ステップワゴンのインパネ周りは選ぶモデルで変化する!
ステップワゴンはホンダが販売する人気のファミリーカーで、歴史が長く現在販売されているモデルは6代目となります。使い勝手だけでなく、エクステリアとインテリアデザインも魅力的なことが特徴です。
本記事では、現行モデルの3グレードのデザインを中心に歴代モデルのグレード詳細や価格も紹介します。また、現行モデルだけでなく先代モデルの魅力や中古車価格も合わせて紹介しますので購入を検討している場合はぜひご覧ください。
<目次>
1.ステップワゴンはタイプによって見た目やインパネ周りが異なる!
2.6代目ステップワゴンのモデルごとの見た目やインパネ周りの違い
・ステップワゴンの内装は、グレードごとにインパネなどの特徴に違いがある!
・ステップワゴンの特徴は、実用的な機能と走行性能が魅力的!
・現在ステップワゴンの新車購入は納期が長いため、すぐに乗るなら中古車の購入がおすすめ!
ステップワゴンはタイプによって見た目やインパネ周りが異なる!
ステップワゴンはホンダが販売する家族向けのミニバンです。グレードによってエクステリアデザインなどが異なる車種はよくありますが、ステップワゴンの場合はインパネ周りのデザインが大きく異なります。
そこでまずは、ステップワゴンの誕生からこれまでの歴史を見てみましょう。
1996年に発売されたホンダのミニバン
ステップワゴンはホンダのクリエイティブムーバーシリーズで、オデッセイとCR-Vに続く第3弾モデルとして1996年に誕生しました。5ナンバー規格の中で最大限に広い室内空間が実現されたことで、当時は多くの注目を集めました。
「実用的」というコンセプトを目指して生まれたため、エンジンは日常生活領域で使いやすい2.0LのDOHCが採用され、そして何よりも求めやすい価格で販売されたことが特徴です。
2022年には6代目が登場した
初代モデルの発売当初から人気を集めたステップワゴンは、2001年に2代目、2005年に3代目、2009年に4代目、2015年に5代目、そして2022年に現行モデルにあたる6代目モデルが登場しました。
現行モデルは、現在「AIR」「SPADA」「SPADA PREMIUM LINE」の3グレードが展開されています。この3つのグレードはそれぞれ見た目やインパネ周りのデザインが異なる設計です。
6代目ステップワゴンのモデルごとの見た目やインパネ周りの違い
現行モデルは現在3種類グレードが展開されていますが、それぞれ見た目やインパネ周りのデザインが異なります。そのデザインはアットホームな落ち着く雰囲気を感じることのできるモデルから、引き締まったラグジュアリーな空間を実現しているモデルまでさまざまです。
ここでは、現行モデルの「AIR」「SPADA」「PREMIUM LINE」に分けて、それぞれの特長をご紹介します。
AIR
AIRは3つの中で一番リーズナブルなベーシックグレードです。他のグレードと比較してシンプルなデザインですが、部分的にメッキモールが使われていて、目を引くような細かな装飾が施されています。
内装はファブリックが基調となっており、リビングで寛いでいるかのような居心地の良さを感じることができます。カラーは明るい印象をもつグレーと、引き締まったブラックから選択可能です。
ドライブ中に目に入るインパネ部分にもファブリックが使用されていることで、落ち着きや安心感を味わうことができます。
SPADA
SPADAはミドルグレードにあたるモデルで、AIRと比較してエクステリアデザインも大きく違います。リアバンパーを見てみると大きく厚みがあり、重厚感を感じるデザインとなっています。さらにボディ下部はメッキのモールにて覆われたり、さまざまな部分にダーククローム仕上げのメッキパーツが加飾されていたりと豪華な見た目です。
内装はファブリックと合皮の組み合わせとなっており、肌触りの良さと高級感が両立されたデザインになっています。カラーの設定はブラックのみで、上質な空間と温かみのどちらも捨てられないという場合におすすめです。
PREMIUM LINE
PREMIUM LINEは最上級グレードに当たります。SPADAでも高級感を感じることができましたが、SPADAで採用されていたダーククロームメッキパーツ部分をプラチナクローム仕上げにすることで、より上質な仕上げになっています。
内装にはファブリックを使用せず、合皮とスエード調表皮が採用されています。インパネ部分にもスエード調表皮が使用され、一目見ただけでも上質な空間を感じることができるでしょう。
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※価格は支払総額
ステップワゴンはいくらで買える?
