フォルクスワーゲンup！の特徴と乗り心地は？ライバル車はいる？
フォルクスワーゲン up！は、軽自動車と5ナンバー車、両方のメリットを取り入れたモデルです。日本では2012年から販売を開始し、2017年にはマイナーチェンジが施されました。フォルクスワーゲン up！はどのような特徴を備えているのでしょうか。
この記事では、フォルクスワーゲンup！のスペックや装備内容をご紹介します。ライバル車もいくつか紹介しますので「フォルクスワーゲンup！の購入を考えている」または「自分に合ったスモールカーを探している」といった方の疑問も解決するでしょう。
※目次※
・up!はフォルクスワーゲンモデル唯一の5ナンバー車。軽自動車に近いサイズで日本の街中でも使いやすい。
・フォルクスワーゲン up!は中古の流通量が少ない。N-BOXやパッソなどのライバル車もおすすめ。
・フォルクスワーゲン up!を購入する際は正規輸入車ディーラー事業も行うネクステージへ。充実した保証で安心のカーライフを実現。
フォルクスワーゲン up!はどのような車？
フォルクスワーゲンは、世界的に有名なドイツの自動車メーカーです。さまざまなタイプの車を展開し、日本でも人気を集めています。その中でup!はどのようなコンセプトのもと販売されているのでしょうか。まずここでフォルクスワーゲン up!の概要やスペック、ボディカラーの詳細を解説します。
（参考：『アップ！（フォルクスワーゲン）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
フォルクスワーゲン up!の概要
up!は、フォルクスワーゲンモデルの中で唯一の5ナンバー車です。日本では「ルポ」の後継車として、2012年に販売開始しました。日本でも高い人気を集め、2017年4月にはマイナーチェンジが実施されています。このとき全長が大きくなりレインセンサーやオートライト、タイヤ空気圧警告灯などの安全機能が追加されました。
かわいらしい見た目とサイズで人気を得ていましたが、2019年に販売が終了されています。
スペック
フォルクスワーゲン up!の主なスペックを以下にまとめました。軽自動車に近いサイズ感でありながら、1,0Lのエンジンを搭載しています。
|
車体サイズ |
全長3,610×全幅1,650×全高1,495mm |
|
ホイールベース |
2,420mm |
|
重量 |
930~950kg |
|
トランスミッション |
自動5段（前進）1段（後退） |
|
エンジン種類 |
直列3気筒DOHC（4バルブ） |
|
総排気量 |
999cc |
|
最高出力 |
55kW（75PS）/6,200rpm |
|
最大トルク |
95N・m（9.7kg・m）/3,000~4,300rpm |
ボディカラー
フォルクスワーゲン up!のボディカラーは、以下のラインアップです。落ち着いた色合いから明るめの色まで、自分好みのカラーを選択できます。
・ハニーイエローメタリック
・ティールブルー
・トルネードレッド
・キャンディホワイト
・タングステンシルバーメタリック
・ディープブラックパールエフェクト
低燃費で経済的
車は長く使うものであるため、車体価格と同様にランニングコストは重要な要素です。特に輸入車はランニングコストが高いイメージがあるかもしれませんが、フォルクスワーゲン up!は22.0km/L（JC08モード）と、優れた燃費性能を実現しています。
ガソリン代は値上がりと値下がりを繰り返すため、明確に予測できないコストです。低燃費なup!であれば、安心してドライブを楽しめるでしょう。
個性的なインテリア
フォルクスワーゲン up!は、外観だけでなくインテリアにも個性的なデザインが施されました。ボディカラーと同色のインパネやシートにより、おしゃれで可愛らしい雰囲気を感じられます。
一方でハンドルやメーター部分は、質感の高いデザインです。インテリアアンビエントライトを点灯すれば、間接照明でさらにゴージャスな空間に変化します。かわいらしさとスタイリッシュさを両立しているため、女性にも男性にも好まれる一台です。
フォルクスワーゲン up!の魅力
フォルクスワーゲン up!は、豊富な魅力を備えています。前述のインテリアデザインや燃費性能もそのひとつです。ここで実用性や快適性など、さらに詳細な魅力を解説します。up!ならではのサイズ感や、走行性能に注目しつつ参考にしてください。
小さいボディで小回りが利く
up!は全長3,610mmで、フォルクスワーゲンモデルの中で最もコンパクトな車です。軽自動車に近いサイズ感に加え、最小回転半径は4.6mと小回りも利きます。日本の狭い路地や曲がりくねった路もスムーズに運転できるでしょう。
