Hondaのミニバン「フリード」の燃費はどれくらい?トヨタ・シエンタよりおすすめ?
フリードはHondaが製造・販売するミニバンで、人気が高い車種のひとつです。ファミリーカーとして利用する目的だけでなく、見た目が魅力的などさまざまな理由でフリードの購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、フリードの燃費や魅力を詳しく紹介します。ライバル車種として知られるトヨタ・シエンタとの違いも解説するので、ぜひ参考にしてください。それぞれの車種の特徴を知れば、自分の利用スタイルに合った車を購入できます。
※目次※
・フリードはコンパクトで燃費が良く、運転しやすいミニバン。エンジンはハイブリッドかガソリンの好きなほうを選べる!
・フリードは3列目シートの居住空間も広い!ゆったり乗車したい方や多くの荷物を積む機会が多い方におすすめ
・フリードと似た車はトヨタ・シエンタ。それぞれにメリット・デメリットがあるので自分に合ったほうを選ぼう
Hondaのミニバン「フリード」の燃費は?
ここでは、フリードの特徴や燃費、中古車価格について解説します。どのような車なのかしっかり確認していきましょう。フリードはガソリン車とハイブリッド車をラインアップしているので、それぞれの燃費を比較してみるのがポイントです。
Honda・フリードとは
フリードは小型のミニバンで、ファミリーカーや荷物を多く積める車を探している方から人気があります。フリードのスペックは以下の通りです。
全長 |
4,265mm |
全幅 |
1,695mm |
全高(FFモデル) |
1,710mm |
ホイールベース |
2,740mm |
総排気量 |
1.496L |
最高出力(ガソリンモデル) |
95kW |
最大トルク(ガソリンモデル) |
153N・m |
中古車価格 (2020年11月18日時点) |
約45万円~210万円 |
車内空間が広く居住性が高いのがフリードの魅力のひとつで、ゆったりと乗車できるミニバンを探している方におすすめです。また、すべてのグレードの車に安全運転支援システムの「Honda SENSING」を標準装備しています。
(参考: 『フリード(ホンダ)の中古車一覧』)
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※価格は支払総額
フリードの燃費
フリードのハイブリッド車・ガソリン車、それぞれの燃費は下記の通りです。
エンジン |
ハイブリッド |
ガソリン |
グレード |
HYBRID G Honda SENSING(4WD) |
G Honda SENSING(4WD) |
燃料消費率(WLTCモード) |
19.8km/L |
15.6km/L |
市街地モード |
17.0km/L |
12.2km/L |
郊外モード |
21.3km/L |
16.2km/L |
高速道路モード |
20.3km/L |
17.2km/L |
カタログ燃費を比較すると、ハイブリッド車とガソリン車で数値の開きが一番あるのは郊外モードの5.1km/Lです。しかし高速道路モードでは3.1km/Lの差であり大差はないため、燃費を重視したい方はハイブリッド車、価格を重視したい方はガソリン車という選び方もよいでしょう。
Honda・フリードの魅力
自分に合った車を購入するには、燃費性能だけでなく車の特徴やその車ならではのメリットを理解することも大切です。ここからはフリードの魅力を7つ解説します。これらのポイントを魅力的に感じる方は、フリードの購入がおすすめです。
すっきりしたエクステリアが美しい
フリードのエクステリアは、シンプルかつスタイリッシュです。ミニバンには高級感を出すために重厚さを重視してデザインされた車もありますが、フリードはすっきりとした印象を与える美しい仕上がりです。
使い勝手に優れている部分はミニバンらしさがあります。多くの荷物を積めること、乗車定員が多いこと、車内が広いことなどはミニバンならではの特徴です。
シンプルでおしゃれなインテリア
フリードはインテリアも洗練されています。グレードによっては木目調のインパネを採用し、乗車した際に温かみのある明るい印象を与えます。
また、デザインだけでなく実用性も重視しており、小物を入れるのに役立つ収納やドリンクホルダーなど、ドライブを楽しむときについていると嬉しい設備も充実しています。おしゃれで使い勝手の良いインテリアも、フリードが人気を集める理由です。
