マツダRX-9の登場予想!RXシリーズの歴史を見てみよう

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マツダRX-9の登場予想!RXシリーズの歴史を見てみよう

マツダRX-9の登場予想!RXシリーズの歴史を見てみよう

マツダは2023年のジャパンモビリティショーで、2ロータリーのEVシステムを搭載する「ICONIC SP(アイコニックSP)」のワールドプレミアを行いました。

 

2015年の東京モーターショーでは「RX-VISION」を発表しており、ロータリーエンジンを搭載したスポーツモデルを継続開発していることを示唆しています。

 

マツダのロータリースポーツは「RXシリーズ」と呼ばれ、2012年に生産が終了したRX-8が最後のモデルとなっています。ここでは、RXシリーズの特徴や想像される次期型モデルについて紹介します。

 

※目次※

1. マツダのRXシリーズはしばらく生産終了している

2. 新型RX-9がいよいよ登場する?

3. RX-7やRX-8はどんな車だった?

4. 中古車ならRXシリーズもすぐに手に入る

5. まとめ

 

▼POINT

・マツダのRXシリーズはロータリーエンジンを搭載したスポーティなモデル

・RXシリーズは2012年に販売が終了していて、次期モデル「RX-9」の登場が期待される

・RX-7の中古車は希少価値によって価格が高騰している。RX-8は比較的安価に購入できる

 

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マツダのRXシリーズはしばらく生産終了している

マツダRX-9の登場予想!RXシリーズの歴史を見てみよう

マツダはロータリーエンジンの量産化に初めて成功した自動車メーカーで、1967年に2ローターを搭載したコスモスポーツが販売を始めました。

 

RXのネーミングが付くモデルはロータリーエンジンを搭載した車両で、1970年代前半に日本から輸出されたモデルにつけられたのが始まりです。国内向けではスポーツモデルのRX-7が有名で、その後は4ドアのRX-8にもRXが用いられました。

 

RXシリーズはマツダが作り上げたスポーツカー

マツダのRXシリーズは、ロータリーエンジンが搭載されたクーペやスポーツカー、セダンに用いられた名称です。代表的なモデルとしては、1978年~2003年まで3世代にわたって発売された「RX-7」が有名で、現在でも国内外で人気を保持しています。

 

RXの名称がつけられたモデルは、2013年に販売が終了した「RX-8」が最後で、以降はロータリーエンジンを搭載したモデルは発売されていませんでしたが、2023年にロータリーエンジンを発電機として利用する「MX-30×Rotary-EV」が登場しています。

 

RX-7は2002年まで生産されていた

RX-7はマツダを代表するスポーツカーで、1978年~2002年まで販売されていました。

 

初代と2代目は「サバンナRX-7」という名称で登場し、搭載されたロータリーエンジンは初代が12A(573cc×2ローター)のNAで、後期にはターボ化されたモデルも存在します。

 

2代目は13B-Tと呼ばれる654cc×2ローターのターボ仕様で、初期型でも185psの最高出力を誇っています。3代目は1991年から2002年まで発売されたFD3S型で、エンジンは2代目にも搭載されていた13B型の進化形となりシーケンシャルツインターボ機構が採用されました。

 

RX-8は2003年に登場し2012年に生産終了した

RX-7は2ドアのピュアなスポーツカーでしたが、後継となったRX-8は観音開きのフリースタイルドアを採用した4ドア、4シーターのモデルとなります。しかしクーペルックがスポーティさをかもし出し、RXシリーズの息吹を感じられるモデルでした。

 

エンジンはNAの「13B-MSP型」で、ロータリーエンジンのウイークポイントだった燃費性能の改善や低速トルクの向上を図っています。

 

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新型RX-9がいよいよ登場する?

マツダRX-9の登場予想!RXシリーズの歴史を見てみよう

マツダは2010年より「魂動(こどう)」というデザインコンセプトを掲げ、市販車に導入してきました。魂動デザインのデザインフィロソフィーは生命感を形にすることで、ボディサイドの陰影やシンプルなフォルムなどが特徴です。

 

ロードスターなどのスポーツモデルからSUVシリーズまで共通のデザインフィロソフィーが用いられ、多くのユーザーから指示されています。そんなマツダが、2015年に行われた東京モーターショーで発表したのが、マツダのデザインコンセプトに基づいて作り出した

「RX-VISION」でした。

 

2015年に「RX-VISION」が出展

2015年の東京モーターショーで発表されたRX-VISIONは、FRスポーツカーの美しさや形を追求したコンセプトカーです。

 

ロングノーズ、ショートデッキのプロポーションはスポーツカーそのもので、エンジンは新世代のロータリーエンジン「SKYACTIV-R」が搭載されることを想定しています。

RXという名称が用いられていることを考えると、ロータリーエンジンを採用する次世代のモデルを示唆していることが分かります。

 

マツダの美しさが詰まったFRスポーツカー

RX-VISIONのカラーリングは、マツダを代表する色となったソウルレッドがベースとなっています。

 

デザインの特徴は、魂動のデザインフィロソフィーにもある「引き算の美学」により、無駄な要素を限りなく落としていることです。ラインも少なく、ボディサイドの躍動感や生命感は光の陰影で表現しています。

 

また、デザイン要素として過去のRXシリーズを想起させるようモチーフを織り込んでいることも特徴のひとつとです。

 

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RX-7やRX-8はどんな車だった?