どのグレードも多くの魅力が詰まっていることが伝わったと思いますので、続いて価格について紹介します。
現行型ステップワゴンの新車価格だけでなく初代から6代目全ての中古車相場も記載しますので、新車価格に手が届かないという場合は参考にしてみてください。
6代目ステップワゴンの新車価格
現行型にあたる6代目ステップワゴンの新車価格をグレードごとに以下の表にまとめましたのでご覧ください。
|
ガソリン |
e:HEV |
AIR |
305万3,600円~ |
343万7,500円~ |
SPADA |
331万2,100円~ |
369万6,000円~ |
PREMIUM LINE |
352万8,000円~ |
391万2,700円~ |
(2023年7月時点の情報より)
上記の表は全てFFモデルで比較をしていますが、e:HEVは4WDモデルを選択することができ、さらに価格は高くなります。2023年7月時点の納車期間ですが、ガソリンモデルで1年、e:HEVで半年となっているので急いでいる場合は中古車の検討がおすすめです。
ステップワゴンの中古車相場
続いてステップワゴンの中古車相場を現行モデルとそれ以外のモデルに分けて、以下の表にまとめましたのでご覧ください。
|
最安値 |
最高値 |
6代目 |
299万9,000円 |
369万9,000円 |
1代目~5代目 |
19万7,000円 |
229万9,000円 |
(2023年7月時点の情報より)
現行モデルの在庫も多く、2023年式の車体も新車価格よりも安く手に入れることができます。また2023年式の登録済未使用車も見つけられるため、新車の納期が待てない方にもおすすめです。
(参考:『ステップワゴン(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
歴代ステップワゴンのグレードごとの違いとは?
予算や納期の都合が合えば新車を購入したいと思うことがありますが、新車の購入が難しい場合や旧型のデザインが好みに合う場合は中古車が候補となります。
では、従来モデルにはどのようなグレードがあるのでしょうか。現行モデルでなくても高い安全性能や先進機能が搭載され、魅力的なグレードがたくさんあります。そこでここでは歴代モデルからいくつかのグレードをご紹介しますので、中古車の購入を検討している場合は参考にしてみてください。
B Honda SENSING
B Honda SENSINGは、ガソリンターボ車の基本グレードです。必要最低限の機能を備えた車ですが、自動ブレーキや誤発進抑制機能が付いています。
内装のカラーは、シートがダークグレーで床面はブラウン、ドアの内側がオフホワイトとなっています。シンプルで落ち着いた内装で、好みを問わないおすすめのカラーです。
G Honda SENSING
G Honda SENSINGは、わくわくゲートが追加され、スマートキーやパワースライドドアなども装備されます。わくわくゲートとは、上下方向に開く後ろの扉に、左右方向に開閉できる縦長のサブドアを取り付けたものです。
内装のカラーは、シートがブラウンとなり、床面・ドアの内側はブラウン・オフホワイトと、変わりません。シートの色が明るくなり、温かい雰囲気を感じられます。ファミリー層にも人気の内装です。
G EX Honda SENSING
G EX Honda SENSINGは、標準車の最上級グレードです。運転席と助手席にはシートヒーターが付いて、後部座席とそれぞれに温度設定ができるエアコンや、調光機能付きLEDルームランプなども装備されます。
シートはG Honda SENSINGと同じものが使われていますが、インパネミドルパッドやセレクトレバーなどが木目調になっていることが特徴です。上質で落ち着いた雰囲気を醸し出す内装となっています。
Modulo X
Modulo Xは、SPADA Honda SENSING、SPADA HYBRID G・EX Honda SENSINGがベースのコンプリートカーです。
上質な走行性が持ち味ですが、内装にもこだわりが詰まっています。専用のロゴ入りのブラックコンビシートはより高級感を味わえ、ラグジュアリーな雰囲気が魅力的なモデルです。
中古車のステップワゴンも使いやすい設計!
