マツダのアクセラとはどんな車だったの?歴代モデルの特徴や購入のコツを解説
マツダのアクセラは国内外で人気がありましたが、2019年に生産終了となった車です。生産終了となる前は、モデルチェンジが何度か行われました。それぞれのモデルの特徴を把握すると、アクセラの魅力を知ることができます。
この記事では、モデルチェンジされた内容、メリット・デメリット、中古車相場などについてご紹介しますので参考にしてください。
※目次※
・ファミリアの後継者であるアクセラは、初代から進化しつづけている車で中古車市場でも人気が高い。
・3ナンバーであるアクセラは車体が大きく視界が悪いデメリットがあるが、それを補うメリットとなる機能が搭載されている。
・中古車でアクセラを購入する際には、保証やサービスが充実した中古車専門店のネクステージへ。
マツダのアクセラとはどんな車だったの?
2003年10月から発売されたアクセラは、マツダの主力モデルとして日本だけではなくアメリカ、ヨーロッパなどの海外でも人気が高い車でした。現在は生産終了となっているため、中古車でしか購入することができません。
この項目では、アクセラがどのような車なのか、名称の由来をご紹介します。
ファミリアの後継車として誕生
アクセラは、2003年に生産終了しているファミリアの後継車として誕生した車です。4ドアセダンタイプと5ドアコンパクトハッチバックの2種類があり、2003年10月から2019年5月までの生産モデルを指します。
日本国内では「アクセラ」、海外では「MAZDA3」の名称で親しまれていました。現行4代目は2019年5月から発売され、日本国内でもグローバルネームのMAZDA3に変更されています。
アクセラの由来
車名のアクセラは、アルファベットで「AXELA」と表記します。由来は「Accelerate(加速する)」「Accelerator(アクセル)」「Excellent(魅力的な)」の3つの要素を語源とし、組み合わせた造語です。
運転する喜びに伴う若々しい感情の高鳴りという意味の「acceleration(アクセラレーション)」と無限に広がる可能性を指した「X」を組み合わせ、先進的なネーミングを表しています。
マツダ アクセラの変化を見てみよう
2003年から2019年まで販売されたアクセラは、モデルチェンジごとにエクステリアからパワートレイン、安全性能が格段に向上しています。どのように変化しているのかを知ると、それぞれの魅力が把握できるでしょう。
この項目では、初代から3代目までのそれぞれの特徴をご紹介します。
初代モデルの特徴
初代アクセラは、2003年から2009年まで販売されていました。マツダが販売するコンパクトカーの中で、初の3ナンバーサイズとなる車です。エクステリアは躍動感と力強さを兼ね備え、フロントグリルやリアピラーなど力強さを強調した個性的なフォルムが特徴です。
2006年にはターボエンジンを採用し、FFハイパフォーマンスモデルのマツダスピードアクセラがラインアップに加わりました。発売当初、ヨーロッパとカナダでカー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、国内外で高評価を得ています。
2代目モデルの特徴
2代目アクセラは、2009年から2013年まで販売されました。エクステリアは、マツダ特有の5角形フロントグリルからスポーティかつ、ダイナミックな印象を持つデザインのセンターフォーカスへ変更しています。
また、2.0Lの2WD車には「i-stop」が標準装備され、1.5Lエンジンにはアクセラで初となるCVTを採用し走りと低燃費の両立に成功しました。2011年にはSKYACTIV-G 2.0や、新型6速ATのSKYACTIV-DRIVEを搭載しています。
(参考:『アクセラ(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
3代目モデルの特徴
3代目アクセラは、2013年から2019年まで販売されていました。エクステリアは「魂動-Soul of Motion」をテーマにし、先代で採用されたセンターフォーカスをボディやシャシーにまで拡大しています。
また、先進安全技術の「i-ACTIVSENSE」や「MAZDA CONNECT」という当時の最新技術が搭載されました。パワートレインに1.5Lと2.0Lのガソリンエンジン、2.2Lと1.5Lのディーゼルエンジン、ハイブリッドシステムの3種類を設定したことも大きな特徴です。
(参考:『アクセラ(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ アクセラのメリットとデメリット
中古車の購入をお考えの人は、さまざまな車種の運転のしやすさなどを比較している人も少なくないでしょう。アクセラは、車体が大きく運転がしにくいなどのデメリットがありますが、それを補うメリットもあります。
この項目では、アクセラのメリット・デメリットをご紹介しますので参考にしてください。
アクセラのメリット
アクセラは前後左右に加えて、車体を上空から見下ろしたような映像がディスプレイに表示される360度ビュー・モニターが搭載されています。そのため車を客観的に見ることができ、バック駐車の際や視界が悪い道でも周囲の確認がしやすいという点がメリットです。
運転席に座った際に自然な体勢で運転を行うことができる設計やオルガン式アクセルペダルを採用しているため、長時間の運転でも疲れを軽減できます。
アクセラのデメリット
アクセラは3ナンバーであることからボディサイズが大きく、運転に慣れてない人は運転しにくいと感じるかもしれません。