さらにフロント・リヤのオーバーハングが短く、四隅にタイヤを配置した設計です。車両感覚が掴みやすいため、車両をぶつけるリスクも低減できます。
充実の安全技術も標準装備
フォルクスワーゲン up!は、充実した安全技術を標準装備しています。たとえば、カーブ時に不安定な挙動を検知し横滑りを防ぐ「ESC（エレクトロニック・スタビリティ・コントロール）」や、駐車時にセンサーで障害物を検知し警告する「パークディスタンスコントロール」などです。
万一の衝突時は合計4つのエアバッグや、シートベルトを瞬時に巻き上げる「フォースリミッター付シートベルトテンショナー」が作動し、乗員の身体を保護します。
さらに、二次被害を防止する機能も搭載されました。高速走行時に急ブレーキをかけると「エマージェンシーストップシグナル」が作動し、ブレーキランプで後続車に危険を知らせます。
前席・後席で広々快適
フォルクスワーゲン up!は、コンパクトなサイズでありながら2,420mmとホイールベースが長い設計です。そのため、前席・後席ともに足元に余裕があります。運転席と助手席のサイズは長さ510×幅500mm、後席のサイズは長さ490×幅1,190mmです。大人4人が十分に座れるため、ロングドライブも快適に過ごせるでしょう。
また、251Lのラゲッジスペースは、後席を倒せば959Lに拡大します。乗員数に合わせて柔軟に荷物を積載可能です。
軽量小型1Lエンジン＋2つの走行モード
フォルクスワーゲン up!には、1.0Lの軽量小型エンジンが搭載されています。最高出力55kWのパフォーマンスで、軽自動車とは一線を画した軽快な走りを楽しめるでしょう。
また、5速ASGという個性的なトランスミッションが採用されました。これはシンプルなシングルクラッチ式ATで、マニュアルモードとドライブモードの2つの走行モードを選択可能です。マニュアルモードでは、自身でギアチェンジを行いながらスポーティな走りを楽しめます。
フォルクスワーゲン up!の新車・中古車価格は？
フォルクスワーゲン up!の購入を考えるうえで、価格も気になるポイントではないでしょうか。車の購入方法には新車と中古車の2種類があります。ここでフォルクスワーゲン up!の新車価格と中古車相場を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
フォルクスワーゲン up!の新車価格
フォルクスワーゲン up!の新車価格は149万~234万2,000円です。しかし、up!は2020年に新車販売を終了しています。今後再販される可能性もありますが、現状新車購入は困難です。
フォルクスワーゲン up!の中古車相場
フォルクスワーゲン up!をすぐに購入するのであれば、現状は中古車が唯一の購入方法です。中古車は約20万~240万円、ネクステージ取扱車は約38万円~69万円となっています。
年式にこだわりがなければ、安価で購入可能です。しかし流通量自体が多くないため、好みの商品があれば早めの購入をおすすめします。
（2022年1月時点での情報です）
フォルクスワーゲン up!のライバル車もチェックしよう
フォルクスワーゲン up!の流通量が少ない場合は、ほかの車種も選択肢として考えましょう。ここで、up!のライバル車の特徴と中古車相場をご紹介します。up!とサイズ感が類似した軽自動車や、スモールカーを候補としてまとめました。ぜひ車選びの参考にしてください。
フィアット 500
フィアット 500は、インテリア・エクステリアともに、丸みを意識したかわいらしい外観が特徴です。2ドア仕様で、全体的にup!よりもコンパクトに仕上がっています。車体サイズは全長3,570mm×全幅1,625mm×全高1,515mmです。
パワーユニットには1.2Lエンジンに加え、ツインエアエンジンが設定されています。ツインエアエンジンは、ターボ加速による躍動感とエコ性能を両立したエンジンです。独創的なドライブを楽しめます。中古車相場は約60万~240万円です。
（2022年1月時点の情報です）
（参考：『500（フィアット）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ダイハツ タント
ダイハツ タントは、実用性に特化した軽自動車です。大きな特徴は大開口の「ミラクルオープンドア」です。
助手席側の開口幅が1,490mmと非常に広く設計されているため、大きな荷物もスムーズに出し入れできます。「助手席ターンシート」が約30度回転するため年配の方でも少ない負担で乗り降りが可能です。
