚ではないでしょうか。スペックや価格が魅力的でも、リコール対象車というイメージがある以上は不安がぬぐえない可能性があります。

 

試乗すれば、乗り心地だけでなく本件の不具合による「異音」や「空転」が発生するかどうかも確認できます。不具合の影響が感じられなくても、メンテナンスの意識を高めることが重要です。

 

信頼できる販売店

リコール対象車の場合、どのように販売店に流れた車体なのかという経緯について、ほかの中古車よりも敏感になってしまうかもしれません。

 

ネクステージであれば、買取から販売までを一貫して行っています。身元のはっきりした中古車を取り扱っているため、リコール対象車であっても安心です。厳選した上質な車体だけを取り扱っており、走行距離が無制限の12か月無料保証など充実したサポートも行っています。

 

このタイミングで手に入れたいフォルクスワーゲンのおすすめ中古車種

フォルクスワーゲンの大規模リコールとは?中古車購入時のポイントも解説

リコール対象車は、対応に注意さえすれば、年式が新しくても安く買えるお得感が魅力です。本件のリコール対象車では、新車価格より約200万円も安い車体もあります。状況が落ち着けば値上がりする可能性もあるため、今がチャンスと考えられるでしょう。

 

ここで紹介するポロ、ザ・ビートル、ゴルフは、すべて上記のリコール対象車です。信頼できる販売店から購入すれば、安心して乗ることができます。

 

ポロ

ポロは、普段乗りの快適な走行性と低燃費を両立した、フォルクスワーゲンの代表的なコンパクトハッチバックです。

 

広いラゲージスペースにバックカメラもついており、日常的な買い物に安心感が生まれるでしょう。小回りが効いて走りは機敏で、スムーズな街乗りが楽しめることもメリットです。

 

「ポロ TSI コンフォートライン」の新車価格は262万円以上ですが、ネクステージでは年式が2015年で本体価格60万円台というお得な車体も取り扱っています。

(参考:『フォルクスワーゲン ポロ』)

 

ザ・ビートル

ザ・ビートルは、唯一無二のかわいくかっこいいボディラインが魅力的な、見ているだけでもワクワクするハッチバックです。走りも快適で、ドライブが楽しくなる車といえるでしょう。

 

「ザ・ビートル デザイン」の新車価格は283万円以上です。ネクステージには、人気のデニムカラーの2013年モデルが90万円台という車体もあります。

 

2019年に生産終了となったザ・ビートルは、今後は新車を手に入れることができません。中古車が安いこのタイミングで購入してみてはいかがでしょうか。

(参考:『フォルクスワーゲン ザ・ビートル』)

 

ゴルフ

ゴルフは、走行性能だけでなく安全性能も高めた、高機能かつ多目的に使えるハッチバックです。ACC(アダプティブクルーズコントロール)で長距離走行や渋滞時の負担を軽減し、剛性の高いボディと9つのエアバッグによって衝突時の安全性を確保しています。

 

オートでアイドリングをストップする「ブルーモーションテクノロジー」を搭載するなど、環境性能も秀逸です。「ゴルフ TSI ハイライン」の新車価格は338万円以上ですが、ネクステージでは2015年式で本体価格130万円台の車体も用意しています。

(参考:『フォルクスワーゲン ゴルフ』)

 

まとめ

フォルクスワーゲンの大規模リコールとは?中古車購入時のポイントも解説

フォルクスワーゲンのポロ、ザ・ビートル、ゴルフなどは、大規模リコールの情報から購入を足踏みしてしまうかもしれません。この背景があって、7速DSG車は現在かなりお買い得な状況です。

 

購入する車体がリコール未対応でも、保証期間を気にせずに無料で修理できます。車体によっては新車価格より200万円近くも安く購入できるため、いまを逃したくない車種といえるでしょう。

 

ネクステージでは、身元のはっきりした上質な車体のみを厳選して取りそろえています。この機会にフォルクスワーゲン車を安く購入することをお考えなら、ネクステージにお気軽にご相談ください。

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