また、ボンネットの先がなだらかに下降しているため、運転席から先端が確認しにくい、前方・後方の視界が悪いなどのデメリットがあります。
運転席が低くフロントピラーが死角となり前方が見づらい、後方のリアウィンドウが小さく死角ができるなどデザイン重視であることが原因です。
マツダの歴代アクセラはいくら?中古相場をチェック
歴代のアクセラの中古車価格はいくらなのか、気になる方もいるのではないでしょうか。中古車市場でも人気のあるアクセラは、現行4代目となるMAZDA3が発売されているため、2代目、3代目アクセラの中古車価格が減少傾向にあります。
この項目では、2代目、3代目、MAZDA3の中古車相場をご紹介しますので参考にしてください。
2代目アクセラ
2代目アクセラの中古車流通台数は、約200万台と多くありません。しかし、中古車価格は約20~170万円と安く、走行距離が約7~16万kmとあまり走っていないものもあるため、低予算でお得に購入が可能です。
なお、ハイブリッド車となると流通台数はさらに少なくなりますが、約80~141万円で購入ができます。低予算でスポーティな車に乗りたいという人におすすめです。
(2021年12月時点での情報です)
3代目アクセラ
3代目アクセラの中古車価格は、約70~145万円です。その中でも2016年式以降のものが人気が高い傾向にあります。2016年の大幅改良でディーゼルエンジンを搭載し、歩行者検知式自動ブレーキも装備されたため中古車市場で人気のあるモデルとなりました。
2016年式には改良前のモデルも含まれるため、この年式を探す際は注意しましょう。2019年には新型が登場しているため、流通量は多くなっています。
(2021年12月時点での情報です)
MAZDA3 ファストバック
アクセラの4代目であるMAZDA3ファストバックは、上記の2車種より流通台数は多く、中古車価格は約209~254万円です。
2019年には、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの長所を組み合わせた世界初の新世代エンジン「SKYACTIV-X」を搭載したグレードが発売されました。そのためSKYACTIV-X搭載された2019年式の人気が高い傾向にあります。
(2021年12月時点での情報です)
(参考:『MAZDA3 ファストバック(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ アクセラの中古車購入で気をつけること
アクセラを中古車で購入する際に、年式の古いものになると購入後にすぐ故障しないか不安になる方もいるでしょう。故障やトラブルが起きた際に大きな出費になる可能性もあるため、中古車購入の注意点を把握しておく必要があります。
この項目では、いくつかある中の2つの注意点をピックアップしてご紹介しますので参考にしてください。
修復歴車は避けよう
中古車を購入するにあたり、修復歴車の購入は避けるようにしましょう。修復歴車は、車体の骨格部分が破損している、交換・修理を行った箇所がある車を指します。
事故を起こしたことがない車でも破損した箇所により、修復歴車なる場合があるため、注意が必要です。このような車は大きなダメージを受けている場合があり、購入後の事故や故障につながる恐れがあります。不安な場合には、修復歴の有無を販売店で確認しましょう。
購入後のサポートの有無を確認しよう
中古車購入後には、納車後のサポートも大切なポイントです。新車に比べ中古車は故障などのトラブルは起こりやすく、迅速に対応してもらう必要があります。
購入時には車両保証の内容や期間、メーカー保証期間が残っているのかなど、詳しく確認しておかなくてはなりません。故障した箇所によって保証対象外となる場合もあるため、どこまで保証してもらえるのかも合わせて確認しておくと安心です。
ネクステージならマツダの中古車が豊富に揃っている!
中古車でも人気のあるアクセラを購入しようとお考えの方は、ネクステージをご検討ください。ネクステージでは全国に店舗をもっているため、品揃えが豊富なことが強みです。
マツダの中古車も多く取り扱っているため、お客様の期待に添える一台が見つかるでしょう。この項目では、ネクステージで中古車を購入するメリットをご紹介します。
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中古車専門店のネクステージでは、全国で約2万台もの中古車を取り扱っています。ネクステージ間での取り寄せも可能となっているため、全国の在庫の中からお気に入りの一台を探すことができるでしょう。
マツダの中古車も多く取り扱っており、専任のスタッフがこだわり抜いた仕入れを行い、売れ筋モデルやグレードなどのバリエーションが豊富です。また、修復歴車の取り扱いは一切行っていないため、安心して購入していただけます。
購入後の不安を減らせる
ネクステージでは、最長3年まで選択できる有償の「サービスサポート」があり、走行距離無制限で33機構318項目もの範囲を保証します。
特別保証期間の1年間は、バッテリーなどの消耗品から付属されているナビなどの電飾品まで無償で交換・修復が可能です。
まとめ
マツダアクセラは、2003年からファミリアの後継車として発売されました。その後、モデルチェンジを繰り返し2019年に生産終了となりましたが、どのモデルも魅力的な車です。
現在でも中古車市場で人気があり、2代目、3代目アクセラはお得に購入でき、現行モデルのMAZDA3も多く流通されています。
ネクステージは、マツダアクセラをはじめとしたマツダ車が豊富です。中古車を購入するにあたっての不安や疑問点は、ネクステージまでお気軽にご相談ください。