居住空間の広さ
フリードはコンパクトなミニバンでありながら、快適に乗車するのに十分な空間を確保しているのが大きな魅力です。ファミリーカーとして使いたい方や多くの荷物を積む方にとっては車内の広さが重要でしょう。フリードの乗車定員は6人または7人なので、多人数乗車にも対応しています。
さらに、1列目から3列目までどのシートに座ってもゆとりがあることも特徴です。6人乗りモデルは2列目にキャプテンシートを採用しているため、中央の空間を通路として利用でき、車内で移動する必要があるときに役立ちます。
乗り降りしやすい
フリードは両側スライドドアを採用しており、リモコンやドアハンドルを操作することで簡単に開閉が可能です。スライドドアの開口幅は665mmと広く、大きな荷物を持っているときでもスムーズに乗降できるでしょう。
ステップ高は390mmと低く、乗り降りしやすいのもフリードのメリットです。段差が低ければ乗降しやすく子どもを乗せる際にも安心なので、ファミリーカーとして利用する方にもおすすめできます。
コンパクトで運転しやすい
フリードはコンパクトなミニバンであるためボディサイズが小さく、狭い道でもスムーズに運転できます。全グレード共通で最小回転半径は5.2mと小回りが利き、縦列駐車や車庫入れがしやすいのもメリットです。
駐車場の状況や道路環境、運転しやすさなどを考慮してコンパクトなミニバンを購入したいと思っている方にも向いています。お出かけだけでなく街乗りをメインにする方にも適したミニバンです。
安全性能が高い
フリードは、Hondaが開発している安全運転支援システム「Honda SENSING」を全グレードに標準装備しています。「Honda SENSING」とは、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能、標識認識機能など、ドライバーの安全運転をサポートしてくれるさまざまな機能のことです。
他にも、ボディに高強度の鋼板を使用することによって衝突時に受ける被害を軽減します。「G-CON」と呼ばれる衝突時の衝撃を抑える構造を採用するなど、安全性能にもこだわった車です。
コスパが良い
フリードは数多く存在するミニバンの中でも比較的安価に購入できます。2020年11月時点のフリードの新車価格(税込)は以下の通りです。
・ガソリン車:199万7,600円~297万2,200円
・ハイブリッド車:256万1,900円~327万8,000円
多くのグレードが200万円台で購入できるので、コスト面を重視する方にもフリードはおすすめです。中古車も検討対象に含めた場合はさらに安価に購入できるため、高品質な中古車を探すのもよいでしょう。
ライバル車種トヨタ・シエンタと燃費を比較!
フリードのライバル車種にはトヨタ・シエンタがあります。ミニバンの購入を検討している方の中には、フリードとシエンタのどちらを購入するか迷っている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、シエンタの特徴や燃費を解説します。一通りチェックし、自分がどちらに魅力を感じるかに応じて購入する車を選びましょう。
トヨタ・シエンタとは
シエンタとフリードを比較すると、ボディサイズはほぼ同じです。エンジンの排気量も1.496Lと同等ですが、最高出力や最大トルクはフリードのほうが勝っています。中古車価格も同程度で販売されている車が多いことを考えても、全体として似たような車といえるでしょう。シエンタのスペック(ガソリン・G Cuero・4WD)、中古車価格は以下の通りです。
全長 |
4,260mm |
全幅 |
1,695mm |
全高 |
1,695mm |
ホイールベース |
2,750mm |
総排気量 |
1.496L |
最高出力 |
76kW |
最大トルク |
132N・m |
中古車価格 (2020年11月18日時点) |
約20万円~225万円 |
(参考: 『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧』)
シエンタの燃費
シエンタにも、ガソリン車とハイブリッド車がラインアップされています。エンジンの違いでどの程度燃費に差があるのか、確認しておきましょう。
エンジン |
ハイブリッド |
ガソリン |
グレード |
G Cuero(2WD) |
G Cuero(2WD) |
燃料消費率(WLTCモード) |