ほかにも、運転席や助手席に設置された「ラクスマグリップ」や段差の負担を低減する「ミラクルオートステップ」など、人々の暮らしを支える機能が多数備わっています。中古車相場は約20万~200万円です。
（2022年1月時点の情報です）
（参考：『タント（ダイハツ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ホンダ フィット
ホンダ フィットは、ガソリンタイプのほかに「e:HEV」モデルを展開しています。e:HEVは次世代の2モーターハイブリッドシステムです。モーター走行を中心としながら3つのモードを自動で切り替えます。
発進時はバッテリーからの電気でモーターを駆動する「EVモード」、加速時はモーターとエンジン両方を活用する「ハイブリッドモード」、高速走行時はパフォーマンスを重視した「エンジンモード」といったように、走行シーンに応じて最適に切り替える仕組みです。
このような技術からWLTCモードで29.4km/Lと、優れた燃費性能を実現しています。中古車相場は約20万~220万円です。
（2022年1月時点の情報です）
（参考：『フィット（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
トヨタ パッソ
トヨタ パッソも、軽自動車に近いサイズ感のコンパクトカーです。シンプルなスタイルのXと、洗練されたスタイルのMODAという2つのグレードが設定されました。2トーンカラーも含めた全13色のボディカラーを選択できるため、自分の好みを外観に反映できます。
燃費性能はWLTCモードで21.0km/Lです。最小回転半径4.6mで小回りにも優れ、Vフレックスフルタイム4WDが雨の日や雪道でも安定した走りを実現します。中古車相場は約20万~130万円です。
（2022年1月時点の情報です）
（参考：『パッソ（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ホンダ N-BOX
N-BOXは、2011年12月~2021年11月までの国内累計販売台数第1位を記録した、人気の軽自動車です。N-BOXの人気は、広い室内空間や機能性の高さに起因しています。
N-BOXは、室内高140cmという軽自動車最大級の広さを実現しました。スライドシートや荷室のスロープなど、広さを生かして柔軟に使用できます。車いすや自転車など、大きな荷物も楽に積み入れ可能です。中古車は約40万~180万円で販売されています。
（2022年1月時点の情報です）
（参考：『N-BOX（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
フォルクスワーゲン up!をお探しならネクステージへ！
価格を抑えてフォルクスワーゲン up!を購入するなら、中古車がおすすめです。ネクステージであれば、理想の中古車を提供する環境を用意しています。ここで、ネクステージの魅力を解説しますのでぜひ店舗選びの参考にしてください。
ネクステージは正規輸入車ディーラー事業者
輸入車は購入後のメンテナンスや、修理費用に不安を抱く方も多いのではないでしょうか。ネクステージは、フォルクスワーゲンを含む正規輸入車ディーラー事業を行っているため、輸入車の扱いに長けています。
正規ディーラーを介して購入した輸入車はディーラー保証を利用できるため、購入後も安心です。新車に近い品質を中古車に求める方は、認定中古車も購入いただけます。
安心快適なカーライフが送れるようサポート
ネクステージはお客様ファーストの理念のもと、価格以上の良質な車を提供しています。修復歴車などトラブルが起きやすい車は販売しておりません。徹底的な品質管理・鑑定のうえで販売しています。
安心快適なカーライフを実現するため、保証も充実した内容です。正規ディーラー以外で購入した輸入車も専用の保証プランを用意しています。期間中の無料点検やオイル交換、トラブル時のロードサービスなどさまざまな特典の対象となるため、安心してお買い求めください。
まとめ
フォルクスワーゲン up!は、高いデザイン性・実用性を備えた魅力的なモデルです。しかし中古車の流通量は少なく、新車販売も終了しています。ぜひライバル車も選択肢に入れつつご検討ください。
ネクステージは、フォルクスワーゲン up!も含め圧倒的な在庫を扱っています。価格・品質・サービスすべてに自信を持って販売しているため、理想のカーライフを実現可能です。相談から承っていますので、ぜひ適切なタイミングでご利用ください。
■世界のクルマを360°画像でチェックする (universe-cars.jp)
■オシャレな輸入車カタログ｜supreme_cars
