中古車「ホンダ インサイト」の賢い購入方法や探し方を徹底解説!
インサイトは、ホンダ初のハイブリッドカーとして1999年に誕生したモデルです。現行は3代目で、ハイブリッドシステムや安全性能、エクステリアやインテリアの質感向上により、より力強い走りと広い居住空間、使い勝手の良さが進化しています。新車はもちろん、中古車での購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、インサイトの中古車を賢く購入する方法として、おすすめのモデルや年代別のラインアップを紹介します。ライバル車や現在の中古車相場も紹介するので参考にしてください。
※目次※
・インサイトは初代が2ドアクーペ、2代目が5ドアハッチバック、3代目が4ドアセダンとタイプが異なる
・中古車のおすすめモデルは、2代目エクスクルーシブモデルと3代目EX BLACK STYLE
・インサイトの中古車は、徹底した品質管理で豊富な在庫数を誇るネクステージで探そう
中古車「ホンダ インサイト」のおすすめモデル
2代目:インサイトエクスクルーシブ
2代目のインサイトエクスクルーシブは、2011年のマイナーチェンジで登場しました。従来のインサイトが1.3Lエンジンを搭載しているのに対し、パワーのある1.5Lのエンジンを搭載し、力強い加速性能や高速走行時のゆとりのある走りが実現されています。
また、エクステリアではプレミアム感のあるLEDアクセサリーランプ内蔵フロントグリルやフロントバンパー、インテリアでは黒木目調パネルや高輝度シルバーパネルなど、専用の装備を採用していることも特徴です。
旧型モデルの中でも特に走行性能が高く高級感のあるデザインのため、インサイトを中古車でお得に購入したい方におすすめとなっています。
(参考:『インサイト(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
3代目:EX BLACK STYLE
現行3代目のEX BLACK STYLEは、プレミアムセダンならではの高級感をより強く味わえるモデルです。3代目モデルは、1.5L DOHCのe:HEVが搭載されたことで走行性能と燃費性能が格段にアップし、2代目ではモデルによってはオプション装備であったHonda SENSINGが全グレード標準搭載されました。
また、EX BLACK STYLEは本革とウルトラスエードを合わせたコンビシートやステンレス製スポーツペダルの採用、エクステリアカラーに合わせたステッチカラーの設定など、スポーティーで質感の高いインテリアも魅力です。
(参考:『インサイト(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
中古車「ホンダ インサイト」のモデルを紹介
2代目モデルのグレード一覧
2代目インサイトは、2009年に発売されました。各グレードのラインアップと特徴は以下を参考にしてください。
グレード |
特徴 |
|
G |
ベースグレード |
|
L |
上級グレード |
|
G特別仕様車 HDDナビスペシャルエディション (2010年) |
Honda HDDインターナビ +リンクアップフリー搭載車 |
|
LS |
クルーズコントロール搭載車 |
|
エクスクルーシブ (2011年~) |
XG |
1.5Lエンジン搭載のベースグレード |
XL |
1.5Lエンジン搭載の上級グレード |
|
XL インターナビセレクト |
1.5Lエンジン搭載 Honda インターナビ +リンクアップフリー搭載車 |
3代目モデルのグレード一覧
インサイト3代目のモデルは、2018年に発売されました。2代目モデルよりサイズが大きくなり、走行性能や環境性能なども進化しています。各グレードのラインアップと特徴は以下を参考にしてください。
グレード |
特徴 |
LX |
ベースグレード |
EX |
上級グレード オプションで本革シートへ変更可能 |
EX・BLACK STYLE |
高級感のあるスポーティーなグレード 専用装備 |
EX・PRIME STYLE (2020年~) |
アイボリー×グリーンのコンビシート 専用装備 |
インサイトの中古車購入で注意したい各年代の違い
インサイトは、年代によってボディタイプが異なります。1999年~2006年までの初代モデルは2ドアクーペ、2009年~2014年までの2代目は5ドアハッチバック、2018年からの3代目では4ドアセダンへと変わりました。
販売終了から次のモデルが発売されるまでには数年の期間が空いており、新たなモデルはボディタイプが変化した形で登場しています。
