ロードスターNDの進化したポイントとは?中古・カスタムについても解説
「ロードスターNDはどんな車なのか」「旧モデルと比べてどこが進化しているのか」このような疑問を抱えていないでしょうか。
ロードスターはマツダが販売しているスポーツカーで、2021年1月現在4代目まで開発されています。
NDは4代目となる現行モデルですが、旧モデルと比べてどのような進化があったのか分からない人もいるでしょう。
ロードスターNDは旧モデルの長所を引き継ぎつつ、さらなる進化を遂げています。この記事では、ロードスターNDについて詳しく解説していきます。
※目次※
・ロードスターNDは2015年に発売された4代目となるモデル。初代モデルの良さを活かしつつ、走行性能が高く進化している
・ホイールやマフラー、エアロといった部位を専用パーツでカスタムすることも可能。ハードトップも販売されているため、走り心地を自分好みに変えられる
・新車で買うよりも、中古車は車両価格が安いといったメリットが多い。「ネクステージ」なら、業界最大級の保証といった強みがありおすすめ
ロードスターの4代目となるモデル
ロードスターNDは、ロードスターの4代目となるモデルです。初代モデルの良さを活かしつつ、走行性能が高く進化していました。
ロードスターは「人馬一体」がコンセプトです。速度や馬力の大きさよりも運転効率を高めることを重視しており、ドライバーと車が一体になったような走りを目指しています。
そのため走行性能はそこまで高くないものの、ストレスを感じることなく気持ちのいい走りができます。
スポーツカーには速度を求める人もいれば馬力を求める人もいて、ニーズは多種多様です。
ロードスターNDはニーズに広く対応しており、誰が乗っても不満を感じることなく多くのユーザーが満足できる作りとなっています。
ND型のスペック
ロードスターNDのスペックを、以下の表にまとめました。
サイズ (mm) |
全長 3,915 全幅 1,735 全高 1,235 |
エンジン種類 |
水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
総排気量 (L) |
1,496 |
燃料 |
無鉛プレミアムガソリン |
燃費消費率km/L (国土交通省審査値) |
WLTCモード 16.8(※17.4) 市街地モード 12.0(※13.4) 郊外モード 17.7(※18.0) 高速道路モード 19.5(※17.4) |
消費税込みの価格 |
260万1,500〜361万5,700円 |
※仕様によって数値が異なる
(参考: 『MAZDA ROADSTER』)
ロードスターNDには福祉車両も含めて全部で8つのモデルがあります。スペックは燃費のみモデルによって変わりますが、それ以外は8つとも同じものです。
燃費に差が出るのは、i-ELOOP(アイ・イーループ)とi-stop.を搭載しているかの違いです。
i-ELOOPとi-stopは、それぞれ以下のようなものです。
・i-ELOOP(アイ・イーループ):減速時に発生するエネルギーを電気エネルギーとして再利用するシステム
・i-stop:大幅な燃費改善と自然な操作感を備えたアイドリングストップシステム
電気エネルギーとして再利用する仕組みとアイドリングストップシステムがあることによって、燃費性能が向上しています。
燃費以外ではシートデザイン、主要装備の内容がモデルによって異なっています。
ロードスターNDの走行性能
ロードスターNDは「人馬一体」というコンセプトをさらに強めています。曲がりやすさやハンドリングが向上しており、非常に運転がしやすい1台です。
走行性能の高さには、ロードスターNDの重量が関係しています。
ロードスターNDはコンパクトなボディサイズで、重量が1000kgを切るモデルもあるほど軽いです。
近年の車は、各種安全装備の搭載によって車両重量が増加していました。
しかしロードスターNDは、安全装備をしっかり搭載し足回りを頑丈に設計した上で軽量化を実現しています。
ロードスターNDは「フロントミッドシップ」というエンジン全体が車軸よりも内側に配置された設計です。
この設計により車の重量配分を前後50対50にすることができ、前後左右・上下の動きがそろったバランスのいい走りが可能になりました。
旧モデルとの違いを比較
ロードスターは、ND型の前に3つのモデルが販売されています。一貫して「人馬一体」というコンセプトを掲げており、新モデルごとに改良が行われてきました。
中には、現行モデルまで変わっていない特徴もあります。
旧モデルには、どのような違い・変化があったのでしょうか。ここからは旧モデル3つとの違いを見ていきましょう。
1.NA型(初代)
NA型は、ドライバーと車が「人馬一体」となり、運転する喜びを感じられるライトウェイトスポーツカー(軽量級スポーツカー)を目指して作られました。
現在まで続くロードスターの初代モデルです。
ライトウェイトスポーツカーの基本様式は、フロントエンジンリアドライブ(後輪駆動)とオープン2 シーター(屋根を開けて走行可能)です。
