コペンの歴代モデルを徹底解説!生産終了のホンダ S660の中古車にも注目
ダイハツが製造するコペンは、発売から20年が経過したオープンスポーツカーです。軽自動車ということで運転もしやすく、爽快な走りが楽しめるということで人気があります。コペンの購入を検討している方は、歴代モデルから現行車までの性能や特徴、グレード、カラーバリエーションを整理しておくと、より理想に合った車種が見つかるでしょう。
そこでこの記事では、コペンの歴代モデルについて解説します。また、新車価格や中古車価格や、コペンのライバル車とされた「ホンダS660」の特徴についても紹介するので、今後の車選びの参考にしてください。
※目次※
・コペンには初代と現行モデルの2代目があり、デビューから20年目の人気車種
・ホンダ S660はコペンのライバル車で、現在は中古車でしか購入できない
・コペンやS660を探すなら、専任のバイヤーが在籍していて保証も充実のネクステージへ
歴代コペンは2022年でデビュー20周年
初代コペンは2002年6月19日に登場した、オープンスポーツカータイプの軽自動車です。市販前の東京モーターショーでの参考出展では軽自動車のオープンという意味合いで「KOPEN」の表記でしたが、市販車ではコンパクトを意味する「COPEN」という表記に変わりました。
コペンは、「アクティブトップ」という油圧機構による電動開閉ルーフを、軽自動車として初めて導入した車種です。約10年間の販売を終え、2014年6月19日から2代目コペンの発売が開始されました。
【歴代】初代コペンはどんな車だった?
初代コペンは、2002年6月の発売から、生産終了する2012年9月までに発売されたモデルのことを指します。この約10年間発売された初代コペンは、どのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、歴代コペンの先駆けである初代コペンの特徴・グレード・カラーバリエーションについて解説します。
初代コペンの特徴
初代コペンは軽自動車なので維持費も抑えられますが、スポーツカーとしてもさまざまな特徴があります。本格的な電動開閉式ルーフを採用しており、軽自動車初の「オープン2シーター」も採用されている点が人気の理由の一つです。また、アクティブトップの開閉がおおよそ20秒で済むのも特徴と言えます。
他にも、軽自動車でスタンダードの「3気筒エンジン」、直列4気筒DOHCターボエンジンの「JB-DET型」によって、クオリティの高さも体現している車種です。
初代コペンのグレード一覧
歴代コペンのグレードは、下記を参考にしてください。
・2002年6月発売
アクティブトップ(4AT、5MT)
・2002年9月発売
ディタッチャブルトップ(4AT、5MT)
・2003年7月発売
ファーストアニバーサリーエディション(4AT、5MT)
ディタッチャブルトップ(4AT、5MT)
アクティブトップ(4AT、5MT)
・2004年4月発売
ディタッチャブルトップ(4AT、5MT)
アクティブトップ(4AT、5MT)
・2004年6月発売
タンレザーエディション(4AT、5MT)
2ndアニバーサリーエディション(4AT、5MT)
ディタッチャブルトップ(4AT、5MT)
アクティブトップ(4AT、5MT)
・2006年6月発売
アルティメットエディション(4AT、5MT)
・2007年9月、2008年12月発売
レザーパッケージ(4AT、5MT)
タンレザーエディション(4AT、5MT)
アルティメットエディションII(4AT、5MT)
アクティブトップ(4AT、5MT)
・2009年9月発売
アルティメットレザーエディション(4AT、5MT)
・2010年8月発売
アルティメットエディションS(4AT、5MT)
アクティブトップ(4AT、5MT)
・2012年4月発売
10thアニバーサリーエディション(4AT、5MT)
初代コペンのボディカラーバリエーション
初代コペンはボディカラーも豊富に取りそろえており、メーカー標準とオプションから下記の8色が選択可能です。
メーカー標準の場合(3色)
・ホワイト
・DC・ブライトシルバーメタリック
・DC・シャイニングレッド
メーカーオプションの場合(5色)
・DC・ブラックマイカ
・DC・ダークグリーンマイカ
・DC・ダークブルーマイカメタリック
・DC・ジョーヌイエロー
・DC・パールホワイトI
【歴代】2代目コペンはどんな車?