ステップワゴンはグレードごとに内装が変わります。特にシートや床などの車内カラーは豊富にあるため、好みのものを選ぶと良いでしょう。また、内装のカラーやインテリア以外にも特色があります。
そこで、5代目モデルを参考に歴代ステップワゴンの魅力を5つご紹介します。
1.ゆとりのある空間
2022年に行ったネクステージ独自アンケートの結果を見ると、車選びに求める要点の中に「車内空間」という回答があります。さまざまな生活スタイルが生まれている近年は、車選びにゆとりのある空間を求める方が増えているのでしょう。
ステップワゴンはミニバンの中でも室内幅が広く、空間にゆとりがあります。そのため、快適な車移動が可能です。3列目でも快適に乗車できるので、大人数の移動も苦にならないでしょう。
座席を倒せば自転車やサーフボードまで運べるほど広いスペースがあり、アウトドアが趣味の方にもぴったりです。
(参考:『人気車種ズバリ分析!【第2回】車に対する希望は収入によっても異なる|ニュースリリース|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2.全ての列におもてなし機能
グレードにもよりますが、全ての列におもてなし機能が付いているため車内では快適に過ごせるでしょう。具体的には、充電用USBジャックや、センターテーブルなどが装備されています。
2列目にはシートバックテーブルが付いていて、3列目でもエアコンの温度設定を自由に変更できます。おもてなし機能により、2列目3列目に乗っていても快適に車内で過ごせるでしょう。
3.急速充電も可能
運転席と助手席の間には、急速充電用のUSBジャックが2つ付いているのも特徴です。スマートフォンが生活に欠かせなくなっている現在では、急速充電に対応しているのは嬉しいポイントでしょう。
充電に便利なトレーもあるのもメリットのひとつです。スマホだけでなく、ゲームやタブレットなども充電できます。
4.収納スペースが豊富
インパネトレーやインパネアッパーボックス、ドリンクホルダーや床下収納など、収納スペースが豊富なことも特徴です。
各列のドアにドリンクホルダーがあり、細かな収納スペースも存在します。3列目には床下収納もあり、座席を倒すことで多くの荷物を積めるでしょう。
5.わくわくゲート
ステップワゴンの特徴と言えるわくわくゲートは後部のドアが縦にも横に開くので、スペースが狭い場所でも荷物の出し入れや子どもの乗り降りが可能です。
横からも後ろからも乗車できるので、大人数の移動のときもスムーズに動けるでしょう。
ネクステージでステップワゴンの中古車を探してみよう
現行型のステップワゴンは全グレードにおいて魅力が多いですが、価格が高く、納車までの期間も長いことが懸念されます。
そのためステップワゴンの購入は中古車がおすすめです。ネクステージは全体の在庫数も多く、ステップワゴンも多く扱っているのでお気に入りの1台をぜひ見つけてみてください。
全国の中古車から理想の一台を探せる
ネクステージは全国に200店舗以上を構え、総在庫数は3万台を超えます。そのためステップワゴンの在庫数も豊富で、過去のモデルはもちろんのことながら現行モデルの中古車も多数取りそろえています。
そのため、好みのグレードやカラーなどの条件が合う1台も見つけやすくなっています。ネクステージのWebページでは年式やグレードを絞り込んで検索できるので、ぜひお気に入りの一台を探してみてください。
ファミリーもうれしい10年保証!
ネクステージでは国産車を購入すると3か月以内もしくは3,000km以内の無料保証が付帯しますが、別途有料にて10万kmの保証の用意があります。
ネクステージの保証はエンジン関係についてはもちろんのこと、ハイブリッドシステムや安全に関わるブレーキ関係などの修理も対応しています。そのためファミリーカーなどとして長く乗る予定の場合にピッタリな保証プランです。
まとめ
ステップワゴンは車内空間が広くファミリーにとてもおすすめです。全グレードにおいて高クオリティーで、内装のデザインも魅力的です。しかし新車で購入すると最低でも300万円からと高額で、さらに納車に半年から1年ほどかかってしまいます。
そこで、ステップワゴンの在庫数が豊富なネクステージでの中古車購入がおすすめです。Webページで気になる一台が見つかったら詳細ページよりお問い合わせいただくとスムーズです。
・ライタープロフィール
兵頭 倫果(ひょうどう りんか)
大学時代は工学部で電気の分野を専攻し、電気自動車やソーラーカーの製作に励む。大会への出場あり。大学卒業後は国産自動車メーカーに技術者として入社。後に退職し、現在はフリーランスで、「若者にも響かせる」をモットーにYouTubeやライティング活動を行っている。