中古車市場ではクーペタイプの初代モデルは数が少なく貴重ですが、2代目以降のモデルは流通数が多くお得な購入が可能です。ただし、3代目の現行モデルとはボディタイプが異なるため、基本スペックや快適性などは事前にチェックしましょう。
中古車「ホンダ インサイト」の特徴
優れた燃費と走行性能
初代と2代目に搭載された「IMAシステム」は、パラレル方式のハイブリッドシステムです。モーターがエンジンをアシストすることで、燃料消費を抑える仕組みとなっています。
3代目に搭載された「SPORT HYBRID iMMD(後のe:HEV)」は、エンジンとモーターが効率よく分担するシリーズ・パラレル方式です。ボディタイプの変更でサイズや重量が変わりましたが、ハイブリッドシステムの変更でより優れた燃費性能が実現しました。
各年代の搭載エンジンと燃費は下記を参考にしてください。
年代 |
エンジンの種類 |
燃費(km/L) |
初代 |
IMA (1.0LリーンバーンVTEC+モーター) |
32.0~35.0 (10.15モード) |
2代目 |
1.3L i-VTEC+IMA |
22.2~27.2 (JC08モード) |
1.5L i-VTEC+IMA |
||
3代目 |
1.5L DOHC i-VTEC +SPORT HYBRID iMMD(e:HEV) |
24.4~28.4 (WLTCモード) |
低重心設計で空力性能を重視した流線型ボディ
インサイトは、パワーユニットの高効率化や空力性能の追求、車体の軽量化をテーマとして開発されたモデルです。空力性能を最優先に基本形状を設計したスタイリングで、低重心設計で走行の安定性が抜群、操作性にも優れています。
また、シンプルでありながら流麗なデザインも人気です。作り込まれたボディのサーフェスや細工されたホイールデザイン、ボンネットフードのラインや鋭い光を放つ面と鈍い光沢を放つ面を持つフロントグリルなど、こだわりと品格のあるデザインに仕上げられました。
高級感のある室内空間
インサイトは室内の高級感も魅力のひとつです。初代モデルは走行性能や燃費を重視したスポーティーなインテリアでしたが、2代目以降は本革巻きステアリングホイールや本革シート、メッキ加飾やレザー調パネルなどの採用でラグジュアリー感が増しています。
また、現行3代目モデルでは、IPU(インテリジェントパワーユニット)が小型化して後席下に配置されたことにより、広い室内空間と519Lの大容量のトランクルームが確保されました。
さらには、防音材の適正な配置や伝達振動の効果的な低減により、優れた静粛性も実現されています。
中古車購入で検討したいインサイトのライバル車3選
トヨタ プリウス
プリウスは、TNGAに基づいて開発されたくつろげる空間と、ハイブリッドシステムの高効率化、小型軽量化、低損失化、空力性能を考えた設計で、優れた走行性能と低燃費が特徴です。
また、Toyota Safrty Senseの搭載により、充分な安全性能も確保しています。プリウスの基本スペックと中古車相場は以下を参考にしてさい。
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) |
4,575×1,760×1,470 |
車両重量(㎏) |
1,320~1,460 |
エンジンの種類 |
1.8L 直列4気筒+モーター (リダクション機構付THS 2) |
燃料消費率 WLTCモード(km/L) |
25.4~32.1 |
中古車相場 |
36万~340万円程度 |
(2022年8月時点での情報です)
(参考:『プリウス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ カローラ
カローラは、トヨタTNGAに基づき設計された低重心でワイドなスポーティーデザインが特徴です。サスペンションは世界各国の道を走ってチューニングが重ねられ、上質で気持ち良い走りが実現しています。
また、ACA制御によるコーナリングでの優れた旋回性能も魅力です。ガソリン車とハイブリッド車から選択できます。カローラ ハイブリッドモデルの基本スペックと中古車相場は以下を参考にしてください。
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) |
4,495×1,745×1,435 |
車両重量(㎏) |
1,330~1,440 |
エンジンの種類 |
1.8L 直列4気筒+モーター (リダクション機構付THS 2) |
燃料消費率 WLTCモード(km/L) |
24.4~29.0 |
中古車相場 |
200万~250万円程度 |