ここからは、2014年6月に復活して以降、現在のモデルとなっている2代目コペンについて見ていきましょう。初代コペンとは異なる特徴がいくつかあり、グレードの違いなどと併せて解説します。
2代目コペンの特徴
2代目コペンのボディタイプは、「ローブ」「エクスプレイ」「セロ」「GRスポーツ」の4つのバリエーションが用意されており、1種類だった初代から差別化されているのが特徴です。
コペンを製造するダイハツがトヨタの完全子会社化したことを受けて、2019年にトヨタの「GR」の名が付いた「GR. スポーツ」の発売も開始されました。「GR. スポーツ」は元来あったコペンのスポーティーさに加え、ボディの剛性が高められ、足回りの装備も充実した仕様です。
2代目コペンのグレード一覧
2代目コペンのグレードは、下記を参考にしてください。
・2014年6月発売
ローブ(5MT、CVT)
・2014年11月発売
エクスプレイ(5MT、CVT)
・2014年12月発売
ローブS(5MT、CVT)
・2015年6月発売
セロ(5MT、CVT)
エクスプレイ(5MT、CVT)
・2015年12月発売
セロS(5MT、CVT)
・2016年4月発売
ローブS(5MT、CVT)
ローブ(5MT、CVT)
セロS(5MT、CVT)
セロ(5MT、CVT)
エクスプレイS(5MT、CVT)
エクスプレイ(5MT、CVT)
・2019年1月発売
クーペ(5MT、CVT)
・2019年10月発売
ローブS(5MT、CVT)
ローブ(5MT、CVT)
セロS(5MT、CVT)
セロ(5MT、CVT)
エクスプレイS(5MT、CVT)
エクスプレイ(5MT、CVT)
GRスポーツ(5MT、CVT)
2代目コペンのボディカラーバリエーション
2代目コペンも豊富なボディカラーが魅力です。メーカー標準とオプションを合わせると下記の10色から選べます。
|
Robe/Robe S |
XPLAY/XPLAY S |
Cero/Cero S |
GR SPORT |
リキッドシルバーメタリック |
〇 |
― |
〇 |
〇 |
オフビートカーキメタリック |
― |
〇 |
― |
― |
ブリティッシュグリーンマイカ |
― |
― |
〇 |
― |
パールホワイトⅢ |
〇
|
〇 |
〇 |
〇 |
ブライトシルバーメタリック |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
ブラックマイカメタリック |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
マタドールレッドパール |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
トニコオレンジメタリック |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
ジョーヌイエロー |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
クリアブルークリスタルメタリック |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
ただし、メーカーオプションのカラーもあるので、詳しく知りたい方は購入前にダイハツのウェブサイトで確認してみましょう。
コペン現行モデルのスペック
コペンの現行モデルのスペック「COPEN Robe(5速マニュアル)」は以下の通りです。
|
COPEN Robe(5MT) |
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,280mm |
最低地上高 |
110mm) |
車両重量 |
850kg |
乗車定員 |
2名 |
エンジン・最高出力 |
47[64]/6,400(kW[PS]/rpm) |
エンジン・最大トルク |
92[9.4]/3,200(N・m[kg・m]/rpm) |
WLTCモード燃費 |
18.6km/L |
最小回転半径 |
4.6m |
使用燃料 |
無鉛レギュラーガソリン・30L |
駆動方式 |
FF(前二輪駆動) |
コペンのライバル車「ホンダS660」はどんな車?