ロードスターには基本様式を残した上で、マツダの開発技術を投入されています。
ロードスターの開発においては、以下の4点が重視されています。
- 1.一体感:自然との一体感を感じられる車のデザインと構造
- 2.緊張感:運転の心地よさを音や振動といった五感全てで感じられる
- 3.走り感:走行性能よりドライバーの体感性能を重視
- 4.ダイレクト感:ドライバーの操作が車に素早く伝わる
これは初代から4代目まで引き継がれ続けている、ロードスターの変わらないこだわりです。
2.NB型(2代目)
NB型は、初代ロードスターの登場から8年が経って製造されたモデルです。より高まった安全性や快適性のニーズに応えるため、ボディそのものを大きく作りかえました。
外観は角のない曲面構成で、インテリアは初代のイメージを残しつつ時代に合わせて立体的なデザインになっています。
この改良により、外装・内装がスポーツカーらしい印象をさらに強めました。
ひと目でロードスターだと分かるイメージは残しつつ、パワフルな走りを体感しやすいデザインとなっているのです。
走行面ではエンジンやサスペンション性能、ブレーキ性能を高め動力性能が向上しています。
そのため、より車を手足のように自在に動かせて風を感じながら走れるようになりました。
3.NC型(3代目)
NC型は初代・2代目の長所を活かしつつ、ほぼすべての部品を新設計したモデルです。大規模な新設計は、コンセプトである「人馬一体」の更なる実現を目指し行われました。
ロードスターは、2代目までは同じ部品構成を使っていました。3代目であるNC型からは、環境・安全要件に対応するためまったく新しい部品構成を導入しています。
マツダのスポーツカーとして重要な要素は活かしつつ、ボディ・シャシー・パワートレイン・電子機器をロードスター専用の設計に改良しています。
この改良により独自の走行性能や軽快さが実現され、よりロードスターが目指す「人馬一体」に近づくことができました。
ロードスターはホイール・マフラー・エアロをカスタム可能
ロードスターNDは、ホイール・マフラー・エアロをカスタムすることが可能です。カスタムすることで見た目がかっこよくなるだけでなく、性能面でもプラスになるポイントがあります。
アルミホイールを装着することで、見た目をかっこよくしつつタイヤの回転力をあげられます。これによって、さらに心地よい走りにつながると言えるでしょう。
BBS・レイズなどの人気メーカーなら、コンパクトカーやスポーツカーへの使用を想定して作られているのでロードスターにもよく合うでしょう。
次にマフラーですが「サウンドチューンマフラー」というパーツをつければ、音割れがなくクリアなエンジン音を作り出すことができます。カスタムで4本だしマフラーにして、迫力のある外観にすることも可能です。
そのほか「エアロ」という空気抵抗を軽減して燃費を向上させ、ドレスアップを目的として装着するパーツも使用できます。
固定式(取り外し式)ハードトップが販売されている
ロードスターNDは、ソフトトップ(幌)タイプのスポーツカーです。ソフトトップは車体との結合部分から水漏れを起こすこともありますし、気温の変化に弱いという欠点があります。
また、ロードスターNDを買う人の中には、走行性能やデザインにひかれているものの、スポーツカーとしての用途は求めていない場合もあります。
そのような場合に便利なのが、固定式ハードトップ(スチール製の屋根)です。
高い耐候性と遮音性があるため、通常の車のような感覚で運転していけます。さらに車体に固定する形で装着するため、車の剛性も高められます。
しかし固定式ハードトップは、今のところサーキット走行専用の特別仕様車のみで、市販車用の販売予定はありません。
別モデルですが、ロードスターRFなら電動式のハードトップが搭載されています。ハードトップが欲しい場合は、ロードスターRFを購入するのがいいでしょう。
ロードスターは中古で買うのがおすすめの理由
ロードスターNDの購入を、新車で検討している人も多いかと思います。しかしロードスターNDを買うのであれば、中古車がおすすめです。
しかし新車で購入を考えていた場合、中古車での購入にどんなメリットがあるのか分からないかと思います。そこでここからは、中古車での購入がおすすめの理由について解説していきます。
1.新車より安く買える
新車よりも中古車の方が安く買えます。ロードスターNDを新車で購入しようとすると、最も安いモデルでも260万以上必要です。
しかし中古車だと新車よりも安価で、中には200万円を切る価格で購入できるものもあります(2021年1月時点)。
さらに車両価格が安い分、税金の負担額を減らせます。
消費税は、購入した商品の金額の10%です。そのため車両価格の安い中古車なら、消費税負担額を少なくできるのです。
節約額が大きいので、中古車を買うことも検討してみてください。
2.納車が早い
中古車で購入した方が早く納車されます。中古車は、在庫として抱えている分が多くあるためです。
新車は受注生産が一般的で、納車の前に車の製造が工程としてあります。その分納車に時間がかかり、納車まで3~4週間ほど必要となるのです。