(2022年8月時点での情報です)
(参考:『カローラ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ MAZDA3
MAZDA3のセダンタイプは、実用性の高さと高級感のあるデザイン性でインサイトと比較されることが多いモデルです。マツダ独自の美しい鼓動デザインとカラー展開、運転しやすいコクピットや先進の安全技術、運転支援システムの搭載などの魅力があります。
パワートレインは、マイルドハイブリッド、ガソリン、クリーンディーゼルから選択可能です。MAZDA3 マイルドハイブリッドの基本スペックと中古車相場は以下を参考にしてください。
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) |
4,660×1,795×1,445 |
車両重量(㎏) |
1,380~1,530 |
エンジンの種類 |
e-SKYACTIV X e-SKYACTIV G 2.0 |
燃料消費率 WLTCモード(km/L) |
15.9~17.4 |
中古車相場 |
206万~230万円程度 |
(2022年8月時点での情報です)
(参考:『MAZDA3セダン(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ シビック
シビックは、インサイトとデザインが類似しているため、よく比較されるモデルです。2022年6月にはe:HEVモデルが発売され、2022年8月末で生産が終了するインサイトの実質的な後継車となっています。e;HEVでありながらガソリン車のようなスポーティーな加速を楽しめるモデルです。
シビック e:HEVの基本スペックと中古車相場は以下を参考にしてください。
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) |
4,550×1,800×1,415 |
車両重量(㎏) |
1,460 |
エンジンの種類 |
2.0L DOHC i-VTEC+e:HEV |
燃料消費率 WLTCモード(km/L) |
24.2 |
中古車相場 |
在庫なし ガソリン車は220万~620万円程度 |
(2022年8月時点での情報です)
(参考:『シビック(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ アコード
アコードは、デザイン性やFFの駆動方式など、インサイトとの類似点が多いハイブリッドセダンです。インサイトより車体サイズが大きく、パワーのあるエンジンを搭載しています。
また、フロントシートを内側にレイアウトすることで広い視界を確保し、ヒップポイントを下げて疲れを感じにくくしたことで、乗り心地の良さや運転のしやすさを向上しています。
アコードの基本スペックと中古車相場は以下を参考にしてください。
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) |
4,900×1,860×1,450 |
車両重量(㎏) |
1,560 |
エンジンの種類 |
2.0L DOHC i-VTEC+e:HEV |
燃料消費率 WLTCモード(km/L) |
22.8 |
中古車相場 |
100万円程度 |
(2022年8月時点での情報です)
(参考:『アコードハイブリッド(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
インサイトの中古車相場
インサイトを中古車でお得に購入するなら、走行性能が高くインテリアに高級感がある2代目のマイナーチェンジ以降のモデルがおすすめです。3代目モデルはハイブリッドシステムの向上や安全性能などの点でも大幅に進化していますが、2代目モデルとはボディタイプが異なるため注意しましょう。
よりコスパの良いモデルを選ぶなら2代目がおすすめです。2代目と3代目インサイトの中古車相場は以下を参考にしてください。
年代 |
2代目 |
3代目 |
中古車相場 |
約54万円 |
約269万~294万円 |
(2022年8月時点での情報です)
まとめ
インサイトは、ハイブリッドシステムやスタイリングによる優れた走行性能や環境性能はもちろん、年代によってボディタイプが選べることが魅力です。また、ハイブリッド車とは思えないほどのゆとりある室内空間と大容量のトランクルームも人気があります。
ネクステージでは、全国200店舗以上で3万台の在庫を販売中です。徹底した品質管理と充実した保証をご用意していますので、インサイトの中古車をお探しの方は、是非ネクステージで在庫確認してください。