ダイハツ コペンは、マツダ ロードスターやトヨタ 86などのさまざまな車種と比較されることがありますが、ホンダ S660 もそのうちの一つです。両者ともに軽自動車でクーペという共通点もありますが、ホンダS660にも明確な特徴があります。
ここでは、コペンのライバル車であるホンダ S660について見ていきましょう。
ホンダS660の歴史
ホンダが製造する「S660」は2015年3月に販売開始となり、1996年に生産中止されたホンダビート以来の軽ミッドシップオープンカーです。2022年3月で生産終了がアナウンスされると即完売し、追加販売されるなど人気を博しました。
スムーズなコーナリングをサポートしてくれる「アジャイルハンドリングアシスト」、外観では「軽量化」「高剛性」が両立したボディ、そしてスポーツカーにふさわしいターボチャージャーがS660の特徴です。
S660の最終発売モデルのスペック
2022年3月に発売されたS660「モデルβ(6連マニュアル)」のスペックは以下の通りです。
|
モデルβ(6連MT) |
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,180mm |
最低地上高 |
0.125m |
車両重量 |
830kg |
乗車定員 |
2名 |
エンジン・最高出力 |
47[64]/6,000(kW[PS]/rpm) |
エンジン・最大トルク |
104[10.6]/2,600(N・m[kg・m]/rpm) |
WLTCモード燃費 |
20.6km/L |
最小回転半径 |
4.8m |
使用燃料 |
無鉛レギュラーガソリン |
駆動方式 |
MR |
S660の新車価格と中古車相場
ホンダのS660は2022年3月に発売を終了していますが、その際の新車価格と現在の中古車相場を紹介します。まずは2022年3月に発売された2つのモデル「α」と「β」の価格を比較してみましょう。
|
S660・モデルα |
S660・モデルβ |
新車価格 |
2,321,000円(税込) |
2,031,700円(税込) |
また、ホンダ車の取り扱いも多いネクステージでは、S660も多数掲載しています(2022年5月17日時点)。
|
ネクステージに記載されているS660 |
本体価格 |
最高値 |
モデューロX (プレミアムスターホワイト・パール) |
429.9万円(税込) |
最安値 |
α (プレミアムスターホワイト・パール) |
179.9万円(税込) |
他にも、ネクステージにはS660の在庫が豊富にあります。ぜひ以下のサイトからご確認ください。
コペンの新車価格と中古車相場
現在コペンのグレードには4つのグレードがありますが、現行での新車価格は以下の通りです。
|
トランスミッション |
新車価格 |
COPEN Robe |
CVT車 |
1,888,700円(税込) |
5MT車 |
1,910,700円(税込) |
|
COPEN XPLAY |
CVT車 |
1,888,700円(税込) |
5MT車 |
1,910,700円(税込) |
|
COPEN Cero |
CVT車 |
1,943,700円(税込) |
5MT車 |
1,965,700円(税込) |
|
COPEN GR SPORT |
CVT車 |
2,382,200円(税込) |
5MT車 |
2,437,200円(税込) |
また、ネクステージではコペンの中古車も多数取り扱っています(2022年5月時点)。
|
ネクステージで記載のあるコペン |
本体価格 |
最高値 |
GR スポーツ (パールホワイトⅢ) |
239.9万円(税込) |
最安値 |
アクティブトップ (パールホワイトI) |
70.8万円 |
上記グレード以外にもネクステージには掲載があるので、詳しく知りたい方は実際の在庫状況をご確認ください。
歴代のコペンをネクステージでお得に購入しよう
初代から2代目コペンや、ライバル車種のホンダ S660を少しでも価格を抑えて購入するなら、中古車がおすすめです。ただし、中古車は1台ずつ年式・走行距離が異なり、状態もさまざまですので、慎重に選ぶことが大切です。
最後に、全国に店舗を展開中のネクステージの強みを紹介いたします。今回は「品揃え」「保証制度」にスポットを当てました。
圧倒的な品ぞろえはネクステージクオリティ
初代コペンのように生産が終了している車種から、現行車の2代目コペンまで探せるのは中古車市場のみです。中古車選びは選択肢が多いほど最適な1台に出会える確率が高まるので、中古車販売店の在庫数もポイントです。
ネクステージは専属の熟練バイヤーを配置することで、車種別の人気カラーやグレードにまでこだわった仕入れを行っています。状態の良い車だけを選んでいるので、初めての中古車選びでも安心してご利用いただけるでしょう。
PR良質なコペンを探す
※価格は支払総額
充実した保証制度でカーライフをサポート
中古車は新車よりも購入費用を抑えられますが、購入後、すぐに故障をしてしまっては、かえって費用がかかってしまいます。ネクステージでは、そのようなことを防ぐために一部を除いて全車両に無料保証制度をお付けしています。購入後も条件に合わせて修理が受けられるため、安心のカーライフが送れます。
また、無料保証では適用範囲が狭いと感じる方には、有料保証の「サービスサポート」もご用意しています。無料点検・オイル交換など特典も豊富なので、ぜひこちらもご検討ください。
まとめ
コペンは初代から現行モデルの2代目まで発売されていますが、「購入費用を抑えたい」「豊富な在庫数から選びたい」という方には中古車がおすすめです。
ネクステージには目利きのバイヤーも多数在籍しており、コペンやS660の人気グレードやカラーも多数取り扱っています。また、購入車種には無料保証も付帯し、追加でサポートを拡張することも可能です。歴代コペンをお探しの方は、ぜひネクステージをご利用ください。