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マツダのRXシリーズは1970年代始めから国外で発売されていました。日本国内で購入できたRXシリーズは、「RX-7」と「RX-8」です。

 

ピュアスポーツとして3代にわたり人気を得てきたRX-7と、特徴的な観音開きのドアを採用した4シータースポーツカーのRX-8は、どのような美点を持っていたのでしょうか。ここでは、それぞれのモデルについて見ていきましょう。

 

RX-7

RX-7は、1978年から2002年まで3回のモデルチェンジをしながら生産されたスポーツカーです。3代目は繊細な曲面で構成されたデザインで、魅惑的な美しさも備えており、マツダのデザインに対するこだわりを詰め込んだ車として今でも根強い人気があります。

 

2004年にアメリカのスポーツカー専門誌「スポーツカー・インターナショナル」が選出したベスト・スポーツカー1990年代部門では、3代目FD3S型が第10位に、また同1970年代部門で初代SA22C型が第7位を獲得しています。

 

RX-8

RX-8は、ロータリーの系譜を受け継いだ4ドアスポーツカーです。センターピラー無しで観音開きとなるフリースタイルドアを採用し、家族4人が乗れる「ファミリースポーツカー」を目指して開発されました。

 

エンジンには、ボートやハウジングを含め、新設計された自然吸気型13B-MSP型「RENESIS」を搭載しています。高い人気を誇る車種でしたが、惜しくも2012年に販売終了しています。理由としては排ガス規制に適合できなくなったためです。

 

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中古車ならRXシリーズもすぐに手に入る

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マツダのRXシリーズは新車での販売がないため、手に入れるには中古車としての購入になります。RX-7は希少価値もあり、近年では中古車相場が急騰しています。

 

モデルによっては新車価格を大きく超えていることもあるので、予算や車両の程度を確認すること必要です。なお、RX-8はRX-7に比べると安価で購入できるので、好みであれば狙い目になります。

 

生産終了車を購入できる

次世代のロータリースポーツと予想されるRX-9のデザインは、RX-VISIONがベースになるかもしれませんが、中には過去のデザインのほうが好みな方もいるでしょう。

 

妥協して現行モデルを購入するよりもRX-7やRX-8といった旧RXシリーズの中古車を探すのもおすすめです。ただモデルによっては付加価値がつき、新車時を超える価格設定の車両もあるので、予算や車両状態を把握して購入しましょう。

 

納車までの期間が短い

中古車は、新車よりも納車までの期間が短いことは大きなメリットです。新車の場合は契約をしてから製造する方法が一般的で、製造やメーカーオプションを取り付ける作業などにより、納車まで短くても1か月ほどの時間がかかります。

 

一方で、中古車はすでに在庫があるため納車までの期間が早い傾向にあり、一般的な中古車であれば契約完了から1週間~2週間ほどで納車されるでしょう。

 

さらに、昨今では世界的半導体不足の影響もあり、納車待ちの期間が長くなる傾向にあります。人気車種であれば、1年~2年待つケースも珍しくありません。できるだけ早く車を手に入れたい方は、中古での購入がおすすめです。

 

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まとめ

マツダRX-9の登場予想!RXシリーズの歴史を見てみよう

マツダのRXシリーズは、2012年に生産終了したRX-8から10年以上の期間が空いています。ただ、この10年の間にも次期RXシリーズを示唆するコンセプトモデルが発表されており、開発が進んでいることは想像できます。

 

2023年のジャパンモビリティショーで新たなコンセプトカーが世界初公開されたことによって、ロータリースポーツの復活が近づいているのかもしれません。モーターを駆動力とするEVにモデルになるかもしれませんが、プロポーションは過去のRXシリーズに匹敵するスポーティさを感じられるはずです。

 

▼ライタープロフィール

マツダRX-9の登場予想!RXシリーズの歴史を見てみよう

真鍋裕行

出版社勤務を経て2008年にフリーランスのライター・エディターとして独立し、自動車雑誌、ウェブサイトなどに原稿を寄稿。編集者時代に培ったアフターマーケットの情報から各国のモーターショーで得た最新事情まで幅広くリポート。業務拡張につき2011年に会社を設立。自動車ジャーナリストとしての自動車メディアへの寄稿は続けつつ、メディアコンテンツの製作(雑誌、Web、アプリetc)に取り組んでいる。メディアコンテンツの製作ではオーナーや協力者のコミュニティを作ることを考えるなど、単純な製作で終わらないことを心掛ける。また、近年ではレースチームのディレクターや PRも積極的に携わる。

 

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