しかし中古車は在庫があるので、製造工程をはさみません。そのため車の点検を行い、問題がなければ納車手続きを進められます。
中古車の場合、納車までの期間は1~2週間、早ければ3~4日です。新車より半分以下の期間で済むこともあるほど、納車が早いです。
早めの納車を希望するなら、中古車での購入をおすすめします。
3.取扱台数が多い
中古車は、取り扱っている車の台数が多いです。
新車は受注生産なので、在庫を抱えることがほとんどありません。取扱台数は限られており、車の選択肢は少なめです。
しかし中古車は在庫があるため、取扱台数が多くなります。そのため多くの選択肢の中から、欲しい車を探すことが可能です。
さらに中古車にはグレードやボディカラーなど、自分の希望にあった車を見つけやすいというメリットもあります。
自分の条件にあった車は、中古車の方が見つけやすいでしょう。
4.保証がついてくる場合がある
中古車で買うと、販売店から保証がついてくる場合があります。万が一の故障やこすり傷がついた場合に修理費用を保証してくれるため、金銭的な負担が減らせます。
中古車は故障することもあり、マフラーの異常・エンジンから異音がするなどの不調が出てくることもあるかもしれません。
中古で安く購入しても、修理が必要になるとお金が必要となりあまり意味がないです。
購入した中古車が保証に入っていれば、修理費用を負担してもらえます。利用する販売店が保証に対応しているか、よく確認しておきましょう。
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※価格は支払総額
中古車の購入は「ネクステージ」をご利用ください
ロードスターを中古車で購入するなら、弊社サービス「ネクステージ」の利用をおすすめします。
中古車販売店は多数ありますが、その中でもネクステージは他社にない強みを持っています。そのため、お客様に満足のいく車選びのサポートが可能です。
ここからは、ネクステージが持つ強みをひとつずつ解説していきます。中古車購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.業界最大級の保証がついてくる
ネクステージで購入すると、業界最大級の保証がついてきます。保証内容は33機構320項目と非常に多く、期間は最長で3年です。
仮にギアチェンジに故障が起きてしまい、オートマミッションの交換が必要になったとします。
その場合約40万円もの修理費が必要となるため、大きな負担となります。
ネクステージの保証を受ければ、通常40万ほどかかるオートマミッションの交換費用も0円で済みます。中古車は故障のリスクもあるため、万が一の場合も安心です。
2.全国の店舗から取り寄せが可能
ネクステージでは、自分の欲しい車を全国の系列店から最寄り店に取り寄せることができます。
自分の探している車がネクステージの最寄り店にはなくても、県外の遠方の店舗では取り扱っている場合があります。
しかし車を買うために県外の店舗まで行くのは、負担が大きく手間です。また、せっかく欲しい車があるにも関わらず、手に入れられないのはもったいなく感じます。
ネクステージでは、欲しい車が遠方の店舗にあった場合、最寄り店まで取り寄せられます。ネクステージ系列店すべてを通して車を探せるので、欲しい1台を逃しません。
狙っているロードスターが遠方の店舗にある場合は、ぜひ利用してみましょう。
3.修復歴のある車は扱っていない
ネクステージでは、修復歴のある車は扱っていません。修復歴といった何らかの異常がある車は、お客様に満足いただける商品ではないと考えているためです。
修復歴のある車は不具合が発生することもあるため、購入後に不満を抱える可能性が高いです。
そのようなことを防ぐためにネクステージでは、仕入れや納車前に公正な立場の第3者立会いのもと品質管理を行っています。
修復歴のある車や水没車といった車両は排除しているため、商品ラインナップに加わることはありません。
4.365日ベストプライスで提供
ネクステージでは、365日どこよりも安い価格で販売しています。他社の販売価格を毎日調査し価格設定しているため、いつ購入してもお買い得です。
車は高価な買い物なので、少しでも安くして負担を減らしたいかと思います。ネクステージなら、いつでもベストプライスで購入可能です。
車は高価な商品なので、損することなく購入したいかと思います。ネクステージは365日ベストプライスで販売しているため、価格面で安心して車を購入できます。
まとめ
ロードスターNDは「人馬一体」という、心地よい走りを追求してきた車です。モデルチェンジのたびに改良が加えられていますが、そのどれもが人馬一体の走り心地を追求したものです。
スポーツカーで求められる早さや馬力に優れているわけではないですが、幅広いニーズに対応し誰もが満足して運転できるよう作られています。
中古車販売店の中でも、ネクステージはよりお客様に満足いただけるよう数々のサービスを取り入れています。ロードスターを中古車で購入する場合は、お気軽にご相談ください。