22.8km/L |
17.0km/L |
市街地モード |
22.7km/L |
13.1km/L |
郊外モード |
23.9km/L |
17.7km/L |
高速道路モード |
22.1km/L |
19.0km/L |
ハイブリッド車ではカタログ燃費ではどのモードでも20km/L以上です。ガソリン車でも高速道路モードであれば19.0km/Lと、満足できる燃費といえるでしょう。
PRシエンタの中古車
※価格は支払総額
トヨタ・シエンタの魅力
シエンタの魅力的なポイントをチェックしていきましょう。フリードとシエンタのどちらを購入するか迷っている方は、ここで解説する4つのポイントを考慮して、自分に合うと感じるほうを選ぶのがおすすめです。インテリアや燃費性能、乗り心地を詳しく比較します。
機能性と操作性を両立したインテリア
機能性・操作性を重視した、シンプルで使いやすいインテリアがシエンタの魅力です。シフトレバーやスイッチ類などを操作しやすい位置に配置してあるので、運転時にストレスを感じにくいでしょう。
デザインもシンプルかつ洗練された印象で、落ち着いた雰囲気の中でドライブを楽しめます。シンプルで使いやすいインテリアは、フリードと共通する特徴です。
広い室内空間
シエンタもコンパクトなミニバンですが、車内空間の広さが魅力です。1列目と2列目のシートは空間に余裕があるので、快適に乗車できるでしょう。
ただし、フリードは3列目シートにも余裕がありますが、シエンタの3列目シートはフリードと比べると狭く感じる可能性があります。また、2列目シートが2人掛けになっているタイプでも、中央の空間を通路として使用できません。
シエンタもコンパクトミニバンとして比較的広めの車内空間を確保していますが、フリードのほうが快適性の面では勝っているといえます。
ハイブリッドモデルの燃費はフリードよりも上
フリードとシエンタの2WDモデル同士を比較した場合、ハイブリッド車の燃費はシエンタのほうが良く、ガソリン車の燃費はフリードのほうが上です。
そのため、燃費性能が高いハイブリッド車を検討しているなら、シエンタをおすすめします。ただし、シエンタにはハイブリッド車の4WDモデルがラインアップされていないので、ハイブリッドの4WD車が欲しい場合はフリードが選択肢に入るでしょう。
シエンタは乗り心地が良い
乗り心地を重視する方にも、シエンタはおすすめです。シエンタの前部座席は上質なファブリックを使用しており、ホールド感が高くなっています。さらにサスペンションも柔らかいので、悪路を走行するときでも快適でしょう。
フリードにもファブリックシートはありますが、さらに上質なプライムスムースというシートも選択できます。肌触りがなめらかで、汚れやしわに強いシートであるため、アウトドアの際にも使い勝手の良さを感じられるでしょう。
シエンタとフリード買うならどっち?
フリードとシエンタのどちらを購入するか迷っている方は、下記のメリット・デメリットをぜひ参考にしてください。
車種 |
フリード |
シエンタ |
メリット |
・同じ排気量でも最高出力、最大トルクの数値が高い ・3列目シートに余裕がある ・シンプルかつ洗練されたデザイン ・ハイブリッドの4WD車がある |
・乗り心地が良い ・ステップ高が330mmと低い ・ハイブリッド車の燃費が良い ・3列目シート格納時の収納量が多い |
デメリット |
・ステップ高がシエンタより高い(390mm) ・ハイブリッド車の燃費がシエンタより悪い |
・3列目シートが狭め ・2列目と3列目を行き来する通路を確保できない ・ハイブリッド車のラインアップが2WDのみ |
エンジンのパワーや乗り心地、積載性、居住性など、車選びの重視するポイントによってどちらがおすすめかは異なります。自分が求めるものに応じた車を選べば、快適なカーライフを楽しめるでしょう。
まとめ
フリードはコンパクトなミニバンで運転しやすく、居住性や快適性にも優れている車です。比較的安価に購入できるので、ファミリーカーとしても人気があります。
フリードの中古車を購入しようと考えている方は、品質が高い車を探すことが大切です。信頼できて販売実績が豊富な中古車販売店を選べば、高品質なフリードに出会えるでしょう。
中古車をお探しの方は、ぜひネクステージをご利用ください。ネクステージには長年の販売実績と大手業者としての信頼があり、フリードの在庫も豊富です。燃費が良く自分好みの満足できる1台を探している方は、ぜひネクステージにご相談ください。